日向坂46河田陽菜&高橋未来虹、影山優佳卒業への赤裸々な思い「背中を押せる強さはない」それでも前を向く理由<「One choice」インタビュー>
2023.04.26 18:00
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日向坂46が、9枚目シングル「One choice」を4月19日にリリース。今作は改名前のけやき坂46(ひらがなけやき)時代から一期生としてグループを支えた影山優佳のラストシングルとなり、二期生の丹生明里がセンターを務める。
モデルプレスでは二期生の河田陽菜(21)と三期生の高橋未来虹(※「高」正しくは「はしごだか」/19)にインタビューを実施し、影山と丹生への思いや、2022年に加入した新メンバー・四期生との交流などについて語ってもらった。<インタビュー前編>
河田陽菜&高橋未来虹、丹生明里センター曲「One choice」の印象は?
― まずは、今作を初めて聴いたときの印象を教えてください。河田:丹生ちゃんがセンターを務める楽曲なので、ハッピーな雰囲気なのかなと予想していたのですが、イントロからかっこいい要素が詰まっていて驚きました。クールな曲ではありますが、パフォーマンスは日向坂46らしく明るい笑顔で行っていて、センターにいる丹生ちゃんの笑顔がどんどん他のメンバーに伝染していく感じも素敵だなと思います。
高橋:私も仮歌を聴いたときから「すごく好きな曲調だな」と感じていていたのですが、パフォーマンスをするとまた印象が違って、かっこいい曲ながらも歌詞の切なさや丹生さんの表情が日向坂46の“ハッピー”を体現しているなと感じました。メンバー同士で目が合うようなダンスも多いので、私たちが心から楽しんでいる姿が伝わっていればいいなと思います!
― 丹生さんがセンターに決定した際、河田さんは同期として何か話しましたか?
河田:私は丹生ちゃんと2人で“お味噌汁コンビ”(味噌汁のようにほっこりする2人であることが由来)というのを組んでいて、普段からよく一緒にいるんです。距離が近いからこそ、たまに強く当たってしまうこともあるのですが、丹生ちゃんは本当に素敵な子で、今回センターに決まったときも本当に嬉しくて…フォーメーション発表の後、いつもは恥ずかしくて言えないような思いを個人的に連絡しました。
「丹生ちゃんがセンターですごく嬉しいよ。どんな曲になるのか楽しみだね」というようなことを送ったのですが、文章の方が照れずに思いを伝えられたので良かったです。
今作で卒業・影山優佳への思い語る
― 今作の活動をもって、一期生の影山優佳さんがグループを卒業します。卒業発表を聞いたときはどんな心境でしたか?河田:影さんは先輩ではありますが、実は私と同い年で、この1年くらいで2人きりでお話する機会もすごく増えたんです。「こういうことが不安なんですよね」と相談をすることもあって、その度にいつも大人な意見をくださるので、本当に同い年とは思えない…(笑)。
今回の「One choice」のフォーメーションはちょうど影さんの真後ろで、どんなときも影さんの姿が見えるので、「最後のシングルで影さんをたくさん感じられて、たくさん一緒に楽しむことができて嬉しいな」という気持ちでいっぱいです。
正直、まだ影さんが卒業するという実感は湧かないのですが、サッカー番組などでたくさん活躍されている姿を見ると「どこにいても愛されて輝ける方だな」と感じるので、これからは日向坂46の外で活躍する影さんのことを、グループの中からみんなで応援できたらなと思っています。
高橋:私たち新三期生は影さんが活動を再開した時期と加入した時期が重なっていたので、本当に初期からお世話になっていました。私は年齢が2歳しか変わらないということもあり、色々な相談をしたり、プライベートでもご飯に行ったり…1番お世話になっている先輩といっても過言ではありません。最初は本当に寂しかったです。
影さんと2人でご飯に行ったときに「卒業を考えている」というお話を聞きました。私にはまだ「応援してます」と背中を押せる強さはないのですが…。最後のシングルだからといって寂しくなるのではなく、日向坂46の明るい空気感を保ったまま送り出したいですし、何より影さんは先輩と後輩の架け橋になってくださった人なので、今度は私たちがそういった役割を担っていかないといけないなと思っています。
河田陽菜&高橋未来虹、四期生との交流は?
