乃木坂46鈴木絢音、初写真集“裏テーマ”に秘密 グループ転換期に思う役割・後輩への想いとは<「光の角度」インタビュー>
2020.11.09 15:00
views
1st写真集「光の角度」(11月10日発売/幻冬舎)を発売する鈴木絢音(すずき・あやね/21)。モデルプレスのインタビューでは、写真集撮影での思い出やこだわりのほか、転換期を迎えるグループについても語った。自身が考える、グループでの役割とは?
鈴木絢音、写真集“裏テーマ”は覗き見
― 写真集発売、おめでとうございます!これまで同じ2期生の方ですと堀未央奈さんなど、乃木坂さんもたくさん写真集を出していると思いますが、鈴木さんもいつかは!と思っていましたか?鈴木:ありがとうございます!写真集は、いつか出せたら嬉しいなと思っていたのですが、まさか自分が本当に写真集を出すことになるとは思いもしなかったので、嬉しかったです。最初、どっきりかと思いました(笑)。
― 今回の写真集では、タヒチのタヒチ島とモーレア島と島に訪れていますが、行きたかった場所なのですか?
鈴木:場所はお任せしてセレクトしていただきました。でも本当に海も綺麗で、楽しかったです!これまで積極的に海に行こうと思うことがなかったのですが、この写真集の撮影を通して海が好きになって、行きたいなと思うようになりました。
― ボートに乗っている写真では、下の海が透けていて本当に綺麗でした!
鈴木:本当に透明度がすごくて、めっちゃ綺麗でした!水上コテージに泊まっていたのですが、ずっと波の音が聞こえていたし、海の上で寝ることが初めてだったので、ドキドキしながら寝ました。
― 非日常的な感じですね!カメラマンさんは鈴木さんがオファーしたんですよね。
鈴木:はい。前にご一緒させていただいた時にすごく素敵に撮ってくださったので、ほかのメンバーの写真集との違いが見えるような作品になれば良いなと思って、お願いさせていただきました。
― すごく自然豊かでどの写真を見ても絵になっていましたが、海で泳いでいるカットなど、これまで写真集を出してきたほかのメンバーの方と写真の感じやアングルなどが違っていて、すごく新鮮だなと思いました。
鈴木:良かったです!海のところで上から撮ってもらった写真は、コテージに水槽みたいな感じで海が見える窓があって、私がその下に行くので上から撮ってくださいとお願いしました。
― おしゃれで素敵でした!写真集のテーマなどは決めていたのですか?
鈴木:実は裏テーマがあって、ゼミ旅行でタヒチに来た同級生の男の子が、好きだけど普段は近づけない女の子を覗き見してる、という設定なんです。
― そういう裏テーマが!ドキドキを楽しんでいる感じなのですね。
初水着・ランジェリーカットへの心境
― 水着やランジェリーカットも初めてということでしたが、緊張しましたか?鈴木:そんなに緊張はしなかったです。部屋の中には私1人だけ残って、部屋の外やカーテンの向こう側から撮ってもらったり、クローゼットの中から隠し撮り風に撮ってもらったり、1人で部屋で過ごしているような感覚だったので、リラックスしていました。
― そうなんですね!こんなに肌を出すことは今までなかったと思いますが、写真集に向けてボディメイクはしましたか?
鈴木:少し鍛えた時期もあったのですが、あまり成果が出なくて、結局そのままの自然体な姿で挑みました。
― そうなんですね。でも脚のラインなどがすごく綺麗でした!
鈴木:ありがとうございます。結構筋肉質なので「大丈夫かな?」と思っていたのですが、良かったです!
1期生の卒業は「心にぽっかり穴が開く感じ」
― 写真集発売の頃には、白石麻衣さんと中田花奈さんが卒業されますが、寂しさや不安はありますか?鈴木:やっぱり1期生の方が卒業されるのはすごく寂しいなと思います。1期生の方に憧れてグループに入ったので、卒業を見送るたびに、ずっと追いかけてきた背中が1つずつなくなっていく感覚になります。すごく素敵な先輩方で本当に尊敬していたので、心にぽっかり穴が開く感じです。
― そうなんですね。今はコロナの影響もあって、メンバーとも会う機会が減っていると思いますが、堀未央奈さん・渡辺みり愛さんとの“プリン会”は開催されていますか?
鈴木:開催できてないです~…。自粛期間中は、1回だけみんなでオンライン上で集まったのですが、毎日連絡を取っているので「それも必要ないね」となりました(笑)。旅行などにはなかなか行けないけど、密に連絡は取り合っています!
― オンライン飲みのように、このコロナ禍の中で新しく始めたことがある人が多いと思うのですが、鈴木さんは何かはじめましたか?
