モデルプレスのインタビューに応じた鈴川直弥(C)モデルプレス

WILD BLUE鈴川直弥、先輩・山下幸輝との約束胸に同じグループへ「本人が一番びっくりしています」学生時代のエピソードも【インタビュー連載Vol.3】

2024.10.01 18:00

9月6日にデビューした5人組ボーイズグループ・WILD BLUE(ワイルドブルー)。デビューを記念したソロインタビュー連載Vol.3には鈴川直弥(すずかわ・なおや/21)が登場。

  

WILD BLUE、インタビュー連載スタート

WILD BLUE/(左から)鈴川直弥、池田優斗、山下幸輝、宮武颯、鈴陽向(C)モデルプレス
山下幸輝(リーダー)、宮武颯、鈴川、池田優斗、鈴陽向からなるWILD BLUEは、「心の赴くままに生きる勇気をくれるグループ」をコンセプトに結成された5人組ボーイズグループ。グループ名には「無限に広がる青空」という意味が込められており、グローバルで活躍できるボーイズグループを目指し、様々なアーティスト活動を行っていく。9月6日に1st Digital Single「WILD BLUE」でデビューを果たし、同月27日には2nd Digital Single「First Light」をリリース。11月11日には神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールにて、WILD BLUE DEBUT SHOWCASE [The First Light]の開催を控えている。

鈴川直弥、グループ結成までの道のり

鈴川直弥(C)モデルプレス
― グループのSNSでは、結成発表後にメンバーそれぞれがアーティストを目指すまでの物語が公開されました。改めてWILD BLUEとしてデビューするまでの経緯を教えてください。

鈴川:動画の最初に出てきた場面は母校で撮影しました。こき(山下)に出会った馴れ初めなど、本当に詳しく僕のヒストリーを動画で紡いでくれています。そこから陽向に会ったり、悔しい経験したり、そして今がある。本当に動画の通りなので是非見てほしいです。

― 鈴さんとはどこで出会ったんでしょうか?

鈴川:韓国の事務所に入ったときに、陽向がすでに練習生として所属していて仲良くなりました。寮は違ったのですが、最初にダンスを教えてくれたのが陽向で、優しいなという印象でした。

鈴川直弥、山下幸輝との約束の意味

鈴川直弥(C)モデルプレス
― 動画の中には「忘れられない約束を胸にもう少し頑張ろうと思った」と高校の先輩である山下さんとの約束についても描かれていましたが、山下さんがいたからこそ、アーティストを目指した部分もあるのでしょうか?

鈴川:もちろん、こきがいたからというのもありましたが、こきとした“また同じ舞台”という当時の約束の意味は、同じチームとしてではなく、向こうは俳優、僕はアーティストとして、お互いに表現のお仕事で競い合おうという話をしていたんです。同じグループになるとは思っていなかったので、本人が一番びっくりしています。

― 山下さんとは支え合う仲間だったんですね。

鈴川:そうですね。よく電話でお互いの活動を報告していました。「俺、韓国行きました」とか、こきだったら「君花」(TBS系ドラマ「君の花になる」2022年)がちょうど決まったときだったので「(ドラマに)出るわ~!」(山下)「観ます!」(鈴川)みたいなやり取りをしました。

― 山下さんはどんな先輩でしたか?

鈴川:先輩風を吹かさない、良い意味で先輩感のない親しみやすい先輩でした。優しくて踊りがうまくて、かっこよくて、僕以外に憧れていた人もいたと思います。

鈴川直弥、1st Digital Single「WILD BLUE」MVは1日中撮影

鈴川直弥(C)モデルプレス
― 1st Digital Single「WILD BLUE」のアピールポイントを教えてください。

鈴川:2番のAメロ部分は担当している箇所が多くて、「変わっていくものも変わらないものもあって」という歌詞は、プロデューサーさんに「直弥くんに歌ってほしかった」とありがたい言葉をいただきました。一サビが終わって、こきの「WILD BLUE」というささやき声があって、僕がボンッと出てくる部分がとても好きで愛してやまないパートなので、注目してほしいです。「WILD BLUE」は僕らの中で神秘的な曲で、かっこいいコンセプト・可愛いコンセプト…などではなく、僕たちを表す代表的な最初の曲なので、ずっと愛していただきたいです。

― MVの撮影裏話はありますか?

