「虹とオオカミには騙されない」山下航平、ホリプロメンズスターオーディション出身 一目惚れから始まった“本気の恋”明かす＜インタビュー連載Vol.10＞

「虹とオオカミには騙されない」

日本の10代・20代女性の70％以上が視聴する恋愛番組にまで成長した「オオカミ」シリーズは、最高の恋をしたい男女が、デートや共同作業を通して恋の駆け引きを繰り返し、本気の恋に落ちていくまでを追いかける番組。出演するメンバーの中に、好きなフリをして真実の恋を惑わす「嘘つき“オオカミ”」が1人以上紛れ込んでおり、予測不可能な恋の駆け引きと、真実の恋を手にするべく恋に悩み葛藤する男女の等身大でリアルな姿が最大の見どころとなる。

2017年よりスタートし、男子メンバーに“オオカミくん”が紛れ込んでいる「オオカミくん」版を5シリーズ、2019年から男女逆転版の「オオカミちゃん」版を2シリーズ配信。2020年に2作ぶりに“オオカミくん”版が復活し、前作「恋とオオカミには騙されない」で“オオカミ”の性別が一切不明という新ルールにリニューアルした。

ホリプロメンズスターオーディション出身の山下航平

山下は、ホリプロメンズスターオーディションファイナリスト。ドラマ「シンデレラはオンライン中！」（FOD）などにも出演し、今後ますますの活躍が期待される。

芸能界入りのきっかけになったオーディションでは、自己PRで3分間の漫談をし、その強心臓ぶりを評価され現在の事務所に所属。過去の甘酸っぱい恋愛についても赤裸々に語ってくれた。

山下航平「好きになったら夢中で突っ走っちゃう」

― 出演が決まったときの心境は？

山下：正直めちゃくちゃ嬉しかったです。過去シリーズもずっと観させて頂いていて一視聴者として観ていた番組に自分が出れるとなったときに恋愛できるのかなという色々な不安もありましたけど、率直に嬉しかったです。

― 恋愛に対してはどういった不安ですか？

山下：自分の恋愛を客観視できる人ってあんまりいないと思うんです。自分が今までしてきた恋愛をここでできるのかとか、自分が好きになってもらえるかという不安は大きかったです。人に恋愛をしている姿を見られた経験がないし、本当に自分の限られた友人にしか素直に話したことがなかったので他の人に受け入れてもらえるのか、というところですね。僕は、好きになったらすごく夢中で突っ走っちゃうし、すごく顔に出ちゃうんです。話せたり目が合ったりするだけでも嬉しいので、そういうのを見られて「こいつ気持ち悪いな」とか思われたらちょっと怖いなという気持ちもあります（笑）。良くも悪くも分かりやすいと思います。

― 実際に出演してみてどうですか？

山下：今回僕が最年長だったので全員年下の女の子たちなんですけど、皆大人っぽいというか自分というものを沢山持っていて、尊敬できるものがあるメンバーばかりだし、話してみると年齢とか全然関係なくて、好きになっちゃうとそんなものどうでも良くて自分の気持ちを優先しちゃうんだろうなと思いました。

― 今まで年下の女性を好きになったことは？

山下：あります。1個下の子だったんですけど、高校時代の1個下は大きく感じませんか？僕としてはすごく新鮮な経験でした。基本的に僕としては尊敬できる部分を持っていることがすごく大事なんですけど、今のメンバーも皆しっかりしているので、年下だからという抵抗とかはないですね。

山下航平、一目惚れから始まった学生時代の“本気の恋”

― 初対面で異性をみるポイントは？

山下：よく笑う子かどうか、よく喋る子なのかとかは見ちゃいます。よく笑う子はもっと笑わせたくなるしよく喋る子だったらその子ともっと喋りたいし僕自身もいっぱい喋るのでそういう波長が合うと良いなと思っています。

― 恋の必勝法は？

山下：必勝法ですか！？必勝法なんてないですよ（笑）！皆色々な考えを持っていますしそのときどきで僕も違うと思います。例えば5年前だったら5年前の僕だし、今だったら5年で色々な経験をした僕だし、全然変わってくるので…それが恋愛の面白いところですよね。同じパターンなんて絶対通用しないし、皆それぞれの過去があって色々な恋愛をしてきている人たちだからそういった意味では本当に巡り合わせだと思っていて、お互い好きになれるとか両思いって奇跡に近いんだなと思います。

― 好きになったら積極的にアプローチしますか？

山下：行くと思っているんですけど本当に好きになると話しかけられないんですよね。シャイになって緊張しちゃって全然普段の僕が出せなくなるんです。積極的には話したいしもっと一緒にいたいという気持ちが強いんですけど、本当に好きだと目が見れないというか喋るのも緊張しちゃうのでそんなカッコ悪い自分を見せたくなくてなかなか積極的に行けなくなっちゃうのかなと思います。

