松村沙友理、“1番あり得ない”と感じた男性の行動とは 乃木坂46時代に学んだバラエティへの姿勢も明かす<花嫁未満エスケープ>
2022.05.12 18:00
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2021年7月に乃木坂46を卒業後、モデルや女優、タレントとして飛躍を続けている松村沙友理(まつむら・さゆり/29)。オファーが途切れることはなく、現在出演中のテレビ東京系木ドラ24「花嫁未満エスケープ」(毎週木曜深夜0時30分~)では、岡崎紗絵演じる主人公・ゆうの同僚を熱演し大きな存在感を発揮している。テレビから映画、雑誌まで幅広く活躍する彼女が、アイドル卒業後の1年間で感じた変化とは?作品への想いや共演者とのエピソード、さらには夢を叶える秘訣についても教えてくれた。
小川まるに原作「花嫁未満エスケープ」をドラマ化した今作は、“結婚適齢期”を迎えたアラサー主人公・柏崎ゆうのリアルすぎるトライアングル・ラブストーリー。ゆうを演じる岡崎は、今作が連続ドラマ初主演となる。
松村:今作には、これまで挑戦したことがなかった「女の子同士の掛け合い」がたくさんあることを知って、すごく面白そうだなと感じました。最初はどんなやり取りになるのか想像できなかったのですが、私が演じる亜衣ちゃんはズバズバと意見を言う子ということもあり、本番でも楽しみながら演じることができました。
― 今回はアパレルショップの店員役ということですが、役作りのためにしたことはありますか?
松村:事前にみんなで講習会を受けて、洋服のたたみ方やお客さんの前での立ち振る舞い、店内の掃除まで、実際にアパレル店員をやられている方に教えていただきました。私はこれまで全くアパレル関係のお仕事に触れたことがなかったのですが、洋服の形に合わせてたたまなければいけなかったり、ずっと立ちっぱなしだったりすることが想像以上に大変で、技術や体力が必要なお仕事なんだなと改めて実感しました。
― 実際に働いている方からアドバイスをもらえるのは心強いですね。岡崎さんとは初共演ということですが、どのような印象を持ちましたか?
松村:紗絵ちゃんは本当に話しやすくて、初めて会ったときから「すごく良い人だな」と思っていました。セリフの量も多いし、撮影スケジュールも1番大変だと思うのですが、常に共演者やスタッフさんへの気遣いができて、自分のことをこなしながら周りを見られるところもすごいなと感じています。
撮影が大変だった時期でも、紗絵ちゃんが声を掛けてくれたり、笑顔で話してくれたりしたことで現場が和んでいたので、良い雰囲気で撮影を続けられていたのは紗絵ちゃんのおかげです!
松村:私は断然、深見氏です!尚くんは少し自分勝手なところがあるけれど、深見氏は大人の余裕があって、ゆうさんのことをすごく深く考えているところがすごく推せます。
「ラブレス」の3人(岡崎、小林涼子、松村)でも、撮影の合間によく「深見氏派か、尚くん派か」というトークで盛り上がっているのですが、やっぱり深見氏派が圧倒的です!ただ、紗絵ちゃんだけは「尚くんも良いところがあるんだよ!」と言っていたので、私も実際に尚くんと関わる役だったら意見が変わっていたかもしれません(笑)。
― 松村さんは、あまり尚紀には惹かれないんですね。
松村:そうですね。画面を通して見る限りだと「何でもっとゆうさんのことを大切にできないの?」とイラッとしてしまうし、実際にお会いしたとしてもお姉ちゃんみたいな感じで説教しちゃいそう(笑)。
― どんな行動にイラッときましたか?
松村:恋人の誕生日を忘れるシーンは1番あり得ないなと感じたし、ゆうさんが怒って家を出て行ってしまったときに自分の悪さを認めるんじゃなくて「ゆうが勝手に出て行ったんだし、どうせすぐに帰ってくるだろう」と周りに言っていたのもすごく嫌でした…。
私がゆうさんの立場だったら「俺の何が悪かったんだろう…」と考えて欲しいと思うので、「別に俺のせいじゃない。一時の感情で出ていっただけだ」というスタンスの尚くんを見ると、つい「違うんだよ…!」とツッこんでしまいます(笑)。でも、話が進む度にゆうが尚くんと深見氏がそれぞれやらかしてくれるおかげで、3人の女子トークも盛り上がりました(笑)。
松村:アイドル時代は1人でバラエティ番組に出演する機会がほとんどなかったので、卒業後に色々な番組に出演するようになってからMCの方の振りに答える難しさを実感して、毎回反省しています…(苦笑い)。初共演する方にとって、私は“未知の生命体”のように見えていると思うので(笑)、まずは「松村沙友理はどんな人なのか」を知ってもらう必要があることも少し大変です。
でも、2回目3回目と共演を重ねて、皆さんに「こんな子なんだ」と理解してもらえると共演者の方と会話が弾むようになったり、自分から積極的に動けるようになったりするので、経験を積むことは本当に大切なんだなと感じています。
― 松村さんがバラエティ番組に出演する上で意識していることはなんですか?
