JO1&FANTASTICS「助けられた部分が本当に大きかった」共演シーン “最後まで生き残るのは?”満場一致で選ばれたメンバー【逃走中 THE MOVIE インタビュー連載6人編】
2024.07.18 18:00
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「逃走中 THE MOVIE」(7月19日公開)に出演するJO1(ジェイオーワン)の川西拓実・木全翔也・金城碧海、FANTASTICS(ファンタスティックス)の佐藤大樹・中島颯太・瀬口黎弥が、日本最大級の女性向けエンタメ&ライフスタイルニュースメディア「モデルプレス」のオリジナル企画「今月のカバーモデル」で、2024年7月のカバーモデルを務めた。連載第1弾は6人の合同インタビューからスタートする。
JO1&FANTASTICSからキャストが競演「逃走中 THE MOVIE」
2024年に20周年を迎えるフジテレビ系列のバラエティ番組「逃走中」をドラマ映画化した本作。参加総数1000人の史上最大級かつ命懸けのゲームを描く。本作の主人公は、高校時代に陸上部の良きライバルとして青春を共にしてきた、橘大和(川西)・大澤瑛次郎(中島)・伊香賢(木全)・北村勇吾(金城)・西園寺陸(瀬口)、寺島譲司(佐藤)ら6人の青年たち。高校卒業後のある日、彼らのもとへ「逃走中」への招待のメールが届き、6人はゲームへ参加することに。しかしゲームを管理するクロノス社が何者かに乗っ取られ、一部のハンターが制御不能となる事態が発生。突然命賭けのデスゲームと化した「逃走中」。彼らは無事生き残り、かつての絆を取り戻すことはできるのか――究極の「逃走中」がスタートする。
川西拓実・木全翔也・金城碧海・佐藤大樹・中島颯太・瀬口黎弥、それぞれの役柄
― まず、今回みなさんが演じられた役についてと、演じてみて印象に残っていることを教えてください。金城: 今回演じさせていただいた勇吾は、本当にお母さん想いで自分の中で「これだ」と決めたことに対して信念を持っているキャラクターで、僕自身ともちょっと重なる部分がありました。お母さんと一緒に頭を下げているシーンの表情とかも含めて、他のキャラクターとは違って「遊びで参加していない」という気持ちがあるので、お金に対しての執着が強くて、わかる人には共感できるようなキャラクターになっているんじゃないかなと想います。
木全:賢はストーリーが進むほど徐々に考えていることがわかってくるキャラクターなのであまり深いことが話せないんですけど、シンプルに頭が良い瑛次郎とは違ってちょっと切れ者というかずる賢さがあるキャラクターで、ところどころ人間臭さや抱えている弱い部分が見えてくると思うので、すごく背伸びをしているような人物です。
川西:大和は現役陸上選手として大学で陸上をやっていて、本当に仲間想いでとても熱くてまっすぐな性格です。高校では陸上部のエースで、大和だったらなんとかしてくれると思われるような強運の持ち主ですが、破天荒な部分もあるのでそういった部分も注目してほしいポイントです。印象に残っているのは6人で一緒に走るシーンで、そこはすごく青春を感じられるかなと思いましたし、学生時代を思い出して懐かしい気持ちになりました。
中島:瑛次郎は1人だけ眼鏡をかけている秀才で、陸上部の時は補欠で記録係をやっていたという役どころ。予告では涙のシーンが使われているので、その涙が何の意味かということを劇場に行って確かめていただきたいです。ただ「逃走中」として逃げているだけでなく、一人ひとりのストーリーがあって色々なところに繋がっていきます。瑛次郎が思っていたことを全部ぶつけて壁を乗り越えるシーンがあるので、葛藤とか不安があったらこの映画に勇気をもらって進んでいってほしいという想いもあります。
