モデルプレスのインタビューに応じた前田大輔(C)モデルプレス

前田大輔「タイプロ」後の選択に“迷いがなかった”理由 西山智樹との挑戦秘話&師匠・NOSUKEからの熱いメッセージ【モデルプレスインタビュー】

2025.07.09 17:00

timelesz(タイムレス)による新メンバー募集のためのオーディション番組「timelesz project -AUDITION-」(タイプロ)で注目を集めた前田大輔(まえだ・だいすけ/24歳)にモデルプレスがインタビュー。これまでの道のりや将来の夢、「タイプロ」出演後の変化について語ってもらった。

  

前田大輔、西山智樹と「ホリプロ」所属&新グループ結成

「タイプロ」で5次審査まで進み、大きな注目を集めた前田。今年6月には、同オーディションに参加していた西山智樹(にしやま・ともき/25歳)とともに芸能事務所「ホリプロ」への所属を発表した。現在は「TAG SEARCH(タグサーチ)」と題したボーイズグループ結成プロジェクトで、自らメンバーを探している。

審査中は同じチームにならなかったが、オーディション後ダンスの仕事を共にする中で互いの目標や価値観に共感し、意気投合した2人。前田が西山とともに歩む決断をした理由とは。

前田大輔、西山智樹と歩む決断した理由

前田大輔(C)モデルプレス
― 西山さんと芸能事務所・ホリプロに所属し、ボーイズグループ結成プロジェクト「TAG SEARCH(タグサーチ)」をスタートさせた前田さん。まずは、様々なオファーや選択肢があった中で、今回の選択をした理由から教えてください。

前田:「タイプロ」後に色々なお話をいただいたのですが、智樹の誘いでホリプロさんにお話を聞きに行ったときに、「ここにしよう!」とすぐに決めました。最初にお話を聞いたときは活動が想像できなくて不安もあったんですけど、「大きな事務所で0からグループを作れる」ということが魅力的に感じて、所属を決めました。

― 「タイプロ」出演後から事務所所属発表までの数ヶ月間は、様々な選択肢の中から今後の道について考えていたんですね。

前田:ダンサーのお仕事をしながら、これから何をするかを考えていましたね。ありがたいことに色々なお話をいただいたので、「どの選択が良いんだろう」とひたすら考えて、気になるところにお話を聞きに行っていました。

― 「グループで活動する」という選択に関しても悩むことはありましたか?

前田:「グループでデビューしないといけない」という思いが強かったので、そこで悩むことは正直なかったですね。そもそも、僕は“グループで活動したい”という気持ちで芸能の世界に入ったんです。それなのに、ここで急にソロ活動をして結果を出せずに終わってしまったら、これまで僕の夢を叶えるために協力してくれた方々、お世話になった方々に失礼だなという思いがあって。グループでデビューすることが、これまで支えてくれた皆さんへの恩返しになると今でも思っているので、迷いはありませんでした。

前田大輔、新グループ結成での反響は?

前田大輔(C)モデルプレス
― 前田さんと西山さんは「タイプロ」の審査で1度も同じチームになっておらず、今回2人でタッグを組むことに対して驚きの声もありました。反響を受けてのお気持ちはいかがですか?

前田:「その2人で組むんだ!」と驚いている方はやっぱりたくさんいましたね。誰も予想していなかったと思いますし、良い意味でみんなの予想を裏切れたんじゃないかな、という気持ちです(笑)。

地元の友達からもLINEがたくさんきましたし、これまでお世話になった方々からも「やっとスタートできるね」と連絡をいただきました。「タイプロ」でもお世話になった(ダンストレーナーの)NOSUKE(ノスケ)さんからも長文で熱いメッセージが届いて泣きそうになりました。

― NOSUKEさんと前田さんは今年3月、キタニタツヤさんのバックダンサーとして共演されている姿も話題を呼んでいましたね。

前田:NOSUKEさんは僕がダンスを始めた頃からお世話になっている先生で、実は元々師匠のような存在なんです。勿論、これは「タイプロ」の審査には全く影響していない前提でのお話なのですが、「Team “S”pecial」で6年ぐらいの付き合いがあって。“チームの子たちが続々とデビューしていく中で、僕だけがデビューできていない”という状況をNOSUKEさんは見ていたので、ずっと気にかけてくれているのかなと思います。今、やっと僕もグループ結成に向けて進むことができているので、このタイミングで熱いメッセージをいただけたことは感謝していますし、すごく嬉しかったです。

前田大輔、これまでの歩みと「タイプロ」参加後の変化

前田大輔(C)モデルプレス
― 「タイプロ」出場前からダンサーとして夢を追っていた前田さんですが、エンタメの世界に興味を持ったのはいつ頃ですか?

