乃木坂46筒井あやめ、地上波連ドラ初出演で与田祐希からアドバイス グループを「支えられるような人に」<「真相は耳の中」インタビュー>
2022.10.21 17:00
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10月21日スタートのテレビ東京系ドラマ25「真相は耳の中」(毎週金曜深夜0時52分~)に出演する乃木坂46の筒井あやめ(つつい・あやめ/18)が、モデルプレスのインタビューに応じた。今年2月1日発売のファッション雑誌「bis」3月号よりレギュラーモデルに加入し、8月31日発売の30thシングル「好きというのはロックだぜ!」のカップリング曲「ジャンピングジョーカーフラッシュ」では初センターに抜擢され勢いに乗る筒井が、今回地上波の連続ドラマに初出演。また、10月18日よりオーディオストリーミングサービスSpotifyで独占配信されるミステリーポッドキャスト番組「真相は耳の中」では単独パーソナリティにも初挑戦する。新たな挑戦への心境や、個人仕事、役者としての思い、夢を叶える秘訣までたっぷりと語ってもらった。
ドラマ25「真相は耳の中」
テレビ東京は、Spotifyと共にオリジナルドラマ「真相は耳の中」を放送。昨年7月期に放送し好評を博した「お耳に合いましたら。」に続き、Spotifyのポッドキャストと連動したオリジナルドラマ第2弾となる、音声コンテンツ×ミステリーでお送りするコメディミステリーだ。本作は、“捜査能力ゼロ”の崖っぷち刑事が推理オタクの娘のポッドキャストをきっかけに事件を解決するコメディミステリー。署で検挙率最低の崖っぷち刑事・今井譲治(伊原剛志)はある日、上司から次の事件で犯人を検挙できないと事務方に異動になることを告げられる。そんな窮地の中、殺人事件が発生。今度こそ犯人を検挙しなくてはと意気込む譲治だったが、刑事の勘はことごとく外れていく…諦めモードの譲治に後輩刑事・金持吾郎(森永悠希)が聴かせたのはとある推理オタクのミステリーポッドキャスト「真相は耳の中」だった。
筒井が演じるのは、“推理オタク”の譲治の娘・今井芽依。父親に隠れてミステリーをひとり語るミステリーポッドキャストを趣味にしている。
筒井あやめ、地上波連続ドラマ初出演 先輩・与田祐希からアドバイス、役作りの参考は久保史緒里?
― 地上波連続ドラマ初出演おめでとうございます!出演が決まった時の心境をお聞かせください。筒井:最初に聞いた時はビックリしたのですが、映像でのお芝居も挑戦してみたいと思っていて、勉強したい気持ちがあったので、今回機会をいただけてすごく嬉しいです。
― まだクランクイン前とのことですが(※インタビューは9月下旬)、これから撮影するにあたって楽しみにしていることはありますか?
筒井:連続ドラマに出演させていただくことが初めてなので、ドラマの現場での雰囲気や、伊原さん演じるお父さんとのシーン、その他プロの役者さんと一緒にお芝居できることがすごく楽しみです。伊原さんとはポスター撮影などでお会いしたのですが、「身長何cmなの?」とかいろいろ話しかけてくださいました。
― 今回は“推理オタク”という変わった役どころですが、台本を読んでいかがでしたか?
筒井:台本に出てくる言葉で、芽依ちゃんは推理やミステリーが本当に大好きなんだなというのがすごく伝わりました。私はこれまでミステリーなどにあまり触れたことがなかったので、最初はわからない言葉も多かったのですが、声に出して台本を読んでいるうちにだんだん慣れてきて、ミステリーを一緒に学べて、その面白さを知ることができたので、芽依ちゃんをしっかり演じられるように頑張りたいです。
― ご自身と比較して、共通する部分や違う部分などあれば教えてください。
筒井:芽依ちゃんは探究心が旺盛な子で、気になったことはどんどん調べるような子なのですが、私も好きなことに没頭するタイプなので、そういう部分が自分と似ているなと思いました。ちょっと違うなと思ったところは、芽依ちゃんはお父さんと気まずい関係で、あの年頃ならではの上手くいかない感じがあるのですが、私自身はお父さんとすごく仲良しです。
― お父さんとは普段どれくらい仲が良いのでしょうか?
