モデルプレスのインタビューに応じた小宮有紗(C)モデルプレス

小宮有紗、芸能活動10周年で今思うこと― 初ランジェリーへの思いも明かす<フォトスタイルブック「io」インタビュー>

2020.08.02 10:00

声優・女優・モデル・DJとして活躍する小宮有紗(こみや・ありさ/26)が、芸能活動10周年を記念した初のフォトスタイルブック『io(イオ)』を8月5日に発売する。モデルプレスでは、同書に込めた思いや、マルチに活動を続ける理由に迫った。

  

小宮有紗初フォトスタイルブック「io」

同書では、初のランジェリーショットに挑戦し、女の子が憧れる可愛いボディを惜しみなく披露。寝起きすっぴんのナチュラルな姿も掲載。

小宮有紗「io(イオ)」(8月5日発売)通常版表紙(画像提供:光文社)
さらに「ARISA’s BEAUTY part1」と題し、小宮の美容事情を徹底解剖。気になるデイリー、ステージ、DJのヘアメイクを細かく指南するほか、ボディ、スキン、ヘアなど美しくあるためのアイテムや、モーニング&ナイトルーティンも詳しく紹介。加えて食べ物へのこだわりや、好きなお店や小宮家のレシピも公開している。

小宮有紗(画像提供:光文社)
そして、生まれてから今までのお宝写真もたっぷり公開。「bis」公式インスタグラムで募集した質問100問にも回答している。

小宮有紗、初フォトスタイルブックへの思い

小宮有紗(C)モデルプレス
― 初フォトスタイルブックの発売おめでとうございます。発売に至るまでの思いをお聞かせください。

小宮:写真集は出させていただいたことがあるんですけど、自分の普段好きなものやメイク道具などは、今までほとんどSNSなどで発信したことがなかったんです。なので、いつか何かの形として出せたら良いな、というのはずっと考えていて、今回フォトスタイルブックという形で出させていただくことになりました。

― 見どころ盛りだくさんの内容となっていますが、特にこだわったところはどこですか?

小宮:私はDJや、声優としてステージに立ってライブ活動などをしているんですけど、実はその時のメイクを自分でしているので、そのメイクプロセスから完成までを載せたページを作っていただいていて、すごく自分のこだわりがつまっています。

― メイクプロセスから、お料理のレシピまで本当に細かく載っていますね。

小宮:私は食べることが好きなので、自分の好きなお店や、普段作っているご飯も載せました。きっと女の子だったら、普段からメニューを気にして食べるのかなと思って、自分なりに工夫したものを紹介しています。レシピのページも、実際に私が作って、レシピ本みたいな感じで撮影したので面白かったですね。

― 今回ランジェリーに初挑戦となりましたが、いかがでしたか?水着との違いなど感じた点があれば教えてください。

小宮:グラビアだと男性のほうが見る機会が多いと思うので、“かっこいい”や“ヘルシー”の中に、“セクシー”が入ってくると思うんです。でも今回は「bis」の編集で出させていただくので、普段から応援してくれているファンの方はもちろん、女の子にも見てもらいやすい1冊にしたくて、いやらしさは出さないようにスタッフの皆さんが考えてくれました。衣装的には下着なんですけど、可愛く見えて、ナチュラルなところを意識して撮影しました。

小宮有紗(C)モデルプレス
― ではランジェリー撮影に対する抵抗はさほどなく、作品作りの一環というようなイメージでしょうか。

小宮:そうですね。スタッフさんもいつも雑誌の撮影でお世話になっている方ばかりだったので、信頼感がありました。ランジェリーはきっと、このスタイルブックでしか披露しないと思います。

― スタイルをキープするために、毎日欠かさずしていることはありますか?

小宮:ストレッチを普段からするようにしているんですけど、特に自粛期間中は運動する機会が減ったので、お仕事で動いた時に怪我しないように、30分から1時間くらいかけて入念にストレッチをしていました。あとは季節関係なく、ちゃんと湯船に浸かるようにしています。食事は、たくさん食べたい時ってずっと食べたい週間が続くので、その時は我慢せずに食べますね。そしたら次の週になったら野菜が食べたい気持ちになるので、自分で意識しているというより、体が勝手にバランスを保とうとするんです。意識するとしたら、あまりにも夜遅い時間に食べたくなった時に、食べないようにするくらいです。

― メイクへのこだわりは?

