GENERATIONS小森隼、デビュー後の日々は「振り返るとどこも辛かった」 それでも続ける理由――焦燥感の先に見つけた叶えたい夢
6月1日から26日にかけてワンマンショー「HAYATO KOMORI Presents QUEST LIVE TOUR 2026 "ON and OFF"」を開催するGENERATIONS(ジェネレーションズ)の小森隼(こもり・はやと/30)にモデルプレスがインタビュー。GENERATIONSとして駆け抜けた13年。幾多のスポットライトを浴び、絶え間ない笑顔でステージを全うしてきた彼はあえて今「ダンス」と「音楽」「芝居」「トーク」を融合させたワンマンショーという新天地に挑む。しかし、その軽やかなステップの影には「ずっと辛いです」と打ち明けるほど切実な苦悩も。それでも彼がエンターテイメントを届け続ける理由とは。明るい笑顔の裏に秘められた真意に迫る。
小森隼出演「HAYATO KOMORI Presents QUEST LIVE TOUR 2026 "ON and OFF"」
2021年より、トークライブ「小森隼の小盛りのハナシ」を続けてきた小森。今回はトークに加え、ダンスや演技、ベースなど、これまで培ってきたあらゆるエンタテインメントを武器に、新たなステージの創造に挑む。同ショーは福岡・東京・大阪・愛知の4都市にて開催される。また、小森はショーへの出演にとどまらず、ラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」(毎週月曜~金曜22時放送/TOKYO FM)で3月末まで校長(パーソナリティ)を務めたほか、EXILE TETSUYAがプロデュースするコーヒーショップ「AMAZING COFFEE」の名古屋店を手がけるなど多岐にわたって活躍。さらに「ダンスと音楽で子どもたちの夢を応援する」という思いから誕生した8人組グループ・EXILE B HAPPYとしても活動の幅を広げている。
小森隼「今の自分に『◯』を付けたかった」
― これまでトークライブを定期的に開催されてきましたが、今回はダンスや演技も取り入れたワンマンショーに挑戦されます。GENERATIONSとしてデビュー13年を迎えた今、この新しいスタイルに踏み出した理由を教えてください。小森:2020年から「自分がグループを出て1人でできること」ということで、いろいろなことにチャレンジしていましたが、最近では6年間務めていたレギュラーのラジオを卒業するなど、個人活動としてもグループにおいても大きな節目のような様々な転換期を迎えたんです。だからこそ、自分が持っている全てを使って、1回今の自分に「◯」を付けたかった。
“1回ここで完結して第2章に進む”きっかけとして、新しいことにチャレンジしてみようかなと。「LDH PERFECT YEAR」(LDH JAPANが6年に1度開催する大規模な祭典)ということもありますし「そういう時期かな」と思ってチャレンジしてみようと思いました。本当に毎日このことを考えているので、すごく緊張しています。
― ワンマンショーが決まった時のメンバーの反応はいかがでしたか?
小森:毎年トークライブなどを開催していたので、あまり驚きはなかったですね。「まあ、隼らしいよね」という感じでした。
小森隼、LDHで交流のある先輩は?
― 先程のお話にもありましたが「LDH PERFECT YEAR」を迎えられた今、改めて小森さんが感じるLDHの好きなところを教えてください。小森:なんだろう…中目黒に事務所がある(笑)!いい場所!スタジオが事務所にあったり、ジムがあったり、素敵な環境です。
― 普段、LDHさんの活動を拝見していると“縦の繋がりの強さ”もすごく魅力的に感じますが、以前と比べてグループが増えた今、そのあたりの繋がりも少しずつ形を変えてきているのでしょうか?
小森: そうですね。繋がりも広がっていることは感じています。LDHはもう今となれば後輩がかなり多いので、後輩の名前も全員言えないもん(笑)。それこそ他事務所さん、STARTO ENTERTAINMENTさんの方々がバラエティーで「後輩の子の名前がパッと出てこないな」と言っていたのも嘘だと思っていたんですよ。「いやいや」と思っていましたが「確かに」と思うようになりましたね。 もう、一回り以上下の子が出てくると、ちょっと世代を感じるというか… 。いや、絆が強いところが好きです(笑)。
― 環境が変わっていく中でも、グループの垣根を越えて交流されている先輩や後輩はいらっしゃいますか?