筒井:毎日朝起きたら、まず「おはよう」と連絡をします。お仕事から帰った後も「お疲れさま」とメッセージが来たり、たまに電話が来たりして、連絡はたくさんとっています。
― 本当に仲良しですね。では、芽依みたいな親子関係はあまりわからない?
筒井:そうですね。私は反抗期もなくて、親と一度も気まずくなったことがないので、お芝居をするにあたって、伊原さん演じるお父さんと2人のシーンの空気感を作るのが難しそうだなと感じています。
― 連続ドラマ初出演ということで、アドバイスをもらった先輩はいますか?
筒井:与田(与田祐希)さんと一緒に焼き肉に行った時に、ドラマのことについていろいろお話しさせていただきました。「緊張して不安なんです」とお話ししたら、「みんなすごく優しい方ばかりだと思うよ」と言ってくださいました。今回、与田さんが主演された「量産型リコ」と同じスタッフの方が多く、「すごく面白い方々だよ」と教えてくださって、ちょっと緊張が解けたような気がします。
― 役作りで参考にしようと思っている先輩や、キャラクター像はありますか?
筒井:芽依ちゃんは推理オタクなので、オタクっぽい話し方ってどんな感じだろうと考えた時に、加入前から乃木坂46のファンだった3期生の久保史緒里さんが頭に浮かびました。久保さんは乃木坂愛を語る時に、早口になることがあるので、久保さんを参考にしてみようと、今研究しています(笑)。
筒井あやめが今ハマっているもの 推理力が高そうなメンバーは?
― 今回、ポッドキャストの番組では単独パーソナリティに初挑戦とのことですが、グループでのラジオ放送はいかがですか?筒井:乃木坂46に入ってからラジオを聞くようになって、今「乃木坂46の『の』」という番組で、ひとりで話したり、メンバーと一緒に話したりしているのですが、毎回すごく楽しくやれているので、ラジオが好きだなと思います。
― エピソードトークを用意するなど大変な印象があるのですが、ラジオ番組をやるうえで心掛けていることはありますか?
筒井:一番初めに一人でフリートークがあって、たまにネタがなくなってくるので、普段からちょっとしたことを携帯のメモ機能でメモをするようにしています。
― 芽依は推理小説好きの女子高校生ということで、ポッドキャストで熱を持って話すシーンもありますが、筒井さん自身があれくらい熱中しているもの・ハマっているものは何かありますか?
筒井:今はかき氷に熱中しています。最近よくかき氷専門店を見かけることが増えて、先週もひとりで2軒くらい巡りました。メンバーとも一緒に行ったりします。冬でも食べたいくらい大好きです(笑)。
― 筒井さんご自身は、推理小説を読みますか?
筒井:私はもともと小説をよく読んでいるのですが、推理小説は読んだことがなかったので、今回推理オタクという役どころを聞いて、台本にも載っているシャーロック・ホームズや有栖川有栖さんの推理小説を何冊か買いに行きました。今それを読んでいる途中なのですが、すごく面白いです。ドラマでも、ゾクゾクするお話が好きなのですが、小説を読んでいてもそのゾクゾクが伝わるし、犯人を見破れた時のスッキリ感がすごく良いなと思いました。
― 筒井さんは、推理は得意ですか?また、細かいことに気がつくなど、推理力が高そうなメンバーはいますか?
筒井:私はあまり得意ではないのですが、メンバーで言うと、同期の田村真佑ちゃんは、私が美容院に行って髪の毛を切ったり髪色を変えたりすると、気づいてくれて、言葉で伝えてくれるのですごく嬉しいです。いつも誰よりも一番に気づいてくれるので、メンバーのそういう変化に気づける真佑ちゃんは素敵だなと思います。
筒井あやめ、乃木坂46を「支えられるような人に」ステップアップへ―
― 筒井さんは昨年舞台に初めて出演されましたが、その経験から活かせそうなことや、映像のお芝居に向けて何か考えていることはありますか?筒井:去年舞台を経験させていただいて、本格的なお芝居をやるのが初めてだったので、本当に一から勉強になったし、すごく良い経験になったと思うのですが、やっぱり舞台と映像では全然違うだろうなと想像しています。でもその時の舞台でもお父さんとのシーンがあって、私は夢を追いかける女の子で、それをお父さんが反対するというギクシャクしたシーンがあったので、このドラマに活かせる部分はあるのかなと思います。
― 舞台を経験して、演じる楽しさはどこで目覚めましたか?
