南沙良、20歳目前で“新たな挑戦”に意欲「推しのことを考えると元気になる」多忙な日々支える存在明かす<「サヨウナラのその前に」インタビュー>
2022.03.04 18:00
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女優の南沙良(みなみ・さら/19)が、3月1日~31日の全23回に渡って日本テレビ系朝の情報番組『ZIP!』(月~金あさ5時50分~)内にて放送されている朝ドラマ『サヨウナラのその前に Fantastic 31 Days』の“水曜日の主役”として出演中。これまで数々の映画やドラマに出演し、2022年にはNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演している彼女が、今作で表現する思いとは?モデルプレスでは、作品への印象や20歳目前の心境、さらには活躍の中で見つけた夢を叶える秘訣などを聞いた。
南沙良、初のショートドラマ出演への思い 役作りのこだわり語る
今作は、隕石衝突による地球最後の31日間を月曜から金曜まで曜日ごとに視点を入れ替え、計5人の主役がリレー形式で紡ぐ物語。あなたの今日をきっと前向きにする毎朝約8分間のショートドラマとなっている。これまで様々な映画やドラマで活躍している南だが、ショートドラマに出演するのは今回が初めて。『ZIP!』の朝ドラマ「生田家の朝」を学生時代に観ていたという南は、オファーを受けた際の心境について「光栄だなと思いました」と話し、「朝の準備をしながら見ていたものに自分が出られるのはすごく嬉しいです」と自身が出演できることへの喜びを語った。
2021年に放送されたTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』の“等身大の女子高生役”が話題を集めた南だが、今作では物事に対して表面に表れるリアクションとは別に、もう一人の自分が脳内でその出来事を冷静に分析している大人びた女子高生・観月未希役に。4月に公開を控える映画『女子高生に殺されたい』でも高校生を演じている南に、作品ごとに違った“女子高生像”の演じ分けについて聞くと「普段からあまり役作りを考えたことがなくて…」と吐露。
悩んだ表情を見せつつ「自分で役作りを意識するよりも、台本を読んで現場に行って、監督とお話を重ねた上でお芝居をするという流れが多いんです」と続け、「今作も『隕石衝突による地球最後の31日間』という非日常的で壮大な世界観ではあるのですが、台本を読み進めていくうちに意外と身近にあるようなお話にも感じられて、すごく面白いなと思いました。先のストーリーが分からない部分もあるので、現場で色々なお話を聞いて、たくさん吸収していけたらいいなと思います」と意気込みを明かした。
南沙良、奥平大兼ら若手俳優との共演に喜び「すごく楽しみです」
5人の主役がリレー方式で繋いでいく今作は、“火曜日の主役”を俳優の奥平大兼が務めるほか、“月曜日の主役”には視聴者投票型オーディションを勝ち抜いたダンス&ボーカルグループ「Team Mecury From Zero PLANET」の西岡星汰が務めるなど、今後の活躍が期待されている若手キャストが多数。さらに、主題歌を7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTが務めており、各界からの注目が高まっている。奥平と同世代の南は、クランクインを目前に控えたインタビュー時にも「これまでに奥平さんの作品を何度か拝見したことがあったので、今回一緒にお芝居ができることがすごく楽しみです。どういう方なんだろうなと思っています」と共演への期待を口に。
また、『ドラゴン桜』に出演する前までは同世代俳優との共演が少なかったことを明かし、「数年前と大きな変化はないのですが、少しずつ同世代の方とお芝居をする機会が増えてきて、すごく新鮮な気持ちです。日々刺激を受けています」と笑顔で語った。
さらに、今作のテーマ「あなたの今日をきっと前向きにする」にちなみ、「自身を前向きにしてくれるものや存在は?」と問うと、「私はアニメが大好きで、好きなアニメを観たり、考えたりすると前向きになれる気がします」と微笑んだ南。
続けて「推しのことを考えると元気になる」と照れながら話すと、「悩んだときにもアニメを観たりすることが多くて…。好きなことをしているとすごくリフレッシュできるんです」と19歳らしい素顔も垣間見せた。
南沙良、20歳目前で“新たな挑戦”への意欲 夢を叶える秘訣は?
2022年に20歳を迎える南に今後の目標を聞くと、「色々な形で表現できる人になれたらなと思います。もちろんお芝居でも様々な役に挑戦してみたいのですが、それ以外にも表現の幅を広げていきたいです」とゆっくりと話し始めた。「私は文芸誌『yom yom』でコラムの連載をさせて頂いた時期があるのですが、コラムを通して『文章で表現する』ということに興味が出て、物語を書いてみたいという気持ちが生まれたんです。小説を書くことにも挑戦できたらいいなと思っています」
そんな彼女が約1年前のインタビューで語っていた“夢を叶える秘訣”は「色々なことを知ること」。ますます活躍の場を広げたこの1年間を踏まえて今思う“夢を叶える秘訣”を改めて聞くと、「難しい…」と悩みつつも南の思いを教えてくれた。
「自分が考えていることや好きなものを自分で表現して、発信していくことが大切だと思います。私は小さい頃から女優になりたいと思っていて、それを口に出して周りに話していたんです。だからこそオーディションを見つけることができて、今その夢を叶えることができたと考えているので、自分の思いを伝え続けていたら何かしらの結果に繋がるのかなと思います」
幼い頃から“女優”という夢をまっすぐに目指し、役と真摯に向き合いながら常に自身を表現し続けている南。20歳を迎える彼女のさらなる飛躍に期待したい。(modelpress編集部)
南沙良(みなみ・さら)プロフィール
2002年6月11日生まれ。女優、モデル。映画『幼な子われらに生まれ』(2017年8月公開)で女優デビュー。初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2018年7月公開)で、報知映画賞、ブルーリボン賞他、数々の映画賞を受賞し、その演技力が高く評価される。そのほか、映画『居眠り磐音』、『もみの家』、ドラマ『うつ病九段』(BSプレミアム)、『六畳間のピアノマン』(NHK)、映画『太陽は動かない』、Netflix映画『彼女』、日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系)など、出演作多数。
現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)や4月1日公開の映画『女子高生に殺されたい』、また主演を務める映画『この子は邪悪』(2022年公開予定)への出演を控える。
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