前田:小学生くらいの頃から人を笑わせるのがすごく好きで、クラスでも目立つ方ではあったので、何かしら表に立つ仕事がしたいなと漠然と思っていました。具体的に“ダンス&ボーカル”に興味を持ち始めたのは高校3年生の頃。カラオケで友達がBIGBANG(ビッグバン)さんの楽曲「Fantastic Baby」を歌っていたときに流れていたMVを観て、「こんなに奇抜でかっこいい人たちがいるんだ!」と衝撃を受けて…。そこからライブ映像を観るようになって、BIGBANGさん、BTS(ビィーティーエス)さんなど、K-POPに興味を持ち始めました。自分で言うのも恥ずかしいんですけど、元々、見様見真似でダンスができる方ではあったので、本格的にダンスもやってみようかなと思って。

― そこからダンススクールなどに通い始めた?

前田:高校卒業まで野球をやっていたので、高校時代はダンススクールに通うことができなかったんです。レッスンに行き始めたのは、何個かオーディションを受け始めた頃。周りはずっとダンスをやってきた子たちばかりで、自分の実力を知った時期でもあります。地元・富山にはダンスの先生があまりいなくて悩んでいたのですが、母が「この人が良いんじゃない?」と勧めてくれた先生がいて、その方に直接SNSでDMを送って…。「1回来てみなよ」と連絡をいただいたことを機に、レッスンに通い始めました。静岡にダンススクールがあると聞き、半年くらい静岡のダンスの先生の家に居候しながらレッスンを受けて、その期間中に韓国の事務所の練習生にもなりました。

― すごい行動力ですね!その後、前田さんは紆余曲折を経て「タイプロ」に参加しましたが、「タイプロ」出場前後では、どんな変化がありましたか?

前田:環境での変化は、街で声を掛けていただくようになったことです。この前は、地元で仕事をしたときにすごく小さい子からサインを求めてくれて。地元で応援してくれている人がいるというのも嬉しかったですね。

― 心境としての変化は?

前田:まだデビューできていないので、心境的な変化はあまり感じていないんです。でも、今日のように撮影をさせていただいたり、インタビューを受けたりする機会が増えて、形になってきているのかなと嬉しくなります。

前田大輔、持ち前の“ポジティブ精神”は「苦労しているからこそ」

前田大輔(C)モデルプレス
― 何度壁にぶつかっても「エンタメの世界で夢を叶える」という気持ちを持ち続けられた理由や、モチベーションとなっていたものがあれば教えてください。

前田:やっぱり、「お世話になった方に恩返しがしたい」という気持ちが1番です。最初は“歌って踊ってたくさんの人を笑顔にしたい”という思いが大きかったんですけど、関わる人が増えるほど、自分だけの幸せじゃないんだと思うようになって。「自分が夢を叶えることによって、これまで支えてくれた方々にも幸せを与えられたら」という思いでここまで続けてきています。

― 前田さんは常に前向きで、ポジティブな印象が強いです。

前田:苦労しているからこそだと思います。前を向いていないとやっていられない世界でもあるので、意識的にマイナスなことを考えないようにしています。

前田大輔が悲しみを乗り越えた方法

前田大輔(C)モデルプレス
― モデルプレスの読者には、今壁にぶつかっている方もたくさんいます。そんな読者に向けて、“悲しみを乗り越えた方法”を教えてください。

前田:僕は「大体何とかなる」を座右の銘にしているんです。挫折をしたこともたくさんありますが、1回やってみて、それでダメだったら1回悲しんで、時間が経ってからもう1回挑戦してみて…と、足を止めないようにしています。繰り返すことで強くなっていくと思うし、自分の中での“悲しみを乗り越える方法”も見つけられると思うので、足を止めずに行動することが大事だと思います!

