白石聖、美 少年・浮所飛貴は「エンターテイナー」 初共演の印象&恋愛観明かす<「胸が鳴るのは君のせい」インタビュー>
2021.06.03 08:00
views
映画『胸が鳴るのは君のせい』(6月4日公開)でヒロインを演じる女優・白石聖(しらいし・せい/22)。2016年のデビュー後、ドラマや映画、さらには“美少女タレントの登竜門”とも言われる結婚情報誌「ゼクシィ」12代目CMガールに起用されるなど活躍を見せる彼女が、今作で美 少年/ジャニーズJr.の浮所飛貴とともに“青春ラブストーリー”に挑戦。モデルプレスでは、今作への思いや、浮所との共演エピソード、自身の恋愛観などについて語ってもらった。
今作は、累計発行部数250万部を突破する名作コミック「胸が鳴るのは君のせい」(小学館「ベツコミ フラワーコミックス」刊)が原作で、すべての恋する女子の共感ポイントにあふれた、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリーを映画化。主人公・有馬隼人を浮所、ヒロイン・篠原つかさを白石が演じる。
白石:初めて出演した映画が『きょうのキラ君』だったのですが、その時は役名もないクラスメイトの1人だったので、ヒロインとして少女漫画原作の映画に出させていただくのは今回が初めてで、すごく和気あいあいとした現場で楽しかったです。高校生役も今だから演じられるというか、ずっとこういう作品に出続けられるわけではないと思うので、今だからこそ参加させてもらえたのかなと思い、とても嬉しかったです。
オファーをいただく前からもともと原作を知っていて、高校生の頃に読んでいました。その時は、実写化で自分が演じるなんてまったく思っていなかったので、「実写化するんだ」という驚きと、「まさかつかさ役でお話をいただけるとは」という驚きで、嬉しさもありながらビックリしたことを覚えています。
― 運命的ですね。つかさは、有馬と男友達のように接するサバサバした明るいキャラクターですが、白石さんと共通する部分はありますか?
白石:つかさのように、私自身も女の子らしい感じではないので、原作を読んだ時に「友達になりたい!」と思えるような親近感がありました。でも私なら、告白して振られちゃったら、その時点で心が折れます(笑)。振られても諦めないつかさは本当に強くて逞しいなと思います。
― 白石さんはあまり自分から告白やアプローチは出来ないタイプですか?
白石:出来ないです…。あまり表には出さず、密かに想うだけです。なので2回も告白するつかさが、本当にすごいなと思います。私はもし勇気を出して頑張って告白したとしても、1回振られたらメンタルブレイクすると思います(笑)
― つかさを演じて、「自分もこうなれたらいいな」と感じる部分はあったのでしょうか。
白石:すごく思いました。私はどうしても恥ずかしくて皮をかぶってしまう部分があるので、つかさみたいにまっすぐで、自分の感情を素直に相手に伝えることができるのは素敵だなと思いますし、そういう女性はすごく魅力的で憧れます。
白石:すごい普通でした(笑)。クラスでワイワイガヤガヤするタイプではなくて、つかさみたいに委員長をやることもなかったのですが、仲の良い友達はたくさんいて、みんなで遊んだり、制服で花火を見に行ったり、楽しく過ごしていました。でも今のお仕事を始めたのが高2くらいで、高3の夏に転校をしてしまったんです。
― そうなんですね。
白石:芸能コースのある学校に転校したので、お仕事で共演したことのある知り合いの子はいたのですが、卒業まであと半年というタイミングで、仲が良かった友達と離れ離れになってしまったので、ちょっと寂しかったです。
白石:浮所さんはすごく天真爛漫で、ムードメーカーで、メディアに出ている姿のままなので、良い意味で第一印象から全く変わらない方でした。とても気遣いをしてくださる方なので、優しいがゆえにみんなを楽しませようと現場を盛り上げてくれて、エンターテイナーな方だなという印象です。普段の浮所さんからは有馬はあまり感じないですね(笑)
― 花火大会や文化祭など、胸キュンシーンがたくさんありますが、白石さん自身が特に胸キュンした印象に残っているシーンを教えてください。
白石:私が一番好きなシーンは、つかさが有馬にもう一回告白しに行くところです。つかさが「振られても諦めないから!」と宣言するところは物語の中の大切なシーンだと思っていて、原作でもこのシーンがすごく好きなんです。原作のこのつかさを見てすごく胸キュンしたというか、つかさのことが好きだと思えたシーンのひとつだったので、思い出深いです。見ていて応援したくなりました。
― つかさは笑ったり泣いたり嫉妬したり…感情的になるシーンも多かったと思います。大変だったシーンや、自分の中で特に感情がむき出しなったシーンはありますか?
