スンハン「他人の雑音に振り回されず」日本活動で“前へ突き進む意思”表現 日本人ダンサー“Xoul”との絆も語る【XngHan&Xoulインタビュー】
2026.10.17 18:00
SMエンタテインメント所属のXngHan&Xoul(スンハンアンドソウル/23)が、9月30日にThe 1st Japan Single「HIGH BEAM」で日本デビューを果たした。モデルプレスのインタビューに応じたスンハンに、韓国での活動とはまったく違うコンセプトに挑んだ理由や、新たに加わった日本人ダンサー4人の“Xoul(ソウル)”との裏話、そして夢を叶える秘訣を聞いた。
XngHan&Xoulが日本デビュー
スンハンは、2025年7月に2人のダンサーとともにXngHan&Xoulとしてソロデビュー曲「Waste No Time」をリリース。音楽、パフォーマンス、スタイリング、アートワークなど様々な分野のクリエイター「Xoul」とクルー形式で活動する独自のスタイルで、アジアから欧米まで支持を広げてきた。満を持して迎えた日本デビューでは、ジャケット、MV、ダンサーまで、すべてを日本のクリエイター陣とタッグを組んで制作。“新しいスンハン”に出会える一作となっている。スンハン、日本デビューの心境
― 日本デビューおめでとうございます!まずは日本でのデビューが決まった時の心境を教えてください。スンハン:ありがとうございます。やはり緊張はしていますが、それ以上に期待感の方が大きいですね。最初は「ファンの方々に気に入っていただけるだろうか」という不安の方が先立っていました。しかし、準備を進めるにつれて「この曲ならいける」という確信が生まれ、それが期待感へと変わっていきました。
― 準備の過程で不安が自信へと変わっていったのですね。9月30日にはMVも公開されましたが、ファンの方々の反応はご覧になりましたか?
スンハン:はい、SNSで見ました。「ジェスチャーがカッコいい」といったコメントをいくつか見て、とても良い反応を感じられて嬉しかったです。努力した成果がこのような形であらわれて本当に良かったと思っています。
― 今作は韓国での作品とは異なる新しいコンセプトとのことですが、日本ではどのような姿を見せていきたいですか?
スンハン:日本活動では、抑えめの雰囲気にしつつもカッコよさを際立たせる、という部分にとても気を配りました。韓国ではエネルギー全開で楽しむ姿をお見せしてきたとすれば、今回は少し落ち着いた魅力を見せられているのではないかと思っています。
― その方向性を選んだ理由や狙いは?
スンハン:まず「HIGH BEAM」という楽曲を初めて聴いた時、曲自体が非常に素晴らしく一目惚れしたからです。この曲に合うスタイルとして「自分にはこうした表現もできる」という姿をお見せしたかったのが大きな理由です。
― 日本デビューのリード曲に選んだ決め手は何だったのでしょうか?
スンハン:楽曲自体のクオリティが非常に高かったのはもちろんですが、聴いた中で一番自分自身の感性にしっくり刺さったからです。
― 「過去にとらわれず夢に向かって突き進む」という強いメッセージが込められた楽曲ですが、ご自身と重なる部分はありますか?
スンハン:重なる部分はいっぱいあります。特に「前へ突き進む」という強い意志を示す歌詞があるのですが、僕自身も普段から常にそう考えて行動しているため、深く共感できます。
― 前を向いて気持ちを切り替えるのは大変なことかと思いますが、そのために大切にしている考え方や行動はありますか?
スンハン:意識して気を付けていることですか…正直に言ってしまうと、特にありません(笑)。
― 前を向くマインドが自然体として身に付いているのですね。周囲の環境の影響も大きいのでしょうか?
