モデルプレスのインタビューに応じたあやなん(C)モデルプレス

あやなん「炎上白書」出版の理由とは?“炎上騒動”からの乗り越え方に迫る<前編>

2022.06.26 18:30

YouTuberのあやなんが27日、ランキングニュース番組「モデルプレスカウントダウン」(毎週月曜/モデルプレスYouTube・TikTokにて18時30分~、ABEMA SPECIALにて21時30 分~)にゲスト出演。緊急事態宣言下で行われた自身の誕生日パーティーを報じられた“炎上騒動”について振り返り、当時の心境や変化を語った。<モデルプレスインタビュー前編>

  


2021年6月、YouTuber31人が集まり緊急事態宣言下で自身の誕生日パーティーが開催されたことを報じられ、約1ヶ月間活動を自粛していたあやなん。炎上していた期間は「今までで1番辛かった」という。そんな彼女が活動再開を決意したきっかけとは。

あやなん「炎上白書」出版を決意した経緯明かす

あやなん「炎上白書」(KADOKAWA、6月17日発売)/画像提供:KADOKAWA
― この度「炎上白書」を出版されましたが、過去の炎上を話すと決めた理由は何ですか?

あやなん:これまでも炎上については説明をしてきましたが、本にして残そうと思ったのは区切りとして「自分はここから変わりたい」と思い、何でこうなっちゃったのかを自分で理解したかったからです。さらに少し誤解されている部分について「本当はこうだったんだよ」と伝えるため、今まで起きたことを全部書きたいと思いました。言い訳ではなく自分の中に反省として落とし込んで、もう絶対に同じことを繰り返さないという気持ちで全て自分で書きました。

― 書籍が発売されて周囲からはどのような反響がありましたか?

あやなん:周りの反応は「いや大丈夫?それ出したらまた炎上するんじゃない?」という反応が結構多かったんですが、私はそうならない自信があって書いているので少し攻め気味な「炎上白書」という名前で出しました。中身を見たら「あ!なるほどね。そういう感じだったんだね」とまた好きになってもらえるように、という思いで書いたのでファンの方の中にはすごく喜んでくれて「見たかった」「そういう話が聞きたかったよ」という方もたくさんいました。

あやなん、“炎上騒動”を振り返る

あやなん(C)モデルプレス
― あやなんさんは今回の書籍の中でも触れている炎上をどのように乗り越えましたか?

あやなん:今回の炎上は今までで1番辛かったです。全部自分のせいなんですが「こんなことになるんだ」と絶望しましたし、ファンの方からも当たり前のことですが「がっかりした。見損なったよ」という声もありました。「本当に1回辞めようかな。辞めちゃった方が良いな」と思ったことも。でも視聴者の方、周りの友達や家族に「あやなんはまだ大丈夫。いける」と言ってもらえて、周囲の声のおかげで私も「最悪な終わり方はしたくないからもう1回頑張ろう。一から始めよう」という気持ちになれました。

― 「YouTube界の炎上女王」という呼び名がついたことはどう感じていますか?

あやなん:そこが目立ってしまっているので払拭したいです。これからは「もう私は大丈夫になったよ」ということをみんなに行動で見せていきたい。

これまでは「これが私だから!」と結構強気に出てしまっていました。食って掛かってきたら、それに対して言い返してしまうことや開き直っている部分も多少あって。でも今は人の意見に対して反論するのではなく、ちゃんと相手の話を聞いて落ち着いて喋るように変えていきたいと思っています。

― 心境の変化を感じたきっかけは何ですか?

あやなん:やっぱり今回の炎上です。「このままじゃダメだ」と自分への戒めでもあり「意識して話さなきゃダメだよ」と正されたような気持ちになりました。

― 活動をしていく中で炎上に対しての耐性はありましたか?

あやなん:ありました。炎上してしまったら自分で説明できる耐性、打たれ強いというか怒られてもまたケロっとして頑張れるという変な強さがあって。でも、全部が全部「本当に私が悪かったか」と言われたらそうではなく「いやこれはなんか違うなー」というものも中にはありました。だから、今振り返ると本当に悪かった部分と勝手にみんなが言っていることがあったので「炎上ってなんなんだろう」とよくわからなくなる時もあります。

あやなん、“炎上騒動”からの乗り越え方語る

あやなん(C)モデルプレス
― “炎上騒動”の中で学んだことはありますか?