佐藤:自分が演じた譲司は陸上部の元エースとして活動していたけれど“とある理由”からみんなの元を離れていて、この「逃走中」が開催されてみんなと再会した時には全く別人のような存在になっているという、ある意味1番謎が多いキャラクターです。“理由”は映画を観ないとわからないんですが、二面性が求められる役だなと意識してこの譲司という役を全うしました。撮影で大変だったのが回想シーンと現代の譲司が全く別人に見えるようにしたこと。衣装合わせで髪型や髪色、立っている時の姿勢や喋り方のスピードを監督と相談し、自分からも提案させてもらったりしながら一緒に作り上げました。イメージをすり合わせている瞬間がすごく好きでした。
瀬口:僕が演じた陸は大和とは違う明るさがあり、基本はファッションが大好きでおちゃらけていてみんなとふざけ合うのが1番好きなキャラクターです。この役柄の1番のキーとなるのはおちゃらけた中でも信念を持っていて自分を犠牲にしてでも守りたいものがある、良い意味で精神年齢が1番若いところだと思っています。子供と同じ目線になれるようなキャラクターなので、緊迫感があるシーンでも陸が登場するとホッとするような感じがありますね。僕が1番面白いなと思ったのが、監督が「陸に口癖を作りたい」とおっしゃって、全セリフに「マジで」という言葉を入れたところです。意味が違う色々な「マジで」を使うことは奥深いなと思いましたし、同じセリフでもテンションや表情で全然聞こえ方が違うなと思ったので、ぜひ注目していただけたらと思います。
命懸けの「逃走中」生き残るのは?
― バラエティ番組「逃走中」には瀬口さんと木全さん以外は参加経験があって、特に佐藤さんは逃走成功までされて、みなさんも結構良いところまで行かれたと思うんですけど、実際デスゲーム状態の「逃走中」になったら生き残る自信はありますか?佐藤:ないです!
瀬口: 僕は出てないので分からないんですけど、本当にハンターが速いよね。
佐藤:めちゃくちゃ速い!
中島: 確かに普通に「逃走中」に参加している途中で急に「ワイルドハンターがいます」と映画のような状況になったら本当に無理です。
佐藤:恐怖が勝って自首しちゃうかな。
― 撮影中も恐怖を感じていましたか?
中島:トンネルを走っている時にワイルドハンターが出てきて「ギャー」と逃げるシーンがあったんですが、トンネルの中で30人ぐらいの参加者の声が響きすぎてその声の臨場感が怖すぎてシンプルに逃げました。
瀬口:カットかかっても逃げ続けて。
中島:はい、逃げ続けて。
瀬口:家まで着いて。
中島:家まで着いて。
佐藤:めちゃくちゃ体力あるな~。
一同:(笑)
― 自分以外でこの人だったら多分最後まで残るだろうなというメンバーは?
瀬口:碧海の身体能力には本当に驚きます。
金城:存じております。
瀬口:(笑)でも成功するには身体能力だけじゃないんですよね。
佐藤:確かに、身体能力と頭脳と運、本当にその3つだと思います。でも僕も碧海ですね。劇中でも唯一ワイルドハンターとのアクションシーンが多いのですが、そのシーンがすごくかっこよくて。碧海ならいけるんじゃないかと思います。
木全:陸上の走り方をクランクイン前に習ったんですけど、先生とリレーして勝っていました。
一同:(笑)
中島:先生がちょっと言い訳するぐらい勝っていたよね。「準備運動がちょっと…」とか言って(笑)。
木全:そのうちハンターとしても…
中島:呼ばれる可能性あるよね。
― ご自身ではどうですか?
