SEVENTEEN (提供写真)

SEVENTEEN、こだわり抜いたツアー日本ファイナル「皆さんと僕らは永遠」<「ODE TO YOU」ライブレポ/セットリスト>

2019.11.11 12:47

13人組ボーイズグループSEVENTEENが9日、幕張メッセ国際展示場4-6ホールにて、「WORLD TOUR <ODE TO YOU> IN JAPAN」のファイナル公演を開催した。

  
ソウルに続いてツアー2つ目の開催地となる日本では、大阪、愛知、神奈川、千葉の4都市で9公演を敢行。全会場を超満員の観客で埋め尽くした。

オープニングでは、センターステージに黒にスパンコールをほどこした衣装、顔を半分黒い布で覆い隠したジョンハンが登場。上空からオーロラのようにシフォンの白布が降りてきて取り囲むと、ステージにメンバーが続々と加わる。全員が次々に顔を覆っていた黒布を外してセンターステージに集まると、激しいビートにパワフルなダンスが圧巻の「Getting Closer」へ。“息が上がる”というタイトルにふさわしく情熱的で一糸乱れぬ群舞を見せると、曲の終わりには数人が舞台袖に、数人は奈落の下に吸い込まれていく。最後はスポットライトを浴びたジョンハンが振り返ったかと思うと、奈落にダイブして大歓声が巻き起こった。

SEVENTEEN (提供写真)
SEVENTEEN (提供写真)
続いてリミックスバージョンの「ROCK」から、ロック調にアレンジされた「CLAP」へ。火柱が舞い上がる中でドギョムとスングァンが「ウォー!オッオウォーオ」と力強く歌い出すと、ホシの「メイク・サム・ノイズ!!」という雄叫びから「Woo~チャチャチャチャ」の大合唱。ペンライトも赤やオレンジに点滅し、会場全体が炎に包まれたように熱くなった。

オープニングの挨拶では、スングァンが「今日最後まで遊ぶスングァン」、ドギョムが「今日、うちのCARAT(SEVENTEENのファンの名称)が後悔しないように、いいステージをお見せします」と元気に宣言。そして、ここからは雰囲気を一転させて「THANKS」と「Don’t Wanna Cry」へ。せつない楽曲と激しいダンスを融合させた彼らならではのパフォーマンスを2曲続けて披露すると大きな拍手が巻き起こった。

SEVENTEEN (提供写真)
SEVENTEEN (提供写真)
続いては、作詞・作曲・ダンスの振り付けまでを自分たちでこなす“自主制作グループ”ならではのユニットステージへ。ヒップホップチームは「Chilli」、パフォーマンスチームは「shhh」、ボーカルチームは「Hug」と、それぞれが新曲を初披露。全員がセンターステージで360度観客と向き合ってのバラード曲「Smile Flower」では、ラストのパートをファンが大合唱し、メンバーたちは愛しそうにその姿を見つめた。

「SVT MUSEUM」と題し、メンバーがミュージカルのように「Adore U」「Pretty U」「Oh My!」を披露するコーナーもあり、キュートな魅力もさく裂。最後の曲は、SEVENTEENが初の“ダークコンセプト”に挑戦した「Fear」。少年から大人に成長した彼らの男性美で魅了すると、最後の毒を飲むポーズで大歓声が上がった。

SEVENTEEN (提供写真)
SEVENTEEN (提供写真)
アンコールではメンバーがトロッコに乗って後方席へ。広い会場でも1人でも多くのファンと目を合わせようと客席を見渡した。最後の挨拶では、リーダーのエスクプスが「今日でツアーはおしまいですが、皆さんと僕らは永遠です」と感動的なコメントを披露。エンディングは「HIT」からお馴染みの「VERY NICE」へ。ステージ中を駆けまわると、観客もジャンプして盛り上がった。度曲が終わっても「アジュ、ナイス!!」と何度もサビを繰り返し、合計6度もアンコールが行われた。

SEVENTEEN (提供写真)
SEVENTEEN (提供写真)
今回のツアーは「ODE TO YOU(君におくる歌)」のコンセプトのもと、新鮮かつバラエティに富んだ楽曲を準備。さらには、既存曲はほとんどアレンジを加えるという徹底ぶりで、一体どこまで高みを目指しているのかと、驚かされるばかりの約3時間半だった。SEVENTEENのワールドツアーは、2017年に開催された「2017 SEVENTEEN 1ST WORLD TOUR ‘DIAMOND EDGE’」以来約2年ぶり。日本に続いては、ジャカルタ、バンコク、マニラ、クアラルンプールなどアジア8地域、北米8都市、そしてヨーロッパも追加され、熱い注目を浴びている。

エンドロールが終わった後のスクリーンには「46H29m00s」からカウントダウンする謎の数字が映しだされて、ざわめきが起こった。果たしてそれが何を意味するのか?彼らの次なる挑戦にも期待したい。(modelpress編集部)


「SEVENTEEN WORLD TOUR<ODE TO YOU> IN JAPAN」セットリスト

会場:幕張メッセ国際展示場4-6ホール
日時:2019年11月9日(土)

Getting Closer
ROCK
CLAP
THANKS
Don’t Wanna Cry
TRAUMA
Chilli
Lilili Yabbay
Shhh
Hug
Don’t Lisen In Secret
Space
Smile Flower
Adore U
Pretty U
Oh My! –Japanese.ver-
Just do it (SEVENTEEN.ver)
Good to Me
Happy Ending
Fear
9-TEEN
HIT
VERY NICE
【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. SUPER JUNIOR&SEVENTEEN、日本での集結ショットが「豪華過ぎ」と話題

    モデルプレス

  2. SEVENTEEN「サマソニ」で日本の夏フェス初出演 最新曲「HIT」で15000人魅了<セットリスト>

    モデルプレス

  3. SEVENTEEN、LGBTQ+のファンへのメッセージが話題 アメリカで「バーノン」トレンド入り

    モデルプレス

  4. SEVENTEENデビュー4周年 ファン名義で寄付活動も

    モデルプレス

  5. 「SEVENTEENカフェ」東京・大阪・名古屋の3都市で開催決定

    女子旅プレス

  6. K-POPの「97年生まれ」が話題 BTSジョングク、SEVENTEENミンギュ、GOT7ユギョム…仲良しすぎるプライベートにファン歓喜

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. K-1 GIRLS 2025×ミスモデルプレスオーディション!エントリー受付中

    特集

  2. 2月のカバーモデルは「トリリオンゲーム」目黒蓮&佐野勇斗

    特集

  3. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  4. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  5. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  6. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  7. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  8. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  9. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  10. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  11. ONE OR EIGHTプレキャン実施中!インテルCoreUltraが新生活応援

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    「SBS人気歌謡」東京ドームでライブイベント開催決定 過去最大規模で2days【INGALIVE “UNI-CON” in TOKYO DOME】

    モデルプレス

  2. 02

    TWICEモモ、家族旅行での姉妹ショット披露「目元がそっくり」「ビジュ爆発」とファン歓喜

    モデルプレス

  3. 03

    LE SSERAFIMチェウォン、オン眉×金髪ロング姿でイメージガラリ「衝撃ビジュ」「かっこいい」絶賛の声

    モデルプレス

  4. 04

    LE SSERAFIMサクラ、チューブトップで美デコルテ大胆披露「輝いてる」「女神」とファン悶絶

    モデルプレス

  5. 05

    SEVENTEENミンギュ、約1ヶ月で4色のヘアチェンジが話題「信号機カラー制覇」「早さに追いつけない」

    モデルプレス