松村:どんなときでも自分を偽らないことです。バラエティ番組では咄嗟にエピソードトークを振られることもあるのですが、そのときに自分を作り込んでしまうと後から絶対に苦しくなってしまうと思います。ありのままの自分をさらけ出しながら共演者の方と掛け合うことで思わぬ化学反応が起こる場合もあるので、これからも自然体の姿で挑んでいきたいです。
― 松村さんは乃木坂46時代に出演していた冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系)でも、自然体な姿が人気を集めていましたよね。
松村:「工事中」はすごく自由にやらせていただいていたので、本当にMCのバナナマンさんのおかげです(笑)。最初の頃はずっと緊張していたのですが、バナナマンさんの空気作りがすごくお上手で「何をやっても大丈夫だよ」という姿勢を見せてくださっていたので、「考え過ぎて何も出さないよりは、とにかく何でも良いから言おう」という意識が芽生えたんです。今の私が咄嗟に振られたときに「分からない」と言わなくなったのは、当時の経験があったからだと思っています。
松村:何か大きなことを求めるのではなく、小さなことをコツコツやることが大切だと思います。派手なことの方がやりがいはあるし、色々な方に見てもらえる機会が増えて「やった感」が出るかもしれませんが、何事も基礎がなっていないと応用はできないと思うんです。“コツコツ”の部分は他人から見えにくいので苦しいですが、そこをしっかりと築くことができたら夢に繋がるんじゃないかなと思います。私自身も、自分がやっていることを人に言うのが好きではないので、結果だけで見せることが好きなタイプです!
― 長い期間、“コツコツ”と続けていることはありますか?
松村:昔から自分の知らないことが気持ち悪いと感じたり、日々続けていることを急に止めることが嫌いだったりする性格なので、勉強や美容をルーティン化して毎日続けてきました。美容に関しては今でも欠かさず行っていて、朝に水を一杯飲む、化粧水を必ずつける、夜はメイクを落とすといった基本的なことを徹底しています!
意外と何でも続けられるタイプなので、今後のお仕事の面でも新たなことに挑戦するというよりは、今やらせていただいていることをずっと続けていけるように努力できたらいいなと思っています。
― これからも応援しています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
世の中の皆さんと同じように『SPY×FAMILY』にハマっています!アクションシーンも見どころですし、それぞれのキャラクターの個性や、エリートと呼ばれる人たちの人間味溢れる描写も素敵です。可愛い要素やギャグ要素も満載で見やすい作品だと思います。
<美容のモチベーションを維持する秘訣は?>
「今を良くする」のではなく「今を維持する」意識で続けることです。私は最近頭皮のコリをほぐすマッサージにハマっているのですが、即効性があるわけではないので「今を良くする」ことをモチベーションにしていたら途中で飽きてしまうかもしれません。でも、今の頑張りは必ず5年後、10年後に結果として現れると信じて「これ以上シミを増やさない」「5年後に今のお肌の状態を維持する」といったことを目標にすることで、前向きに頑張ることができているので、常に未来のことを考えて行動することが大切なのかなと思います。
<乃木坂46卒業後初となるオンライントーク会(4月24日開催)の感想は?>
久々にお会いする方が多くて本当に楽しかったし、たくさんの方に応援していただいているからこそ今も自分が成り立っていることを再認識することができました。今回はオンラインだったので、次回は直接会える機会が作れたらいいなと思っています。皆さんのお話を聞くことが大好きなので、乃木坂46の現役時代にやったことがある「お茶会」のようなイベントができたら楽しいかも…。お茶を飲みながら近況を話したり、トランプでゲームをしたりしながらファンの方と交流することが今の夢です!
乃木坂46の中心メンバーとして活動し、2021年7月にグループを卒業。現在は女優、モデルと幅広く活躍している。
松村沙友理、主演・岡崎紗絵と初共演した感想は?
