<楊宇騰YUインタビュー>アジア再注目美男子の素顔に迫る “逆輸入”日本進出への意気込みも
台湾で俳優・歌手として活動する楊宇騰YU(読み:ヤン・ユータン・ユー)がモデルプレスのインタビューに応じた。先月には、YU(読み:ユー)として日本での活動を開始することを発表したばかり。芸能界デビューに至るまでの経緯から、14日にリリースした初の自述創作EP『邃宇Dark wings』に込めた思い、日本活動への意気込み、最近のプライベートに至るまでたっぷりと語ってくれた。
「すごくシャイで人見知り」芸能界入りのきっかけは…
― 日本での活動開始が発表されました。反響を感じていますか?YU:周囲のスタッフさんから話を聞くくらいで、僕自身はあまり実感が沸かないです。良い反応をいただけたようで嬉しい限りです。
― 幼少期はどのような子供でしたか?
YU:すごくシャイで人見知りでした。それは今も変わらず、初対面の方にはシャイだと見抜かれます(笑)。
― そんなシャイな少年が芸能界を目指したきっかけは?
YU:やりたいと明確に思い始めたのは高校に入った頃です。元々歌が大好きで、当時はあまり自信がなかったんですけど、EXILEのATSUSHIさんのカバーライブの動画を観た時に、「こんなに感情って人に伝わるものなんだ!」と思ったんです。その時に僕もやりたいな、できるんじゃないかなと思いました。
― 大学進学を機に台湾へ移住されたとのことですが、故郷を離れて暮らすことに抵抗はありませんでしたか?
YU:中学の時に上海に一年半留学していて、海外での生活に慣れていた部分はありますし、高校に入った時点で台湾に行くことが決まっていたんです。台湾でやりたい目標もはっきりしていたので、抵抗はありませんでした。
― 台湾での活動を振り返って、ターニングポイントとなった出来事を教えてください。
YU:作品を挙げるなら、言うまでもなく初めて主演をつとめたドラマ「We Best Love 永遠の1位/2位の反撃」です。その前にも一つ、自分の中にターニングポイントがあって。最初に事務所に入った時は俳優業メインだったんですが、その後、歌手としてデビューするチャンスがいくつかありました。結局なくなってしまったんですけど、その時に自分の心の中で「音楽やりたい!」と改めて思ったんです。
それを今の事務所の方に「僕は音楽が好きだから、真剣にやりたい」と伝えさせていただきました。僕にとっては勇気がいることだったので、ターニングポイントなのかなと思います。
― ドラマ「We Best Love」で、役者業の楽しさは感じられましたか?
YU:はい。撮影チームもすごく仲が良く、楽しい雰囲気でやっていたので、終わってみると改めて「あぁ、楽しいな」と。初めてのドラマで主演をつとめたので、無事に終えることができて、自信にもつながりました。「お芝居を楽しめる人なんやな」と思いました(笑)。
― 客観的ですね(笑)。
YU:僕は音楽もお芝居も、実際にやったことがないのに「好き」というのは違うなと思っていて。色々な経験を経て、気持ちが明確になったという感じです。
― 異国で活動することの苦労、またそれを乗り越えるために努力したことをお聞かせください。
YU:中国語ですね。今も勉強、勉強です。中国語でお芝居をするとなると、アクセントが難しくて、少し間違えるだけで一発で外国人だとわかってしまうんです。自分の中で最大の壁だと思っているので、授業を受けることもそうだし、最近は中国語を話す時に頭の中に文字を映し出して、正しい発音を思い浮かべながら話しています。
“逆輸入”日本活動に期待 ロールモデルは?
― EP『邃宇Dark wings』はご自身で作曲、作詞を担当されたとのことですが、本作でどのようなメッセージを伝えたいですか?YU:一曲目の「懷疑愛/Doubt about love」は14歳の時のストーリーをメインにして書きました。上海に行って、色んなことと向き合っていく中で、能力差や愛を疑うようになって。もがき苦しんで頑張っている自分を表現した曲です。当時は本当に無知で、とにかくそこから抜け出したかったけれど、無知だからこそ一つの世界観が確かにあって。僕の中で思い出したくないくらいの過去なんですけど、それがあったからこそ今の僕があるので、すごく濃い思い出です。
2曲目の「天使烏鴉/Fallen angel」は台湾に来てからデビューまでのことを書いた曲です。暗闇の中で、ただ一筋の光を探している。その光が何かもわからないし、掴んでいいものなのか…。この歌詞を見るたびに、葛藤や無力さに苛まれていた自分を思い出して心が苦しくなります。でもこれが今の僕を作ってくれたと思うので、このタイミングで出すことができてよかったです。
― 苦しんでいた当時、助けになった出来事はありますか?
