「魔進戦隊キラメイジャー」でレッド役を演じる小宮璃央 (C)モデルプレス

<「キラメイジャー」レッド・小宮璃央インタビュー>高橋文哉との絆・大役で俳優デビュー「ブレイクできるかは自分次第」

2020.02.08 08:00

テレビ朝日系スーパー戦隊シリーズの44作目「魔進戦隊キラメイジャー」(3月8日放送スタート、毎週日曜午前9時30分)の主演キラメイレッド/熱田充瑠(あつた・じゅうる)に抜擢された小宮璃央(こみや・りお/17)が、モデルプレスのインタビューに応じた。

  

「男子高生ミスターコン」出身・小宮璃央がレッド役

小宮は2002年11月19日生まれ、福岡県出身の17歳。2018年8月に開催された“日本一のイケメン高校一年生”を決めるコンテスト「高一ミスターコン2018」でグランプリを獲得。同年12月に開催された“日本一のイケメン高校生”を決める「男子高生ミスターコン2018」では準グランプリに輝いた。

また、「男子高生ミスターコン2018」のファイナリストで結成された7人組ユニット「Zero PLANET」(ゼロプラネット/通称:ゼロプラ)として活動中。

「男子高生ミスターコン」出身からは、現在放送中の同局系「仮面ライダーゼロワン」(毎週日曜午前9時~)で主演を務めている「男子高生ミスターコン2017」グランプリの高橋文哉に続く特撮の主人公抜擢となり、注目を集めている。

同作は、放送開始に先駆けて2月8日より「劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー/魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO【スーパー戦隊MOVIEパーティー】」を公開(同時上映)。

インタビューでは高橋に相談に乗ってもらったというオーディションのエピソード、映像作品は初となり華々しい俳優デビューを飾る小宮の素顔などに迫った。

小宮璃央「キラメイジャー」合格に「奇跡だ!」

― 改めて今回は抜擢おめでとうございます!「ミスターコン」のときから応援させて頂いているので、モデルプレス編集部一同喜んでおります。

小宮:ありがとうございます!

― 今回の役が決まったときの最初の率直な心境を教えて下さい。

小宮:決まったときは「まだかなぁ」と結果を待ち続けていたので、めちゃくちゃ嬉しかったです。最初は「別の仕事が決まったよ」と言われて事務所に呼び出されたんです。そしたら社長とか沢山の方がいたので驚いて話を聞いたら「配役が決まりました、赤色の」と言われて「どっかで聞いたな?」と思って。そんな感じのプチドッキリみたいな形で報告して頂きました。

― オーディションでは手応えを感じましたか?

小宮:いやいや、1回目は「すごく良い感じにできたな」と思ったんですけど、回数を重ね、最終審査と来て「ヤバい、落ちたな」と手応えは全くなかったです。なので「受かりました」と聞いたときは「奇跡だー!」という心境でした。

― 1月16日に記者会見で発表されてから周りからの反響はいかがですか?

小宮:SNS上を通じてファンの方にも沢山お祝いをして頂きましたし、家族、親戚、前の学校の先生もお祝いをしてくれました。

小宮璃央「キラメイジャー」で俳優デビュー

― これまでもスーパー戦隊をやりたいという気持ちはありましたか?

小宮:そうですね。役者志望なので、やっぱり登竜門と言われる「スーパー戦隊シリーズ」か「仮面ライダー」どちらかに出させて頂きたいという夢はありました。

― 子供の頃から観ていましたか?

小宮:観ていました。世代が「仮面ライダー電王」とか「仮面ライダーキバ」です。…今、インタビューを受けていてやっと実感が湧いてきました。

― 記者会見のときではないんですね(笑)。

小宮:あのときはまだポカーンとしていました。終わってから少しずつ実感が湧いています。

― これまで「Zero PLANET」としても活動されてきましたが、役者・演技のお仕事は?

小宮:演技経験はまったくなかったです。本当にこれが初です。

― すごいですね。役者になるために事務所に所属されてから、どんな努力をされてきましたか?

小宮:基本的にお仕事と被っていなければ演技レッスンがあったら毎回行っていて、勉強させて頂いていました。

小宮璃央、高橋文哉に続く“スーパー戦隊”抜擢

― 「ミスターコン」の出身者の2人が、「仮面ライダーゼロワン」と「キラメイジャー」の主演を務めることになります。

小宮:本当にありがたいし、めちゃくちゃ嬉しかったです。文哉くんは僕の憧れですから!ずっと追いかけてきた人ですから。「スーパーヒーロータイム」を2人で飾れるなんて…。

― やっぱり「ミスターコン」出身者との仲間意識は強いですか?

小宮:そうですね。3ヶ月間一緒にレッスンやら色々過ごしてきたので、仲間意識は強いと思います。

― 高橋さんから本格的に役者の道を切り拓いた感があって、ここから「ミスターコン」出身者がどんどん活躍していく勢いを感じます。

小宮:やっぱり文哉くんが先頭となって、次に僕がついていって、また後ろにどんどんそういった俳優を目指す人たちがついてきてくれたら、と思うんですけど、これからも出続けてくれると僕は信じております。僕の次の世代の「ミスターコン」メンバーでも「仮面ライダー」を目指している子もいたので。

― やっぱり憧れの存在なんですね。

小宮:そうですね。男の子にとって、ヒーローはロマンですから。

― 小宮さんも文哉さんみたいな憧れの存在に。

小宮:なりたいです。

小宮璃央、高橋文哉にオーディション中も相談


― 高橋さんはTwitterでも小宮さんのことを祝福されていましたが、元々親しかったんですか?