筒井:それこそ舞台でのお父さんとの掛け合いのシーンで、お父さん役の山中崇さんが、お稽古の時から毎回違うお芝居をされていたので、最初はちょっと戸惑いがあったのですが、本番が始まってからも、昨日と違うお芝居が来た時に私のお芝居も変化するので、本当に相手の言葉を聞いて自分の言葉を発しているんだなと感じることができて、そこでお芝居の面白さを知りました。
― 今後挑戦してみたい作品のジャンルはありますか?
筒井:中2で乃木坂46に入ってからずっとお仕事をさせていただいていて、学生生活をあまり味わえていないので、お友達と放課後にいっぱい遊んで、“ザ・青春”みたいなことを役で経験してみたいです。青春がつまった学園ものに憧れがあります。
― 役柄としては、クラスのマドンナ的な存在がいいですか?それとも陰があるような役がいいですか?
筒井:学校にいる時は、ひとりで大人しく座っているようなタイプだったので、それとは真逆のキャピキャピした楽しそうな女の子を演じてみたいです。
― 舞台の時のインタビューでは、「個人のお仕事で乃木坂46に貢献したい」というお話をされていましたが、今もそういった心持ちでお仕事をされていますか?
筒井:はい。乃木坂46にはたくさんお世話になっているので、その分恩返しができたらいいなと思いながらお仕事と向き合っています。個人のお仕事は未だに緊張するし、ずっとソワソワしている感じなのですが、頑張って貢献していきたいです。
― 今年は雑誌のレギュラーモデルや、初センターに抜擢され、今回連続ドラマに初出演するなど、飛躍の年になったのではという印象なのですが、筒井さんご自身は今どんな心境で過ごしていますか?
筒井:確かに、こうして振り返ってみると、雑誌にモデルとして出させていただいたり、センターを務めさせていただいたり、嬉しい気持ちでいっぱいなのですが、先輩方がどんどん卒業していって、3・4・5期生が、乃木坂46を支えていかなければいけない立場になっているので、私もしっかり支えられるような人にならないといけないなと思っています。
筒井あやめが怒り・悲しみを乗り越えた方法
― モデルプレスの読者には、日々不安な思いや悩みを抱えている人がたくさんいます。筒井さんがこれまで怒りや悲しみを乗り越えたエピソードや、アドバイスをぜひお聞かせください。筒井:私はポジティブなので、人からの言葉で傷つくことはあまりないのですが、きっと傷ついてしまう方もたくさんいらっしゃると思います。これは私のマインドですが、そんなふうに傷つく言葉を言う人は、絶対に私の全ては知らないです。もしも身近な人から言われていたとしても、私の芯の部分は知らないから、気にしちゃうかもしれないけど、気にしなくていいんだよとみんなに伝えたいです。芯の部分を知っているのは、家族や親戚、本当に仲の良い友人たちだと思うので、そういう周りの人を大切にして、一緒にいることで心を落ち着かせて、辛い時は頼って乗り越えてほしいです。
筒井あやめの夢を叶える秘訣
― どんどんステップアップしていく筒井さんが今思う、“夢を叶える秘訣”を教えてください。筒井:「楽しむ」ってすごく大切なことだなと最近感じています。楽しくないことは続かないので、夢や目標について考えたり見つけたりする上で、自分が「楽しい」と思ったことをまずはいろいろ調べて、深く知ってみてほしいです。その自分の「楽しい」と思うことに気づくことが大事かなと思います。私も自分が感じる「楽しい」を大切に、これからも頑張ります。
― ありがとうございます。最後に、ドラマを見てくださるファンの方にメッセージをお願いします。
筒井:このドラマはミステリードラマなのですが、コメディ要素がいろいろなところにあって、すごく笑える内容だと思うので、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。お父さんがポンコツ刑事なので、そのポンコツ具合がすごく面白いですし、芽依ちゃんの推理力にもぜひ注目してください!
― ドラマの放送を楽しみにしています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
筒井あやめ(つつい・あやめ)プロフィール
2004年6月8日生まれ、愛知県出身。乃木坂46の4期生。2019年、24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」で初の選抜入りを果たし、1列目に抜擢。26thシングル以降4作連続で選抜入り。2021年には舞台「目頭を押さえた」で初主演を果たしたほか、ファッション雑誌「bis」のレギュラーモデル、文化放送のラジオ番組「乃木坂46の『の』」16代目メインパーソナリティに就任するなど、幅広いジャンルで活躍の幅を広げている。
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