小宮:ライブとDJの時は自分でメイクをするようにしているんですけど、普段のイベントや撮影ではすべてヘアメイクさんにやってもらっています。全部自分でやってしまうと、同じ顔にしかならなくなってあまり良くないなと思っているんです。自分でメイクをする時のポイントは、影を消すこと。仕上げたい理想像が、人形みたいな2次元に近い顔なので、そうなると影が邪魔で、気になる部分をコンシーラーで消して、わざと平面っぽい顔にします。あとは、ライブの時は特にですが、メイクが崩れないことが重要なので、どの化粧品を使って、どういう塗り方をしたらいいかなど日々研究しています。

小宮有紗、モデルプレス読者の質問に回答

小宮有紗(C)モデルプレス
読者質問:有紗ちゃんのお顔にずっと憧れています。ご自身のお気に入りの顔のパーツはありますか?(女性/20代)

小宮:目と口です。口は「形が綺麗だね」って褒めてもらうことが多いので、好きになりました。目は、自分のパーツの中でも特徴的かなと思うので好きですね。最近気づいたことがあって、私は涙袋がそんなにあるわけではないんですけど、これがあるのとないとでは、全然顔が違うんです。自分ですっぴんを撮影した時に、アプリで目のクマを消したら、涙袋も一緒に消してしまって、顔が変わっていて初めて気づきました(笑)

読者質問:有紗ちゃんから見て「こんな女性は素敵だな」「こんな女の子は可愛いな」と思うポイントはどういうところですか?同性からも憧れられる有紗ちゃんだからこその意見が気になります!(女性/20代)

小宮:嬉しいですね。私が素敵だなと思うのは、スタイルは良いけど細すぎず、鍛えているかっこいい女性です。程良く筋肉がついていて、メリハリがあるとドレスを着てもかっこいいし、普段デニムを穿くだけでもキマるので、憧れます。

― 具体的に憧れている方はいますか?

小宮:最上もがちゃんと仲が良いんですけど、もがちゃんのスタイルはすごく好きです。もともとスタイルが良いというのはもちろんなんですが、しっかりトレーニングをしているし、かっこいいなって思います。

読者質問:外出自粛中、自宅で行っているストレス発散法は何でしょうか?(男性/20代)

小宮:最初の1ヶ月くらいは自由にぐうたらしていたんですけど、体力が落ちたのに気づいて焦っていたら、それこそもがちゃんから連絡が来て「ありしゃ、これやらない?」ってボクシングのゲームに誘われたんです。そこから2人でほぼ毎日40分くらい一緒にトレーニングをしていたんですけど、それをやるとスッキリしました。

― オンラインで繋がれるんですか?

小宮:それが繋がれないんですよ(笑)。私も対戦できるのかと思って買ったんですけど、できなかったので、三脚を立ててテレビ電話をしながら一緒にやっていました。ずっと家にいてあまり運動ができていなかったので、すごく良い運動になりましたね。

小宮有紗(C)モデルプレス
読者質問:これまで芸能活動をするうえで大事にしてきたこと、また、幅広い分野に挑戦していくなかでスタンスの変化などはありましたか?(男性/30代)

小宮:私は「絶対にこうじゃなきゃ」みたいなものを決めてしまうと、きっと変えられないタイプなので、どこかでズレが生じた時に、「あ~もうダメだ」って心が折れてしまうと思うんです。だから、来年は何をしているかわからないくらいの気持ちで、でも毎日やれることは一生懸命にやる、というようなスタンスを続けて、気がつくと10年経っていたふうに思います。このお仕事を始めた時は、10年続けたいと思っていたわけではなかったし、だいたい3年くらい続けられたら良いなというのをずっと繰り返していたら、10年経っていたという感じなので、そのスタンスは今も変わらないです。

― この10年間で様々なことに挑戦されていますが、枠にはまらないということも小宮さんのスタンスのひとつなのでしょうか?

