人気TikTokクリエイター・金子みゆ＆栞麗（しおり）「とにかく胸キュン」 “時間を忘れる”ほどドはまりした恋愛マンガって？

金子みゆ＆栞麗（しおり）、「今夢中になっていることは…」

― 約半年前に初対面されたお二人。その後交流はありましたか？

栞麗：会うのは久しぶりですが、よくDMでやりとりをしていて、共通の話題で盛り上がっています。

金子：最近だと、共通の話題が矯正を始めたことなんですよ（笑）。

栞麗：矯正の話で盛り上がるってなかなかないよね（笑）。やりとり以外にも、みゆちゃんがロングのウィッグをつけているTikTokが可愛いなと思いながら見たり。

金子：私も栞麗ちゃんのTikTokをよく見るんですが、すごくかわいいんです！
― お二人にとってTikTokなどのSNSは身近かと思いますが、他に夢中になっているものや、気になっているコンテンツはありますか？

栞麗：私はめちゃくちゃインドアなので、家で満喫できる映画鑑賞やゲームに夢中になっています。

金子：私はアウトドアだから夏は外で遊びたいけど、ゲームとかマンガはハマっていますね。マンガは隙間時間にサクサク読めるからすごくいい。

栞麗：わかる。最近だとTikTokでもマンガの試し読みやおすすめ動画が回ってくるから、気になったら結構読んじゃうかも（笑）。スポーツ、部活系のマンガも読むけど、特に続きが気になるのは恋愛系。

金子：私も恋愛系と、喧嘩とかのスカッと系かな。読むときにヒロインを勝手に自分に置き換えちゃうことが多くて、特に恋愛系だと「私モテてる！」って錯覚しちゃったり（笑）。自分が恋愛している気分になるのですごく楽しい。逆に切ないシーンでは悲しい気持ちになったり、作品のままに感情が揺さぶられるんだよね。

栞麗：私も読んでいて結構入り込むタイプだけど、主人公にはならないかな（笑）。二人の関係性を客観的に見て、「くっつけくっつけ」って思いながら読んでる！

金子みゆ＆栞麗（しおり）、お互いの恋愛タイプの印象は？

― お二人とも恋愛系のマンガを読まれるとのことですが、お互いの恋愛に対する印象は？
栞麗：恋愛トークをしたことがないから想像になるけど、結構ガツガツいく印象ではありますね。ちょっと奥手な男性を、ガっと捕まえて（笑）。

金子：女性らしい感じではないかも（笑）。そう考えると、栞麗ちゃんは女子っぽい部分もありそう。相手に揺さぶられそうなイメージ。

栞麗：ちょっとあるかもしれない。いいこと言われたら流されるタイプ。

金子：付き合ったら、彼氏の影響を受けそう。

栞麗：それは、間違いない（笑）。

― タイプが違う印象ですが、お二人は追いかけたい・追いかけられたい 、どちら派ですか？

栞麗：追いかけられたい一択ですね。

金子：えー！私は追いかけたい（笑）。

栞麗：男の人は追いかけたいタイプが多い気がするのと、自分が追うと辛くなっちゃうことが多いから、常に追いかけられたい。辛くなりたくなくて（笑）。
金子：幸せでいたいのね（笑）。私は振り向かせたいっていう気持ちになるので、もしかしたら男性脳があるのもしれない。すぐ行動に移すタイプだから、結構アタックしちゃうかも。

栞麗：付き合う前までは似てるかもしれない。付き合ってからは溺愛してほしい（笑）。

金子：自分からアピールしつつね。そこは駆け引きが上手なんですかね（笑）？

栞麗：そうなんですかね（笑）？待ってるだけではなかなか発展しないから。

憧れの胸キュンシーンがたくさん！「作戦名は純情」

― 今回、主人公が愛されるために様々な作戦を実行していく恋愛マンガ「作戦名は純情」を読んだそうですが、いかがでしたか？
栞麗：一生を通して「愛される量」が決まっているんだけど、主人公・愛実（まなみ）の愛され度はゼロで、彼氏にも浮気されちゃうんですよね。何とかして愛され度を上げたい愛実が、同じクラスの無愛想男子・橘蓮（たちばな れん）と作戦を立てるんだけど、そんな二人がいい雰囲気になっていくストーリーにとにかく胸キュンでした！

金子：やっぱり恋をするとかわいい（笑）！共感ポイントも結構あったなと。

栞麗：愛実が浮気されてもすぐに別れられない辺りとかは共感しちゃった。一回好きになった人だから、悪いことをされても今までの楽しかった思い出が蘇ってきて許しちゃうんだろうなって。

