&TEAM「もう新人とは言えない」NICHOLASとHARUAが語る、怒涛の1年でぶつかった課題・変化したマインド【雪明かり(Yukiakari)インタビュー前編】
2024.12.24 17:00
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グローバルグループ・&TEAM(エンティーム)のNICHOLAS(ニコラス/22)、HARUA(ハルア/19)にモデルプレスがインタビュー。多忙な2024年を駆け抜ける中で、壁にぶつかる瞬間もあった彼等。それでもひたむきに努力し続け、確かに実感した自らの変化と成長とは――。【前編】
&TEAM 2nd ALBUM『雪明かり(Yukiakari)』
HYBE LABELS JAPAN初のグローバルグループである&TEAMは、オーディション番組『&AUDITION - The Howling -』を経て、EJ(ウィジュ)・FUMA(フウマ)・K(ケイ)・NICHOLAS・YUMA(ユウマ)・JO(ジョウ)・HARUA・TAKI(タキ)・MAKI(マキ)の9人で2022年9月3日に結成、同年12月7日にDebut EP『First Howling : ME』でデビューを果たした。2024年は、“春夏秋冬を通じて結束する少年たちの物語”として5月に1st SINGLE「五月雨(Samidare)」、8月に2nd SINGLE「青嵐(Aoarashi)」、10月にDIGITAL SINGLE「十五夜(Jyuugoya)」をリリース。そして12月18日、1年の物語の最終章として2nd ALBUM『雪明かり(Yukiakari)』がリリースとなった。
&TEAM、“雨男”ぶりがラッキーを呼んだMV撮影
― まずはシリーズの集大成となる今回のアルバムのポイントからお伺いしたいと思います。HARUA:2024年僕たちが歩んできた全ての過程や活動してきた様子が全部この一つのアルバムにまとまっています。思い出のアルバムのような、1年を振り返ってLUNE(※Eはアキュートアクセント付き、&TEAMのファンネーム)の皆さんと一緒に作り上げてきたものが全て詰まっている作品です。僕たちのことを知ってくださったばかりの方もこの1枚のアルバムで僕たちを深く知っていただけるんじゃないかなと思いますし、「1年でこの部分の声がちょっと変わったな」とか「こういうふうに表現が成長したんだな」とか、春から冬までの間で成長してきた過程も曲を聴き比べながら楽しめると思います。
NICHOLAS:春夏秋冬、LUNEの皆さんとずっと一緒に過ごしてきて、今回は成長してきた姿をお見せできる良い機会だと思っています。アルバムの中にはOSTや僕たちがこれまであまり披露したことのない曲もたくさん入っているので、そういうところにも注目してほしいです。
― 本アルバムのビジュアル・ミュージックビデオ撮影で印象に残っていることを教えてください。
HARUA:タイトル曲「雪明かり(Yukiakari)」のミュージックビデオの野外での撮影のときにたまたまちょうど雪が降ったんです!セットで撮ったかのような映像になって、映画のような綺麗な画がたくさん撮れました。本当に雪が降っていて、奥には雪の積もった木や自然が広がっている中で、9人で踊ったり演技をしたりしたんです。
&TEAMってなかなか天候に恵まれないことが多くて、雨が降りがちなんですよ(笑)。いつも「&TEAMの雨男は誰だ!?」って話をするんですけど、今回は逆にそれが良い結果になって。晴れではなく雪になってしまったけど「雪明かり(Yukiakari)」にはぴったりなロケーションで撮影できたので、個人的にはすごくラッキーだなと思いました。
― ロマンチックな偶然ですね…!NICHOLASさんはいかがですか?
