矢吹奈子、2度目の共演で綱啓永の印象に変化 8LOOM「Melody」歌唱秘話も告白<「恋愛のすゝめ」インタビュー>
2023.12.12 07:00
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TBS深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」11作目『恋愛のすゝめ』(毎週火曜深夜24時58分~※一部地域を除く)にて、ヒロインを演じる女優の矢吹奈子(やぶき・なこ/22)。モデルプレスのインタビューでは、共演者との撮影エピソードや恋愛観、俳優業についてたっぷりと語ってもらった。<モデルプレスインタビュー>
綱啓永主演『恋愛のすゝめ』
人生を勉強に捧げてきた超エリートメガネ男子たち。そんな彼らの頭脳をもってしても解けない最大の難問…それは「恋愛」。本作は、人生を懸けて校則で禁止された「恋愛」に挑む“大袈裟・大真面目ラブコメディ”となっている。名門校創設以来の最強の天才で、勉強に人生の全てを捧げてきた生徒会長・鳳啓介が恋するヒロイン・高田華子を矢吹が演じる。
矢吹奈子、2度目のヒロイン挑戦
― 『恋愛のすゝめ』への出演が決まった時の心境を教えてください。矢吹:原作のある作品が続いていたので、久しぶりにオリジナルの作品に出演できることにとてもワクワクしましたし、ヒロインを務めさせていただくということで少し緊張感もありましたが、嬉しかったです。
― ヒロインでのドラマ出演は2度目となりますが、高田華子を演じる上で難しかったことはありますか?
矢吹:役柄的に少し嫌な雰囲気に見えてしまう部分もあり、その部分をどうみんなから嫌われないように演じるか、視聴者の方から「華子ちゃん可愛い!」「応援したい」と思われるように演じることがとても難しかったです。
― 高嶺の花ですもんね。
矢吹:華子ちゃんの役柄が完璧な子すぎて…(笑)演じる上で大丈夫かなと少し不安でしたが、周りの皆さんのおかげで高田華子になれた気がします。
― 女性キャストは1人ということで出演への不安はありましたか?
矢吹:最初は少し緊張しました。男子生徒の中に1人だけ女の子という感じだったので、少し不安もありました。ですが、今回初めてドラマのリハーサルというものを経験して、事前にキャストの皆さんにお会いすることが出来てコミュニケーションを取れていたので安心して臨めました。
矢吹奈子、恋愛観明かす
― 本作は、鳳啓介が高田華子に恋をしてストーリーが展開されていきますが、矢吹さんの惹かれるタイプはどんな方ですか?矢吹:私は愛情表現をしてくれる人が好きで「絶対私のこと好きやん!」とあからさまにわかりやすい人が良いです!
― ドラマのスペシャルインタビューでも「駆け引きは意味ないんじゃないかな」とお話されていましたよね。
矢吹:そうでしたね。連絡をする時「すぐ見たらダメだから少し待つ」という考えの人もいるじゃないですか。でも、駆け引きをすることで逆にうまくいかなくなってしまうこともありそうなのでおすすめしません!
― 本作では恋愛と勉強がキーとなっていますが、矢吹さんにとってはどちらが難題ですか?
矢吹:あ!綱くんにもこの質問聞かれていました?勉強を選んでいましたよね…。でも勉強は答えがあるから、本気になればできそうな気がするのと、私は結構勉強が好きなので恋愛の方が難しいのかなと思います。
矢吹奈子、2度目の共演で綱啓永の印象に変化
― 綱啓永さんとは、今回が2度目の共演となりますが鳳啓介役としての印象を教えて下さい。矢吹:綱くんは、これまではムードメーカーなイメージで前に共演した時は金髪でチャラめの役柄だったので、真面目で勉強一筋の役は想像ができなかったです。どんな風になるのだろうと楽しみにしていたのですが、現場に入ったらきちんと鳳啓介がその場にいて驚きました。
― 普段の印象からガラリと変わったビジュアルですよね。
矢吹:そうですよね。初めて鳳啓介の姿でお会いした時、あまりに別人すぎてどうやって話しかけたらいいのかわからなかったです(笑)
― 綱さん自身の印象は、初対面の時から変わりましたか?
矢吹:2年前に出会った当時は、現代的で今を生きている人だなという印象でしたが、今は真面目で落ち着いていて周りをよく見ていて大人な印象に変わりました。私が子供みたいになっていないか不安になります…。
― 以前ラジオで共演されていた際、とても仲の良い印象を受けました。普段はどんなお話をされていますか?