YU:今でもお世話になっている日本人の先輩がいて、そういう方々に相談することが心の支えになっていました。一人の先輩に、「熱意と誠意さえあれば大丈夫だ」と言葉をいただいたことがあります。その時に、僕は人見知りでシャイだけれど、自分のことをちゃんと話そうと明確に思うようになりました。誰かに話せないような夢ならば、まだ頑張りが足りないということだと思うので。
― 日本ではどのようなアーティスト像を見せていきたいですか?
YU:僕は日本育ちなのに、日本語でお仕事をしたことがないじゃないですか。だからどうなるのかなって自分の中で面白がっています(笑)。台湾でお仕事を始めて、もう一度戻った時に自分がどうなるのか期待しているところです。
― 今後、歌手・俳優と幅広く活躍していくにあたり、ロールモデルとしている方はいらっしゃいますか?
YU:ディーン・フジオカさんはもちろんその一人ですし、MIYAVIさんはグローバルで、自分のやりたいことを突き通している方だと思うのですごく尊敬しています。
― 日本での活動で楽しみにしていること、挑戦したいことをお聞かせください。
YU:毎回同じことを言うんですけど、何でもやりたいです。これは適当に答えているわけではなくて、僕が今何かを具体的にやりたいと限定するようなことはおこがましいと思うので。
好きなタイプ、結婚願望も告白
― プライベートでリラックスしたい時は何をしていますか?YU:一人でご飯に行くのがすごく好きです。みんなでワイワイするよりも、自分の好きなものを食べて、好きなものを飲み、ボケっとしながら過ごすのが一番のリラックス法です。自分の殻に閉じこもるような感じ(笑)。今ハマっているのは焼き鳥です。おいしいものが食べたすぎて、手当り次第焼き鳥屋さんに通っています(笑)。
― スタイル維持のために心がけている運動、食事法があれば教えてください。
YU:水を飲むこと。仕事がある日は一日1.6リットルくらい飲みます。肌の調子も良くなるし、デトックスにもなります。運動は週1~2回はジムに行っていたんですけど、今はなかなか外に行くことができないので、家でできる範囲で軽くしています。
― お肌のケアで心がけていることは?
YU:水を飲むことと、仕事がある一週間前から毎日パックをすることです。
― 好きなタイプや結婚願望を教えてください。
YU:僕、本当にしゃべらないんですよ(笑)。だから明るくて、すごくたくさんしゃべってくれる人が好きです。結婚願望は…なくはないという感じ。意外と思われるかもしれませんが、子供は好きなので将来は子供がほしいです。両親には好きにやらせてもらったので、僕もそういう寛大な心を持って子供に接したいです。
― 最後に、モデルプレス読者へ向けて“夢を叶える秘訣”をアドバイスお願いします。
YU:熱意と誠意さえあれば、必ず人に伝わるということです。それが僕のきっかけになった言葉なので。
― ありがとうございました。(modelpress編集部)
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YU(ゆー)プロフィール
出身地:愛知県生年月日:1995年1月3日
身長:182cm
言語:日本語、中国語
学歴:実践大学餐飲管理学系卒業、世新大学公関広告大学院(在学中)
趣味:特技:料理・ギター
特技:カクテル作り・野球
2020年08月12日、ファーストミニアルバム『我的夜無所事事』でメジャーデビュー。台湾にて「博客來CDリリース」ランキング第1位、「日本楽天華語CDデイリー」ランキング第1位。c/w曲「水藍色情人」は再生回数300万回を超える。2021年4月22日には「楊宇騰YU 1st写真集:Half」をリリースし、2万冊超の売上を記録。
YU 自述創作EP『邃宇Dark wings』
収録曲:1.懷疑愛/Doubt about love 8月31日~先行配信
2.天使烏鴉/Fallen angel 9月14日~配信
EP『邃宇Dark wings』配信先:https://Star.lnk.to/DarkWings
「懷疑愛/Doubt about love」配信先:https://star.lnk.to/DoubtAboutLove
「懷疑愛/Doubt about love」MV:https://youtu.be/hNwCfmPAVLA
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