あやなん:そもそも有名人やYouTuberである前に人としてあまり常識がないということを改めて実感しました。「大丈夫っしょ」という感覚がやっぱりいけない、ダメだと自分で思って。ルールをちゃんと守る、落ち着いてみんなに合わせる中でも私らしさというのを見せることはできるし、変に尖ったことを言いすぎたり強気に出過ぎたりすることも辞めようと思いました。ある程度は世間に合わせないとダメだなということが、遅いですが学んだことです。

これまで、結構自分の思ったことをそのままオブラートに包まないで言ってしまうことが多く、それによって誰かが傷つくということをあまり考えてきませんでした。これからは相手のことを考えて、世間一般の声に耳を傾けながら自分の言いたいことも発信していくというバランスの取れたやり方を学んでいきたいです。

― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者もいると思います。そういった読者に向けて、あやなんさんのこれまでの人生の中で「怒りや不安や悲しみ」を乗り越えたエピソードがあれば教えていただけますか?

あやなん:基本的には「キツいな、辛いな」と思うことはなくて、ハッピーを届けたいという人間なのであまり差はないです。人に喋って意見をもらって乗り越える、プラスの考えに持っていくことを繰り返しています。

★インタビュー後編では、ワタナベマホトさんの引退、平成フラミンゴら新世代YouTuberへの思いや、夫で6人組YouTuber・東海オンエアのメンバーであるしばゆーとの結婚生活について語っている。

なお、あやなんがゲスト出演する番組「モデルプレスカウントダウン」は、モデルプレスYouTubeにて26日18時30分、「ABEMA SPECIAL」 にて27日21時30分より公開される。(modelpress編集部)

あやなんプロフィール

あやなん(C)モデルプレス
1993年6月19日生まれ、埼玉県出身。2016年にしばゆーと入籍し、2人によるYouTubeチャンネル「しばなんチャンネル」は登録者数223万人(6月15日現在)を誇る。2017年には第1子となる長男、2020年には第2子となる次男を出産している。

【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. あやなん、“バッサリ”ショートヘアにイメチェン「可愛い」「真似したい」の声

    モデルプレス

  2. “YouTuber31人宴会”で自粛のあやなん、活動再開を発表「信用をまた取り戻せるように」

    モデルプレス

  3. “YouTuber31人宴会”アバンティーズ・そらちぃ&ツリメ、活動休止発表 あやなんとの報道写真にも言及

    モデルプレス

  4. あやなん、夫・しばゆーと動画で“YouTuber31人宴会”改めて謝罪 “一般人との感覚のズレ”指摘される

    モデルプレス

  5. 東海オンエア・しばゆー、妻・あやなんの「文春」報道受け謝罪「憤りを感じざるを得ないです」

    モデルプレス

  6. あやなん「文春」報道受け謝罪「自覚ない行動だった」

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  2. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  3. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  4. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  5. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  6. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  7. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  8. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    前田敦子&板野友美、AKB48から20年続く“リスペクトし合える関係”「いい意味で何も混じり合わない」お互いの魅力を深く語る<インタビュー>

    株式会社KEAN Health

    PR
  2. 02

    吉柳咲良「御上先生」圧倒された共演者とは「無意識に負けた気持ちになる」切磋琢磨の撮影秘話明かす【インタビュー】

    モデルプレス

  3. 03

    なにわ男子・長尾謙杜、6キロ増量で挑んだ本気の初アクション「長尾謙杜史上1番かっこいい」【「室町無頼」インタビュー】

    モデルプレス

  4. 04

    比嘉愛未、岩田剛典は「パーフェクト人間」互いに助けられた瞬間・リスペクト語る【「フォレスト」インタビュー】

    モデルプレス

  5. 05

    日向坂46山下葉留花、小坂菜緒は“恩人” 不安な時期に救われた言葉とは「自分はここにいて良いのかなと思ったことも…」【「卒業写真だけが知ってる」インタビュー】

    モデルプレス