日向坂46上村ひなの「もっと強く存在感を」先輩卒業で決心 “けやき坂46(ひらがなけやき)イズム”に強い思いも【「卒業写真だけが知ってる」インタビュー】
日向坂46が1月29日に13thシングル「卒業写真だけが知ってる」をリリース。モデルプレスでは三期生の上村ひなの(かみむら・ひなの/20)にインタビューを行い、メンバーとのエピソードや、グループが変化することへの思いを語ってもらった。
上村ひなの、小坂菜緒が「この曲を引っ張ってくださっている」
― まずは、今作を初めて聴いたときの印象から教えてください。上村:日向坂46には今までなかった卒業ソングですし、タイトルやテーマがすごく好きだなと思いました。イントロから儚さがあるのですが、切なさだけではなくて楽曲の最後には日向坂46らしいハッピーな雰囲気があるのも素敵だなと思います。センターの小坂菜緒さんの「私も好きだったのに」というセリフもキュンとしてしまうし、ラストにかけての流れも注目していただきたい1曲だなと思います。
― 今作は小坂さんにとって6作ぶりのセンター曲でもありますね。
上村:菜緒さんはグループの1stシングル「キュン」からセンターを4作連続で務めていますし、7thシングル「僕なんか」でのセンターの姿も印象的だったので、グループが変化している今のタイミングでのセンターというのもすごく嬉しかったです。「キュン」のときよりも少し大人な雰囲気や、当時を懐かしむような雰囲気もこの曲を引っ張ってくださっているなと感じています。
上村ひなの、同期の活躍から刺激
― 三期生としては、今作で森本茉莉さんと山口陽世さんが初の選抜入りを果たしました。同期としては、どのような思いがありますか?上村:2人はひなた坂46(表題曲の選抜以外のメンバーで構成されたグループ)のライブでもチーム全体を引っ張っている印象があって、とても頼もしいなと普段から感じていたので、こうして一緒に選抜メンバーとして活動できることが本当に嬉しかったです。MVでも3人のシーンがあったのですが、実際に完成した映像を観たときに振付師さんから「3人の息がピッタリだったよ」と言っていただいて…!特に打ち合わせをしていたわけではなくて無意識だったのでびっくりしましたし、ずっと一緒にいるからこそ気持ちが一致したんだなと思いました。三期生は4人という少人数だからこそ大きな絆を感じますし、高橋未来虹(※「高」正しくは「はしごだか」)もひなた坂46を今回も引っ張ってくれると思うので楽しみにしています!
― 高橋さんは先日グループの副キャプテンにも就任されましたね。
上村:はい。高橋はこれまでも副キャプテンだったんじゃないかなと思うくらいずっとグループのことを考えていて、冷静な目でグループを見てくれたり、話しかけに行ったりしている姿を見てきました。今“副キャプテン”という名前がついただけで、ずっとグループを支えてくれていた存在だったと思います。ほかの2人も全体に目を向けて四期生のみんなともしっかりと関わっている印象なのですが、私は自分のことで精一杯になってしまいがちだったので、同期の姿からいつも刺激をもらっています。みんなを見ていると、もっともっとグループのためになれたらなという気持ちが強くなります。
先輩メンバーの卒業で新たな決意「もっと強く存在感を」
― 今作は加藤史帆さん、東村芽依さん、濱岸ひよりさん、丹生明里さんが卒業後初のシングルとなりました。MVの撮影やパフォーマンスの練習を通して、先輩方の卒業を実感する瞬間もありましたか?上村:たくさんありました。今回のMVは最初から現メンバーで作り上げたので、今までよりも先輩方と過ごした時間を思い出すことが多かったですし、私たちがもっと強く存在感を示さないといけないなと感じました。先日回らせていただいたライブツアー「Happy Magical Tour 2024」でも先輩方が抜けたポジションに自分たちが入ったり、四期生が入ったりしていたのですが、そういったことを通しても「今のメンバーといられる時間は永遠ではないんだな」と身に染みて感じて…。より今のメンバーとの時間も大切にしながらの制作になったと思います。
― 今後は三期生の皆さんも中心となってグループを引っ張っていくことになると思います。2025年は五期生も加入しますが、どんなグループにしていきたいと考えていますか?
