「イカゲーム」ジヨン役イ・ユミは何者?一夜で世界魅了した超実力派シンデレラガール<プロフィール>
2021.10.14 16:09
Netflixオリジナル韓国ドラマ「イカゲーム」が、同社史上最大のヒット作になるほど世界中で驚異的な人気を誇っている。同作で、途中から突如登場するデスゲームの参加者の少女ジヨン。不思議な魅力を放つジヨンを演じた女優、イ・ユミが話題だ。
「イカゲーム」に突如登場したジヨン 演じたのは27歳のイ・ユミ
同作は、巨額の借金を抱えた主人公(イ・ジョンジェ)をはじめ、生活に困窮する456人が大金の賞金を目指しデスゲームに参加するディストピアを描いたドラマシリーズ。女優初挑戦にしてメインキャストに抜てきされたセビョク役のチョン・ホヨンが話題となる中、第4話から突如登場し、セビョクの内面を引き出す重要な役どころとして大きなインパクトを残したのがジヨンだ。
初々しくもどこか影のある不思議なオーラを持ったビジュアルに引き込まれた人も多いだろう。ジヨンを演じたのは1994年7月18日生まれ、現在満27歳のイ・ユミだ。
イ・ユミ、ダークでハイレベルな作品でキャリア積む
「イカゲーム」出演前はあまりその名前を知られていなかった彼女だが、中学生の頃から女優活動を始め、そのキャリアは10年以上。清純なイメージとは裏腹に、これまで過激でハイレベルな映画やドラマに多く出演してきた。可愛らしいルックスも印象的だが、暗く重い事情を抱えた青少年の役を演じることが多く、作品の興行に比べ本人の演技力が突出していると評価されている。
2017年、青少年の非行問題をテーマに描いたインディペンデント映画「パク・ファヨン」に出演し、家庭と学校から見捨てられた10代の妊婦役を好演。同監督による2021年のスピンオフ映画「大人たちは知らない」にて、「パク・ファヨン」と同役でEXIDハニと共にメインキャストに抜てきされた。青少年の社会問題に切り込んだ同作での情熱的な演技が一気に彼女の評価を押し上げたという。
昨年放送されたドラマ「リセット〜運命をさかのぼる1年〜」ではミュンヒハウゼン症候群の少女役を演じ、多くの人の前で自害しようとする衝撃的な演技で、視聴者の目にその姿を焼き付けた。
また今年公開の映画「人質」ではトップ俳優のファン・ジョンミンと共演。1000倍の倍率を勝ち抜き、武装グループに拉致されファン・ジョンミンと共に脱出を試みる少女役を熱演。
「イカゲーム」に出演したのは全9話のうち3話だけであったが、人を信じないセビョクと心を通わせ、彼女の感情を動かす重要な役として視聴者の色濃く残るキャラクターを演じた。
彼女のInstagramフォロワーは「イカゲーム」公開前は4万人ほどであったが、現在は620万人以上(14日現在)と爆増。一夜にして桁外れの注目を世界中から集めることとなった。
今後彼女は、2022年1月にNetflixで公開予定であるサスペンス・ホラー「今、私たちの学校は」に出演。これもまた、ゾンビウイルスが広がる学校に隔離された学生たちの鬼気迫る作品となるようだ。また、「私たちは天国に行くことはできないが、愛することはできるだろう」(仮題)で主演を務めることも決定。遅咲きの超実力派シンデレラガールの快進撃が期待される。(modelpress編集部)
イ・ユミ(Lee You Mi)プロフィール
生年月日:1994年7月18日(27歳)身長:162cm
血液型:O型
所属事務所:VARO entertainment
デビュー:2009年(コマーシャル)
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