<リトグリ インタビュー>5周年&47都道府県制覇の先にみる“夢”…涙した「紅白」も振り返る
2020.02.12 21:00
views
5thアルバム「BRIGHT NEW WORLD」(2月12日発売)をリリースしたLittle Glee Monsterが、モデルプレスのインタビューに応じた。
Little Glee Monster 5thアルバム「BRIGHT NEW WORLD」
紅白歌合戦でも披露したNHKラグビーテーマソング「ECHO」、LAにてレコーディングを敢行した「I Feel The Light featuring Earth, Wind & Fire」や、TVアニメ『MIX』のエンディングテーマとなった「君に届くまで」など、2019年にリリースした楽曲に加え、テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『女子高生の無駄づかい』主題歌「STARTING OVER」など、新曲も6曲収録された同作。デビュー5周年を迎えジャンルや世代を超えて歌の力を追及し、アイデンティティを確立してきたリトグリにしかできないアルバムとなった。今回のインタビューでは、大忙しだったリトグリの年末を振り返るとともに、新成人の意気込みや、5周年の今だからメンバーに言いたいことが飛び出した。
リトグリ、47都道府県制覇の先に…
― まずは5thアルバム「BRIGHT NEW WORLD」について教えて下さい。かれん:6月にロサンゼルスで「I Feel The Light featuring Earth, Wind & Fire」を録ってきたんですが、その経験がたくさん活かされていると思います。新しいことにチャレンジして、リトグリらしさもある聴きごたえのあるアルバムになりました。
― 新曲もたくさん入ってますね。
MAYU:EPで出している「I Feel The Light」と、「move on」「SPIN」「Love Yourself」は初めてアメリカでミックスしてもらいました。“新しい時代の幕開け”が大きなテーマになっていて、楽曲にも「聴く方の心に明かりを灯せるように」という想いが出ているのかなと思います。
― アルバムを引っさげて史上最多公演の全国ツアー「Little Glee Monster Live Tour 2020>BRIGHT NEW WORLD<」も3月からスタートします。ツアーに向けての準備は?
芹奈:ちょっとずつ話し合いを重ねています。
かれん:前回のツアーはshow upされたステージでしたけど、今回は今まで行っていない場所に行って、リトグリとして夢だった“47都道府県制覇”が実現するので、みなさんと距離の近いステージにできればいいなと考えています。
芹奈:沖縄は撮影と、イベントで数回しか行ったことがないので、どんな盛り上がりになるのか楽しみです。
― 「全国47都道府県に歌声を届ける」という目標が叶うわけですが、期待と不安はどれぐらい?
一同:楽しみ100です!
― ちなみに、その夢の先には何が見えてますか?
MAYU:結成当時からオリンピックの開会式で歌いたいっていう目標を掲げていました。自分たちでも大きな夢を掲げているとは分かっていますが、。今年東京オリンピックもあるの!もし叶わなかったとしても私たちの歌で少しでも盛り上げられたらなと思います。
manaka:日本全国を周ること同時に、ワールドツアーをしたいという夢もあるので、オリンピックの先の夢として、また海外に行ける機会があればなと思います。
感動の「紅白歌合戦」を振り返る
― スポーツで言うと、2019年は「ECHO」がラグビーW杯を大きく盛り上げました。「NHK紅白歌合戦」はラグビー日本代表の前で歌いましたが、いかがでしたか?アサヒ:ラグビーによって「ECHO」を育てて頂いたので、選手のみなさんの前で歌うのはすごく光栄でした。
manaka:「ECHO」を口ずさんでくださっている選手の方もいたので「聴いて下さっていたんだ」って嬉しかったです。私たちも選手のみなさんの背中を押したいという想いを込めて歌ってきたので、その気持ちが届いていたのが分かって嬉しかったです。
― 芹奈さんは歌いながら涙も流していましたが…。
芹奈:(照笑)。
― 感極まるものがあった?
芹奈:溢れてくるものがありました(照笑)。
かれん:私たちにとっても「ECHO」はすごく大切な曲になりましたし、それを「紅白」でラグビーの映像とともにカッコよく演出してくださったので、その気持ちに応えたい、もっと「ECHO」を良い曲にして届けたい、という想いがあったのでみんな溢れてくるものはあった思います。
MAYU&アサヒが成人 2020年末は5人で…
― 年が明けて、MAYUさんとアサヒさんは新成人。おめでとうございます。MAYU・アサヒ:ありがとうございます。
かれん・芹奈・manaka:おぉー(パチパチ)
― モデルプレスに “新成人の宣言”を頂いたのですが、アサヒさんは「足を揃えて座る・ハンカチを持って歩く」とありました。
アサヒ:ふふ(笑)
manaka:あ、今足閉じましたよ!
