KANON(カノン)(C)モデルプレス

BMSG新星STARGLOW・KANON、ミスを引きずってしまった審査から切り替えられたきっかけ・SKY-HIの言葉 デビュー決定後に気づいた「夢を叶える秘訣」【連載Vol.3】

2025.10.26 12:00

BMSGのオーディションプロジェクト『THE LAST PIECE』(通称『ラスピ』)から新たに結成されたボーイズグループ・STARGLOW(スターグロウ)。モデルプレスでは、1人ひとりの心境に迫るソロインタビューと、5人全員へのインタビューを連載形式で届ける。Vol.3はKANON(カノン/19)のソロインタビュー。

  

「ラスピ」から誕生・STARGLOWがプレデビュー

(上段左から)GOICHI(ゴイチ)、ADAM(アダム)、RUI(ルイ)(下段左から)TAIKI(タイキ)、KANON(カノン)/STARGLOW(C)モデルプレス
『THE LAST PIECE』は公式関連動画の総再生回数が7000万回再生を超え、10代限定のオーディションにもかかわらずSKY-HIが「過去最高レベル」と評するほどの才能を持った参加者たちが集結し、大きな話題に。ADAM(アダム)、GOICHI(ゴイチ)、KANON、KANTA(カンタ)、KEI(ケイ)、RAIKI(ライキ)、RUI(ルイ)、TAICHI(タイチ)、TAIKI(タイキ)、YUTA(ユウタ)のファイナリスト10人で実施された最終審査を経て、RUI、TAIKI、KANON、GOICHI、ADAMの5人がメンバーとして選ばれた。

元々俳優志望だったKANONは、BE:FIRST(ビーファースト)が誕生した『THE FIRST』に影響を受けアーティストの道を志す。MAZZEL(マーゼル)が誕生した『MISSIONx2』に参加し、ファイナルで惜しくも脱落。RUI・TAIKIに加わる形でBMSGとのTRAINEE契約を結んだ。BMSGの仲間も唸るほど低音の渋さが際立つ声を武器に、『THE LAST PIECE』期間も安定したパフォーマンスを見せていた。ソロインタビューでは、ミスを引きずってしまうメンタル面を克服したきっかけやデビューした今だからこそ新たに考える「夢を叶える秘訣」に迫った。

KANON、ミスを引きずらなくなったきっかけ

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― 最終審査でSKY-HIさんもおっしゃっていましたが、2次審査でミスを少し引きずってしまった悔しさから、最終審査では「もう楽しいが勝っていた!」とステージを楽しめるようになっていたことが印象的でした。その姿勢・メンタルに明確に持っていけたのは、いつのタイミングだったのでしょうか?

KANON:2次審査の時点で、それこそ全然自分の納得のいくパフォーマンスができなくてめちゃくちゃ引きずっていたのを(6次審査の)『At The Last』や『Secret Garden』を練習していた合宿の時に放送で観て。「引きずったらこんなに全体のパフォーマンスのクオリティが下がるんだ」というのを自分の姿を観て、改めて感じました。コメント欄とかでも「全然気にならないよ」と言っていただいていたので「いや、そうだよな」と思ったんです。例えば、自分が他の人のパフォーマンスを観て、少しミスがあったり少し声が裏返っちゃったかなということがあったとしても「今裏返ったな」ぐらいで、その前後のパフォーマンスが良ければそっちに目がいくから「もうそれができればいいよね」というマインドに変わりました。それを経て最終審査に挑んだので、もちろん失敗しないことが大前提ではありますけど、ステージに立つ前に「もし失敗したことがあったとしてもとりあえずもう音楽を届ける」という意識でいこうと思って楽しんでやったので「ちょっとミスったな」くらいの感覚でした。

― 切り替えることができるまで、ミスを引きずってしまった時に励みになった存在や印象的な言葉はありますか?