― 今作では、主人公・ゆうが働くセレクトショップ「ラブレス」の店員・三田亜衣を演じている松村さんですが、台本を初めて読んだときはどのような感想を持ちましたか?松村:今作には、これまで挑戦したことがなかった「女の子同士の掛け合い」がたくさんあることを知って、すごく面白そうだなと感じました。最初はどんなやり取りになるのか想像できなかったのですが、私が演じる亜衣ちゃんはズバズバと意見を言う子ということもあり、本番でも楽しみながら演じることができました。
― 今回はアパレルショップの店員役ということですが、役作りのためにしたことはありますか?
松村:事前にみんなで講習会を受けて、洋服のたたみ方やお客さんの前での立ち振る舞い、店内の掃除まで、実際にアパレル店員をやられている方に教えていただきました。私はこれまで全くアパレル関係のお仕事に触れたことがなかったのですが、洋服の形に合わせてたたまなければいけなかったり、ずっと立ちっぱなしだったりすることが想像以上に大変で、技術や体力が必要なお仕事なんだなと改めて実感しました。
― 実際に働いている方からアドバイスをもらえるのは心強いですね。岡崎さんとは初共演ということですが、どのような印象を持ちましたか?
松村:紗絵ちゃんは本当に話しやすくて、初めて会ったときから「すごく良い人だな」と思っていました。セリフの量も多いし、撮影スケジュールも1番大変だと思うのですが、常に共演者やスタッフさんへの気遣いができて、自分のことをこなしながら周りを見られるところもすごいなと感じています。
撮影が大変だった時期でも、紗絵ちゃんが声を掛けてくれたり、笑顔で話してくれたりしたことで現場が和んでいたので、良い雰囲気で撮影を続けられていたのは紗絵ちゃんのおかげです!
松村沙友理「深見or尚紀」選ぶなら?
― 今作は主人公のゆうを、ゆうの高校時代の元カレ・深見一と今カレ・松下尚紀が取り合うという三角関係が描かれています。毎回放送後には深見派か尚紀派かでネット上が盛り上がりを見せていますが、松村さんはどちらの男性に惹かれますか?松村:私は断然、深見氏です!尚くんは少し自分勝手なところがあるけれど、深見氏は大人の余裕があって、ゆうさんのことをすごく深く考えているところがすごく推せます。
「ラブレス」の3人(岡崎、小林涼子、松村)でも、撮影の合間によく「深見氏派か、尚くん派か」というトークで盛り上がっているのですが、やっぱり深見氏派が圧倒的です!ただ、紗絵ちゃんだけは「尚くんも良いところがあるんだよ!」と言っていたので、私も実際に尚くんと関わる役だったら意見が変わっていたかもしれません(笑)。
― 松村さんは、あまり尚紀には惹かれないんですね。
松村:そうですね。画面を通して見る限りだと「何でもっとゆうさんのことを大切にできないの?」とイラッとしてしまうし、実際にお会いしたとしてもお姉ちゃんみたいな感じで説教しちゃいそう(笑)。
― どんな行動にイラッときましたか?
松村:恋人の誕生日を忘れるシーンは1番あり得ないなと感じたし、ゆうさんが怒って家を出て行ってしまったときに自分の悪さを認めるんじゃなくて「ゆうが勝手に出て行ったんだし、どうせすぐに帰ってくるだろう」と周りに言っていたのもすごく嫌でした…。
私がゆうさんの立場だったら「俺の何が悪かったんだろう…」と考えて欲しいと思うので、「別に俺のせいじゃない。一時の感情で出ていっただけだ」というスタンスの尚くんを見ると、つい「違うんだよ…!」とツッこんでしまいます(笑)。でも、話が進む度にゆうが尚くんと深見氏がそれぞれやらかしてくれるおかげで、3人の女子トークも盛り上がりました(笑)。
松村沙友理、バラエティ番組に挑む姿勢「どんなときでも偽らない」
― 松村さんは2021年7月に乃木坂46を卒業後、ドラマや映画、バラエティ番組など、幅広いジャンルで活躍されています。1人でテレビ番組に出演するようになってから、心境の変化はありましたか?松村:アイドル時代は1人でバラエティ番組に出演する機会がほとんどなかったので、卒業後に色々な番組に出演するようになってからMCの方の振りに答える難しさを実感して、毎回反省しています…(苦笑い)。初共演する方にとって、私は“未知の生命体”のように見えていると思うので(笑)、まずは「松村沙友理はどんな人なのか」を知ってもらう必要があることも少し大変です。
でも、2回目3回目と共演を重ねて、皆さんに「こんな子なんだ」と理解してもらえると共演者の方と会話が弾むようになったり、自分から積極的に動けるようになったりするので、経験を積むことは本当に大切なんだなと感じています。
― 松村さんがバラエティ番組に出演する上で意識していることはなんですか?
