実の兄弟・ONE N’ ONLY高尾颯斗&BUDDiiS高尾楓弥、絆感じた撮影裏話「初めての経験だった」記憶に残る幼少期の喧嘩エピソードも【「BATTLE KING!!」インタビュー】
映画『BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏・終奏-』(前編「序奏」2月14日/後編「終奏」3月14日公開)に出演するONE N’ ONLYの高尾颯斗(たかお・はやと/25)とBUDDiiSの高尾楓弥(たかお・ふみや/20)にモデルプレスがインタビュー。兄弟共演で感じた絆や幼少期のエピソード、夢を叶える秘訣などを語ってもらった。
「BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏・終奏-」
2023年3月に劇場公開された映画『バトルキング!!-Weʼll rise again-』の2年後を描いた今作。ケンカに明け暮れるただの不良だった高坂源二郎(山下永玖)はダンスと出会い、仲間と共に「Jackpoz」を結成。世界一を目指して充実した日々を送っていた。そんなある日、直江愛之助(颯斗)の仇を討つため、2年前に山縣虎太郎(森愁斗)を負傷させ逮捕された愛之助の弟・龍之介(楓弥)が少年院から出所。源二郎たちは喜んで迎え入れるが、龍之介は彼らの変化についていけず、内心は戸惑うばかり。そして再び、宿敵だった虎太郎が彼らの前に姿を現す。高尾颯斗&高尾楓弥、兄弟共演で感じた絆
― 今作は愛之助と龍之介の兄弟愛が色濃く描かれ、共演シーンも多かったと思います。改めてお互いの演技を見て、リアル兄弟だからこそ気づけた一面はありましたか?楓弥:愛之助は今作で感情的になるシーンが多かったので、「こんな表情をするんだ」「こんな声を出すんだ」って思いました。見たことのない表情で、すごく新鮮でした。
颯斗:それは逆も然りで、今作は龍之介がキーマンで、二面性を出さなければいけない役だったんですけど、すごくナチュラルに見えました。龍之介が闇落ちするシーンは、一緒に撮影していない時間が多かったので、完成してから観て「こんな表情するんだ」って。カッコよかったし、すごいなってリスペクトを持ちました。
― 撮影中に特別な絆を感じた瞬間があれば教えて下さい。
楓弥:ビンタのシーンじゃない?
颯斗:そうだね。弟のことをあの勢いでビンタしたことはないんじゃないかな(笑)。
楓弥:オッケーカットは本気のビンタだもんね(笑)。
颯斗:「リアルにしたいね」ってなって、当てにいきました。最初はビビって、ちょっと手加減しちゃったんです。手を上げたら当たっているように撮ってくれていたと思うんですけど、楓弥が「次、本気で来いよ」みたいなことを言っていたので(笑)。
楓弥:ビンタされた時に、やっぱりちょっと「痛っ!」ってなるじゃないですか。でも、その気持ち自体が、次のお芝居の気持ちに繋がるというか。これが、“リアルに演じて、心を駆り立てる”ということなんだろうなって。今までそれを強く感じる場面って、あまりなかったので、初めての経験だったかもしれないです。兄弟で1番気を使わない相手なので、やりやすかったですね。
― また兄弟で共演する機会があれば、どのような作品に挑戦してみたいですか?
楓弥:兄弟役じゃない作品もやってみたいです。
颯斗:確かに!
楓弥:それか、生き別れとか。今は一緒に住んでいたり、一緒にお仕事したり、一緒に居すぎているので、久しぶりに再会して血が繋がっているか分かるかどうかぐらいの距離感の兄弟って演じられるのかなって。
颯斗:仲悪いとか、真逆のことをしたいよね。
楓弥:やりたいね〜!
高尾兄弟、幼少期の“喧嘩エピソード” 回顧
颯斗:小さい頃はたくさん喧嘩してたよね。
楓弥:めっちゃあるよ!
颯斗:覚えているのは、100均(100円均一ショップ)の剣。
楓弥:(笑)。僕がその日に買ってもらったやつです!
颯斗:楓弥のお気に入りの剣があったんですけど、それを僕が取って、壊したんだよね。
楓弥:ワー!って兄が剣を持って行っちゃって、「返せよ!」ってまず喧嘩になるじゃないですか。こっちは剣が欲しいだけなのに、兄は洗面所の方に逃げて、ありえない速度でドアをバン!って閉めたんですよ。その剣がドアに挟まって、剣先が真っ二つに折れて。僕からしたら、やっと手に入れた伝説の剣だったんです。それを目の前でドアに挟まれて、ポキッて折られて。すごく泣きました。この人は最悪な人間だなって(笑)。
颯斗:そうだったわ(笑)。
― 兄弟ならではのエピソードですね(笑)。今振り返って、思うことはありますか?
颯斗:その時は多分自分なりに動機があったと思う。一方的じゃなかったと思います(笑)。
楓弥:一方的じゃないです。僕もダメなんです。負けることが分かっているのに、ちょっかいを出しちゃうタイプなので…(笑)。
颯斗:めっちゃ覚えてるな〜。
楓弥:本当にショックだった。僕もめっちゃ覚えてる。その後、多分お母さんに怒られて、セロハンテープでグルグルに巻いて繋げて「これでいいだろ」みたいな感じで渡してきたのが1番イラってきたのを覚えてます(笑)。
颯斗:「巻いたら使えるじゃん」みたいなね(笑)。
楓弥:懐かしいね(笑)。
高尾颯斗&高尾楓弥の夢を叶える秘訣
― 今作には夢を追いかける姿も描かれていますが、同じように夢を追うモデルプレス読者へ向けて、お二人が考える夢を叶える秘訣を教えてください。楓弥:“自分がどれだけ価値のある人間か”というのを、思ってなくても思うようにすることだと思います。
颯斗:分かる!
楓弥:“自分はこれを叶えるべき人間だ”って言い聞かせる。
颯斗:過信。思い込む。意外と大事なことだと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
★なお、モデルプレスでは、撮影現場潜入レポート、ONE N’ ONLYのグループインタビューも配信する。
高尾颯斗(たかお・はやと)プロフィール
1999年9月17日生まれ、静岡県出身。ダンス&ボーカルユニット・ONE N' ONLYのRAP&ダンサーとして活動中。俳優として、映画『海辺の週刊大衆』(2018)、舞台『聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE』(2025年3月7日〜3月16日)などに出演。Fm yokohama「E★K radio~Watch Out! Radio」(毎週水曜23時30分~)では水曜日のレギュラーDJを務めている。高尾楓弥(たかお・ふみや)プロフィール
2004年10月3日生まれ、静岡県出身。令和に誕生したダンス&ボーカルグループ・BUDDiiSのメンバーとして活動中。フジテレビ系『#だってヒロインじゃない』(2024)、舞台「パリピ孔明」(2024)、舞台『マーダーミステリーShowcase~5人の証言~』(2025)などに出演するなど、俳優としても活躍している。もっと詳しくみる
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