つばきファクトリー新沼希空&谷本安美、結成メンバー・浅倉樹々卒業への本音「1番悔しかった」時期に得た夢を叶える秘訣<「間違いじゃない 泣いたりしない」インタビュー>
ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・つばきファクトリーが、10thシングル「間違いじゃない 泣いたりしない/スキップ・スキップ・スキップ/君と僕の絆 feat.KIKI」を2月22日にリリースした。モデルプレスでは、新沼希空(にいぬま・きそら/23)と谷本安美(たにもと・あみ/23)にインタビュー。結成時からのメンバーである浅倉樹々の卒業やグループで辛かった時期について、本音を明かしてくれた。
新沼希空&谷本安美が語る本音とは?
グループ通算10作目となるトリプルA面シングルとなる今作。英語のコーラスパートや帰国子女・福田真琳が務めるラップパートでクールな一面を見せるナンバー「間違いじゃない 泣いたりしない」、王道の可愛らしい乙女心を歌った「スキップ・スキップ・スキップ」、浅倉をフィーチャーしたバラード「君と僕の絆 feat. KIKI」と、バラエティ豊かな楽曲が収録されている。2021年に新メンバー4人を迎えた12人での新体制となり、ますます進化を遂げているつばきファクトリー。その中でも、新沼と谷本は2015年の結成時からグループを引っ張ってきたメンバーだ。
同じく結成時からグループを支えてきた浅倉の卒業にいま2人は何を思い、何を感じているのだろうか。クールなパフォーマンスを見せる今シングルでの新たな挑戦についてもたっぷりと語ってもらった。
なお、メイクの裏技や私物コスメを公開してもらうモデルプレスの私物コスメ公開企画として、2人にそれぞれメイクポーチの中身を公開してもらったソロインタビューも配信している。
新沼希空&谷本安美、新たな挑戦への苦労
― 今までのつばきファクトリーさんは可憐なイメージでしたが、今回の新曲「間違いじゃない 泣いたりしない」はダンスがとても激しかったり、英語詞のラップがあったりとクールな印象が強いと感じました。そういった新たな挑戦で苦労した点はありますか?新沼:私は普段上ハモ(主旋律の上でハモるパート)を担当することが多いのですが、この曲のAメロのハモリパートでは、レコーディングでボーカルディレクターさんに「下ハモが良いんじゃない?」と言ってもらえて、初めて下ハモのパートをいただくことができて、自分にとってものすごく挑戦になった曲だと思います。
ダンスも前作の「アドレナリン・ダメ」(2022年6月29日リリース)で、ファンの皆さんから「新しいつばきファクトリーが見えてかっこいい」という声をたくさんいただいていて。その「アドレナリン・ダメ」と同じ振り付けの先生が今回も担当して下さっているのですが、その先生ならではのかっこいい振り付けを踊るのはやっぱり難しいです。でも、その振り付けを12人で揃えられた時、完成体を見た時はとても感動したので、難しかったですが頑張ってよかったなと思っています。
谷本:私は、ライブで踊りながら歌って披露するのがレコーディングと違って難しいと感じています。私は落ちサビ(ラストのサビ前に音量を落としボーカルを際立たせるサビ)のパートを任せていただいていますが、1番・2番と歌いながら踊って間奏も踊ってからの落ちサビで、ささやくような感じで歌わないといけないパートなので、息を頑張って頑張って整えています。そこはしっかり思いを込めて歌わないといけないので難しいですが、ファンの皆さんから「とってもいいね」「安美ちゃんに合っているパートだね」って言っていただけているので、嬉しいなと思います。
新沼:私も今まで高いハモリを担当していた時は、正直踊っていても自分が出しやすいキーだから「スパン!」と出ていたんです。でも今担当している低いキーだと、色々な曲を披露してからの新曲というパターンが多い最近のライブでは特に、とても息が切れてしまって自分の苦手な音域でパッと出すことができなくて、最初がどうしても欠けてしまうことがあります。映像を見ながら頑張っているのですが、毎回のライブでそこが反省点だと思っているので、成長していけるようにこれからも頑張りたいです。
新沼希空&谷本安美、浅倉樹々の卒業に本音
― 今回のシングルは浅倉さんの卒業シングルでもありますが、浅倉さんから卒業することを聞いた時の心境はいかがでしたか?新沼:樹々ちゃんかっこいいなと思いました。やっぱり「卒業」と聞くと、悲しい、寂しいという感情になる人の方が多いのかなと思いますが、樹々ちゃんらしい決断でとてもかっこいいです。
今までグループの中で卒業するメンバーがいなかった中で「卒業」については考えることはありますが、決断することは難しいと思うんです。でも樹々ちゃんはすごい夢を見つけて「卒業」という選択に勇気を出して踏み切ったんだなと、今ではとても応援したい気持ちでいっぱいです。