白石:どのシーンもいろいろな感情になって印象深いのですが、起伏の激しさというところで言うと、浴衣を着て行った夏祭りのシーンでは、長谷部(板垣瑞生)はストレートに「似合ってる」「可愛い」と言ってくれるのに、有馬は照れ隠しで微妙な距離感があるんです。でもその後、下駄の鼻緒が痛くなった時に、有馬がつかさを待っていてくれて、そこでちょっと嬉しくなるのですが、素直になれなくて…というあの辺りのシーンは、一番感情が現れているのではないかなと思います。とてももどかしくて切ないので、見どころのシーンです。
白石:前回取材していただいた時は「言葉にすることがいい」と言っていたと思うのですが、今もそれは変わらないです。やっぱり自分で意思表示することが大切なんだな、というのはすごく感じています。最近、自分はどんなことがやりたいんだろうと考えることがあるのですが、そんなふうにまずは自分と向き合って、自分はどういう人間なのかを知り、それを上手く相手に伝えることが出来た時に、きっと環境が変わってくるのかなと思うんです。自分自身を知ること、それが夢を叶える近道だと思います。
― 最後に、映画を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。
白石:この作品には、高校生活の行事や青春がギュッと詰まっているので、現役の学生の方はもちろん、大人の方も「こういう経験したな」と懐かしい気持ちになれるような作品になっていると思います。今片思いをしている方の背中を少しでも押すことができたら嬉しいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
原作:紺野りさ「胸が鳴るのは君のせい」(小学館「ベツコミ フラワーコミックス」刊)
監督:高橋洋人
脚本:横田理恵
音楽:KYOHEI(Honey L Days)
主題歌:「虹の中で」美 少年/ジャニーズJr.
制作協力:ドリームプラス
制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
配給:東映
(C)2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会
公式 HP:munekimi-movie.com
<STORY>
転校生の有馬に片思い中のつかさ。親友のように仲のいい2人は周囲からも「絶対に両思い」と囃し立てられ、ついに告白するつかさだったがまさかの玉砕。「これからも友達」として変わらず優しく接してくれる有馬に対し、つかさは変わらず思い続けることを決意するが、クラスメイトのイケメン・長谷部や有馬の元カノ・麻友の存在によって徐々に心を揺さぶられていく。そして、恋に前向きになれずにいた有馬も一生懸命に恋をするつかさの姿を見て、自分の本当の気持ちと向き合い始め、それぞれの恋と青春が動き出していく。
生年月日:1998年8月10日
血液型:A型
趣味:イラスト
特技:書道、ドラム
身長:158cm
2016年に女優デビュー。2019年、“美少女タレントの登竜門”とも言われる結婚情報誌『ゼクシィ』の12代目CMガールに起用され話題に。2020年8月の『恐怖新聞』(東海テレビ・フジテレビ系)で、連続ドラマ初主演。現在放送中のドラマ『ガールガンレディ』(毎日放送)で主演を務める。
白石聖、実写化ヒロイン抜擢「嬉しかった」 自身の恋愛観は
― 少女漫画原作の映画でヒロインを演じてみて、いかがでしたか?白石:初めて出演した映画が『きょうのキラ君』だったのですが、その時は役名もないクラスメイトの1人だったので、ヒロインとして少女漫画原作の映画に出させていただくのは今回が初めてで、すごく和気あいあいとした現場で楽しかったです。高校生役も今だから演じられるというか、ずっとこういう作品に出続けられるわけではないと思うので、今だからこそ参加させてもらえたのかなと思い、とても嬉しかったです。
オファーをいただく前からもともと原作を知っていて、高校生の頃に読んでいました。その時は、実写化で自分が演じるなんてまったく思っていなかったので、「実写化するんだ」という驚きと、「まさかつかさ役でお話をいただけるとは」という驚きで、嬉しさもありながらビックリしたことを覚えています。
― 運命的ですね。つかさは、有馬と男友達のように接するサバサバした明るいキャラクターですが、白石さんと共通する部分はありますか?
白石:つかさのように、私自身も女の子らしい感じではないので、原作を読んだ時に「友達になりたい!」と思えるような親近感がありました。でも私なら、告白して振られちゃったら、その時点で心が折れます(笑)。振られても諦めないつかさは本当に強くて逞しいなと思います。
― 白石さんはあまり自分から告白やアプローチは出来ないタイプですか?
