西野七瀬が暴きたいこと「なんでだろうと気になります」【ドラマ「Dr.チョコレート」インタビュー】
2023.05.20 14:40
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女優の西野七瀬(28)が日本テレビ系連続ドラマ「Dr.チョコレート」(毎週土曜 後10:00/主演:坂口健太郎)に、Dr.チョコレートの正体を追う大手新聞社のエース記者、奥泉渚役で出演中。彼女自身「新たな挑戦」と明かす役どころや共演者について、また「暴きたいこと」などを話してもらった。<モデルプレスインタビュー>
坂口健太郎主演「Dr.チョコレート」西野七瀬が演じるのは大手新聞社のエース記者
どんなに難しい手術でも必ず成功させる天才外科医「Dr.チョコレート」。謎めいた義手の元医者=Teacher(坂口健太郎)と、天才的外科医の腕を持つ10歳の少女=Dr.チョコレート(白山乃愛)が、全員難ありキャラ強めな6人の医療仲間“チョコレートカンパニー”メンバーとともに、どんな状況下でも、ワケあり患者の命を救う。その背景には、少女から両親を奪った謎の陰謀を解き明かす目的があった…。このノンストップ・ドクター・エンターテインメントで西野が演じているのは、バイタリティーに溢れ、数々の社会の不祥事を持ち前の食い込み力と徹底的な調査で暴いてきた大手新聞社のエース記者、奥泉渚(おくずみ・なぎさ)。次なるスクープとして「Dr.チョコレートの正体」を追っているが、いつしかTeacher(=野田哲也)に心惹かれていく…という役どころでもある。
奥泉渚を演じる上で意識しているのは「余裕のある振る舞い」
― 今回演じている「奥泉渚」はどんな役ですか?西野:奥泉は今までいろんな真相を暴いてきた人。台本を読んでいる限り、人との距離感をグイグイ詰められる人だと思うので、その性格もあってエース記者と呼ばれるような活躍ができてきたのかなと感じました。
― 奥泉を演じてく上で、特に意識してる部分は?
西野:台本でセリフや行動は決まっているので、自分が演じるとき、無理しているように見えないことを意識しています。自分自身、今でこそ初対面の方ともいろんなお話ができるようになりましたが、もともとはすごく人見知りするタイプなので、奥泉が記者としてなにかを聞き出したり、そのためにカマをかけたりするときなど、余裕ある感じで、さらっと振る舞えるように心がけています。
西野七瀬と“奥泉スタイル”の違い
― 奥泉というキャラクターから、どんなことを感じましたか?西野:記者という職業はすごく忙しいのかなと思いました。Dr.チョコレートの真相を追う新聞記者という役どころだからか、それ以外のことをしている描写が一切ないんです。息抜きでなにかしたり、どこかでのんびりしたり。常に事件について考え、行動しているので、ちゃんと休めているのかなと心配してしまいます(笑)。でもたぶん、仕事における自分のやるべきことに精を出すのが奥泉スタイル。私は仕事のことだけを考えるという感じではなく、リラックスする時間も大切にしたいので、そこは対照的だなと思いました。
― 職業柄、これまでたくさんの取材を受けてきたと思いますが、今回、自分が記者役を演じることになりました。
西野:はい、誰かから聞きたいことを聞き出す、そのために質問する、というのはすごく難しいんだなと感じました。
主演・坂口健太郎の印象「すごく意外でした」
― 坂口健太郎さんとの撮影が多いですね。西野:共演させていただく前に持っていたイメージと全然違って、とてもお茶目な方だなと思いました。現場ではずっと(白山)乃愛ちゃんやスタッフさんに冗談を仰っていて、どちらかというと普通の雑談をしているときの方が少ないかもしれないです(笑)。坂口さんとTeacherが違いすぎて、すごく意外でした(笑)。
― 乃愛さんの印象はいかがですか?
西野:今回が初めてのお芝居と聞いていたのですが、落ち着いてお芝居をされるので、思わず見入ってしまいます。現場特有の専門的な流れや単語も理解していますし、勉強になるというか、自分も初心に帰るような感覚というか。次はどんな風にこのセリフを言うんだろうとか。子役の方とここまでしっかり演じる機会がなかったので、毎回とても新鮮です。
西野七瀬が暴きたいこと「なんでだろうと気になります」
― 以前、今年の抱負で「地上波の連続ドラマをしばらくやっていないので、もしお話があればやりたいです」と話していました。久しぶりの連ドラですね。西野:はい、嬉しいです。役柄も自分の中で新たな挑戦と感じますし、みなさんがどんな反応をしてくださるのか、とても楽しみです。
― ドラマで奥泉は「Dr.チョコレートの正体」に迫っていくわけですが、西野さん自身が今、探求心を持って行っていることは?
西野:うーん…やっぱりゲームですね(苦笑い)。最近、お家にいるときは2年前くらいの作品をずっとやっています。
― 良いリフレッシュになりますよね。ちなみにエース記者、奥泉のように「暴きたいこと」はありますか?
西野:暴きたい…字を上手く書ける人ってなんでだろうと気になります(笑)。私は字が綺麗に書けないので…きっと本人は意識していないのかなとも思うんですけど、どういう仕組みなんだろうと。字が上手い人と、そうではない人の違い。
― 確かに(笑)。幼少期に、ペン字や書道などは習っていませんでしたか?
西野:やっていなかったです。今からでも上手くなりたいですね。直筆で書かないといけないときがあるんですけど、すごく苦手で(苦笑い)。縦書きになると、より難しいじゃないですか(笑)。
― はい(笑)。手紙は書くタイプですか?
西野:書かないです(苦笑い)。相手のもとに残るのがあまり好きではなくて(笑)。
― (笑)。
西野:でも小中学生のときはたくさん書いていました。授業中に書いて、休み時間に渡す、みたいなことが流行っていたので。話していたら懐かしくなってきました(笑)。
(modelpress編集部)
西野七瀬(にしの・ななせ)プロフィール
1994年5月25日生まれ、大阪府出身。O型。2011年に乃木坂46の第1期オーディションに合格し、デビュー。2017年に映画「あさひなぐ」で主人公を演じ、2018年末にグループを卒業。以降、数々の作品に出演。2021年公開の映画「孤狼の血 LEVEL2」で、日本アカデミー賞の優秀助演女優賞と新人俳優賞を受賞し、2022年公開の映画「恋は光」ではヨコハマ映画祭の最優秀新人賞を受賞した。公開中の映画「シン・仮面ライダー」(主演:池松壮亮/脚本・監督:庵野秀明)ではSHOCKER上級構成員のハチオーグ/ヒロミを演じ、話題を集めている。
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