かれん・MAYU・芹奈:あー!
アサヒ:いやいや…閉じてた、ずっと。
芹奈:ハンカチは?
アサヒ:持ってる持ってる(笑)。
MAYU:え?ホンマに?
アサヒ:持ってる。
MAYU:確認すんで、あとで。
アサヒ:今日持ってきてるから、見てみ?
芹奈:昨日のやつちゃうやろな?
一同:(笑)。
― (笑)。では、宣言どおり大人の仲間入りできたということでよろしいですかね?
アサヒ:そうですね、ふふ。
かれん・MAYU・芹奈・manaka:え(笑)?
― MAYUさんは「おしゃべりが好きで話す時のテンションが高めなので、もう少し落ち着きたいです(笑)」という宣言でした。
MAYU:メンバーは知ってると思うんですけど、私、何でも話したいタイプなんです。「聞いて、聞いて」ってなるので、それをちょっと控えたいんですよね。
芹奈:確かに(テンションが)ハイ多めかも。
MAYU:別にテンションを低くするんじゃなくて、もうちょっと落ち着いて「これは話さなくてもいいんちゃう?」っていう部分も作りたいです。
― では、これからちょっとずつ大人になっていくんですね。
MAYU:地味にですけど徐々に実行しています。
― 4人は実感してます?
芹奈:めっちゃ感じてます(笑)。
MAYU:おいおい(笑)。
― 一足早く大人になったかれんさんと芹奈さんから、何かアドバイスありますか?
MAYU:教えて。
アサヒ:吸収してこ!
芹奈:コミュニケーション能力をあげる。
アサヒ:ハードル高いな(笑)。
芹奈:MAYUはいけるっしょ。
かれん:MAYUはいけそうだね。
manaka:アサヒ…。
芹奈:ハンカチ女子にはちょっとキツイかも(笑)。
アサヒ:ちょっとキツイな(笑)。
― manakaさんは来年新成人なので4人を見て大人になっていくわけですね。
manaka:今年の年末は、みんなとお酒を飲めるようになるので、それが楽しみですし感慨深いです。
MAYU:そっか~やっと全員か~。
manaka:中学生の頃から一緒にいるので、やっと私も一緒に打ち上げにいられるんだって思うと嬉しいです。
「リトグリってやっぱりいいチーム」
― アルバム特典映像には、5周年を振り返るドキュメンタリーも収録されていますよね。かれん:個別に撮ったんですけど、私と芹奈はもう仕上がったものを観ました。
― いかがでしたか?
かれん:いつもの映像チームの方に撮って頂いたので、みんな柔らかい感じで普段テレビでは観られない姿が映っていますし、リトグリってやっぱりいいチームだなって思いました。
― 見どころをあげるとしたら?
芹奈:それぞれの関係性を話すところがあるんですけど、だいたいみんな同じこと言ってたね。
かれん:うん。
MAYU・manaka・アサヒ:すごい!
― 5年一緒にいると考え方も似てくるんですかね?
芹奈:言ってる言葉こそ違うけど、同じようなこと考えてるんだなって気づきました。
今だからメンバーに言いたいこと
― では、最後に「5年経ったけど今だから言いたいこと」「今だから言いたい直してほしいところ」などあれば教えて頂きたいです。挙手制で行きます。かれん:(4人が悩む中)はい!MAYUにあります…言っていいかな。
manaka:何?
芹奈:何?
アサヒ:何?
MAYU:何?何?こわっ。
かれん:(笑)。(MAYUが)携帯で動画を観てる時があるんですけど、車の中とかでも結構な大音量で観てるので、ちょっと気になるなって。
MAYU:あーごめんごめん。
芹奈:本気のクレーム(笑)。
MAYU:理由があるんです!友だちから送られてきた動画がほどんどテンションの高い動画なので、どれぐらいのテンションか知りたいんです。でも、わざわざイヤホン用意して観ようとはならないというか、サッと観たいので…
― (笑)。
MAYU:でも、今年になってから「迷惑やん」って自分でも気づいたので、ちょっとボリューム落としてるんです(笑)。今後見ててください。
― ありがとうございます。あと1人で終わりにします。
manaka:今だから言えることですよね…じゃあ芹奈に。
芹奈:怖いねんけど(笑)。
manaka:デビューして5年、可愛くて未だに緊張しちゃうことがあります。
MAYU:なにそれ(笑)なんか良いな。私ガチクレームだったのに(笑)。
manaka:可愛いから恥ずかしくなっちゃうんですよね。
芹奈:嬉しい~もうLOVE。
manaka:芹奈のことを強めに推してるんです。目合わせられない時もあるからバレてるかなって思う時も…。
芹奈:目線ズレるなみたいなことある!