小宮:そうですね。私はいろいろなことをやっているから、もしかしたら迷走しているふうに見えるかもしれないですけど、そうではないです。確かに最初は女優からスタートしましたが、絶対にこれがしたいと思って始めたわけではなくて、興味があることをやってみて、どれが自分に向いているのかを探した結果、すごくお仕事の幅が広がりました。まだどれが一番自分に向いているのかは正直わからないし、今は有り難いことにどれもやらせてもらえているので、やらせてもらえる限りはすべてを頑張ろうと思っています。

小宮有紗(C)モデルプレス
― 幅広く活動する中で、大変だったことや苦労したことなど、思い出深い出来事をお聞かせください。

小宮:いっぱいありますけど、DJは今まで自分と無縁のお仕事だったので、最初はすごく戸惑ったし大変でした。歌うことはしていたので、音楽という幅広いジャンルでいくと近しいものはありますが、DJは機材の触り方もわからなかったし、今でも大変だなと思います。でも他のお仕事と並行しながらDJをやっている人はそんなに多いわけではないので、周りからはすごく面白がられていて、需要があるなら続けたいなと思っています。

「ラブライブ!サンシャイン!!」の活動も、普通だったら有り得ないような大きいステージに立たせていただいているので、やっぱり大変ですね。最初の2、3年くらいは、みんなドキドキしたり、ピリピリしたりしていた瞬間もないわけではなかったので。でもそれがあったから、どんなことがあっても怖くはなくなったというか、人間やれば何でも出来るんだな、みたいな(笑)、そういう気持ちになりました。

― では、楽しかったことや嬉しかったことは?

小宮:Aqoursで紅白に出演できたことはとても大きかったです。普通に女優だけをやっていたら、絶対に有り得なかったことだと思うので。

“小宮有紗の夢”

小宮有紗(C)モデルプレス
― 小宮さんがこれから挑戦してみたいことや、今の夢を教えてください。

小宮:これからももちろん女優を続けていくつもりです。本当は今年の春に、5年ぶりに舞台に立つ予定だったんですけど、こういう状況下で中止になってしまったので、また機会があれば舞台をやってみたいです。DJとしては、海外も視野に入れていて、海外でのアニメのイベントはもちろん、アニメに関わらずイベントに呼んでいただけるように、今のうちに頑張って練習しようと思っています。

― モデルプレス読者に、夢を叶える秘訣のアドバイスをお願いします。

小宮:頑張れば叶えられる夢はたくさんあると思います。夢は口に出してみると、きっとやるしかないっていう気持ちになるし、周りの人にそれが伝わった時に、自然と一緒にそこを目指して頑張ってくれるはずです。

― 最後に、改めてメッセージをお願いします。

小宮:今回、初のフォトスタイルブック『io』を出させていただきます。このお仕事を始めてからの10年間はもちろん、私の人生26年間分の中でも、出していないことをこの本に載せていて、きっとこんなに自分のプライベートで好きなものや小さい頃の写真は、今後も載せることはないと思うので、ぜひ皆さんに見ていただいて、私も普通の人間だなって(笑)、身近な存在に感じてもらえたら嬉しいです。

― ありがとうございました。

小宮有紗(C)モデルプレス
(modelpress編集部)

小宮有紗(こみや・ありさ)プロフィール

1994年2月5日生まれ、栃木県出身。中学2年生の頃に渋谷でスカウトされ、2010年に女優としてデビュー。2012年、スーパー戦隊シリーズ第36作『特命戦隊ゴーバスターズ』の宇佐見ヨーコ/イエローバスター(声)役でテレビドラマ初出演。2015年、『ラブライブ!サンシャイン!!』黒澤ダイヤ役で声優デビュー。同時に、Aqoursとしての活動を開始。2020年、『13月の女の子』(8月15日公開)の穴森一穂役で映画初主演を飾る。ひかりTV・dTVチャンネル・カンテレなどのドラマ『マイラブ・マイベイカー』に出演中。
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