南沙良、20歳目前で“新たな挑戦”に意欲「推しのことを考えると元気になる」多忙な日々支える存在明かす<「サヨウナラのその前に」インタビュー>
女優の南沙良(みなみ・さら/19)が、3月1日~31日の全23回に渡って日本テレビ系朝の情報番組『ZIP!』(月~金あさ5時50分~)内にて放送されている朝ドラマ『サヨウナラのその前に Fantastic 31 Days』の“水曜日の主役”として出演中。これまで数々の映画やドラマに出演し、2022年にはNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演している彼女が、今作で表現する思いとは?モデルプレスでは、作品への印象や20歳目前の心境、さらには活躍の中で見つけた夢を叶える秘訣などを聞いた。
南沙良、初のショートドラマ出演への思い 役作りのこだわり語る
今作は、隕石衝突による地球最後の31日間を月曜から金曜まで曜日ごとに視点を入れ替え、計5人の主役がリレー形式で紡ぐ物語。あなたの今日をきっと前向きにする毎朝約8分間のショートドラマとなっている。これまで様々な映画やドラマで活躍している南だが、ショートドラマに出演するのは今回が初めて。『ZIP!』の朝ドラマ「生田家の朝」を学生時代に観ていたという南は、オファーを受けた際の心境について「光栄だなと思いました」と話し、「朝の準備をしながら見ていたものに自分が出られるのはすごく嬉しいです」と自身が出演できることへの喜びを語った。
2021年に放送されたTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』の“等身大の女子高生役”が話題を集めた南だが、今作では物事に対して表面に表れるリアクションとは別に、もう一人の自分が脳内でその出来事を冷静に分析している大人びた女子高生・観月未希役に。4月に公開を控える映画『女子高生に殺されたい』でも高校生を演じている南に、作品ごとに違った“女子高生像”の演じ分けについて聞くと「普段からあまり役作りを考えたことがなくて…」と吐露。
悩んだ表情を見せつつ「自分で役作りを意識するよりも、台本を読んで現場に行って、監督とお話を重ねた上でお芝居をするという流れが多いんです」と続け、「今作も『隕石衝突による地球最後の31日間』という非日常的で壮大な世界観ではあるのですが、台本を読み進めていくうちに意外と身近にあるようなお話にも感じられて、すごく面白いなと思いました。先のストーリーが分からない部分もあるので、現場で色々なお話を聞いて、たくさん吸収していけたらいいなと思います」と意気込みを明かした。
南沙良、奥平大兼ら若手俳優との共演に喜び「すごく楽しみです」
5人の主役がリレー方式で繋いでいく今作は、“火曜日の主役”を俳優の奥平大兼が務めるほか、“月曜日の主役”には視聴者投票型オーディションを勝ち抜いたダンス&ボーカルグループ「Team Mecury From Zero PLANET」の西岡星汰が務めるなど、今後の活躍が期待されている若手キャストが多数。さらに、主題歌を7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTが務めており、各界からの注目が高まっている。奥平と同世代の南は、クランクインを目前に控えたインタビュー時にも「これまでに奥平さんの作品を何度か拝見したことがあったので、今回一緒にお芝居ができることがすごく楽しみです。どういう方なんだろうなと思っています」と共演への期待を口に。
また、『ドラゴン桜』に出演する前までは同世代俳優との共演が少なかったことを明かし、「数年前と大きな変化はないのですが、少しずつ同世代の方とお芝居をする機会が増えてきて、すごく新鮮な気持ちです。日々刺激を受けています」と笑顔で語った。
さらに、今作のテーマ「あなたの今日をきっと前向きにする」にちなみ、「自身を前向きにしてくれるものや存在は?」と問うと、「私はアニメが大好きで、好きなアニメを観たり、考えたりすると前向きになれる気がします」と微笑んだ南。
続けて「推しのことを考えると元気になる」と照れながら話すと、「悩んだときにもアニメを観たりすることが多くて…。好きなことをしているとすごくリフレッシュできるんです」と19歳らしい素顔も垣間見せた。
南沙良、20歳目前で“新たな挑戦”への意欲 夢を叶える秘訣は?