小森:EXILEのTETSUYAさんは、プライベートでお食事に行くことがあります。この間も先輩にご飯に連れて行っていただいて。僕は、後輩というよりかは先輩との交流の方が多いかもしれないですね。
― TETSUYAさんから刺激を受けたことや「こういうところがすごい」と尊敬している点があれば教えてください。
小森: 特に、TETSUYAさんは「AMAZING COFFEE」というコーヒーショップを立ち上げていますし、EXILE B HAPPYのリーダーでもありますし「座組を組んでこういうことをしたい」というアイデアを「どういう風にすれば実現できるか」とすごく細かく作られているんです。そういう風にすれば思い描いていることを具現化できるんだ、とクリエイティブな面においてもすごく学ばせていただいています。
― 反対に「今後この人と話してみたい」「あの人の考えに触れたい」という方はいらっしゃいますか?
小森:最近は同い年のアーティストも結構多いので、そういう方とは喋ってみたいとすごく思っています。それこそTHE RAMPAGE(ザ ランペイジ)、FANTASTICS(ファンタスティックス)、BALLISTIK BOYZ(バリスティックボーイズ)にも僕と同い年のメンバーがいるので、ずっとLDHで育ってきた方々が考える今後の展望や、どういう思いを持ってLDHで活動しているのかなどを聞いてみたいと最近ずっと思っています。
小森隼、GENERATIONSの魅力は「家族感」
― LDHさんのお話をここまでたっぷりお聞きしましたが、次はグループについてもお伺いしたいです。「GENERATIONSのここが最高」「これはGENERATIONSならではだな」と誇りに思う部分や好きなところはありますか?小森:GENERATIONSは全員10代の頃から知っているメンバーなので、そこの家族感は最高だとすごく思います。今ではもう全員30代ですし「こんなに長く一緒にいるのか」と思うとちょっと嫌になる部分もあるのですが(笑)、でも、それくらい一緒にいられることはすごいことだと思いますし、各々が自分のやりたいことにすごく一生懸命なところと、そこに対していい意味で全然関与しないところ。メンバーがやっていることに関しては、口出しすることもなく「やりたいことをやれば」と放任主義ではありますが、誰かが手を差し伸べてほしい瞬間にみんなで全力で手を差し伸べに行くような家族感は、とても最高だと思います。もうすぐデビューして丸14年になりますが、最近になって改めて感じることが増えました。
― 最近はどういった瞬間に特に「家族感」を感じましたか?
小森:僕がずっと務めていたラジオ番組のイベントにメンバー全員が駆けつけてくれて、ライブをやってくれたり、僕のトークライブの時も花束を持ってきてくれたり。本来であれば、各々で取り組んでいることなのでタッチしなくてもいいのに、わざわざそういう風に駆けつけてくれるところには愛を感じますね。
― デビューしてから今までを振り返ってみて、特に成長を感じるメンバーや当初と比べてギャップを感じる方はいらっしゃいますか?
小森:僕ですかね。1人でまさかワンマンショーをするとは、デビューの時から考えたら、全くあり得なかったと思います。振り返ってみると、他のメンバーと比べて一番様変わりしたのではないかなと感じます。
― グループとして今後挑戦していきたいことや目標にしていることはありますか?
小森:今の自分たちの活動を続けていくことは目標に掲げていますし、また改めてドームや大きなステージにも立ちたいともやっぱり思います。三代目J SOUL BROTHERSさんが開催されていたようなスタジアムライブなどへのチャレンジもやっていきたいです。
小森隼「ずっと辛い」芸能生活振り返る
― 個人の活動においても幅広く活動されていますが、この芸能生活を振り返って「この時が辛かった」「この時期が凹んだな」と思う出来事はありましたか?小森:そうですね…ずっと辛いです。僕たちGENERATIONSは、デビューしたタイミングで先輩がEXILEさんと三代目J SOUL BROTHERSさんしかいなくて、なかなか結果を出せず、もがいてきたんです。今でも「どうすればいいんだ」と思いますし、自分たちの納得いくような結果はまだ出せていないです。それこそ、一昨年はメンバーが1人いなくなってグループにとってすごい大きな転換期でしたし、今は再出発のような時期でもあるので常に焦っていて。“成功に枯渇している”感じはすごくあります。
なので、振り返るとどこも辛かったですね。2019年に初めて5大ドームツアーをやらせてもらって、そこから「もしかしたらもっと大きいことにチャレンジできるかも」と思ったタイミングでコロナ禍に入ってしまって。僕たちにはもっと大きなビジョンがあったのですが、それを1から練り直して。そういう部分では、どこを振り返っても結構辛いなという感じです。
― それだけ大変な状況が続くと、誰しも「辞めたい」と感じる瞬間があるのではないかと思いますが、小森さんはいかがでしたか?
