レペゼンフォックス、“同盟結成”ヒカルへの思い「本当にアドリブだった」意外な反応も明かす＜インタビュー中編＞

同グループはYouTubeチャンネル登録者396万人（12月29日時点）を突破したほか、アーティストとしてリリースした楽曲「XOXO」はTikTok上でバズり、ミュージックビデオの再生回数は1000万回をゆうに超えるほど。常に革新的な挑戦を止めない彼らだが、16日には年内をもってYouTuberを引退すると表明。そしてその翌17日には自身の主催する「炎上万博」でYouTuberのヒカルと今後同盟を組むことも発表した。そんな話題に事欠かない彼らに、最近のあらゆることについて深掘りした。

まる「炎上万博」みっき～との対戦振り返る

― 主催するイベント「炎上万博」が17日に開催されましたが、手応えはいかがですか？（インタビュー実施は20日）

DJ社長：今回の「炎上万博」は3年前に炎上した直後にやって以来の2回目で、そのときは当時大炎上していたジョーブログやマホトなどいろいろな人を呼んでやって楽しかったです。今回は今回で面白いよね？

DJ脇：めっちゃ良かった。盛り上がったし。

DJ社長：ただ1つ言いたいのが、あれは格闘技イベントではありません（笑）。大きな文化祭だと思って見ていただきたいです。そう思ったら本当に楽しんで見ていただけると思います。あれをガチの格闘技の大会だと勘違いして見に来ている方はお楽しみいただけないかもしれません。そこはちゃんと理解した上で見て欲しいです。

DJ脇：あくまでエンタメとして見てもらえたら。

― まるさんはみっき～さんとの対戦もありましたね。

DJまる：結果、勝てたのは良かったんですけど、やっぱり出ること自体がしんどいですね…。でもみんなが応援してくれたこと、相手のみっき～が戦ってくれたことにはとても感謝しているので楽しかったです。

Repezen Foxx、同盟の相手にヒカルを選んだ理由

― ヒカルさんと同盟を組むと発表したことも話題ですが、いつ頃からヒカルさんと組もうと考えていたのですか？

DJ社長：YouTubeをやめようと思ったのが実は12月ぐらいで、宣言する必要があるのかもわからなかったんですけど、ダラダラとするのも嫌だったんです。そこで、コラボの相性が一番良いと思っているヒカルくんを指名しました。本当にアドリブだったので、ヒカルくん本人には何も言っていなくて、乗ってくれるだろうなとは思っていたんですけど、実際どれぐらいのモチベーションで乗ってくれるかは分からなかったんです。でもいざあの場で誘ってみたら、ヒカルくんがわーっと喋り出して乗ってくれて、あの後も深夜までずっと動画も撮って、僕が想像していた2倍も3倍もすごく良いモチベーションで来てくれたので、もうめちゃくちゃ嬉しかったです。

DJ銀太：ただただ優しい。

DJ脇：カリスマでしたね。

Repezen Foxx“同盟結成”ヒカルとの今後の展望

― 来年以降はどういうコラボをしていく予定ですか？

DJ社長：僕たちはYouTubeに専念できないですけど、ヒカルくんは日本一を目指してYouTubeに専念できるし、彼の影響力、破壊力、企画力はカリスマ性があってすごいと思うので、彼が盛り上げるところに僕たちも乗っからせてもらって、ヒカルくんのチャンネルで一緒に動画に出演していけたらと思っています。

DJまる：僕らがYouTubeの更新をやめるというのは、ファンの方からしても寂しいと思うんです。露出が少なくなっていくと思うので、海外移住したときみたいに距離が空いたと思われないためにも、ヒカルくんのチャンネルなどメンバーの良さを活かすことのできるところに出演して、ファンとの距離も離れないようにしていきたいです。

DJ脇：動画でわちゃわちゃとしている部分が好きな人も多いと思うので、僕らのチャンネルで見られなくなった分、他のチャンネルに少しでも出て、楽しんでもらえたらと思っています。

― どのような動画を投稿する予定ですか？

DJ社長：ヒカルくんは日常的な動画が得意で、僕らはどちらかというとドンと盛り上げることが得意なんです。

DJ脇：「炎上万博」ドーン！とか、「BreakingDown」ドーン！みたいな。

DJ社長：逆に言うとヒカルくんのように日常的に頑張ることができないから、ドーンっていうときにヒカルくんとレペゼンを混ぜて、2～3ヶ月に1回程度、定期的にやりたいです。そうじゃないときは、僕たちがヒカルくんのチャンネルに出てわちゃわちゃしたいと思います。

Repezen Foxxプロフィール

2015年にDJ社長を筆頭に「レペゼン地球」を結成。2016年に1stシングル「5454」発表し、2017年にはYouTube登録者数が当時最速で100万人を突破した。2018年にはZepp DiverCty TOKYO、2019年には幕張メッセで単独ライブを開催。その後もZeppツアーやホールツアーを成功させ、2020年には福岡・PayPayドームでDJとして初の単独ライブで多くのファンを魅了した。2021年には海外進出を発表し、グループ名を「レペゼン地球」から「Repezen Foxx」に変更。2022年8月に公開した「XOXO」のMVは1300万回再生を突破するなど、人気を加速させている。

『大炎上 レペゼンフォックス 1stArtistBOOK』（宝島社）

発売日：2022年12月16日（金）
定価：2420円（税込）
判型：B5判／ページ：192ページ

ここでしか見られない普段とは違う爽やかでかっこいい一面から、マンバギャルに変身するなど、レペゼンならではのおふざけ企画まで盛り沢山。また、メンバーそれぞれのロングインタビューも掲載し、過去から現在、これからのことまで赤裸々に語っている。