スンハン:いいえ、僕自身が少し変わっているのだと思います(笑)。
スンハン「Who Knew?」JIMMYとのコラボ秘話
― 先行配信曲「Who Knew?」では、PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBEのJIMMYさんがラップパートでフィーチャリング参加しています。共に制作する中で受けた刺激はありますか?スンハン:JIMMYさんのラップは、シックでありながらもカッコよさが際立っています。僕自身のパートにもラップがあるので、「こういう表現アプローチもあるのだな」と非常に勉強になりました。
― 日本と韓国で、制作の進め方に違いはありましたか?
スンハン:一言で区別するのは難しいですね。非常に似ているようでいて微妙に異なる部分があり、少し惑わされることもありました。あえて違いを挙げるなら、韓国はシステマチックに計画通り進めるスタイルであるのに対し、日本はよりフレキシブルで温かい雰囲気の中で制作が進む点だと思います。
― 今回初めてコラボレーションしたJIMMYさんの第一印象はいかがでしたか?
スンハン:正直最初はちょっと怖かったです…(笑)。でも、背が高くて、本当にカッコいい方でした。実際に話してみると印象は大きく変わりましたね。思った以上に人見知りな一面があり、そこがとても可愛らしいなと感じました。
― どのような会話を交わされたのでしょうか?
スンハン:「日本にはどれくらい滞在しているの?」といった日常会話から、「この曲はどう思う?」という音楽的な話まで、幅広くお話しさせてもらえました。
― 距離は縮まりましたか?
スンハン:「すごく縮まった」とまでは言えませんが、二歩くらいは前進したと思います(笑)。
― ファンへの感謝を歌った「Endless Journey」についても伺わせてください。このタイミングでファンへ伝えたいメッセージは?
スンハン:僕自身、この曲を歌いながらとても幸せな気持ちになりました。ですから、聴いてくださるファンの方々にも同じくらい幸せな気持ちになっていただけたら嬉しいです。
スンハン、日本の精鋭ダンサー4人“Xoul”との絆
― XngHan&Xoulは流動的なメンバー構成が特徴ですが、今回共に活動する4人のXoulの方々との結成の経緯を教えてください。スンハン:オーディションを経て、この4人のメンバーに決定しました。皆さん本当に素晴らしいお兄さんたちで、お会いした時から「これからどんな素晴らしい活動ができるだろう」と期待感で胸がいっぱいでした。
― メンバーの第一印象はいかがでしたか?
スンハン:最初少し怖そうな印象があり「少しヤンキーっぽいかな?」と思っていました(笑)。ですが、実際に接してみると皆さんとても親切で優しく、今では全員かわいらしく思えます。
― ダンス面で刺激を受けた部分はありますか?
スンハン:4人それぞれが得意とするジャンルやスタイルを持っています。例えば、Fumiyaさんはハウスダンスが非常に得意で、「こんな身体の動かし方があるんだ」と大きな刺激を受けました。
― 4人と過ごす中での裏話やエピソードはありますか?
スンハン:これまで僕は文章や文法を中心に日本語を勉強してきたため、単語の知識が不足していました。ですが今回、日本のXoulと一緒に過ごす中で「耳」「鼻」「腰」「お尻」といった体の部位を表す単語をたくさん覚えることができました。僕の既存曲の振り付けを4人にレクチャーする際、「どの部位を意識して動かすか」を説明する必要があり、実践の中で自然と学ぶことができました。
― コミュニケーションを通じて語彙が増えていったのですね。メンバーの皆さんと食事にも行かれているそうですね。
スンハン:最近ショーケースのリハーサルで一緒にいることが多くなって、ご飯を食べに行くようになりました。牛丼やお好み焼きを食べましたし、お弁当のデリバリーを頼んだこともあります。お好み焼きはKooouyaさんがとても上手で、きれいに焼いてくれました(笑)。
― 頼もしいお兄さん的存在ですね。
スンハン:はい、まさにその通りです!
― これまで様々な“Xoul”の方々と共演されてきて、ご自身の中で変化を感じる部分はありますか?
スンハン:経験豊かなお兄さん方が自由なパートで見せるステップや動きから、「こういうアプローチもあるのか」と毎回新鮮な刺激を受け、表現の幅が広がったと感じています。
― 今後、一緒に作品を作ってみたい日本のアーティストやクリエイターはいますか?