谷本:少しずつ年齢が上がってきていて「いつか誰かはそろそろ卒業するんじゃないかな」という予感はしていたので、(浅倉から)聞いた時は「あ、やっぱり卒業なのか」と思いました。でもまだ全然実感はしていなくて、卒業後(浅倉が)1人で活動していって、グループでの活動を一緒にしていけなくなるというのが本当に想像がつかないので、今でも「え、ほんとに卒業しちゃうんだ」という気持ちでもあります。
でも、樹々ちゃんなりに自分の夢をしっかり考えての卒業だし、ハロー!プロジェクトは大体25歳くらいが卒業を考える年齢なのですが、それよりも全然まだ若い段階(浅倉は現在22歳)でそういう決断ができるのは、私もかっこいいなと思っています。
新沼希空&谷本安美が悲しみを乗り越えた方法
― 浅倉さんの卒業はお2人にとって「背中を押してあげたい」と前向きなもののように感じましたが、グループの活動の中では、時に悲しい出来事や苦しい出来事も、経験されてきたと思います。これまでの活動を振り返って1番辛かった時期はいつですか?新沼:私たちは、結成から1年以内でデビューする他のグループと比べるとインディーズ期間が長くて、そんな中で私たちなりにどうすればデビューできるか、どうやったらパッとするか、たくさん話したり考えたり行動に移したりと努力はしていました。でも、なかなかそれが表に出なくて、先生からも厳しい指摘を受けることもあったので、その時期が1番悔しかったし、とても思い悩んでいた時期だと思います。
谷本:私の場合はダンスも歌もやったことないですし、ハロー!プロジェクト自体あまり知らない状態で入ってきたので「こんなにダンスも歌も全部こなすんだ」と知って、本当に大変でした。しかも、コンサートが多いから毎回毎回覚える楽曲も多くて、覚えるだけで大変なのにパフォーマンスで表現もしていかないといけないので、全然追いついていかなくて辛かったです。
― そんな辛い時期があったんですね…。その時期をお2人はどうやって乗り越えられましたか?
新沼:自分たちが成長しないと、頑張りを見せないと、やっぱりデビューには繋がらないという気持ちは誰もが思っていたので、とにかくがむしゃらに活動に専念して毎日を過ごしていたからかなと思います。
谷本:活動していく中で、メンバーにとても助けられました。メジャーデビューの少し前に、3人(小野瑞歩、小野田紗栞、秋山眞緒)の加入があって、その3人の存在も私にとってはとても大きかったです。その中でも、小さい頃からずっとダンスをやっていて上手な秋山眞緒ちゃんは、「こう見せたらかっこいいよ」と付きっきりでダンスを教えてくれて。(3人の加入前)6人で活動していた時期はみんながみんな大変だったので、1人ひとりが「頑張らないと」と焦っていましたが、自分ができるところを教えてくれるという存在ができたことで、より頑張ることができました。
― 皆さんで支え合って乗り越えてきたんですね。最後になりますが、苦しい時期を乗り越えていま素晴らしい活躍を見せているお2人に、是非「夢を叶える秘訣」を教えていただきたいです!
新沼: 私は「有言実行」という四字熟語を中学校の先生に教えてもらって好きになったのですが、言い続けていたら「やらなきゃ」という気持ちになるし、発言していくことによって、その夢が叶うチャンスの1つになるのかなと思います。例えば「この仕事がしたい」と思ったらそれに向けて発信したり、「可愛くなりたい」と思ったら「可愛くなりたい」と言い続けて、それに向かって頑張れたりすると思うので、「有言実行」を大切にして日々生活しています。
谷本:私は「毎日楽しく生活していく」ということを心がけています。自分が楽しんでいれば、それが相手にも伝わって「この子いいな」「とてもキラキラしていて充実していそう」と思ってもらえると思うので、毎日笑顔を心がけて楽しく生活しています。
― お2人とも素敵なご回答ありがとうございました!
(modelpress編集部)
新沼希空プロフィール
1999年10月20日生まれ、愛知県出身の23歳。2013年にハロー!プロジェクトに研修生として加入し、2015年4月29日に研修生内ユニットとして結成された「つばきファクトリー」のメンバーに。グループで自称“身だしなみリーダー”と自称するほどメイクやファッションへのこだわりを持っており、着物の着付け・御朱印集めなど和の趣味にも精通。2021年12月31日からはサブリーダーとしてグループを牽引している。
谷本安美プロフィール
1999年11月16日生まれ、北海道出身の23歳。2014年、ハロー!プロジェクトに研修生として加入。新沼と同じく2015年4月29日に「つばきファクトリー」結成当初のメンバーとなる。SNSでは、グループの“ビジュアル担当”としてエレガントなファッションとともに美しい姿を発信しているほか、北海道日本ハムファイターズのファンであるという一面も持っている。
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