櫻坂46、加速する勢いに「不安になる瞬間はある」松田里奈&山下瞳月が語る今年の決意と“一期生の存在”<「何歳の頃に戻りたいのか?」インタビュー>
2024.02.27 17:00
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櫻坂46が、2月21日に8枚目シングル「何歳の頃に戻りたいのか?」をリリース。モデルプレスではグループのキャプテンを務める二期生・松田里奈(まつだ・りな/24)と、三期生の山下瞳月(やました・しづき/19)にインタビューを実施し、同作への印章や互いの期への思いなどを聞いた。
松田里奈&山下瞳月「何歳の頃に戻りたいのか?」の印象は
― まずは、今作を聴いたときの印象から教えてください。松田:普段から過去を振り返って「あのときは楽しかったな」「こんなことがあって、ちょっと辛かったな」と思い出すことがあるので、歌詞に共感できるなと思いました。それに、この曲は過去だけを見るのではなく先の未来を見ていくので、前向きなメッセージが詰まっているところも好きだなと感じました。
山下:私は初めて聴いたとき「前作に引き続きテンポ感が速いかっこいい曲がきたな」と感じました。私はまつり(松田)さんとは逆であまり過去を振り返ることがなかったので、「何歳の頃に戻りたい」というような歌詞は新鮮に感じました。
― それぞれ違った感じ方があったんですね。今作は二期生の山崎天(※「崎」は正式には「たつさき」)さんが二度目のセンターを務めますが、松田さんから見た山崎さんのセンターの姿はいかがでしょうか。
松田:山崎は「五月雨よ」で初めてセンターを務めたときからすごく引っ張ってくれている印象があります。本人にその自覚があるのかはわかりませんが、空気を作るのが上手というか、すごく面白い子なので場を明るくしてくれるんです。弱いところはあまり見たことがなくて、常に楽しく活動しているイメージがありますね。パフォーマンス面でもみんなから信頼されているし、目を引くので、そんな子がセンターに立ってくれるのは頼もしいですし、このシングルもきっと大丈夫だろうなと思える、心強いセンターです。
― 昨年櫻坂46は初の海外公演を成功させたり、年末に「第74回NHK紅白歌合戦」に出場したりと、ますますグループの勢いを加速させました。そういった中でリリースするシングルということに対して、プレッシャーを感じることはありますか?
松田:期待していただけるというのはすごく嬉しいことですが、「それをちゃんと超えられるかな」「今年も皆さんに“最高の1年だった”と思っていただくことができるかな」と不安になる瞬間はあります。でも「期待に応えたい」という思いは原動力にもなっているんです。櫻坂46に改名したばかりの1年目は「櫻坂ってどういうグループなのかな」と模索して、2年目のツアーでは「櫻坂ってこんな感じなのかな」と少しずつ見えてきて、2023年にシングルを3枚出したことで、少しずつ櫻坂の色が見えてきたので、自分たちが積み重ねていたものが実ってきた実感は少しずつありますね。
山下:三期生は櫻坂46が大好きで、櫻坂になりたくて入ってきたのですが、私自身は昨年「グループの一員として貢献できた」と言える年ではなかったと思っています。今年は胸を張ってそう言える年にしたいので、今回のシングルはもちろん、今年1年は先輩方と一緒にグループの勢いを増していけたらなと思っています。
松田里奈&山下瞳月、互いの期の印象とは
― お互いの期の印象を教えてください。松田:三期生はグループに加入したときから一人ひとりのレベルが高いですし、「おもてなし会」(※三期生によるお披露目公演)でもみんなそれぞれ特技を持っていたんです。私たちのときはお披露目から特技を持った子は多くなかったので、既に一人ひとりが個性を持っていて、1年目からそれぞれが楽曲と向き合っているのはすごいことだと思います。パフォーマンスからもパワーが伝わってきて感動しますし、三期生はこれからの櫻坂を担っていく期待の希望の子たちだなと思っています。
山下:私はずっとファンとして櫻坂46を見ていたので、最初は二期生さんにもお会いする度に緊張していたんです。加入してから「グループの先輩」として接することで、より一層皆さんの魅力を知ることができましたし、憧れも強くなりました。先輩方は本当にかっこいいし、強い方たちだなと思います。
― 松田さん、山下さんはお互いにどのような印象を持っていますか?
