乃木坂46阪口珠美、1・2期生卒業後は「悩んで苦しい毎日だった」救われた梅澤美波の存在【1st写真集「青いバラ」インタビュー後編】
【阪口珠美1st写真集「青いバラ」(幻冬舎/6月25日発売)インタビュー後編】
35枚目シングル「チャンスは平等」の活動をもって卒業することを発表している乃木坂46・3期生の阪口珠美(さかぐち・たまみ/22)。モデルプレスのインタビューでは「何度も何度も卒業を考えた」という本音やそれでも活動を続けられた理由、そして新たな1歩を踏み出す阪口の“夢を叶える秘訣”に迫った。
阪口珠美、悲しみを乗り越えた方法 救われた梅澤美波の言葉
― 阪口さんは卒業発表時のブログで「何度も何度も卒業を考えた」と打ち明けていましたが、悩んでいたタイミングや時期、その時の心境を教えていただけますか?阪口:1期生、2期生の先輩が卒業されてからは、結構悩んで苦しい毎日だったと思います。その時は頑張っても思うようにいかないことが多くて辛かったのですが、今となってはそこで諦めずに頑張ってよかったと思うので、大事な時期でした。
― 「頑張っても思うようにいかない」という辛さには、ご自身が3期生として1番先輩になるというプレッシャーもあったのでしょうか。
阪口:私は先輩が作る乃木坂46が好きでグループに入ったので「それが変わってしまうのではないか」という不安もありましたし、何よりも大好きな先輩たちが遠くに行ってしまうのがただただ寂しかったです。
― それでも「もう少しもう少し」と頑張ることができたと振り返っていましたが、諦めずに頑張ることができた理由は何だったのでしょうか?
阪口:同じ境遇にいる同期が頑張り続けているのをずっと見てきて、それにとても力をもらっていました。あとは後輩の存在もとても大きかったです。後輩が入ってきてくれて、私を慕ってくれる子もいるのだと分かって、頑張るモチベーションになりました。
― 特にその頑張る姿や言葉に励まされたというメンバーの方はいらっしゃいますか?
阪口:梅澤美波(3期生/現キャプテン)はずっと私のことをたくさん褒めてくれて。アンダーライブも見てくれる度に素敵な言葉をくれるので「見てくれる人はいるんだ」と励まされながら活動していました。
阪口珠美が卒業決心したアンダーライブ秘話
― アンダーライブのお話も出ましたが、阪口さんが卒業を決心したきっかけは2023年9月に開催された33枚目シングル「おひとりさま天国」のアンダーライブ。「私はこのアンダーライブに懸けています」という力強いMCからも決意が感じられましたが、それだけ覚悟を持って臨んでいたのでしょうか?阪口:そうですね。アンダーはただ「選抜に入れなかった」と思われてしまいがちですが、それだけではなくて、皆とても強い気持ちを持っているんです。先輩がいなくなり5期生がアンダーライブに加入したタイミングで、より強くそう思ったので、その気持ちを全面に出してパフォーマンスしていました。
― このライブはアンダーライブ史上最大規模の横浜アリーナでのライブとなり、セルフプロデュース企画などの新しい試みもありました。特に達成感を感じられたステージはありますか?
阪口:セルフプロデュース企画はとても楽しかったです。乃木坂46の楽曲をいつものオリジナルで披露するのも大好きなのですが、自分でいろいろと考えながらとても楽しんでパフォーマンスしていたかなと思います。
阪口珠美にとって「アンダー」とは
― 普段とは違うパフォーマンスを楽しんでいる様子はとても伝わってきました。阪口さんは先輩方がご卒業されたアンダーライブの中で中心となって引っ張ってきた存在だと思いますが、3度の選抜経験もある阪口さんにとって「アンダー」とはどのような場所ですか?阪口:強い場所です。アンダーライブに出る子がたくさんたくさん曲を覚えて、いっぱい苦しみながら活動してきているのをずっと見ていたので、強くなれる、成長できる場所だなと思います。
― ご自身も成長を実感していますか?
阪口:実感します。最初の方は先輩たちを見てとにかく着いていくのに必死だったのですが、最近はやっと周りを見る余裕も出てきました。後輩が入ってきて自然と教えなくてはいけない立場になったので、3期生の皆の雰囲気にも後押しされながら、私も後輩を引っ張ることができたかなと思います。
阪口珠美の夢を叶える秘訣
― グループを卒業し新たなステージに進まれますが、阪口さんにとって「夢を叶える秘訣」とは何でしょうか?阪口:願い続けることです。今回の写真集もそうですが、これまで、あまり期待しないように声を大にして言えない夢がたくさんありました。でも自分の中ではずっと強く願って頑張ってきたので、とにかく「願い続ければいつか叶うんだ」というのを今回の写真集でとても実感しました。
― これまでの活動の中でも、願い続けていたら叶ったと実感した出来事はありましたか?
阪口:「大好きな先輩とこの曲を披露したい」「この衣装が着たい」「テレビの前で踊っていたこの歌をパフォーマンスしたい」など、全部叶ってきました。
― 1つひとつの夢や目標への思いを強く持っていたのですね。それでは、今後阪口さんが活動していく上で、願い続けて叶えたい夢や目標はありますでしょうか?
阪口:(少し考え込んだ様子で)乃木坂46での活動を行うことに必死で生きてきたので、1つのことしか集中できなくて。なので、少しゆっくりしながら、まだまだ人生は長いので、ゆっくり目標を見つけていきたいと思います。
― ありがとうございました!
阪口珠美1st写真集「青いバラ」
本作は香港・マカオで撮影。香港では、パワースポットを訪れたり、太極拳を学んだり、飲茶を食べたり、初めて訪れる場所で少女のように目を輝かせている姿を収録している。一方、マカオのリゾートヴィラや煌びやかな夜景の中で魅せた気品溢れる姿も収録されている。14歳、中学3年生で乃木坂46に加入してから約8年。22歳になった彼女の、少女のような姿も、大人の女性の姿も詰め込んだ1冊となっている。(modelpress編集部)
PHOTO:矢沢隆則
阪口珠美(さかぐち・たまみ)プロフィール
2001年11月10日生まれ、東京都出身。身長は161cm、星座はさそり座。1期生の樋口日奈に憧れ、2016年に3期生としてデビュー。2019年に23枚目シングル「Sing Out!」で初選抜されたほか、31枚目シングル「ここにはないもの」(2022年)、35枚目シングル「チャンスは平等」(2024)の計3回選抜メンバーに選ばれている。幼少期からクラシックバレエを習っていたことからしなやかなダンスが特徴で、「Let’sたまトレ」と題し、独自のトレーニング法も紹介している。グループからは「チャンスは平等」の活動をもって卒業することを発表しており、卒業セレモニーは7月15日に開催される35thシングル「チャンスは平等」発売記念ミニライブ生配信内にて行われる予定。もっと詳しくみる
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