前田大輔の夢を叶える秘訣

前田大輔(C)モデルプレス
― モデルプレス読者の中には、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そんな読者にむけて「夢を叶える秘訣」を教えてください。

前田:“悲しみを乗り越える方法”と重なりますが、「やめないこと」が大切だと思いますね。やっぱり、途中でやめちゃう人が多いと思うんですよ。僕も諦めそうになったり、自分には無理だと思ってしまったりすることがあるんですけど、絶対誰かが見てくれていると思っています。皆さんにも見てくれている人はいると思うので、見てくれている人のために、やめずに頑張って欲しいです!

― 最後に、今の前田さんがロールモデルとしている人がいたら教えてください。

前田:憧れている人はたくさんいますが、俺は俺でしかないなと思っています。「タイプロ」でも「“前田大輔”を見つけないと」と言っていたんですけど(笑)、今も本当にそう思っています。

― ご自身で“前田大輔”という人物を説明するとしたら?

前田:「バカ真っ直ぐポジティブ野郎」ですかね(照れ笑い)。考えていないようで実は結構考えているし、とにかくめっちゃポジティブ野郎です!

(隣で聞いていた西山):“バカ真っ直ぐ”の“バカ”はなくても良かったかもね(笑)。

★モデルプレスでは、西山のソロインタビューと2ショットインタビューも配信する。(modelpress編集部)

西山智樹、前田大輔/取材は2人で実施(C)モデルプレス

前田大輔(まえだ・だいすけ)プロフィール

富山県出身、現在24歳。国内で行われた複数の大規模オーディションプロジェクトに参加し、その中で高いパフォーマンス力と存在感を示し、多くの注目を集めてきた。端正な顔立ちに加え、小顔で高身長というスタイルを活かしたヴィジュアルも魅力の1つ。特にダンスの実力には定評があり、長い手足を活かしたダイナミックな動きで観る者を惹きつける。さらに、明るく前向きな性格とユーモアを持ち合わせ、親しみやすい人柄も支持を集めている。今後のさらなる活躍が期待されるアーティストの1人。
【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 「タイプロ」前田大輔「月刊わんこ」特別版表紙登場 亡き愛犬との記憶・夢を追う現在語る

    モデルプレス

  2. 「タイプロ」西山智樹&前田大輔、ルームシェアテーマの撮影で笑顔 今後の予定も語る

    モデルプレス

  3. 「タイプロ」西山智樹&前田大輔、ファッション誌初登場でW表紙「GIANNA BOYFRIEND」登場

    モデルプレス

  4. 「タイプロ」西山智樹&前田大輔、ホリプロ所属発表 新グループ結成に向けて活動開始【コメント】

    モデルプレス

  5. 【星座別】7月、最も恋愛に奮闘する女性ランキング!<第4位~第6位>

    ハウコレ

  6. 「最低限これくらいはやっていて欲しい...」男性が女性に求めている美容

    ハウコレ

おすすめ特集

  1. 7月のカバーモデルはLE SSERAFIM

    特集

  2. “日本一かわいい高校一年生“を決める「高一ミスコン2025」開催中!

    特集

  3. “日本一のイケメン高校一年生”を決める「高一ミスターコン2025」開催中!

    特集

  4. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  5. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  6. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  7. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  8. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  9. 国内作品見放題数2位!アニメ・お笑い・ドラマ・映画が充実!オリジナル作品も!

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    安達祐人、PENTAGON時代の“青春”と“葛藤”を語る「この決断をして良かった」ソロへの覚悟<EP「BLUE SPRING」インタビュー>

    株式会社STARBASE

    PR
  2. 02

    CLASS SEVEN、デビュー発表後に交わした“覚悟の会話” 心に残る「TOBE」先輩からの言葉とは【インタビュー】

    モデルプレス

  3. 03

    “TOBEからデビュー”CLASS SEVEN「忘れてはいけない」涙しながら思いぶつけ合った日々 7人のグループ内役割も発表【インタビュー】

    モデルプレス

  4. 04

    なにわ男子・大西流星、役作りで「自分の中にアンミカさんを召喚」上川隆也からの嬉しかった言葉明かす【「能面検事」インタビュー】

    モデルプレス

  5. 05

    Snow Man向井康二&マーチ、言葉を超えた深い絆――キュンシーンで心通じ合った瞬間・互いの芝居が支えに【「Dating Game」インタビュー】

    モデルプレス