金城:僕も本当に幼い頃から「逃走中」をずっと観ていて、みんな絶対1回は思うと思うんですけど(笑)その時から「俺やったら逃げ切れる」と思っていました。自分がこうやって映画に出演することができて本当に嬉しく思いますし、この6人のメンバーは多分生き残ります。というぐらい本当に見逃せない内容になっています。
佐藤大樹、川西拓実に「助けられた」シーン
― 大規模なロケや壮大なセットもすごく見応えがありましたが、撮影で苦労したシーンを教えてください。瀬口:カイ(川原瑛都)くんを抱えるシーンは、撮影の日が大雨で降ったり止んだりを繰り返したので1日で撮りきれなかったんです。晴れた別日に撮影できて結果すごく良い画になったんですが、その雨の日の待ち時間に瑛都くんと一緒に遊んでいて「YouTube観たい」と言われて「良いよ良いよ」とスマホを貸してあげたんですよ。雨で4時間待っている間ずっと瑛都くんにスマホを貸していて。返ってきたら電池が2パーセントでした(笑)。
木全:瑛都くんどんな動画を観るんですか?
瀬口:HIKAKINさん。だから今回HIKAKINさんが出てくださって「楽しみ」と喜んでました。
佐藤:僕はちょっと心情的な話になりますが、6人の中でもみんなといるシーンがほとんどなくて基本的には1人か大和とのシーンだったんです。過去の経験や絆から成立するシーンがある中、どちらかと言うと今まで僕は大和みたいなキャラを演じることが多く、逆のキャラが初めてだったので、最初は不安もありました。でもそこは拓実くんに助けられた部分が本当に大きかったです。拓実くんが自分の中に眠る感情を全部引き出してくれるし、自分が出したら100で答えてくれるので特に2人のシーンは印象に残っています。
中島:僕も心情的な拓実との話で、大和と瑛次郎の2人の想いを全部伝える大事なシーンは朝からずっと色々な撮影をした日の最後に撮ったのですが、そこへの感情の持って行き方は2人でこだわりました。大変な撮影でしたが、完成したものを観て、感情がしっかり出ていて良かったと思いました。6人それぞれのストーリーの中でそれぞれ感情を出すシーンがあるので、ぜひみなさんに観ていただきたいです。
川西:僕は屋内で撮影する時があって、その日は雨で撮影の中盤くらいから雨漏りしてきちゃったんですけど、カメラの上を囲ったりギリギリまで傘をさしてスタッフさんが回収しに来たりしてくれたりして、それが大変でした。でもやっと撮れた映像にちょっと雨が映っていたんですよ。それがまた良い仕上がりになっているなと感じました。
瀬口:そのシーンは本当にビルの奈落みたいなところだって聞いた。
川西:そうなんです、あそこの撮影もカメラマンさんが崖のギリギリまで近づいてくれて。
佐藤:確かにあそこが1番大変だったかもしれない。
木全:僕は撮影中すごく前髪が長くて、本当にこれぐらいあった(手を顔の横に置いて長さを表現)。
一同:本当(笑)!?
木全:ほんとほんと。感情が動くシーンの時に(演技は)できているのに髪の毛が風でブワってなって「もう1回か…」となっちゃってそういうハプニングもあるんだなと。次やる時は程よい長さで…(笑)。
中島:ヘッドバンドをつけると思って長くしていたんだよね。
木全:そうなんですよ。この髪の長さで良い味が出たところもあったんですけど「ここで被るか~」という時もあったので風とかにも左右されるんだなと思いました。
金城:僕が難しいなと思ったのは、陸上部のメンバーでバトンを繋げるシーン。1走目の僕からバギーに乗ったカメラマンさんが追いかけるシーンがあって、その最初のシーンで僕の脚とか手の寄りを撮ってくださったんですけど、車と同じスピードで走ってくるのに「並走して一緒に走ってください」と言われて。もちろん人間だし車の方が速いから追いつかないというか上手く走れなくて、結構何テイクか撮ったんですがそれも良い経験になりました。
― 貴重なお話をありがとうございました!
「逃走中 THE MOVIE」ペアインタビュー連載
モデルプレスでは6人の合同インタビューに加え、JO1×FANTASTICSの組み合わせで3組のペアインタビューも実施。初対面から1番印象が変わった人物や仲の良さが溢れ出た撮影秘話、ペア同士のエピソードなど、貴重な裏話をたっぷり語ってもらった。(modelpress編集部)
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