鈴川:朝がとても早かったです。夜中からメイクを始めて、4時くらいには海で撮影していました。本当に長時間撮影をしていて、大変な部分もありましたが、楽しかったです。

― 2nd Digital Single「First Light」についても教えてください。

鈴川:「First Light」は僕らの紹介、僕らの出会いを説明してくれていて、よく聴くとそれが伝わる曲なので歌詞に注目してほしいのと、僕はDTM(Desk Top Music※パソコンで音楽を作ること)をよくいじるのでマニアックな点ですが、曲のテンポが変わるところを探してほしいです。BPM(Beats Per Minute)が164から158くらいまで落ちるところがあって、「プロデューサーさんすごい」「こんな自然に落とせんねんや」と思いました。ダンスの振りでは最後にみんなで円になって“ワッショイワッショイ”みたいな感じや、みんなで電車のように移動する振り付けがあったりものを作って移動したり、ユニゾンが多くて「WILD BLUE」よりもWILD BLUEらしい曲かもしれないと思っています。

鈴川直弥「ファンの皆さまにお会いしたい」

鈴川直弥(C)モデルプレス
― WILD BLUE DEBUT SHOWCASE [The First Light] への意気込みをお願いします。

鈴川:日々トレーニングや練習をしっかりして、体調管理にも気をつけています。曲数も増えてきてはいますが、まだまだ少ないので、もっとレコーディングを重ねてファンのみなさまにより良い音楽を届ける準備を常にしています。近くで見たい!みんなを!近くでファンの皆さまにお会いしたいです。

― ファンの方こそ「会いたい」と思っていると思います(笑)。

鈴川:僕がお会いしたいです(笑)。風邪引かないでくださいということと、パフォーマンスで魅せるアーティストになるので、ぜひ期待してほしいです。頑張ります!

鈴川直弥の悲しみを乗り越えた方法

― デビューまでにさまざまな経験をされてきたと思います。これまでの人生の中で悲しみを乗り越えた方法を教えてください。

鈴川:一番落ち込んでしまった出来事はWILD BLUEでデビューするまでの期間で、「僕はデビューできるのかな」と本当に不安でした。韓国から帰ってきたときも気持ちは落ちましたが、そのときは10代で若かったので「まだ行ける」という思いがあって、WILD BLUEは本当にラストチャンスだと覚悟を決めていたので、こきが誘ってくれて加入して、デビューが決まったときはフワッと解き放たれた感覚がありました。

乗り越えたと言って良いのか分からないですが、1日1日自分のできることを着実にやっていきました。感情的に乗り越えるのではなく、ダンスや歌の練習、作詞作曲、自分にできる行いを1日1日していったら、神様が導いてくれると思います。今回僕はWILD BLUEというとてもありがたい舞台を用意していただきましたが、皆さんにも絶対チャンスはあるので、今が一番下ではないことを教えたいです。僕は今も一番上にいるとは思っていなくて、もっと上があると思っているので、探し続けます。

鈴川直弥の夢を叶える秘訣

鈴川直弥(C)モデルプレス
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、デビューを叶えた鈴川さんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。

鈴川:自分のやりたいことを好きなだけやれば良いと思いますし、好きなことができている環境があること自体が良いことだと思います。夢を叶えることに“何歳だから”はないので、全力で毎日できることをして、たまに休んで楽しんでいきましょう!

― では今の夢は?

鈴川:グループとしては、常に新しい音楽を続けていきたい。個人としては記者会見で音楽担当と言いましたが、将来的に作詞作曲などでこのグループのプロデューサーみたいになりたいです。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

鈴川直弥(すずかわ・なおや)プロフィール

WILD BLUE/(左から)鈴川直弥、池田優斗、山下幸輝、宮武颯、鈴陽向(C)モデルプレス
生年月日:2003年9月22日
出身地:大阪府
趣味:アニメ鑑賞、絵を書くこと、筋トレ、インテリア
特技:ダンス、歌、DTM(作詞・作曲)

高校生の頃からさまざまなダンス大会に出場し、入賞。その後、韓国の事務所に練習生として所属。2022年から日本を拠点に活動開始。
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