金子：簡単に好きになった人を嫌いになれないよね。浮気されてたとしても、別れる選択肢をするかなって。見て見ぬ振りしたり、自分に魅力が足りなかったのかな？って思っちゃいそう。

栞麗：そんなことないんだけどね（笑）。

金子：浮気をする方が悪い（笑）。

栞麗：でも浮気をされて落ち込んでいる時に、自分のことを気にかけてくれる橘みたいな男の子がいたら、次に進めるかもしれない。


― 愛実は彼氏の智哉（ともや）を振り向かせるために、橘と浮気をして嫉妬させる作戦を考えますが、お二人ならどんな作戦で振り向かせますか？

栞麗：私だったらSNSで有名になって嫉妬させたいかも。

金子：私も周りの人気者になったり、それこそ橘といい感じのところを見せつけるとか。「あの二人付き合ってもいいよね」ぐらいの関係を匂わせるかもしれないですね（笑）。

― 物語では浮気のシーンが描かれていますが、お二人が思う浮気の基準はどこから？
栞麗：二人でご飯に行くのも言ってくれればOK。仕事とかの付き合いもあるだろうし、隠してなければね。手を繋いでいるところを見たら、「浮気じゃない？」ってなります。

金子：ちょっと下心あるよね。私も二人でご飯行くって言ってくれればいいけど、携帯をちらっと見たときに画面を隠されたりすると、なんかあるのかなって思っちゃう。そういう行動があったときはご飯行くのもやめてって言うかもしれないですね。

栞麗：それは怪しい。

金子：怪しい行動もなくて、信用していたら浮気じゃないって思えるので、行動が重要かな。それこそ智哉の行動は挽回出来ない。

栞麗：そうだね。愛実と付き合っているのに女子との距離がいちいち近いし、自分のプライドを守るために愛実をうまく利用しようとするし。

金子：愛実から別れを告げられて、自分の彼女じゃなくなった瞬間追いかけるのは情けない。

栞麗：結局繰り返すと思う。自分の元から離れたら追いかけるけど、手に入ったらまたどうでもよくなって、違う人にいくんだろうなって。

金子：しかも、浮気相手が愛実の妹同然の親友・来夢（らいむ）だからね。愛実は来夢と一生付き合っていかないといけないから、辛いだろうなって思った。

栞麗：でも来夢は本当の両親を亡くしていて、血の繋がった家族から愛されている愛実に複雑な気持ちを抱くような描写もあったから、寂しくて智哉に構ってもらいたかったのかなって思っちゃった。周りの環境も影響してるから、一概に来夢が悪い子だとも言えない気がして、かわいそうだなって感じるかもしれない。

― なるほど。では、「作戦名は純情」で印象に残ったシーンや、憧れのシチュエーションはありますか？

栞麗：あります！愛実と橘が隣の席になって、教科書を見せるシーン。橘が椅子をガッと寄せたのが衝撃的で、たまらなかった（笑）。それこそ学生時代の憧れの恋愛シチュエーション。
金子：男の余裕ね（笑）。

栞麗：そう！学校帰りに好きな人と一緒に帰るシーンとかも憧れるけど、このシーンは男を感じるから特に憧れる。

金子：私は、橘にピアノを教えてもらうシーン。放課後二人だけの練習で、上から手を重ねられて弾くのは心臓もたない（笑）。頭に楽譜なんて入らないし、私自身その時間がずっと続けばいいのにって思うから、あまり上達しないようにしちゃったり（笑）。
栞麗：さすが、計算高い（笑）。

金子：橘は身長高くてかっこいいし、ピアノも弾けるし…。ハイスペック男子だから惚れない人はいないだろうな。

栞麗：橘のシーンは結構胸キュンだったよね。webtoon（縦読みマンガ）だからなおさらドキドキしちゃう。

金子：スクロールしながら、次の展開で二人はどうなるの？ってね（笑）。
栞麗：そうそう。自分のペースできゅんきゅんを感じられる！

金子：あと、私は百谷玲央（ももたに れお）とのシーンも印象的だった。学校はもちろん、他校からも注目を集めるイケメンなわけだけど、ゲーセンでの出来事がきっかけで徐々に親しくなって、愛実が百谷にゲームのコツを教えてあげたり、お互いに悩みを言える関係性になっていくのがすごくいいなと。まさに友達以上恋人未満。私はゲームが好きだから、共通の話題で盛り上がれたら楽しいんだろうなって。
栞麗：確かに。ゲームとか一緒にできるのは楽しい！

