モデルプレスのインタビューに応じた三吉彩花(C)モデルプレス

三吉彩花「キングダム」媧燐役、徹底研究した役作り裏側 9年前から変わらぬ信念・“有言実行”の生き方とは【インタビュー】

2026.07.13 18:00

7月17日公開の映画『キングダム 魂の決戦』でシリーズ初参加となる女優の三吉彩花(みよし・あやか/30)にモデルプレスがインタビュー。楚の女将軍・媧燐(かりん)役に挑んだ思いや徹底した役作り、自身が仕事や人生において大切にしている信念などたっぷりと語った。

  

映画「キングダム 魂の決戦」

ポスタービジュアル(C)原泰久/集英社(C)2026 映画「キングダム」製作委員会
原泰久の人気コミックを原作に、その壮大な世界観を実写化した『キングダム』。圧倒的なスケールと豪華キャスト陣で、日本映画を代表する大ヒットシリーズとなった。

5作目となる本作では、原作屈指の人気エピソード「合従軍編」が描かれ、秦国に絶体絶命の危機が襲来。秦以外の全ての国(楚・趙・魏・韓・燕・斉)が打倒秦を掲げて手を結び、「秦vs六国」というシリーズ最大規模のスケールで秦国存亡を懸けた大攻防戦が繰り広げられる。

三吉は、楚の宰相にして合従軍の総大将の春申君に「戦の天才」と称されるほどの才覚を持つ、楚の女将軍・媧燐を演じる。

三吉彩花、媧燐役オファーは予想外「キングダム」シリーズ初参加

三吉彩花(C)モデルプレス
― 媧燐役として「キングダム」の世界に入ることが決まったときの心境を教えてください。

三吉:非常に驚きました。もともと、いち視聴者として『キングダム』をすごく楽しく観させていただいていたのですが、山崎さん(山崎賢人/※「崎」は正式には「たつさき」)をはじめ、シリーズを通して出演し続けている方々もいる中で、まさかオファーをいただけるなんて思っていませんでした。媧燐という「戦の天才」と呼ばれる力強い女性を演じることができて本当に光栄です。

― ご自身に媧燐役のオファーが来るとは、全く予想していなかった?

三吉:全く思っていなかったです(笑)。

― シリーズが続いている作品に、途中から新たに参加することにプレッシャーや不安はありませんでしたか?

三吉:もちろんありました。ただ、前作までは登場人物たちの成長や戦い、そして王騎将軍の最期が描かれ、一つの集大成のような作りになっていたと思います。そういった意味でも、今回の5作目では、これから信たちがどうなっていくかという新しい『キングダム』を見せていくタイミングなのかなと感じたので、プレッシャーというよりは、圧倒的なオーラと存在感のある媧燐を、どういうふうに演じたら良いかなという楽しみの方が大きかったです。

― 三吉さんの『キングダム』の推しのキャラクターやシーンを教えてください。

三吉:媧燐と言いたいところですが(笑)。前作で描かれた王騎将軍のシーンは、原作でもすごく好きなシーンでした。多くのファンの方に愛されている原作を実写化するのは難しい部分がたくさんあると思うのですが、王騎将軍の偉大さと魅力を強く感じました。私も前作にすごく背中を押されて勇気をもらったので、その存在は本当に大きかったです。

三吉彩花が考える媧燐の魅力・役作りの研究

三吉彩花(C)原泰久/集英社(C)2026 映画「キングダム」製作委員会
― 三吉さんが考える媧燐の魅力、共感できるポイントは?

三吉:一見すると、とにかく強くて、大胆で、わがままなキャラクターに見えるかもしれないのですが、実はしっかりと戦略を練っていて、頭も切れるんです。最後まで貫き通す勢いのような部分は、見ていても魅力的ですし、自分の性格とも少し近いのかなと感じました。

― 役作りで意識したことを教えてください。

三吉:アニメも参考にしながら、原作の雰囲気やセリフ一つひとつはもちろん、媧燐は自分自身で戦いに出るわけではないので、いるだけで周りがぐっと息を飲むような存在感について研究しました。

座長・山崎賢人への信頼「信と一緒に成長している」

山崎賢人(C)原泰久/集英社(C)2026 映画「キングダム」製作委員会
― 山崎さんとは『今際の国のアリス』などでも共演されていますが、今作での印象はいかがですか?

三吉:どの作品でもそうなのですが、特に『キングダム』に関しては、役とともに山崎さん自身も人間としてすごく豊かになっていて、信と一緒に成長しているんだなと感じました。シリーズの合間に『今際の国のアリス』の撮影があり、別の現場でお会いした際も、座長としての佇まいや周囲を引っ張るパワーが『キングダム』を経てどんどん力強くなっているなと感じました。

三吉彩花が大切にしている信念 9年前から変わらぬ“夢を叶える秘訣”

三吉彩花(C)モデルプレス
― 媧燐は知略に長けたキャラクターですが、三吉さんが仕事や人生において大切にしている自分なりの“戦い方”・信念を教えてください。

三吉:継続することです。自分が突き詰めたいものや、自分が信じられるものを、細かなことでも一つひとつ丁寧に継続していくこと。歳を重ねれば重ねるほど、継続していくことは本当に難しいなと感じます。そして、きちんと自分自身と対話すること。自分を常に俯瞰で捉えて、この状況では自分がどういうふうに映っているか、どう存在することが求められているかを分析するようにしています。

― 三吉さんご自身が感じる“自分の強み”はどのようなところでしょうか?

三吉:目標を確実に実現させたいという気持ちが強い部分です。その目標に向かって必要な準備を整え、知識を貯えながら1歩ずつ進んでいく。そうやって、きちんと有言実行していくところかなと思います。

三吉彩花(C)モデルプレス
― 2017年に“夢を叶える秘訣”をお聞きした際には「夢を思い続ける」「どんなに辛いことがあっても曲げない」とおっしゃっていましたが、今のお話にも通じる部分があると感じました。その信念は今も変わらないですか?

三吉:9年前に(笑)!でもその思いは変わらず、今も継続しています。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

三吉彩花(みよし・あやか)プロフィール

三吉彩花(C)モデルプレス
1996年6月18日生まれ、埼玉県出身。俳優モデルとして幅広く活動。ドラマ『地球の歩き方』で「第29回釜山国際映画祭ライジングスター賞」を、映画『本心』では「第46回ヨコハマ映画祭助演女優賞」などを受賞。 またNetflixシリーズ『今際の国のアリス』season1〜3に出演し、Netflix Korea「隣の国のグルメイト」season5より出演。今後の待機作は、韓国映画『タチャ:ベルゼブブの歌』(仮題)。

スタッフクレジット

ヘアメイク:牧野裕大
スタイリスト:濱本愛弓
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