KANON:日高さん(SKY-HI/日高光啓 ※「高」は正式には「はしごだか」)には「全力を尽くしてやった失敗と、全力を尽くさず失敗した時とでは、絶対全力を尽くした方がいいから」といったような言葉をいただいたので「それは本当にそうだな」と思いながらやっていました。

KANON「音楽は楽しくあるべき」貫ける理由

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― KANONさんは先日STARGLOWとして初めて『CDTVライブ!ライブ!』にご出演された際も「音楽を楽しみたいと思います」と意気込んでいらっしゃって、常に「自分自身がステージを楽しむ」「観ている人に楽しませる」ということを貫いている印象なのですが、ときには不安やプレッシャーを感じる瞬間もある中でそれを貫くことができた理由はなんでしょうか?

KANON:自分が好きなアーティストさんや聴く音楽もそうですが、根本に「音楽は楽しくあるべき」みたいなマインドがあって聴いていますし、自分も音楽は楽しむためにあるもの、気分をあげるためにあるものだと思っているので、それを提供する側が「楽しい」以外のマインドでやっていたら説得力がないなと本当に思うので、自分の信念がそこにあるという感じです。

KANONの夢を叶える秘訣

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― 強い信念があるからこそ、KANONさんの奏でる音楽に心を動かされる方が多いんですね。それでは、最後にKANONさんがデビューを叶えた今だからこそ考える「夢を叶える秘訣」についてお伺いしたいです。昨年のインタビューでは、夢を叶えるためにそれこそ「楽しむことが大切」だとお答えいただきましたが、新たに考えていることはありますか?

KANON:デビューが決まってから感じたことなんですけど、口に出すことやその夢のイメージを具体的にする、明確にするということが本当に大事だなと思いました。ざっくり「こういうふうになりたい」ということは多分みんなそれぞれ何かしらあると思うんですけど「どういう道をたどってそうなりたいのか」「最終的にどうなるのが理想なのか」。そういうことを想像して「こうなりたいんだよね」というのを口に出していくことで自分は叶ったので、それはやっぱり少なからず必要なのかなと思います。

― TRAINEEの期間から積極的に口に出してきましたか?

KANON:そうですね。考えてみたら、もう本当に幼稚園くらいの小さい時から、僕はその時は「俳優になりたい」という夢があったんですけど「こうしたい、ああしたい」みたいなことを、親や友達、自分に向かっても口に出していったことで、不思議とどんどん繋がっていっている感じがします。

― 幼い頃から有限実行されてきたんですね!素敵なお話をありがとうございました。

KANONインタビューこぼれ話

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ノースリーブにジャケットを羽織ったスタイリングで登場しクールな印象のKANONだが、少しジャケットを脱いで肌見せするポージングに照れる可愛らしい一面も。ソロ撮影とインタビューの合間を縫って、鏡を見ながらダンスの練習に励んでいる姿から、安定したパフォーマンスがそのたゆまぬ努力から生まれていることを改めて感じた。(modelpress編集部)

STARGLOW(スターグロウ)プロフィール

(上段左から)GOICHI(ゴイチ)、ADAM(アダム)、RUI(ルイ)(下段左から)TAIKI(タイキ)、KANON(カノン)/STARGLOW(C)モデルプレス
STARGLOWは届きそうもない星に手を伸ばすが如く壮大な夢を追いかけ続け、いつしか輝く側としてこの世に舞い降りた彼らが、世界一大きな夢を叶えにいく事を掲げ、結成された。9月22日に『Moonchaser』を配信リリースし、プレデビュー。来年2026年1月31日・2月1日には横浜BUNTAIにて『STARGLOW DEBUT SHOWCASE(仮)』の開催も決定している。

KANON(カノン)プロフィール

生年月日:2006年4月3日
出身地:福岡県
趣味:音楽鑑賞、野球観戦、映画鑑賞、古着屋巡り
特技:ドラム、サックス、野球選手モノマネ
MBTI:ENFP
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