― 4月1日~2日には、神奈川県・横浜スタジアムにてグループのデビュー記念日イベント「4回目のひな誕祭」が開催されました。グループとして初のスタジアムライブはいかがでしたか?高橋:ライブの少し前に「恋は逃げ足が早い」(「One choice」収録曲)のMV撮影を横浜スタジアムで行ったのですが、その時点で会場の広さに圧倒されてしまって「本当に私たちの力で盛り上げられるのかな…?」と不安になっていたんです。でも、いざリハーサルでステージに立つと座席との距離が近くて、ファンの皆さんの近くにいられることが本当に嬉しくて。ファンの方の声援を聞くことができて感動しましたし、本当に楽しかったです!コールや歓声が嬉しくて、思わずイヤモニを外して聞き入ってしまいました(笑)。
河田:私も声出しがどんな感覚だったのか忘れかけていたので、久々にファンの方の声を聞いたときは本当に感動しました。歓声があった方が“おひさま”の皆さんからパワーをもらえる気がしましたし、広い会場を見て「私たちを好きでいてくださる方で埋まっているんだな」と感じて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
― 日向坂46のライブでは、「JOYFUL LOVE」のパフォーマンス時に“おひさま”がサイリウムの光を使って虹の架け橋を作ることが恒例となっていますが、野外で架かる虹もまた綺麗でしたね。
河田:(大きく頷きながら)本当にすごいです!いつもライブで虹を見る度に「何でこんな綺麗に虹が作れるんだろう」と思ってしまうくらい、毎回感動しています。
― 同公演には昨年グループに加入した四期生の皆さんも参加しました。四期生が加入してから約半年経ち、一緒に冠番組に出たりライブをしたりすることが増えましたが、お2人も四期生と交流する機会は増えましたか?
河田:「四期生と仲良くなりたい!」と意気込んではいたのですが、リハーサル期間中はあまり話しかけることができなかったんです。「ひな誕祭」の2日間もなかなか自分から声を掛けられずにいたのですが、四期生の子たちから話し掛けに来てくれて、何人かと写真を撮ることもできました。本当にみんなのことが可愛くて仕方がないですし、「ひな誕祭」後に「もっと自分から行けば良かったな…」と後悔しました…(笑)。
高橋:四期生は本当に社交的な子が多いなと感じます。私たち三期生は4人しかいないですし、人見知りが多いので、最初は同期で固まって行動することも多かったんです。だからこそ、ライブのときに「写真撮ってください!」と声を掛けてくれる四期生を見て「コミュニケーション能力が高いな」と思いましたし、私はこれまでの人生で年下と関わる機会が少なかったので、積極的に来てくれることが本当に嬉しいです。
グループ全体曲の「誰よりも高く跳べ!」や「NO WAR in the future」をパフォーマンスするときはメンバー同士の絡みが多いのですが、隣に四期生がいるとついちょっかいを出してしまいます(笑)。
河田陽菜&高橋未来虹、今後の目標は?
― これからもグループは進化と変化を続けていくと思いますが、お2人はどんなポジションでグループを支えていきたいと考えていますか?河田:二期生はグループ改名前のけやき坂46(ひらがなけやき)時代も経験していて、私は今年22歳になるので、四期生からすると「先輩なんだ」と気を張ってしまうかもしれないのですが…。話してみたら全然そんな感じはしないと思うので(笑)、年下のメンバーにも同い年くらいの感覚で接してもらえたら嬉しいですし、後輩のみんなにとっても気軽に話し掛けやすいようなメンバーでいたいです。私ももっと積極的にコミュニケーションがとれるように頑張ります…!
高橋:私は歌うことと踊ることが大好きでアイドルになったので「パフォーマンスの面で頼りにしてもらえるようなメンバーになりたい」という思いがあります。そのために、これからも努力を続けていきたいです。
― これからも応援しています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
PHOTO:矢沢隆則
日向坂46「One choice」
9枚目シングル「One choice」は、二期生の丹生明里が表題曲で初めてセンターに抜擢。初回仕様限定盤の特典映像には、TYPE-Aに「Happy Smile Tour 2022」前編、TYPE-Bに後編を収録。また、TYPE-Cには「日向坂46四期生『おもてなし会』~おもてなしパート~」、TYPE-Dには、「Making of 日向坂46四期生『おもてなし会』」が収録されている。
河田陽菜(かわた・ひな)プロフィール
生年月日:2001年7月23日/出身地:山口県/星座:しし座/身長:154cm高橋未来虹(たかはし・みくに)プロフィール
生年月日:2003年9月27日/出身地:東京都/星座:てんびん座/身長:170cm
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