日向坂46加藤史帆、初主演ドラマで新たな自分開拓 “ギャップがありすぎる”私生活・アイドルとしての姿勢も語る<「これから配信はじめます」インタビュー>
2024.03.08 07:00
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テレ東系では、3月8日から4週にわたりドラマ25「これから配信はじめます」(略して「配はじ」/毎週金曜深夜24時52分~)を放送。日向坂46・一期生の加藤史帆(かとう・しほ/26)が、15日放送の第2話で地上波ドラマ初主演を務める。インタビューではオファーを受けた際の心境や演技への思い、さらには今の加藤が思う“夢を叶える秘訣”などを聞いた。
加藤史帆、地上波ドラマ初主演への思い
― 加藤さんは今作で地上波ドラマ初主演を務めますが、改めて、オファーを受けた際の心境から教えてください。加藤:地上波初主演のお話を聞いたときは「嬉しい!」と「びっくり」という感情が同時にきました。最近はあまりお芝居をする機会がなかったのでドキドキもしましたが、演技に挑戦してみたい気持ちが強かったので、すごく嬉しかったです。私は普段、日向坂46としてライブ配信をしたり、個人でもライブ配信をしたりする機会があるので、今回「ライブ配信」というテーマを聞いたときもスッと入ってきました!
― 今回は“大人気脱力系ライバー”かすみを演じますが、かすみと加藤さんの共通点はありますか?
加藤:私もよく「脱力系だね」と言ってもらえるので、そういった部分は重なります!あとは二面性がある役なのですが、私もアイドルをしているときの自分と普段の自分とのギャップを感じることがあるので、そこも共通点だと感じました!これから本格的な撮影に入るのですが(※取材は2月中旬)、“作っているかすみ”とそうではないときのかすみのギャップを演技で出せるように頑張りたいです!
― 加藤さんは普段、どんなときにギャップを感じるのでしょうか?
加藤:私はお化け屋敷とかが好きなので(笑)、自宅をちょっと薄暗くしているんです。だから、ライブで照明に当たって、眩しいステージに立って、「楽しい!」となった後に家に帰るとギャップを感じます。本当にぼーっとしていることが多いので、テレビで私のことを知ってくださった方からは「体調悪いんですか…?」と心配されてしまうこともあるんです。ギャップがありすぎて、本当にすみません…という感じです…。
加藤史帆、かすみの注目ポイントは“言葉遣いや口調”
― ライバー役を演じるのは今作が初めてということですが、視聴者の方に特に注目して欲しいシーンやポイントはありますか?加藤:普段は絶対にしないような言葉遣いや口調のセリフがあるので、そこを注目して欲しいです!今からそのセリフを言うことにドキドキワクワクしています(笑)。どんな自分が現れるのか、自分でもまだちょっとわからないんですけど…新しい自分を開拓できそうで楽しみにしています!
― ライブ配信の経験も演技に活きてきそうですね!
加藤:コメントを読むときはちょっと伏し目がちになるとか、そういった経験は撮影でも活かせるのかなと思っています。かすみはちょっと特殊なライバーなので、どなたかを参考にするというよりは、自分の経験を活かして、自分の中で消化しながら演じていきたいです。
加藤史帆、ファンとのコミュニケーションで大切にしていることは?
― 「ライブ配信」はファンの方と直接コミュニケーションが取れるようなツールですが、加藤さんが普段ファンの方と接する上で心がけていることがあれば教えてください。加藤:私は日向坂46でライブをしているとき、自分の“推しメンタオル”や名前のグッズを持ってくださっている方を見たときに1番「自分は推してもらえているんだな」という実感が湧くんです。なので、そのときはファンの方と目を合わせたり、指をさしたりして「見えてるよ」と合図をすることを心がけています。活動の中で、自分なりに「そのときを一生懸命生きていたら応援していただけるのかな」「ファンの方も『頑張ろう』と思ってくれるのかな」と考えているので、「頑張ろう」のサイクルが作れていたら嬉しいです!
