モデルプレスのインタビューに応じた川口ゆりな(C)モデルプレス

「ガルプラ」出演・川口ゆりな、1位獲得時の“不安”「苦しい時期」乗り越え得たもの 参加者との現在の関係性も明かす<モデルプレスインタビュー前編>

2022.03.23 18:00

グローバルガールズグループオーディション番組「Girls Planet 999:少女祭典」(以下ガルプラ)に参加し、その美しいビジュアルとパフォーマンス力で大きくフォーカスされた川口ゆりな(かわぐち・ゆりな/22)。番組内の順位発表では99人の参加者の中で1位に輝いた経験も持つ、グローバル人気も高い彼女が21日に「Look At Me」でユニバーサルミュージックからソロデビュー。そんな彼女にモデルプレスではインタビューを実施し、番組への参加で成長したこと、候補生との絆などたっぷりと語ってもらった。<前編>

  
川口は2016年にX21としてデビューし、2018に活動を終了。そして2021年9月より放送された「ガルプラ」へデビュー候補生として出演。日本らしい魅力の際立つ黒髪と艶やかなストレートヘア、そしてドーリーで美しいビジュアルは世界各国から人気を集め、第1回個人投票では全候補生の中で1位に輝いた。

ミッションを重ねるごとにスキルを高め、魅力に磨きをかけていった彼女が語る「ガルプラ」に参加したきっかけ、そしてその経験で得たこととは――。

川口ゆりな「ガルプラ」参加のきっかけ明かす

川口ゆりな(C)モデルプレス
― 「Look At Me」には、「ガルプラ」での経験も歌詞に込められているということですが、川口さん自身は2018年にX21での活動を終了した後、2021年「ガルプラ」に参加されています。再びアーティストとしての夢を志したきっかけはあったのでしょうか?

川口:X21は、私が加入してから2曲のリリースで活動を終了したんです。ただ私自身としては、これから頑張りたい、もっともっと上目指そうとステージに立つことの楽しさを覚えたタイミングで。そんな音楽への思いが消化不良なままお芝居のお仕事に集中する形になって、楽しさもあったのですが、本当にやりたいことは音楽だという気持ちはずっとありました。そのときに「ガルプラ」の募集を見つけて、とりあえずどこまで行けるかやってみよう、と挑戦したんです。実力がある韓国、中国の練習生がライバルにいることは知っていたので、自分がまさか99人に選ばれるなんて思っていなかったんですが、試す気持ちで応募しました。

― 元々K-POPはお好きだったのですか?

川口:大好きでした!保育園のときに知ったBoAさんから始まって、小学校のときにはKARAさんとか少女時代さんとか、中高生のときにはTWICEさんが大好きで。ずっとK-POPが私のプレイリストに入っていたので、ずっと憧れの存在ではあったんですけど、まさか目指せる機会があると思っていなかったので、「ガルプラ」にはトライする以外の考えは無かったです。

川口ゆりな、1位獲得時は「すごく不安で…」前を向けた出来事とは

― 投票では1位となった回もありましたが、そういったファンの方からの応援を受けての当時の思いはいかがでしたか?

川口:実際に1位の発表がされたときは、まだファンの方とお会いしたこともないし、SNSを見ることもできなかったので、どういう反響をもらっているか分からない状態でした。私のどういったところが伝わって投票してくれたのか、私の何を好きになってくれたのかが分からずに1位になったので、実感はあまり湧かなかったですね…。実力が高い子たちがいっぱいいた中で私が1位になったので、すごく不安で自信がなくなっちゃって。

川口ゆりな(C)モデルプレス
― 1位となったことで不安になられた。

川口:そうなんです。1位になると、やっぱり“1位を獲った川口ゆりな”という印象になると思っていて。「私はまだまだなのに…」という気持ちのギャップで悩みました。コンビネーションミッション(川口はBTOB「Missing You」を披露)辺りでは、それがパフォーマンスに影響してしまっていて、すごく苦しかったです。

ですが、ファンミーティング(韓国で行われた「ドライブ・トゥ・プラネット」)のときに初めてファンの方と直接お会いできて、お土産を渡すために周ったときに「ゆりな~」とたくさんの人が名前を呼んで手を振ってくれて。それがすごく嬉しくて楽しくて本当に幸せだったんです。私のことを応援してくれている人がいると初めて実感できた瞬間で、そこから悩んでいたことがスーっと軽くなったことを覚えています。