鈴木:ベースを買いました!まだほぼ買っただけの感じになってしまっているのですが、今勉強中です。「乃木坂46時間TV」でフルートを演奏させていただいた時に、バックの演奏もすべて自分で音を打ち込んで作ったんです。ベースの音は鍵盤で打ち込んだのですが、もっとリアルな音でやりたいなと思ったことがきっかけで、ベースに挑戦してみようと始めました。
― 特技が増えていきますね!
鈴木:いつも「もっとできたら楽しいのに」と思うので、極められたら良いなと思います。ただの趣味ですが、楽しみつつも頑張りたいです。
― 鈴木さんはやろうと決めたらまず形からしっかり揃えるタイプなんですね。
鈴木:すぐ買っちゃいます。次はウクレレを買おうとしていますもん(笑)。この間出演していた舞台の共演者でウクレレを持っている方がいて、音楽の話をしたり、ウクレレを少し弾かせていただいたりして楽しかったので、ウクレレも買いたいなと思っています。
鈴木絢音が考えるグループでの役割
― 写真集発売発表の時のコメントで「この写真集を自分の中に閉じ込めておきたいという気持ちを抱くようになった」とおっしゃっていましたが、今回の写真集のように、鈴木さんにとって閉じ込めておきたいほど愛おしい・大切なものはなんですか?鈴木:グループでは、出会った人と何年も一緒にいられる環境が当たり前ですが、舞台などのお仕事で出会った人とは、稽古から本番までの期間は毎日のように一緒にいるけど、終わったあとは毎日一緒にはいられなくなってしまうので、そういう一期一会の出会いを大切に閉じ込めておきたいなと思います。
― 以前「舞台『けものフレンズ』2~ゆきふるよるのけものたち~」でインタビューをさせていただいた時に、今の夢を聞いたら「言えない」と回答されていましたが、今は言えますか…?
鈴木:今も言えないですね(笑)。やりたいことはすごくあるのですが、まだあまり明確ではなくて…。でも、乃木坂46に在籍しているうちに、地元の秋田県に関わる仕事に携わることができたら嬉しいなと思います。
― 今回写真集を出すという1つの夢を叶えた今、次のステップに向けて目標などはありますか?
鈴木:今乃木坂46は、後輩も入ってきて、グループ自体が変わっていく時期だと思いますが、私は正直ダンスや歌のレベルが低いので、後輩に教えられることかないんです…。なので、グループの外でお仕事をさせていただく機会が増えてきたので、一緒にお仕事をした方に「また乃木坂46のメンバーと一緒に仕事をしたいな」と思ってもらえるように頑張ることが、私にできることなのかなと思っています。グループで私が後輩にしてあげられることはすごく少ないですが、そういった形でグループに貢献して、メンバーたちがグループの外でも活動しやすいように取り組んでいきたいです。
― すごくかっこいいです。後輩の方とは、なかなか関われないですか…?
鈴木:接点を見つけるのが苦手なのと、私が人見知りなので、後輩からはきっと、ちょっと話しづらい先輩だと思われてるんじゃないかな…。特に新4期生とは、タイミング的にお話する機会がまだあまりないんです。でも、一緒にお仕事をする機会があったら今後先輩として頑張ってみようと思います!
― 後輩さんとのエピソードが聞けるのを楽しみにしてます。ありがとうございました!
(modelpress編集部)
鈴木絢音、1st写真集
撮影地は、フランス領ポリネシア・タヒチのタヒチ島とモーレア島の2つの島。画家のゴーギャンが愛した自然豊かな南国の島・タヒチで、鈴木の魅力を最大限に引き出した。カメラマンは、鈴木の希望でこれまで様々なアーティストや俳優を撮影してきた新津保建秀氏が担当。のびやかに海を泳ぐ姿、テラスで本を読む横顔、お酒に酔って眠ってしまった寝顔、ちらりと覗くうなじの白さ…。タヒチの自然と鈴木の様々な表情が重なり、新津保氏の作り上げた独特の世界観の中に鈴木が入り込んだような、物語性のある1冊となった。
また、ヘルシーな水着姿と、初々しさや恥じらいを感じるランジェリー姿も収録。南国の地・タヒチにて自然体で過ごした 21歳のリアルを閉じ込めた1冊だ。
鈴木絢音(すずき・あやね)プロフィール
1999年3月5日生まれ、秋田県出身。乃木坂46の2期メンバー。中学2年生の時に乃木坂46の2期生オーディションに参加し、合格。研究生として活動をスタートした。2015年に正規メンバーに昇格。2018年に21stシングル「ジコチューで行こう!」で初の選抜メンバー入りを果たす。
【Not Sponsored 記事】