2022年に20歳を迎える南に今後の目標を聞くと、「色々な形で表現できる人になれたらなと思います。もちろんお芝居でも様々な役に挑戦してみたいのですが、それ以外にも表現の幅を広げていきたいです」とゆっくりと話し始めた。「私は文芸誌『yom yom』でコラムの連載をさせて頂いた時期があるのですが、コラムを通して『文章で表現する』ということに興味が出て、物語を書いてみたいという気持ちが生まれたんです。小説を書くことにも挑戦できたらいいなと思っています」
そんな彼女が約1年前のインタビューで語っていた“夢を叶える秘訣”は「色々なことを知ること」。ますます活躍の場を広げたこの1年間を踏まえて今思う“夢を叶える秘訣”を改めて聞くと、「難しい…」と悩みつつも南の思いを教えてくれた。
「自分が考えていることや好きなものを自分で表現して、発信していくことが大切だと思います。私は小さい頃から女優になりたいと思っていて、それを口に出して周りに話していたんです。だからこそオーディションを見つけることができて、今その夢を叶えることができたと考えているので、自分の思いを伝え続けていたら何かしらの結果に繋がるのかなと思います」
幼い頃から“女優”という夢をまっすぐに目指し、役と真摯に向き合いながら常に自身を表現し続けている南。20歳を迎える彼女のさらなる飛躍に期待したい。(modelpress編集部)
南沙良(みなみ・さら)プロフィール
2002年6月11日生まれ。女優、モデル。映画『幼な子われらに生まれ』(2017年8月公開)で女優デビュー。初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2018年7月公開)で、報知映画賞、ブルーリボン賞他、数々の映画賞を受賞し、その演技力が高く評価される。そのほか、映画『居眠り磐音』、『もみの家』、ドラマ『うつ病九段』(BSプレミアム)、『六畳間のピアノマン』(NHK)、映画『太陽は動かない』、Netflix映画『彼女』、日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系)など、出演作多数。
現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)や4月1日公開の映画『女子高生に殺されたい』、また主演を務める映画『この子は邪悪』(2022年公開予定)への出演を控える。
もっと詳しくみる
あわせて読みたい
-
田中圭“女子高生”南沙良に迫る「ドキドキした」「距離感にキュン」と反響
モデルプレス
-
奥平大兼&南沙良「ZIP!」朝ドラマで主演決定<サヨウナラのその前に>
モデルプレス
-
南沙良、初主演映画決定 なにわ男子大西流星・桜井ユキ・玉木宏が共演<この子は邪悪>
モデルプレス
-
南沙良・細田佳央太ら、田中圭主演「女子高生に殺されたい」生徒役キャスト発表 ティザービジュアル解禁
モデルプレス
-
視聴総合ランキング
2025年04月24日 08:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。
-
01
対岸の家事~これが、私の生きる道!~
#4 持つ者は持たざる者の気は知らず?
4月22日(火)放送分
TVerで見る -
02
天久鷹央の推理カルテ
第1話 名探偵VSドーナツ毒入り事件の謎
4月22日(火)放送分
TVerで見る -
03
続・続・最後から二番目の恋
第2話 若さより輝く時だってあるんだぜ
4月21日(月)放送分
TVerで見る -
04
あなたを奪ったその日から
#1 事故で娘失った母の復讐、開幕
4月21日(月)放送分
TVerで見る -
05
人事の人見
第3話 副業禁止で悩むVtuber社員を救え大作戦!
4月22日(火)放送分
TVerで見る
最新ランキングはこちらPowered by -
-
南沙良、最近の“素敵な出会い”を告白「すごくテンションが上がりました」
モデルプレス
-
南沙良、“映画の1シーン”のような初カレンダー決定 無防備なショットも
モデルプレス
おすすめ特集
おすすめ記事
SPECIAL NEWS
記事ランキング
RANKING
-
01
現役高校生・本田紗来が明かす学業&仕事の両立「塾にこもって6~7時間」姉・真凜&望結の優しさも語る【インタビュー】
モデルプレス
-
02
EVNNEムン・ジョンヒョン、7人での“旅行積立”で行きたい場所「意見が分かれているんですが…」アイドルという職業への強い愛情も【インタビュー連載Vol.3】
モデルプレス
-
03
“整形総額3,000万超え”YouTuber・Rちゃん「もう死んでいいや」婚約破棄で自殺未遂に 炎上から登録者ストップ―それでも歩みを止めない理由【モデルプレスインタビュー】
モデルプレス
-
04
「おとなになっても」山本美月の夫役・濱正悟、撮影でぶつかった壁&共演者とのやりとり明かす「日常の家族のような会話をできた」
モデルプレス
-
05
EVNNEユ・スンオン、作詞曲「Youth」に込めた意味 ストレスのポジティブな捉え方「どう振り払って立ち上がるのかが重要」【インタビュー連載Vol.2】
モデルプレス