「マイファミリー」迫田孝也、美 少年・那須雄登との会話で共感したこと 物語の“1番の謎”語る<インタビュー>
TBSで放送中の日曜劇場『マイファミリー』(毎週日曜よる9時)に出演する俳優の迫田孝也にインタビュー。役柄や現場でのエピソードなどを聞いた。
二宮和也主演「マイファミリー」
今作は、誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意した夫婦が、たった2人で娘を取り返すべく戦っていくストーリー。鳴沢温人(二宮和也)と鳴沢未知留(多部未華子)の夫婦が、誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意し、たった2人で戦うノンストップファミリーエンターテインメント。温人と未知留が、誘拐された娘を取り返したのも束の間、友人の三輪(賀来賢人)の娘が誘拐されるという新たな事件が起こってしまった。迫田は、事件を追う捜査一課の管理官・日下部七彦を演じている。
迫田孝也、役作りで意識する“緩急”
― 演じる日下部管理官の役どころについて教えてください。迫田:誘拐事件が起こったときの陣頭指揮を執る管理官なので、ある程度出世コースのいいところにはいます。ただ、その中でちょっと出遅れているところがあって焦りがあるので、前のめりな面もある。玉木宏さん演じる葛城補佐のことを、ライバルとはいかなくても、部下なのに少し意識しているというか。警察官にもいろいろなタイプの人間がいて、警察の一枚岩じゃない部分というか、警察内部の人間模様みたいなものを表現できればと思っています。そして、誘拐事件に対して、真正面に誠実に解決に向けて尽力するところはぶれないように意識して演じています。
― 役作りをされる上で、具体的に意識していった部分などありますか?
迫田:これは撮影を進めながらだんだん作っていった感じなのですが、よく物を食べているんですよ。ガムを食べたり、飴をなめていたり。日下部は、管理官としてしっかりしていなきゃいけないのですが、そういう一面を見せることで事件の緊迫したシーンと、緩急をつけられる役割があるのかなと。
― 確かにお弁当を食べる姿は印象的でした。
迫田:食べるものは毎回何が来るのかわからないんです。一生懸命真面目にセリフを入れていっても、急に「今日お弁当食べながらね」と監督から言われたり。お芝居の中でやることが増えて大変ではありますが、緊迫したシーンが多い中で、少しやわらかい雰囲気を持ったシーンが作れるという、貴重な存在なのかなとポジティブに捉えています。
迫田孝也、那須雄登との撮影裏話
― 捜査一課長役の富澤たけしさんと共演された感想は?迫田:真面目な物語なので、やっぱり現場はヒリヒリするわけです。だけど、演じてらっしゃるのが富澤さんなので、どうしてもいつかボケてくるんじゃないかとか、何か入れてくるんじゃないかというドキドキ感が毎回あります。一課長は油断ならないですね、探り合いです(笑)。
― 葛城役の玉木さんはいかがですか?
迫田:玉木さんも油断ならないです(笑)。役どころとしては、僕の部下ですが、貫禄があって一言話すたびに重低音ボイスを効かせてきて、すごくかっこいい。かたや僕は、ご飯食べたり、ちょっといやらしさ見せたりする上司。どうやったら僕も貫禄を見せて、いかに彼にマウントを取っていこうかと考えています(笑)。気を抜いたら僕の方が部下に見えて、管理官としての日下部が成り立たなくなってしまうんじゃないかと、悩みでもありますね。
― 巡査・梅木役の那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)さんとはお話しますか?
迫田:那須さんとは撮影の合間によくお話します。彼はまだ役者としての経験が少ないようなので、自分の役についてどう考えているのかとか、演じるにあたって何を考えてきたのかなどを話しています。話していると、最近僕が忘れかけてしまっている、自分が役者を始めたときのことを思い出して、彼の話に共感しています。
迫田孝也「マイファミリー」1番の謎は?
― これまでの撮影で印象に残っているシーンはありますか?迫田:日下部は狭い指揮官車の中でずっと指揮を出しているポジションなので、撮影はモニターに向かってセリフを発してるシーンが多いんです。部下は2人ついてはくれているのですが、やはり少し寂しい。だから、指揮官車に葛城補佐たちが来てくれると嬉しくなります(笑)。一方、捜査本部のシーンでは、たくさんの部下たちがいてくれて、日下部の指示に「はい!」と皆が言ってくれます。「日下部は管理官だ」と感じられるし、上司として扱ってもらえている気がします(笑)。
― 最後に視聴者へメッセージをお願いします。
迫田:この物語の1番の謎は、誘拐事件がなぜ起きたのかということです。これから話が進むごとにいろいろ明らかになっていって、犯人の予想など視聴者の皆さんは楽しんでいると思います。それに伴って自分が演じている警察サイドのことで言えば、今までのシーンでは日下部と葛城補佐の対立や、警察内部のそれぞれのエゴのぶつかり合いがありましたが、この2人が果たして吉乃一課長を頭にして、これからちゃんと協力して事件解決に向かって進んでいくのか。それともやっぱりまとまらずにそれぞれで動いていくのか。警察の少し嫌な面といいますか、そういうぶつかり合いの部分にも注目していただければと思います。
(modelpress編集部)
第5話あらすじ
朝、温人(二宮和也)と東堂(濱田岳)は、三輪(賀来賢人)の元に再び集まった。三輪と沙月(蓮佛美沙子)の娘・優月(山崎莉里那)を無事取り返すには、警察には知らせず、自分たちだけで犯人と交渉するしかない。一方、葛城(玉木宏)は「鳴沢友果ちゃん誘拐事件」の捜査から自分が外されることを焦っていた。このままでは5年前の「東堂心春ちゃん誘拐事件」の二の舞になってしまう。そして、怪しいと睨んだ阿久津(松本幸四郎)に対し、思い切った行動に出る。
ついに犯人から連絡が。温人たちは5億円を持って車を走らせる…。そんな中、美知留からの思いも寄らない通達に窮地に立たされる温人?そして、再び訪れる驚愕のラスト…。
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