松村:どんなときでも自分を偽らないことです。バラエティ番組では咄嗟にエピソードトークを振られることもあるのですが、そのときに自分を作り込んでしまうと後から絶対に苦しくなってしまうと思います。ありのままの自分をさらけ出しながら共演者の方と掛け合うことで思わぬ化学反応が起こる場合もあるので、これからも自然体の姿で挑んでいきたいです。
― 松村さんは乃木坂46時代に出演していた冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系)でも、自然体な姿が人気を集めていましたよね。
松村:「工事中」はすごく自由にやらせていただいていたので、本当にMCのバナナマンさんのおかげです(笑)。最初の頃はずっと緊張していたのですが、バナナマンさんの空気作りがすごくお上手で「何をやっても大丈夫だよ」という姿勢を見せてくださっていたので、「考え過ぎて何も出さないよりは、とにかく何でも良いから言おう」という意識が芽生えたんです。今の私が咄嗟に振られたときに「分からない」と言わなくなったのは、当時の経験があったからだと思っています。
松村沙友理の“夢をかなえる秘訣”
― 乃木坂46を卒業後、目覚ましい活躍を見せている松村さんが今思う「夢を叶える秘訣」はなんですか?松村:何か大きなことを求めるのではなく、小さなことをコツコツやることが大切だと思います。派手なことの方がやりがいはあるし、色々な方に見てもらえる機会が増えて「やった感」が出るかもしれませんが、何事も基礎がなっていないと応用はできないと思うんです。“コツコツ”の部分は他人から見えにくいので苦しいですが、そこをしっかりと築くことができたら夢に繋がるんじゃないかなと思います。私自身も、自分がやっていることを人に言うのが好きではないので、結果だけで見せることが好きなタイプです!
― 長い期間、“コツコツ”と続けていることはありますか?
松村:昔から自分の知らないことが気持ち悪いと感じたり、日々続けていることを急に止めることが嫌いだったりする性格なので、勉強や美容をルーティン化して毎日続けてきました。美容に関しては今でも欠かさず行っていて、朝に水を一杯飲む、化粧水を必ずつける、夜はメイクを落とすといった基本的なことを徹底しています!
意外と何でも続けられるタイプなので、今後のお仕事の面でも新たなことに挑戦するというよりは、今やらせていただいていることをずっと続けていけるように努力できたらいいなと思っています。
― これからも応援しています!ありがとうございました。
(modelpress編集部)
松村沙友理こぼれ話
<今ハマっているアニメは?>世の中の皆さんと同じように『SPY×FAMILY』にハマっています!アクションシーンも見どころですし、それぞれのキャラクターの個性や、エリートと呼ばれる人たちの人間味溢れる描写も素敵です。可愛い要素やギャグ要素も満載で見やすい作品だと思います。
<美容のモチベーションを維持する秘訣は?>
「今を良くする」のではなく「今を維持する」意識で続けることです。私は最近頭皮のコリをほぐすマッサージにハマっているのですが、即効性があるわけではないので「今を良くする」ことをモチベーションにしていたら途中で飽きてしまうかもしれません。でも、今の頑張りは必ず5年後、10年後に結果として現れると信じて「これ以上シミを増やさない」「5年後に今のお肌の状態を維持する」といったことを目標にすることで、前向きに頑張ることができているので、常に未来のことを考えて行動することが大切なのかなと思います。
<乃木坂46卒業後初となるオンライントーク会(4月24日開催)の感想は?>
久々にお会いする方が多くて本当に楽しかったし、たくさんの方に応援していただいているからこそ今も自分が成り立っていることを再認識することができました。今回はオンラインだったので、次回は直接会える機会が作れたらいいなと思っています。皆さんのお話を聞くことが大好きなので、乃木坂46の現役時代にやったことがある「お茶会」のようなイベントができたら楽しいかも…。お茶を飲みながら近況を話したり、トランプでゲームをしたりしながらファンの方と交流することが今の夢です!
松村沙友理(まつむら・さゆり)プロフィール
生年月日:1992年8月27日/出身:大阪府/血液型:B型/星座:おとめ座/身長:164cm乃木坂46の中心メンバーとして活動し、2021年7月にグループを卒業。現在は女優、モデルと幅広く活躍している。
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