BIGBANG、ファンと過ごした「最高の時間」 史上初の快挙達成【モデルプレス】

BIGBANG、ファンと過ごした「最高の時間」 史上初の快挙達成

2015.01.19 05:00

韓国の5人組グループ・BIGBANGの海外アーティスト史上初となる2年連続日本5大ドームツアー『BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2014~2015“X”』が、1月18日に行われた京セラドーム大阪公演にて大盛況のうちに幕を下ろした。

  
2014年、BIGBANG日本デビュー5周年というメモリアルイヤーを記念して開催された今回の5大ドームツアーは、昨年11月15日・16日にナゴヤドーム2daysよりスタートし、11月20日~23日に京セラドーム大阪4days、12月6日・7日に福岡ヤフオク!ドーム2days、12月20日に札幌ドーム、12月25日~27日に東京ドーム3days、2015年1月16日~18日に京セラドーム大阪3daysの全5都市15公演で総動員数は74万1,000人。さらには1ツアーで京セラドーム大阪を7公演実施するという国内外アーティスト含め史上初の快挙も達成した。

アジアが誇るモンスターグループに相応しいスケール

BIGBANG
今回のドームツアーの演出を手掛けたのは、2011年~2013年に全世界を熱狂させた、シルク・ドゥ・ソレイユとマイケル・ジャクソンがコラボレートした『Michael Jackson THE IMMORTAL WORLD TOUR』や、その他マドンナ、ジェニファー・ロペス、リアーナ、ブリトニー・スピアーズ、セリーヌ・ディオン、リッキー・マーティン、クリスティ―ナ・アギレラなど数々のアーティストのツアーを手掛ける、現在音楽業界で最も影響力ある人物の一人で“コンサートツアーの巨匠”と言われるジェイミー・キング。

舞台照明デザインには、これまでレディ・ガガ、ビヨンセ、ブルーノ・マーズ、ポール・マッカトニー、リアーナ等のツアーを手掛けるリ・ロイ・ベネットが、そしてツアー映像制作はマドンナ、ブリトニー・スピアーズ、セリーヌ・ディオン、スパイス・ガールズ、リッキー・マーティン、クリスティーナ・アギレラなどのツアー映像を手掛ける、L.Aに拠点を置く映像プロダクション「VENENO」が担当。

そして、エミネム、クリス・ブラウン、レディ・ガガ、ブリトニー・スピアーズ、リル・ウェインなどのツアーやアワードショウのバックを務めてきたギル・スミス II率いるバックバンドが、 2012年BIGBANG初のワールドツアー『BIGBANG ALIVE GALAXY TOUR 2012~2013』、『BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2013~2014』に続き、三度BIGBANGとステージ上で融合した。

このような世界的に活躍するワールドクラスのツアースタッフ・バックバンドが集結した『BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2014~2015“X”』は「“X(エックス)=未知数”というアルファベットが示す通り、これまでのBIGBANGからは想像もつかない、そしてこれからのBIGBANGの更なる可能性を感じさせるステージ」をコンセプトに、BIGBANGのツアーとしては初のセンターステージに挑戦。

舞台製作費約30億円、直径約30mのセンターステージとそこから客席へ放射上に延びる約50mの6本の花道は、ジェイミー・キングとメンバーの「ファンの皆さんが360度、どこからでもBIGBANGをより近くに体感してもらいたい」という思いからこのステージセットが採用された。リ・ロイ・ベネットが手掛ける舞台照明では、360度のセンターステージを客席のどこから見てもBIGBANGの一挙手一投足が楽しめるようにと、膨大な数の照明器具と日本には存在しない機材に関しては世界各国から取り寄せて準備、またステージ頭上や花道に設置された大型トラック10台分のLED画面、さらに音響システムにはイギリスのマーチンオーディオが開発した最先端のマルチセルラーラウドスピーカーアレイ「MLA」を採用するなど、アジアが誇るモンスターグループに相応しいスケールで作り上げられたステージに関するトピックスは枚挙にいとまがないほど。

G-DRAGON「僕の人生で最高の時間」

BIGBANG
しかし、このワールドクラスのステージはさることながら、やはり何と言っても特筆すべきは、勢力的なソロ活動を経てスケールアップしたBIGBANGメンバー5人から生み出されるパフォーマンス力。

大ヒット曲『FANTASTIC BABY』で幕を開けたライブは『TONIGHT』『HaruHaru -Japanese Version-』『ガラガラ GO!!』『BAD BOY』『MY HEAVEN』『声をきかせて』という新たなバンドアレンジも加わった数々の代表曲をはじめ、昨年11月に発表されたG-DRAGONとSOLのスペシャルユニット“GD X TAEYANG”の新曲『GOOD BOY』も惜しみなく披露。この日訪れた5万人超満員の京セラドーム大阪は、約3時間全20曲、エンターテインメント性とアーティスト性とが高い次元で融合した圧巻のステージで終始熱狂に包まれた。

この約3ヶ月にわたるドームツアーを終え、リーダーG-DRAGONは「僕の人生にとってこのドームツアーは最高の時間だったと思います。本当に素晴らしい思い出になりました。昨年はBIGBANGの新しいステージをあまりお見せできなくてとても残念でしたが、今年の早いうちに新しいアルバムで皆さんのところに戻ってくることを約束します。お待たせしている時間が無駄にならないよう、素敵な形でBIGBANG5人で戻ってきますので、変わらぬ愛と応援をよろしくお願いします」とコメントを寄せた。

期待の新人グループ

iKON
また今ツアーのオープニングアクトにはYG ENTERTAINMENTの新人ボーイズグループiKONが出演。iKONは、デビューをかけた韓国のオーディション番組『MIX&MATCH』に勝ち残った7人で構成されるグループ。正式メンバーに決まっていたB.I、BOBBY、キム・ジンファンを除くYGの練習生6人が、約2ヶ月間にわたってグループ加入を目指しバトルを繰り広げ、番組最終回でキム・ドンヒョクが最後のメンバーとして決定、全メンバーが決定した。オープニングアクトでは『LONG TIME NO SEE』『シノシジャク』の2曲を披露。その新人らしからぬ堂々としたパフォーマンスは来場したファンから早くも熱烈な歓迎を受けており、デビューへの期待の高さをうかがわせた。(modelpress編集部)
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