矢吹:最近は、MBTI診断の話をしています!先日、診断をもう1度やり直そうとなり試したら、私は前と変わらずISFJだったのですが、綱くんはI(内向的)だったのがE(外向的)になっていました。よく自身の性格について人見知りと話されている印象なのですが、今回の現場を通して座長として振る舞う頼もしい一面がたくさん見られて、そんなこともあり外向的になったのかな?それに、前より相性が良い方になっていたので良かったです。
― 放送後、話題になっていたのですが、本編とは異なる雰囲気の2人が見られる次回予告を観て、抜群のコンビネーションだと思いました。
矢吹:ありがとうございます。次回予告は、何も決まっていない状態で撮影をするので綱くんと相談して臨むこともあれば、打ち合わせなしで本番の時もあるなど、様々で面白いので注目して観ていただきたいです。
― 矢吹さんが8LOOMの『Melody』を歌うカラオケのシーンも話題になりましたよね。
矢吹:ご本人様の前で8LOOMの『Melody』を歌わせていただきました…。歌うシーンが長くて本当に緊張しましたし、とても恥ずかしかったです…(笑)歌い終えたら「上手だった!」と声を掛けてくれたので嬉しかったです。
― 綱さんのほかにも、一ノ瀬ワタルさんやひょっこりはんさんなど、個性豊かな面々が揃っていますが、共演者の方とのエピソードがありましたら教えてください。
矢吹:一ノ瀬さんは、これまでに出演されている作品を観させていただいて、勝手にコワモテなイメージが私の中で出来ていました。ですが、今作で初めてお会いしたのがおかっぱ頭の一ノ瀬さんだったので、想像と違う雰囲気でとてもインパクトがありました。「そっすな~」と可愛らしい口調で話されていて、日々癒されています。
ひょっこりはんさんは、フレンドリーで話しやすくご結婚されているので現場でよく恋愛相談を受けている場面を目にします。何度も同じ質問をされても丁寧に答えられていて、とても優しい方だと感じました。あとひょっこりはんさんは、クイズの解答ボタンを毎回持参されているのですが、よくピンポーンとリュックの中で鳴っているんですよ(笑)とても面白くて印象に残っています。
矢吹奈子、2023年を総括
― 今年はHKT48を卒業されて、女優として本格始動したほか、タレント業やラジオパーソナリティ、MCとあらゆるフィールドで活躍されていた印象です。1年を振り返っていかがでしたか?矢吹:有り難いことに毎日が充実していて、卒業したのが一昨年くらいに感じるほど沢山のお仕事をさせていただきました。この1年を久しぶりに振り返ってみると長いような、あっという間のような…短期間で2本もドラマに出演させていただいて不思議な感覚です。
― 手応えはいかがでしょうか?
矢吹:今まで、ドラマに出演した時は「HKT48の子だよね」「IZ*ONEの子だ!」と言っていただく事が多かったのですが、最近では「◯◯に出ていた子だ!」と気付いていただけることも多く、作品を通じて矢吹奈子を知ってくださる方がいるんだと実感しました。作品での印象が皆さんの記憶に刻まれているような感じがして嬉しかったです。
― 2024年新たにチャレンジしたいことはありますか?
矢吹:これまでは、明るい性格や可愛らしい役が多かったので少し印象を変えることができるような、カースト上位の意地悪な役やサスペンス系の作品への出演など、枠にはまらずいろんな役に挑戦したいです。
― 今後の目標を教えて下さい。
矢吹:プライベートでは、幸せに暮らして可愛いおばあちゃんになりたいです。女優としての目標は、私だからこそできる役を見つけたいと思っていて、この役は矢吹奈子が演じたらこういう感じになりそうと想像ができるぐらいのお芝居を見せられるように頑張っていきたいです。
― ありがとうございました。
インタビューこぼれ話
共演されている綱さんが、文化放送『矢吹奈子のレコメン!』(毎週水曜22時~)に出演された際、矢吹さんの第一印象について「美少女が舞い降りたみたい」と話されていましたが、まさにその通り。作品内で着用している制服姿で素敵な表情を沢山見せてくださり、モデルプレスのロゴを持ち“ひょっこりはんポーズ”も披露してくれました。取材終了後には、記者の荷物が多いことを気にし「大丈夫ですか?」と尋ねてくれる優しい一面も。記者が片付けを終えるまで部屋で待機し、最後には「お疲れ様です!」と可愛らしい笑顔を見せてくれました。(modelpress編集部)
矢吹奈子(やぶき・なこ)プロフィール
矢吹は2001年6月18日生まれ、東京都出身。2013年、HKT48の3期生としてデビュー。2018年開催された韓国のオーディション番組「PRODUCE48」に出演し、IZ*ONE(アイズワン)としてデビューし、専任活動を開始。2021年4月に、2年6か月の活動期間を終了。2021年5月より、HKT48として2年5か月ぶりに活動再開。その後は俳優業を本格的にスタートし、東海テレビ・フジテレビ系全国ネット「土ドラ」枠「顔だけ先生」(2021年)、日本テレビZドラマ第4弾「沼る。港区女子高生」(2023年)、日本テレビ系金曜ドラマDEEP枠「癒やしのお隣さんには秘密がある」(2023年)、ABCテレビ系ドラマ「18歳、新妻、不倫します。」(2023年)など連続ドラマに続々出演。俳優業のほか、バラエティ番組やラジオパーソナリティとしても幅広く活躍中だ。
「恋愛のすゝめ」第4話あらすじ
愛する華子(矢吹)と、鯨井孝弘と名乗る男(植村颯太)のキスを目の当たりにした鳳(綱啓永)。その超衝撃的な光景が頭から離れない鳳は、何も手につかなくなっていた。そんな鳳を見かねて、手を差し伸べようとする人物が。それはクイズ研究会の仲間・亀岡忍(ひょっこりはん)!亀岡は、自身のとある過去の経験を語り、鳳の悩みを聞き出そうとする。しかし、鳳は「目撃したのはキスではない!」と言い張るばかり……。「現実から目を背けてはダメだ」という亀岡の説得により、鳳は華子に直接鯨井との関係を尋ねにいくが、そこにはあまりにも残酷な現実が待ち受けていた…!!
そして、人生最大のダメージを負った鳳は、学院創設以来の天才と崇められていたにも関わらず、中間テストで0点を取るという前代未聞の大事件を起こしてしまい…!?
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