宮脇咲良所属のLE SSERAFIMキム・ガラム、活動休止 HYBEが疑惑に公式立場表明
2022.05.20 14:28
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ガールズグループ・LE SSERAFIM(読み:ルセラフィム)の所属するHYBE/SOURCE MUSICは20日、公式ファンコミュニティを通し、キム・ガラム(16歳)に対する疑惑に関して公式立場を発表。ガラムはしばらく活動を休止することを伝えた。
HYBE、被害主張のユ・ウンソ氏(仮名)と代理人側に反論
ガラムを巡っては、デビュー前から校内暴力の加害者であるという疑惑が提起されているが、これをHYBE側は虚偽事実であると主張してきた。ガラムから校内暴力を受けたと主張するユ・ウンソ(仮名)氏の代理人・法律事務所テリュンは19日、ガラムとその友人による集団加害によって、ウンソ氏が転校することになったことなどを訴えていた。
HYBEは「ファンの方々にご心配をおかけした点について申し訳ない」と詫びた上で、「事件に絡む同年代の友人たちはもちろん、被害を主張する当事者など、未成年者の身元と敏感な個人情報などが知らされることを憂慮し、今まで具体的な解明を自制してきました」と立場表明が遅れた理由を釈明。
「しかし、ソーシャルネットワークサービスと、一部コミュニティを中心にキム・ガラムが長い間にわたり物理的暴力を伴う校内暴力の一方的な加害者であるように歪曲された主張が持続的に提起され、一方の立場だけが伝えられたことにより、これまで提起されてきた疑惑を正そうと思います」とし、テリュン側の主張に反論する形で、疑惑に関する詳細を明らかにした。
HYBE側、キム・ガラムとユ・ウンソ氏のトラブルについて詳細を説明
HYBEの主張によれば、中学校1年生時の2018年に、ウンソ氏がガラムとその友人らの悪口を言ったことからトラブルに。その後ウンソ氏は「学校で脱衣中の友人Dの下着だけを着た写真を無断で撮影し、これを他の友人名義のソーシャルネットワークサービスに公開」した。不法写真の撮影・流布に怒ったガラムと友人たちはウンソ氏に抗議する過程で、「悪口を言ったりもしました」と一部の悪口などは認めている。
ウンソ氏は、ガラムと友人の多数が、少数である本人を苦しめたとして校内暴力委員会の招集を要求。被害を受けた友人Dのため、代わりに出席したガラムと友人Aが加害者の立場で、ウンソ氏は被害者の立場で校内暴力委員会が開催された。
しかしウンソ氏は、本人の要求で招集された校内暴力委員会が終わる前に、強制転校が議論される過程で自発的に転校してしまった。そして、校内暴力委員会の処分は、転校したウンソ氏が名指ししたガラムとAの計2人に下されたという。
HYBEは「本人が犯した大きな誤りがあるにもかかわらず、校内暴力委員会を要求して被害を主張したユ・ウンソの行為を問題と認識した同級生が多数存在し、これを証言できる第3者もいる」と主張している。
HYBE側、キム・ガラムも校内暴力・デマの被害者であると主張
またHYBEは「キム・ガラムも校内暴力の被害者でした」と主張。校内暴力委員会出席という不祥事に巻き込まれた後、ガラムも校内暴力の被害者となったといい「キム・ガラム関連のとんでもないうわさが学校に広がったりもしました。 キム・ガラムは中学校在学当時『植木鉢で友人を殴った、強制転校してきた』等、悪意的な虚偽のうわさで苦痛を受けた」と説明した。メッセンジャーグループチャット等でのいじめもあり、HYBEは「このようないじめに耐えられず、キム・ガラムと友人は学校の先生に助けを求めたりもしました」としている。
さらに最近も、デビュー発表時点からあらゆるデマによる被害を受けてきているとし、一部で提起された内容がすべて事実ではないことを訴え。
HYBEは「キム・ガラムが強制転校した」「植木鉢で友達の頭を殴った」「レンガで同級生の頭を割った」「パトカーに乗って学校に行ったり、喧嘩をしたり、他の生徒たちに暴行を加えた」「飲酒と喫煙をした」「他のアーティストの悪口を言った」「他の所属事務所との練習生契約およびデビュー組退出」などの噂についてすべてデマであると明らかにした。
一部については反省も 心理的困難で活動休止に
最後にHYBEは「キム・ガラムの過去の誤った言動に対しても申し訳ないと申し上げます。 被害を受けた友人のために代わりに出て、起きた言い争いの状況でしたが、悪口を言って相手が脅威を感じるよう行動した点について本人も誤りを認め深く反省しています」と、ガラムも反省している点はあることを説明。「キム・ガラムは中学校1年生の時の校内暴力委員会処分以後、サイバーブリングなど校内暴力で傷ついた被害者にもなりましたが、以後本人の夢と未来のために着実に精進してきました。そうするうちに、今回のデビュー過程であらゆるデマで攻撃を受け、これによって心理的に困難を経験してきました」とデビュー準備過程で心理的な被害を被ったことを訴え「当社はキム・ガラムと議論してしばらく活動を中断し、負傷した心を治癒することに集中することに決定しました」と報告した。
これを受け、ガラムが回復後に復帰するまで、グループは当分5人体制で活動するという。
HYBEは「キム・ガラムと関連した正確な状況と内容を今になって明らかにするしかなかった点、および当社所属アーティストによって不便をおかけした点についてお詫びします。 特に、LE SSERAFIMを応援してくださるファンの皆さんにご心配をおかけした点について、心からお詫び申し上げます」と結んだ。(modelpress編集部)
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