スンハン:日本のダンサーの方々の映像をたくさん拝見しているのですが、昔からs**t kingz(シットキングス)さんが大好きなので、いつか一緒にコラボレーションしてみたいです。
スンハン、衣装にもこだわり 日本のクリエイター陣との制作秘話
― 今回はダンサーだけでなく、ジャケットやMVも日本のクリエイター陣と制作されたそうですね。日本デビューにあたり、どのような期待がありましたか?スンハン:日本はアニメーション文化が非常に発達しているので、いつかMVなどをアニメ作品として仕上げて表現できたら面白いだろうな、と期待を抱いていました。
― 実際に日本のチームと制作してみて、韓国との違いは感じましたか?
スンハン:ベースは似ていますが、日本の方がより自由度が高い印象を受けました。韓国があらかじめ計画を立てて進めるスタイルだとすれば、日本はこちらの意見も丁寧に吸い上げ、話し合いながら柔軟に組み込んでくれるスタイルだと感じます。
― ご自身の意見が反映された具体的な部分はありますか?
スンハン:例えば衣装のスタイリングです。韓国では決められたスタイルをそのまま着ることが多いですが、日本では自分のスタイルや好みの着こなしを非常に尊重してくれて、「こういう感じに着てみたい」と言ったら現場で流動的に変更を取り入れてもらえました。
スンハン、お気に入りの日本語は「あざす」
― 日本で活動する機会も一気に増えたかと思いますが、最近新しく覚えたお気に入りの日本語はありますか?スンハン:「おつ」や「あざす」といった略語です(笑)。あとは「あーね(なるほどね)」も覚えました!現場の会話の中で自然と覚えていくことが多いです。
― 日本で行ってみたい場所はありますか?
スンハン:沖縄に行ってみたいです。東京、大阪、福岡などには行ったことがあるのですが、沖縄にはまだ足を踏み入れたことがないので、ぜひ訪問してみたいです。あとはドン・キホーテにも行きたいです。実は今回もすでに買い物を済ませていて、ポケモンカードなどを購入しました(笑)。
スンハン、成長を感じる部分は?
― 現在の活動を通じて、ご自身で最も成長を感じる部分はどこですか?スンハン:レコーディング時のラップの表現力です。もともとボーカルとしてデビューしたためラップには自信がなかったのですが、ソロ活動にあたり表現の幅を広げるため猛練習を重ねました。その成果が今回の作品でしっかりと形になったと感じています。
― 日本語での作詞にも挑戦してみたいですか?
スンハン:まだ難しいですが、語彙を増やしていずれ挑戦できるよう頑張ります(笑)。
― 今後さらに伸ばしていきたい課題はありますか?
スンハン:日本語の語学力です。まだまだ不十分だと感じているので、今後の日本活動を通してさらに上達させていきたいです。
スンハンの夢を叶える秘訣
― 最後に、夢に向かって突き進む読者へ向けて「夢を叶える秘訣」を教えてください。スンハン:他人の雑音に振り回されず、後悔のないよう、自分が本当にやりたいことに全力を注ぐことが大切だと思います。一度きりの人生ですから、周囲の意見を気にしすぎず、自分の思い通りに思い切って挑戦してほしいです!
― 素敵なお話をありがとうございました!
「特に意識していることはない」と笑いながらも、迷いなく前を向く言葉の数々から、生まれ持った芯の強さがにじみ出ていたスンハン。インタビューでは通訳を介しながらも、覚えたての日本語を積極的に交えて答えてくれる場面が多く、日本のファンへ自分の言葉で想いを届けたいという真っ直ぐな姿勢が伝わってきた。日本デビューという新たなスタートを切った彼が、これから日本でどんな表情を見せてくれるのか、今後の活躍に期待が高まる。(modelpress編集部)[PR]提供元:ワーナーミュージック・ジャパン
PHOTO:矢沢隆則