― これまでの人生で一番の“本気の恋”はどんな恋でしたか？

山下：さっき話した1個下の相手です。学校も違うし連絡先も知らないしたまたま塾が一緒だった子で、僕が一目惚れをして。その子に会いにいくために毎日塾に行って夜遅くまで勉強していたら勝手に成績上がっていました（笑）。連絡先を聞くのにも半年かかって、いきなり「教えてよ」なんてスマートに言えないのでたまたま写真を一緒に撮る機会があったときに「写真送るから教えて」みたいな…その後ずいぶん経ってから「もしよかったら」という形でお付き合いさせて頂きました。

― どういうところが好きだったんですか？

山下：持っている全てじゃないですかね。顔ももちろんですけど雰囲気とか、たたずまいとかすべてのものがマッチしたのかなと思っています。頭で考えて恋愛をするより気持ちが先行しちゃうタイプなので「この人のこと好きになれるかな」より前に「この人のこと好きだ」となっていることが多いです。

― 「自分らしく、自由に恋愛をしよう」というテーマより、あなたにとって一番の「自分らしさ」は？

山下：一緒にいる人たちを楽しませたい、笑顔にしたいという気持ちがすごく強いのでそれは自分らしさかなと思っていて、僕と一緒にいると楽しいと思ってもらえたらいいなと思っています。

山下航平、芸能界入りのきっかけはオーディションで「ダダ滑り」

― 改めて芸能界に入った理由、きっかけを教えて下さい。

山下：たまたま受けたホリプロメンズスターオーディションに運良くファイナリストまで残らせて頂くことができたんですけど、そこで自己PRの時間があって本当に特技がなかったのでたまたま「あ、喋るの好きだから3分間ずっと喋ってみよう」と思って漫談じゃないですけど自分の中で振りとか落ちをつけた文章を書いていざ決勝で観客の前でやったらダダ滑りしたんですよ。静まり返って隅っこで母親だけ笑うみたいなカオスな状況になって（笑）。そのときもたまたま最年長で明るい性格だったのでトップバッターを任せてもらったら、ただの前説をやったやつみたいな感じになったんですけど、「ウケなくても3分間やり続ける度胸がすごい」と今の事務所に声をかけて頂いて。度胸を評価して頂いたのかなと思っています。

― 俳優になりたいと思ったのは？

山下：ずっと心の中では憧れていたんですけど広島にいたので縁がない職業だなと思っていました。でもたまたま進学で上京して「ちょっと都会っぽいことやってみるか！」という気持ちでオーディションを受けてそのときに初めて演技をやらせて頂いて、俳優になりたいなと思うようになりました。自分じゃない誰かを演じるときに自分が歩んできた人生が個性として出てきたり、役の人生をプラスで歩めるのは役者の醍醐味でもありますし、僕自身映画やドラマを観てたときに画面の向こうの会ったこともない俳優さんに心揺さぶられるので、そういった自分のお芝居で誰かが泣いたり笑ったり共感してくれる演技ができる俳優になりたいなと思って決意することができました。

― 将来の夢、目標を教えて下さい。

山下：役者でいる以上お芝居で評価されたい気持ちが強いのでお芝居のレベルも上げていきたいですし、「山下航平にこの役をやらせたら面白そうだね」とか「この役もできるしこんな役もできるんだ」とか、カメレオン俳優というか芝居力を評価して頂ける俳優になりたいです。いずれは主演もやれたら嬉しいですし、自分が生きてきた証が残る作品を沢山作れたらなと思っています。

「虹とオオカミには騙されない」メンバーインタビュー

女性メンバーはアリアナさくら（17）、モデルで女優の安斉星来（あんざい・せいら／17）、モデルで女優の和内璃乃（わうち・りの／18）、ダンサーのmomoca（20）、TikTokerでモデルの加藤乃愛（かとう・のあ／18）。

男性メンバーは山下のほか、モデルで俳優の大平修蔵（おおひら・しゅうぞう／20）、俳優の西岡星汰 (にしおか・しょうた／17）、俳優の堀海登（ほり・かいと／22）、アーティストのYOSHIKI EZAKI（よしき・えざき／19）。

インタビュー記事のほか、モデルプレスYouTubeチャンネルでは一問一答動画インタビューを公開。それぞれのメンバーに「異性にキュンとする瞬間」「自分の恋愛スタイルを動物に例えると？」「恋人の条件を一つだけあげるなら？」といった恋愛観に迫る質問に答えてもらっている。

＜インタビュー配信スケジュール＞

23日：アリアナさくら
24日：安斉星来
25日：和内璃乃
26日：momoca
27日：加藤乃愛
28日：大平修蔵
29日：西岡星汰
30日：堀海登
31日：YOSHIKI EZAKI
1日：山下航平

（modelpress編集部）

山下航平（やました・こうへい／22）プロフィール

生年月日：1999年1月25日
出身地：広島県
特技：サッカー