川口ゆりな(C)モデルプレス
― ファンミーティングが契機となったのですね。

川口:「この人たちのために頑張る。それだけだ」という気持ちになれたんです。パフォーマンスや順位、実力も大事ですけど、ステージの上ではとにかく自分が楽しんで、それを見てくれるファンの人たちがそれで少しでも笑顔になってくれたら良いな、とすごく前向きな考え方に変わりました。終盤の出来事ではあるのですが、ファンミーティングは私にとって本当に分岐点。その日から自分自身が変わりました。

川口ゆりな「ガルプラ」で1番大変だったことは?

川口ゆりな(C)モデルプレス
― 1番大変だったのは、やはりコンビネーションミッションでしょうか?

川口:そうですね。第1回個人投票の後の最初のミッションだったので1番辛い時期だったと思います。そこでお別れしてしまう子たちもいて、そういう環境だということは分かっていたんですけど、実際にこれまで一緒に頑張ってきた仲間が帰っていく姿を見ると、どうしようもない気持ちになってしまったんです。「Missing You」のときは、そういった気持ちに加えて「1位だからキリングパート(曲の中の見せ場)を担当しなきゃ」と責任感で挑戦したものの上手くできなくて、最終的には他のメンバーに支えてもらったことなどがいろいろと重なって、今思うとすごく悩んで苦しい時期でした。

― 精神面での変化も多かったですか?

川口:日々いろんな感情を体験して、ファンミーティングをきっかけに自分が前向きになれたこともそうですし「ガルプラ」を通してこういう考え方・捉え方をしたら自分は前を向けると知ることができました。その中で起きたこと全てが自分自身を成長させてくれたと思います。「ガルプラ」でしか経験できなかったことですね。

川口ゆりなが成長したと感じた瞬間 参加者との現在も明かす

川口ゆりな(C)モデルプレス
川口ゆりな(C)モデルプレス
― 現在のパフォーマンスに繋がっている、特に成長したと感じた瞬間はいつですか?

川口:クリエーションミッション(川口はチーム「Unicorn」として「Utopia」を披露)は、自信がついた後のパフォーマンスだったので、自分自身を表現できたなと手応えを感じることができましたし、ファンの方が私に合うと選んでくれた「Utopia」が私自身も1番やりたかった曲なので、ベストな状態でパフォーマンスできました。私は私だと自分を信じる大切さを自分の中で落とせたので、その経験を経てファイナル「コンプリーションミッション」をよりベストな状態で臨むことができました。「Utopia」はメンバー5人の仲がすごく良かったですし、居心地が良い空気感だったこともあって、私にとってとても印象に残っているステージです。

川口ゆりな(C)モデルプレス
― 今でも参加者の方々とはメッセージのやり取りをされているのでしょうか?

川口:もちろんしています!今やり取りをしている子たちは韓国にいるので、とりあえずコロナ禍が落ち着いたら
韓国に会いに行きたいなと思っていますね。ソロデビューを発表したときもすごく喜んでくれて、ネットニュースのスクリーンショットと一緒に「見たよ!」と送ってきてくれました(笑)。

― 素敵なお話をありがとうございました。

(modelpress編集部)

★ソロデビューに至るまでの考えや美容・ファッションなどのことについても迫った後編も公開中!



Kawaguchi Yurina「Look At Me」
3月21日(月)配信リリース!
配信リンク:https://lnk.to/kawaguchiyurina_lookatme

Kawaguchi Yurina「Look At Me」(3月21日0時配信開始)ジャケット写真(提供写真) 川口ゆりな(C)モデルプレス
オフィシャルサイト:https://kawaguchiyurina.com/
Instagram(川口ゆりな):https://www.instagram.com/kawaguchi_yurina_official/
TikTok:https://www.tiktok.com/@kawaguchiyurina_official
Twitter:https://twitter.com/Kwgc_yrn0619
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC2H1yzDJHzaSfHuWSX_z6Tw

川口ゆりなプロフィール

川口ゆりな(C)モデルプレス
1999年6月19日生まれ、宮崎県出身。2014年に開催された「第14回全日本国民的美少女コンテスト」にて演技部門賞を受賞。2017年から2018年までX21として活動し、2021年「ガルプラ」に参加。最終順位は14位。

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