小森:全然辞めたいです(笑)。
― そうした気持ちもある中で、今も続けていらっしゃる理由はどこにあると感じていますか?
小森:引くに引けない。ここまで来ると関わってくださる方との縁に僕は生かしてもらっています。もし本当に僕1人だとしたら。「グループじゃなかったら」「LDHに所属してなかったら」と考えると、とっくに辞めていると思います。 人との出会いが僕の一番の原動力です。
― 辛い日々の中で、メンバーの言葉が支えになる瞬間もありましたか?
小森:ありますね。言葉の選び方が難しいですが…みんな自分のことで精一杯で。「どういう風に成功するか」「グループをどう導くか」とヒリヒリしているので、毎回1人ひとりに言葉をかけることはないですが、だからこそ時々メンバーからかけられる「すごいね」「よくやったね」という一言にすごく元気をもらったり、報われたりすることはあります。
やっぱり「すごいね」「一番良かったよ」「頑張ったね」とメンバーに言われるのが一番嬉しい。ワンマンショーもそうですし、1人で他の舞台に出た時にもみんなが観に来てくれて。僕は特にバラエティーやラジオをやらせてもらうことが多いので、大きな節目のタイミングで声をかけてもらえるとすごい嬉しいですね。そういう言葉は特に印象に残っています。
小森隼の夢を叶える秘訣
― そんな経験を積み重ねてきた小森さんだからこそ思う「夢を叶える秘訣」をお伺いしたいです。2023年のインタビューでは「夢を思い続けること」と答えていただきましたが、そこから改めて大切だと感じていることや新たに芽生えた考えはありますか?小森:引き続き変わらないんですが、ここ2~3年で、より自分にもっと素直であるべきだとすごく思います。夢を叶える時に「何者かである自分」より「何者かである自分をみんながどう思うか」で、どうしても選択肢をとりすぎるなと思うことが多いので、自分のやりたいことにもっと素直に、直感的に動ける自分であるということが、夢を叶えるには大切だと思います。
― 個人の仕事においても、今後挑戦していきたいことはありますか?
小森:とりあえずLDHで一番を獲りたいですね。何で獲りたいかは、はっきりしていないですが「個人仕事が一番多い」「LDHで初めて小森隼がやる」など、とにかくLDHの中で一番を獲ってみたいです。
― 現時点での「この番組に出てみたい」「こういう個人での仕事をしたい」といった具体的な目標や夢はありますか?
小森:いつか音楽番組のMCを務めてみたいとすごく思います。「自分の番組を持って、グループをゲストに呼ぶ」。そういうことをしてみたいです。
― 実現する日を楽しみにしています!では、最後にワンマンショーへの意気込みをお願いします!
小森:今まではトークショーということでトーク1本だったのですが、自分の根本にあるダンスや音楽など、いろいろなものを観ていただければと思います。もう小森の今持っている全てを観られるライブになっています!今まではずっと手探りでやってきましたが、今回はたくさんの人の力を借りながらみんなで作り上げるステージにもなっていくと思うので、改めて小森隼の今ある全てを持ってマンパワーでステージを、ライブを作り上げていきます。なので、ぜひとも遊びに来られる方は存分に小森隼を楽しんでもらえればと思います。
― 貴重なお話をありがとうございました!
(modelpress編集部)
小森隼(こもり・はやと)プロフィール
1995年6月13日生まれ。三重県出身。GENERATIONSのパフォーマーとして、2012年にシングル「BRAVE IT OUT」でメジャーデビュー。2018年には初のドームツアーを開催するなど、現在に至るまで目覚ましい活躍を続けている。2026年にもアリーナツアー「GENERATIONS LIVE TOUR 2026 “PARALLEL QUEST”」を開催予定。小森個人としてはアーティスト活動にとどまらず、2019年公開の映画「HiGH&LOW THE WORST」で俳優デビュー。2020年にはBOOK ACT「芸人交換日記」で朗読劇にも初挑戦した。さらに、TBS系「ラヴィット!」(月曜~金曜8時)の金曜シーズンレギュラー、TBS系「THE TIME,」金曜マンスリーレギュラーを務めるなど、TV出演でも活躍。2025年には1stエッセイ『「大丈夫」を君に届けたい』を発売するなど、多岐にわたって活動している。もっと詳しくみる
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