白石:出来ないです…。あまり表には出さず、密かに想うだけです。なので2回も告白するつかさが、本当にすごいなと思います。私はもし勇気を出して頑張って告白したとしても、1回振られたらメンタルブレイクすると思います(笑)
― つかさを演じて、「自分もこうなれたらいいな」と感じる部分はあったのでしょうか。
白石:すごく思いました。私はどうしても恥ずかしくて皮をかぶってしまう部分があるので、つかさみたいにまっすぐで、自分の感情を素直に相手に伝えることができるのは素敵だなと思いますし、そういう女性はすごく魅力的で憧れます。
白石聖、高校時代を振り返る「すごい普通でした」
― 白石さん自身は、どのような高校生でしたか?白石:すごい普通でした(笑)。クラスでワイワイガヤガヤするタイプではなくて、つかさみたいに委員長をやることもなかったのですが、仲の良い友達はたくさんいて、みんなで遊んだり、制服で花火を見に行ったり、楽しく過ごしていました。でも今のお仕事を始めたのが高2くらいで、高3の夏に転校をしてしまったんです。
― そうなんですね。
白石:芸能コースのある学校に転校したので、お仕事で共演したことのある知り合いの子はいたのですが、卒業まであと半年というタイミングで、仲が良かった友達と離れ離れになってしまったので、ちょっと寂しかったです。
浮所飛貴は「エンターテイナー」初共演の印象明かす
― 浮所さんとのシーンが多かったと思いますが、撮影中のエピソードをお聞かせください。白石:浮所さんはすごく天真爛漫で、ムードメーカーで、メディアに出ている姿のままなので、良い意味で第一印象から全く変わらない方でした。とても気遣いをしてくださる方なので、優しいがゆえにみんなを楽しませようと現場を盛り上げてくれて、エンターテイナーな方だなという印象です。普段の浮所さんからは有馬はあまり感じないですね(笑)
― 花火大会や文化祭など、胸キュンシーンがたくさんありますが、白石さん自身が特に胸キュンした印象に残っているシーンを教えてください。
白石:私が一番好きなシーンは、つかさが有馬にもう一回告白しに行くところです。つかさが「振られても諦めないから!」と宣言するところは物語の中の大切なシーンだと思っていて、原作でもこのシーンがすごく好きなんです。原作のこのつかさを見てすごく胸キュンしたというか、つかさのことが好きだと思えたシーンのひとつだったので、思い出深いです。見ていて応援したくなりました。
― つかさは笑ったり泣いたり嫉妬したり…感情的になるシーンも多かったと思います。大変だったシーンや、自分の中で特に感情がむき出しなったシーンはありますか?
白石:どのシーンもいろいろな感情になって印象深いのですが、起伏の激しさというところで言うと、浴衣を着て行った夏祭りのシーンでは、長谷部(板垣瑞生)はストレートに「似合ってる」「可愛い」と言ってくれるのに、有馬は照れ隠しで微妙な距離感があるんです。でもその後、下駄の鼻緒が痛くなった時に、有馬がつかさを待っていてくれて、そこでちょっと嬉しくなるのですが、素直になれなくて…というあの辺りのシーンは、一番感情が現れているのではないかなと思います。とてももどかしくて切ないので、見どころのシーンです。
白石聖の“夢を叶える秘訣”
― いろいろな作品に出演し、キャリアを積み重ねている白石さん。以前のインタビューでもお聞きしましたが、モデルプレス読者に向けて今の白石さんが思う“夢を叶える秘訣”のアドバイスをお願いします。白石:前回取材していただいた時は「言葉にすることがいい」と言っていたと思うのですが、今もそれは変わらないです。やっぱり自分で意思表示することが大切なんだな、というのはすごく感じています。最近、自分はどんなことがやりたいんだろうと考えることがあるのですが、そんなふうにまずは自分と向き合って、自分はどういう人間なのかを知り、それを上手く相手に伝えることが出来た時に、きっと環境が変わってくるのかなと思うんです。自分自身を知ること、それが夢を叶える近道だと思います。
― 最後に、映画を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。
白石:この作品には、高校生活の行事や青春がギュッと詰まっているので、現役の学生の方はもちろん、大人の方も「こういう経験したな」と懐かしい気持ちになれるような作品になっていると思います。今片思いをしている方の背中を少しでも押すことができたら嬉しいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
映画『胸が鳴るのは君のせい』
出演:浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.) 白石聖 板垣瑞生 原菜乃華 河村花 若林時英 箭内夢菜 入江海斗・浅川梨奈 RED RICE(湘南乃風)原作:紺野りさ「胸が鳴るのは君のせい」(小学館「ベツコミ フラワーコミックス」刊)
監督:高橋洋人
脚本:横田理恵
音楽:KYOHEI(Honey L Days)
主題歌:「虹の中で」美 少年/ジャニーズJr.
制作協力:ドリームプラス
制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
配給:東映
(C)2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会
公式 HP:munekimi-movie.com
<STORY>
転校生の有馬に片思い中のつかさ。親友のように仲のいい2人は周囲からも「絶対に両思い」と囃し立てられ、ついに告白するつかさだったがまさかの玉砕。「これからも友達」として変わらず優しく接してくれる有馬に対し、つかさは変わらず思い続けることを決意するが、クラスメイトのイケメン・長谷部や有馬の元カノ・麻友の存在によって徐々に心を揺さぶられていく。そして、恋に前向きになれずにいた有馬も一生懸命に恋をするつかさの姿を見て、自分の本当の気持ちと向き合い始め、それぞれの恋と青春が動き出していく。
白石聖(しらいし・せい)プロフィール
出身:神奈川県生年月日:1998年8月10日
血液型:A型
趣味:イラスト
特技:書道、ドラム
身長:158cm
2016年に女優デビュー。2019年、“美少女タレントの登竜門”とも言われる結婚情報誌『ゼクシィ』の12代目CMガールに起用され話題に。2020年8月の『恐怖新聞』(東海テレビ・フジテレビ系)で、連続ドラマ初主演。現在放送中のドラマ『ガールガンレディ』(毎日放送)で主演を務める。
【Not Sponsored 記事】