Red Velvet「Feel My Rhythm」MVがオマージュした名画は?考察熱高まり1000万回再生突破
2022.03.23 14:35
ガールズグループ・Red Velvetが21日にリリースしたMini Album『The ReVe Festival 2022』のタイトル曲「Feel My Rhythm」のミュージックビデオが話題だ。
「G線上のアリア」をサンプリングした「Feel My Rhythm」
「Feel My Rhythm」はバッハ原曲の「G線上のアリア」をサンプリングし、繊細なストリング旋律と強烈なトラップビートが引き立つポップダンス曲。「私たちをプライドと偏見で縛らないで」と歌う同曲は、パフォーマンスも美しい曲の雰囲気に合わせてエレガントさが最大化された振り付けで構成、蝶を形象化したポイントジェスチャー、指先を強調した多彩なポーズなどが調和して視線をひきつける見通しだ。
名画と融合したミュージックビデオが話題に
クラシックとK-POPが出会った同曲では、MVにも徹底したこだわりが光る。冒頭の油絵のようなアニメーション部分は、ジョン・エヴァレット・ミレーの「オフィーリア」、ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの「オルフェウスの首を見つけたニンフたち」、フラゴナールの「ぶらんこ」などの名画を組み合わせた映像になっており、絵画の登場人物をメンバーが表現。MV全体はヒエロニムス・ボスの代表作「快楽の園」の世界観が落とし込まれ、絵画の中にも登場する“いちご”を巡ってRed Velvetのアイコニックな世界観と融合しながら物語が紡がれる。
さらにMVの途中では、映像とメンバーの立ち位置を見るとサンドロ・ボッティチェリの「春」、クロード・モネの「日傘をさす女」、ジャン=フランソワ・ミレーの「落穂拾い」の構図そっくりになっているシーンも。
「快楽の園」自体が、人類の始祖であるアダムとイブ・快楽の楽園・地獄を表した三連の祭壇画であることからも、このMVについてSNS上で様々な考察が行われ、楽曲の楽しみ方に深みを与えている。
Red Velvetは、25日放送の音楽番組「Music Bank」で初めてパフォーマンスを披露する予定。音楽番組での活動が行われていない状態にも関わらず、MV、音源は好記録を樹立している。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】