NICHOLAS:僕は普段から衣装のことを気にするタイプなんですが、今回のMVの衣装の一部がめっちゃお気に入りでかっこよく表現できている気がしています。皆さんにもぜひ注目していただきたいです。
NICHOLAS&HARUA、お気に入り曲が一致
― アルバム内のお気に入りの楽曲を教えてください。HARUA:もともと「illumination」がすごく好きだったんですけど、僕たちの声で完成した曲を全部聴いたら「Deer Hunter」がめちゃくちゃ良くて!というのも、&TEAMはこれまで爽やかで疾走感と少年みがある曲が多かったんですが、これは今までやったことのないようなコンセプトなんです。大人の狼として鹿を狩るようなコンセプトで、セクシーでちょっとダークな雰囲気もある。パフォーマンスも良い意味で&TEAMらしくない新しい感じだと思いますし、完成したバージョンを聴いたとき個人的にめちゃくちゃ新鮮でした。LUNEの皆さんも喜んでくれるんじゃないかなと思います。
NICHOLAS:僕も「Deer Hunter」がお気に入り。ちょっと強めな曲の方が自分はもっとよく表現できる気がするので、これは初めて聴いたときから「LUNEが好きそうな曲だな」と思っていました。練習しながらもどんどん自分なりの表現を入れていて、これから披露できる機会をめっちゃ楽しみにしています。
NICHOLAS、課題を乗り越えるための“ただ一つの選択肢”
― モデルプレスでは「五月雨 (Samidare)」のときにも&TEAMさんにインタビューをさせていただきました。そこから今日まであっという間だったようにも感じますし、ついに春夏秋冬の最後を迎えるんだなとも思ったのですが、お二人にとってはどのような1年になりましたか?HARUA:デビューをした年より体感では忙しかったです。あっという間に過ぎ去っていった気がしています。4回作品を出したのもありますし、その中で2回もツアーをさせていただいて。振り返ってみると「これ全部今年の中でやってたんだ」と思います。1人でしっかり考える時間があったというよりかは、毎日忙しくバーっと駆け抜けていったような気がするので、本当にぎゅっと詰め込んだ1年だったなと感じています。
NICHOLAS:確かに今年は結構忙しかったですが、自分が作った目標にはまだ届いてないので、もっと努力しないといけないという気持ちもあります。僕にとって完璧な年とは言えないですが、それでも1番重要な年だったし、そういう経験や課題があったからこそチームも成長できた。色々大変なチャレンジがあったからこそ、自分にとっても成長になった1年です。
― NICHOLASさんが感じた課題は、グループでぶつかった壁ですか?それともNICHOLASさんが個人的に感じた悩みなのでしょうか?
NICHOLAS:グループとして、もっと良くなるための課題もありましたし、個人としてもありました。
― いつも素晴らしいパフォーマンスを見せてくださるNICHOLASさんでもそう思う瞬間があるんですね。NICHOLASさんのストイックさを改めて感じました。
NICHOLAS:いやいや…(笑)。僕たちは上を目指す気持ちが人一倍強いチームだと思うので、常に「もっと頑張らないといけないんだな」という気持ちになります。
― そういう課題にぶつかった瞬間は、どのように気持ちを切り替えていますか?
NICHOLAS:やっぱり努力しかできないです。自分ができることだけをただやります。
「もう新人とは言えない」3年目突入で感じた変化
― この1年グループで濃い時間を過ごされて感じたメンバーの変化や、ご自身の心境の変化はありましたか?HARUA:1人1人がアーティスト活動に対してよりストイックになった気もするし、欲が強くなった気もするし、自分が表現したいものをより表現しようと意識するようになったような気もします。なので今年は&TEAMというグループが一つ大きく成長できた年なのかなと思っていて。「こうなりたい」と思い描いているように成長できたというよりかは、もっともっと良いチームになるための、そこに向かっての成長がちょっとずつ始まった感じです。なので皆それぞれ個人としてもグループとしても未来を見つつ、少しずつ進み始めている、そんな年だったと思います。
― HARUAさんがグループの変化を感じたのは、例えばメンバーと会話をしているとき、リハーサルでのメンバーの姿勢を見たときなど、具体的にどのようなタイミングだったのでしょうか?
HARUA:やっぱりツアーがめちゃめちゃ大きかったです。それから結成2周年のイベントのときも個人ステージをやったり自分で演出の一部を提案しながら舞台を準備したりしたので、そうやって自分たちで直接ステージを作り上げたことで皆マインドの変化が生まれたのかなと感じています。
NICHOLAS:もちろんグループはちょっとずつ成長しているんですが、僕は自分の変化が大きかったかもしれないです。アーティストになって2年が経って、今は3年目。もう新人とは言えない年なので、プロアーティストになるための努力という部分を毎回意識しています。今年もツアー含めたくさんステージに立ちましたが、それによってもっと自分に足りないものにも気付いたので、来年はそういう不足している部分は全部上手くなれるように頑張りたいと思います。
★後編では2人の“本当の兄弟のような”関係性や、これまで互いに助けられたことを語ってくれた。
(modelpress編集部)
NICHOLAS(ニコラス)プロフィール
生年月日:2002年7月9日HARUA(ハルア)プロフィール
生年月日:2005年5月1日
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