金子：橘も百谷もかっこいいから、実際どっちを好きになるんだろうって考えちゃいます（笑）。

栞麗：でも私はね、百谷は恋愛対象じゃない。

金子：えー！

栞麗：悩みを言ってる時点で好きな人じゃないの。それは心を許せた友達だから。やっぱりきゅんきゅんさせてくれるのは橘なので、私は橘派！

金子：なるほどね（笑）。私は追いかけたいタイプだから、自分に自信がある人が弱ってたら、助けてあげたいかも。みんなは知らない姿を知れた瞬間は、きゅんとしちゃいそうだなって思う。

栞麗：確かに、特別感はある。

金子：ね！でも、私も橘派かな（笑）。きゅんきゅん度が違うよね。

栞麗：そう、きゅんきゅんするから。私本当に橘が好き（笑）。


― では「作戦名は純情」どんな方におすすめですか？
栞麗：浮気されても付き合い続けちゃっている子は、読んでほしいですね。過去の綺麗な思い出ばかり蘇って、本当に離れられないんだと思うんですよ。そういうのも細かく描かれてるから、これってよくないなって思いながら読めるはず。「私にも橘みたいな人が現れるかも」って気持ちになると思うし、もっと幸せになれるって分かって欲しい。なかなかピンポイントですけど（笑）。

金子：ピンポイント（笑）。

栞麗：もちろん絶賛恋愛中の方や、恋愛したい方、きゅんきゅんしたい方にはぜひ読んでほしいです。

金子：自己肯定感が低い子も、読んで自信を持ってほしい。今まさにきゅんきゅんしてる学生さんとか、実際に「愛実の立場だ！」っていう子もいると思うので、「作戦名は純情」を読んで自分自身の恋愛を楽しんでもらいたいなって思います。

栞麗：こんな恋愛したかったなって思いますね。

金子：やっぱ学生時代って限られているので、学生さんには「いっぱい恋愛して！」って言いたいですね。

栞麗：初めて恋愛トークしたけど、こんなに盛り上がるとは（笑）。

金子：結構話し込んじゃった（笑）。

栞麗：それだけ「作戦名は純情」は面白い！私なんて時間を忘れるほど夢中になっちゃって、一晩で最新話まで読み終えてたよ（笑）。

金子：すごい！一話読んだら続きが気になって読み続けちゃうよね。やっぱマンガっていいなって思いました（笑）。

「作戦名は純情」あらすじ
人は一生を通して「愛される量」が決まっているという。 高校生の木無愛実は「愛される量」がゼロで、彼氏にも浮気をされてしまう。 そんな運命を変えようと無愛想男の橘蓮と作戦開始！ でも、ただの作戦のはずが、ふたりは惹かれあっていく…！？

金子みゆ、「スカッとしたい人は読むべき！」おすすめ作品とは？

― 金子さんはLINEマンガユーザーとのことですが、他におすすめのオリジナル作品はありますか？
金子：「鉄槌教師」がおすすめですね。

栞麗：喧嘩系のマンガは読まないから気になるかも。

金子：生徒への体罰が禁止されたことによって、生徒指導が難しくなって学校が荒れていくんだけど、そこに教権保護局からナ・ファジンっていう教育指導者がきて、学校を更生させていくの。いじめとか喧嘩がテーマになってくるけど、悪いことをしている人たちを懲らしめるストーリーが、スカッとした気持ちになれる！ストレス発散にもなるし、清々しい気持ちになる。

栞麗：そういうのって結構パワフルなシーンが多いイメージ。

金子：そうかも。特に鉄槌教師に出てくる女子同士のいじめは印象的だった。物理的な怖さもあるけど、ちょっと裏をかいていじめるあたりが腹黒くて。その中で自分を貫いて頑張っていく女子も、すごくかっこいいんだよね。
― 「鉄槌教師」はどんな方におすすめですか？

金子：勇気づけてくれる作品なので、学校に行きたくないなと思っている方や、気持ちが落ち込んじゃっている方にぜひ読んでもらいたいです。背中を押してくれる作品でもあるので、いじめを見て見ぬふりしている子も、助けてあげられる場面が見つかるかもしれません。

― お二人のおかげで二つの作品の魅力がとても伝わりました！ありがとうございました。
「鉄槌教師」あらすじ
校内にはびこる不良、問題児そして腐敗した教職員... 崩壊した学校教育の現場に正義の制裁を下すは教権保護局所属の「ナ・ファジン」 胸がスカッとする鉄槌教育が今始まる！

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