松田:瞳月は、ダンスが上手で覚えるのも早い!前作「承認欲求」も結構大変な振りでしたが、三期生も同じぐらいのペースでついてきていたのがすごいし、瞳月のようにダンスが得意なメンバーがいると心強いです。そういう子がいるとグループのパフォーマンスがどんどん良くなっていくので、これからも引っ張って行って欲しいなと思っています。
山下:まつりさんは、本当に優しいキャプテンです!すごく印象に残っているのは、三期生が初めて先輩方にご挨拶させていただいたとき。まつりさんはずっと笑顔でいてくださって、三期生が言葉に詰まって泣いてしまったときも「良いんだよ」と笑顔で言ってくださりました。そのときに「こんな温かい方がいらっしゃるグループに加入することができて本当に嬉しいな」と思ったことを覚えています。
― 活動をする中で、お互いに刺激を受けているんですね。
松田:そうですね。三期生は本当にパワーがすごいなと感じていて、三期生を見ていると私たちも負けていられないなと思います。後輩ができたことによって「かっこいい背中を見せられるような先輩になりたい」とも思うようになりましたし、入ってきてくれてからすごく気が引き締まりました。私は誰に対しても「良き仲間であり良きライバル」と対等な見方をしているので、後輩からも常に刺激をもらっているという感覚があります。
山下:私は二期生さんの中でも、特にまつりさんから刺激を受けています!前作で三期生は初めて先輩方とレコーディングをしたのですが、まつりさんは本当に歌がお上手なんです。裏でも計り知れない努力をしていらっしゃるし、苦いドリンクを飲んだりして喉の調子を整えている姿を見たときもすごいなと感じました。
私は歌が苦手で、自分の歌声に自信がないのですが「何が自分の中で疑問なのか」「何ができていないのか」からよくわかっていなくて、歌に関しては未知数で…。今年はまつりさんを真似させてもらいながら、改善していきたいなと思っています。
二期生・三期生から見た“櫻坂46一期生”
― ここまでお互い期の印象をお話していただきましたが、お2人から見て、一期生の皆さんはどのような存在ですか?松田:最近すごく思うのが「一期生さんはいるだけで安心感がすごいな」ということです。常に先頭に立ってグループを引っ張って行ってくださった皆さんで、全てを作り上げてくださった方々なので、今もグループにいてくださることがすごく嬉しいし、いるだけで安心して活動することができるなということを、最近身にしみて感じています。本当に大切な存在です。
山下:一期生さんは、私たちが「入りたい」と思ったグループを初期からずっと作ってくださって。私たちが絶対に今後も知ることができない感情や環境を経験されてきた方々だと思うのですが、三期生にも心から優しくしてくれて、グループに入るときも温かく迎えてくださりました。それが本当にありがたかったですし、感謝の気持ちでいっぱいです。
★ソロインタビューでは、最近の活動や“夢を叶える秘訣”について語ってもらっている。(modelpress編集部)
PHOTO:矢沢隆則
櫻坂46・8枚目シングル「何歳の頃に戻りたいのか?」
今作には、二期生の山崎がセンターを務める表題曲「何歳の頃に戻りたいのか?」、BACKSメンバーによる「油を注せ!」のほか、新曲が5曲収録される。そして、形態は初回仕様限定盤Type-A・B・C・D(いずれもCD+Blu-ray)、通常盤(CD)の5種類。共通カップリングには「何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう」、TYPE-Aには「油を注せ!」、TYPE-Bには「真夏に何か起きるのかしら」、TYPE-Cには「心の影絵」、TYPE-Dには「恋は向いてない」、通常盤には「泣かせて Hold me tight!」を収録。特典映像には2023年にフランス・パリ、マレーシア・クアラルンプール、フィリピンでの海外イベントへ出演した際のオフショット映像と、櫻坂46・三期生によるイベント「新参者」の最終日の公演が収録となる。
松田里奈(まつだ・りな)プロフィール
生年月日:1999年10月13日/星座:てんびん座/身長:159.5cm/出身地:宮崎県/血液型:O型山下瞳月(やました・しづき)プロフィール
生年月日:2005年1月22日/星座:みずがめ座/身長:152cm/出身地:京都府/血液型:A型
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