― 素敵な考え方ですね。今作は「自分らしい生き方」について考えるような作品でもありますが、加藤さんは今作を通して視聴者の方へどんなメッセージを伝えたいですか?
加藤:自分らしく生きることって本当に難しくて、常に自分らしく生きられている人ってなかなかいないと思うんです。私自身も「自分らしさってなんだろう」と定期的に考えているのですが、この作品はそうやって悩んでいる人に寄り添えるドラマだと思います。皆さんが勇気を出して一步踏み出すきっかけになることができたら嬉しいです!
加藤史帆の夢を叶える秘訣
― 2023年秋のインタビューで「演技のお仕事がしたい」とお話されていた加藤さん。今回また1つ夢を叶えたということで、今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。昨年のインタビューでは「言葉にすること」と回答されていました。加藤:本当に「言葉にすること」だと思います!もしかしたら誰かが聞いてくれるかもしれないし、チャンスをいただけるかもしれないと今回実感しました。お芝居はまだまだ学びながらなので、これからも精一杯頑張っていきたいです!
― 今後も演技に力を入れていきたい気持ちはありますか?
加藤:今までステージの上で歌って踊ることはしてきたんですけど、お芝居は本当に勉強中なので、もっともっと学びたいという気持ちはめちゃくちゃあります。今回の撮影でも、「こういうときは自由に動いて良いんだ」とか、学ぶことばっかりで…。監督に教えていただきながら頑張っている日々がすごく楽しいので、これからも頑張りたいなと思っています。
― 演技のほかにも、今後挑戦していきたいことはありますか?
加藤:夢や空想はいっぱいあります!お洋服やコスメが大好きで、雑誌「CanCam」の専属モデルもさせていただいているので、お気に入りのアパレルブランドの着用モデルをしたり、カラコン(カラーコンタクトレンズ)のプロデュースをしたりすることにも憧れています!いつか私もカラコンやコスメを出すことができたら良いな、夢だな、と思っています!
― ありがとうございました。
おまけ/加藤さんが自由にライブ配信できるとしたら、どんなライブ配信をしてみたい?
加藤:昔から寝ることがすごく好きなので「睡眠配信」がしたいです!私は小さい頃、寝ているか、奇行をするか…だったらしくて。奇行というのは池に落ちたり、アイスを顔に塗ったり、珍エピソードなんですけど…(笑)、それ以外はとにかく寝ていたらしいんです。今でも睡眠が大好きなんですが、かなり寝相が悪くて、自分でも「夜どんな寝方をしているんだろう」と気になっているので、「一緒に寝ようよ!」っていう配信、“添い寝配信”をしてみたいです(笑)。(modelpress編集部)
「これから配信はじめます」
本作は、“ライブ配信”を題材に、配信に集うライバーとリスナーを双方向から描いたオリジナルドラマ。現代に足りていないフレンドリーなつながりを描きながら、受け身の自分から積極的に行動する自分へ、一歩進もうと思えるドラマとなっている。第1話の主演を松井愛莉、第2話の主演を加藤、第3話の主演を小笠原海(超特急)と堀家一希、第4話の主演を池田鉄洋が務める。加藤史帆(かとう・しほ)プロフィール
生年月日:1998年2月2日/出身:東京都/血液型:A型/星座:みずがめ座/身長:160.5cm日向坂46の一期生。ファッション誌「CanCam」専属モデル。2016年5月「けやき坂46(ひらがなけやき)」オーディションに合格してデビュー。けやき坂46「ハッピーオーラ」ではセンターを務めるなど、初期から中心メンバーとして活躍。2019年にはグループ名が「日向坂46」に改名されリスタート。5thシングル「君しか勝たん」でセンターを務め、バラエティ番組でも独特のキャラを発揮して人気上昇中。運動神経抜群で、ダンスセンス・歌唱力ともにグループを引っ張る存在。映画やアニメをこよなく愛し、コスメ・美容が趣味。ニックネームは「かとし」「としちゃん」。
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