― (笑)。お時間も迫っているのでこの辺で終わりにしますが…アサヒさんはメンバーに言いたいことありましたか?
アサヒ:えぇ…(悩)。
MAYU:アサヒは関係が浅いってことか…(笑)。
アサヒ:違う、みんなを寛大な心で見守ってるの。
manaka:うるさいわ(笑)。
― (笑)。じゃあ以上で終了です、ありがとうございました!
(modelpress編集部)
Little Glee Monster「BRIGHT NEW WORLD」(2月12日発売)概要
【Disc.1】CD1:ECHO
2:I Feel The Light featuring Earth, Wind & Fire
3:Baby Baby
4:Love Yourself
5:君に届くまで
6:STARTING OVER
7:move on
8:SPIN
9:Classic
10:Symphony
11:夢がはじまる
12:In Your Calling
・初回ABのみ
Bonus track 愛しさにリボンをかけて
<初回生産限定盤A>
CD+DVD
【Disc.2】DVD
「Little Glee Monster 5th Celebration Tour 2019 ~MONSTER GROOVE PARTY~ -Live on 2019.09.18-」
Monster Groove Medley/Baby Baby/私らしく生きてみたい/放課後ハイファイブ/世界はあなたに笑いかけている/明日へ/好きだ。/Summer Days/Hop Step Jump!/You Do’t Know Nothin’/ECHO
<初回生産限定盤B>
CD+DVD
【Disc.2】DVD
Little Glee Monster Special Documentary 2019
メンバーのソロインタビューを中心に2019年と、この5年間を振り返るドキュメンタリー
<通常盤>
CD+CD
「Little Glee Monster 5th Celebration Tour 2019 ~MONSTER GROOVE PARTY~ -Live on2019.08.04-」
幸せのかけら/いつかこの涙が/君に届くまで/明日へ
「Little Glee Monster Live Tour 2020 >BRIGHT NEW WORLD<」開催概要
3月29日(日)福島 いわき芸術文化交流館アリオス3月31日(火)群馬 ベイシア文化ホール(群馬県民会館)
4月9日(木)奈良 なら100年会館 大ホール
4月11日(土)和歌山 和歌山県民文化会館 大ホール
4月12日(日)徳島 鳴門市文化会館
4月17日(金)長崎 島原文化会館
4月18日(土)佐賀 佐賀市文化会館 大ホール
4月20日(月)熊本 熊本県立劇場 演劇ホール 大ホール
4月25日(土)北海道 旭川市民文化会館
4月26日(日)北海道 カナモトホール(札幌市民ホール)
5月1日(金)沖縄 沖縄コンベンションセンター劇場棟
5月5日(火・祝)長野 ホクト文化ホール(長野県県民文化会館)大ホール
5月9日(土)宮崎 宮崎市民文化ホール
5月10日(日)大分 大分iichikoグランシアタ
5月14日(木)広島 上野学園ホール
5月16日(土)鳥取 米子コンベンションセンター
5月17日(日)岡山 岡山シンフォニーホール
5月23日(土)島根 出雲市民会館
5月24日(日)山口 周南市文化会館)
5月29日(金)福井 福井フェニックス・プラザ
5月30日(土)滋賀 滋賀県立劇場 びわ湖ホール 大ホール
6月3日(水)埼玉 ウェスタ川越大ホール
6月5日(金)新潟 長岡市立劇場
6月11日(木)神奈川 よこすか芸術劇場
6月20日(土)秋田 能代市民文化会館
6月21日(日)青森 弘前市民会館
6月24日(水)愛知 名古屋国際会議場 センチュリーホール
6月25日(木)愛知 名古屋国際会議場 センチュリーホール
7月13日(月)大阪 フェスティバルホール
7月14日(火)大阪 フェスティバルホール
and more…
Little Glee Monster(リトルグリーモンスター)プロフィール
研ぎ澄ました歌声で人々の心に爪痕を残すことをテーマに結成された女性ボーカルグループ「Little Glee Monster」。力強い歌声と高度なアカペラをも歌いこなす透き通ったハーモニーを武器に、2014年10月29日「放課後ハイファイブ」でメジャーデビュー。2017・2018・2019年、3年連続でNHK紅白歌合戦にも出演。2020年は5thアルバム「BRIGHT NEW WORLD」を2月12日にリリース。3月29日からは、福島・いわき芸術文化交流館アリオスでの公演を皮切りに、「Little Glee Monster Live Tour 2020 >BRIGHT NEW WORLD<」をスタートさせる。
【Not Sponsored 記事】