上村:私はけやき坂46(ひらがなけやき/日向坂46改名前のグループ名)を見て加入した身なので、一期生さん、二期生さんが作ってくださった“ひらがなけやきイズム”を残していきたいという思いが個人的にはあります。もちろん時代に合わせて変わっていく良さもあると思うんですけど、私たちにしかないハッピーオーラや伝統を気持ちだけでも伝えていけたらいいなって、三期生の立場としては思っています。五期生は新しい風になると思いますし、日向坂46に今までなかったピースを埋めてくれる存在でもあると思うので、みんなの個性を尊重しつつ良いバランスでやっていけたら良いなと思っています!
― 上村さんにとって四期生が初めての後輩になりましたが、最初は戸惑いもありましたか?
上村:私は後輩でいる期間が1番長かったのですが、今でも実は先輩としての在り方に悩むときがちょっとあります。年上の後輩もいるので、最初は特にどういう風に接したら良いのかなと思っていたんですけど、やっぱり時間が解決してくれる部分も多くて。一緒に時間を過ごしていく中で、三期生としての先輩らしさを見つけられてきた感覚があります。
― 四期生の皆さんと特に距離が縮められたタイミングはありますか?
上村:本格的に四期生が楽曲に参加してくれるようになった11thシングル「君はハニーデュー」の期間だと思います。選抜メンバー、ひなた坂46メンバーそれぞれで絆も生まれましたし、MVの撮影中や振り入れなど一緒に過ごす時間が増えるので、ぐっと距離が縮まった気がしました。
上村ひなの、2025年の抱負は?
― 2025年のグループとしての抱負、個人としての抱負をそれぞれ教えてください。上村:グループとしては、変化しながらも私たちらしさを見つけていくことが求められる年になると思うので、1月29日発売の「卒業写真だけが知ってる」から勢いのあるスタートダッシュを切って、最後まで自信を失わずみんなで前を向いて坂を上っていきたいです。
個人としては、新しいことはもちろん、今1度個人でいただいたお仕事にもっと向き合うことを意識して良い結果を残せるようにすることが目標です。今まで本当に色々なことを経験させていただいてきたのですが、さらに皆さんの印象に残るような工夫をしていきたいなと思っています。五期生も入ってくるので、後輩のみんなに新しい道を見せられるような存在になれるように頑張りたいです!
― 2024年には20歳を迎えましたが、心境に変化はありましたか?
上村:“大人”という称号が与えられて今まで以上に視野が広くなりました。以前は「自分がグループをもっと背負えるようにならなきゃ」「自分がどうにかしないと」という風に思っていたのが、「自分はグループのために何ができるんだろう」と考えられるようになって、グループ活動もより尊く感じるようになりました。
上村ひなのの夢を叶える秘訣
― 最後に上村さんが今思う夢を叶える秘訣を教えて下さい。前回のインタビューでは「声に出すこと」と話していました。上村:実は昨日、お風呂に入っているときに「明日モデルプレスさんに『夢を叶える秘訣』を聞かれるかもしれないな。秘訣はなんだろう…」と考えていたんです(笑)!今思うのは、柔軟でいることが大事だと思います。夢を叶えるために強い気持ちを持つことは大切ですが、ある種諦めるというか、ちょっと曲げる部分も必要なのかなと最近思いました。柔軟に色々な形に変化するからこそ、最終的に夢を叶えられるのかなと私は思っているので、考え方を1つに決めすぎず、「色々な考え方の人がいる」ということを忘れないことが大切なのかなと思っています。
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
日向坂46・13thシングル「卒業写真だけが知ってる」
日向坂46にとって通算13枚目のシングル「卒業写真だけが知ってる」。表題曲は、二期生の小坂菜緒がセンターを務める。MVのテーマは“春を告げるパレード”。日向坂46のメンバーが爽やかに風を感じながら卒業を祝福するように行進をする様子を表現している。上村ひなの(かみむら・ひなの)プロフィール
2004年4月12日生まれ、東京都出身。星座はおひつじ座、身長は162.5cm。2018年8月「坂道合同オーディション」に合格し、同年12月にけやき坂46(現:日向坂46)の三期生としてお披露目。2023年7月リリースの10枚目シングル「Am I ready?」で表題曲を初センターを務めたほか、2023年7月にはドラマ「DIY!!-どぅー・いっと・ゆあせるふ-」(MBS/TBS)でドラマ初主演を務めるなど、多方面で活躍している。もっと詳しくみる
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