小宮:先輩なので、そうですね。身近で一番相談しやすい存在でした。

― 実際に何か連絡は?

小宮:お祝いは何度もして頂きました。最初に決まったときとお披露目会見をした後も。あのツイートの直後にご飯に連れて行って頂いて、嬉しかったです。

― とっても仲良いんですね。

小宮:そうですね。よくご飯に誘って頂きます。ご飯の後にもお芝居のことを聞いたり、一緒に台本を読み合わせて練習に付き合って下さったり。

実は文哉くんにはオーディションのときから相談をしていて、不安になって「落ちたらどうしよう、落ちたら俺は終わりだ」くらい落ち込んでしまったこともあったんですけど、文哉くんに「間違えてもいいから恥ずかしがらずに全力でやれ」と言って頂いて、すごく心の支えになりました。最終審査はその言葉を思い出しながら挑みました。

― これからも相談を?

小宮:これからもさせて頂きたいですね。やっぱり僕の一番頼れる存在なので。

小宮璃央、撮影は「全てが初めてのこと」

― 今回の役どころで、自分と似ている部分はありますか?

小宮:僕も元々キャピキャピというか友達が多いタイプの学生じゃなくて、僕が演じる熱田充瑠も普段は大人しい、普通の、地味~な高校生なので、そういうところが僕と似ているんじゃないかなと思いました。

― 撮影はいかがですか?

小宮:やっぱりお芝居は難しいというのが一番の心境です。全てが初めてのことだし、全てを吸収していかなきゃいけないと思っています。

― 他の4人のキャストの方は皆さん先輩にあたる?

小宮:そうです。10代が僕だけだし、水石亜飛夢くんは(テレビ東京)「牙狼〈GARO〉 -魔戒ノ花-」や「仮面ライダージオウ」のアナザーライダーとして出ていますし、工藤美桜さんは、「仮面ライダーゴースト」に出演していたりと、特撮経験者が2人もいるので。勉強させて頂けることばかりで、本当に「ありがとうございます!」という感じです。

― 自分にしか出せないこの役の魅力は?

小宮:やっぱり充瑠と僕がちょっと似ているからこそ、テレビの前の方にも伝えられることがあると思います。

― では、スーパー戦隊のファンの方に向けて見どころのアピールをお願いします。

小宮:声優キャストの方も注目してほしいです。水瀬いのりさんや、杉田智和さん、鈴村健一をはじめ…とにかくすごく豪華です…!

― 長年のファンが多いシリーズですが、主演を務めるプレッシャーもありますか?

小宮:そうですね。やっぱり歴代の戦隊を観てきた方々ですから、もちろんダメ出しを頂くこともあると思うし、それをちゃんと受け止めて、次へ次へと成長できたらと思います。

小宮璃央「ブレイクできるかは自分次第」

― 今、俳優さんとして憧れている方や、目標とされている方はいらっしゃいますか?

小宮:目標にしているのは菅田将暉さん。当時16歳のシリーズ最年少で「仮面ライダーW」でデビューされて、アーティスト活動もされていて多才なので、すごく憧れます。

― 小宮さんも今後は俳優業と並行して「Zero PLANET」の音楽活動も続けていきますか?

小宮:元々役者が夢だったので俳優業を重点的にしながらと思っています。

― この作品が決まったことによって、新しい目標や夢はできましたか?

小宮:やっぱり「スーパー戦隊」シリーズに出られたからといってこれからブレイクできるかできないかは自分次第だと思っていて、チャンスだと思うのでこれをきっかけにブレイクして沢山の作品に出させて頂けるようになりたいです。

― 今回小宮さんを初めて知る方も多いと思うので、そういう方に対して、小宮さんの魅力を伝えるとしたら?

小宮:難しいですね…(悩む)。

― 人柄とか俳優としての魅力とか。

小宮:人柄は人懐っこいところかな?俳優としての魅力は、まだまだなので、これからつけていきたいです、頑張ります!

― では、最後に小宮さんの“夢を叶える秘訣”をお聞かせ下さい。

小宮:やっぱり諦めないこと。僕もオーディションのときからすごく不安で、文哉くんを始め色んな人に相談したんですけど、やっぱり諦めなかったからこそ今があるので、夢を叶えるなら、諦めないことが大事だと思います。

― ありがとうございました。

小宮璃央 (C)モデルプレス
モデルプレスが初めて小宮を取材したのは、2018年8月、「高一ミスターコン2018」最終審査の会場だった。あれから2年足らず、大きなチャンスを掴んだ彼は、「これからブレイクできるかできないかは自分次第」と抜擢に浮足立つことなく謙虚に言い切る姿が印象的だった。「すごくしっかりされていますね」と驚くと「えへへ(笑)」とはにかむ姿は等身大の17歳。今作を通して一回りも二回りも成長した姿を見せてくれるに違いない。(modelpress編集部)

小宮璃央(こみや・りお)プロフィール

身長:175cm
生年月日:2002年11月19日
出身地:福岡県
血液型:O型
趣味:映画鑑賞、料理
特技:ジャズダンス
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