モデルプレスのインタビューに応じた濱正悟、黒羽麻璃央、小越勇輝 (C)モデルプレス

黒羽麻璃央&小越勇輝&濱正悟「そんなキスする?!」極甘ストーリー「コーヒー&バニラ」を語る

2019.07.12 01:30

“極甘ラブストーリー”が話題となっているドラマ特区「コーヒー&バニラ」(毎週木曜深夜12:59~ほか)を彩る、俳優の黒羽麻璃央小越勇輝濱正悟にモデルプレスがインタビュー。

  

福原遥&桜田通の溺愛系極甘ラブストーリー

女性の夢と願望を端からすべて叶えきる“溺愛極甘ラブストーリー”が支持され、シリーズ累計450万部(電子含む)を突破している大人気コミック「コーヒー&バニラ」がついに実写ドラマ化。本作は異例の人気を博し、スピンオフ作品「コーヒー&バニラ black」の発売も開始されるなど、熱を帯びてますます注目を集めている。

桜田通、福原遥/「コーヒー&バニラ」第2話より(写真提供:MBS)
物語は、田舎から上京し大学デビューを果たしたばかりで恋愛初心者の主人公・白城リサが、パーフェクトイケメンの若手実業家・深見宏斗とひょんなことから恋人同士になるところから始まる。初めてできた彼氏に舞い上がるリサ。しかし深見が隠している過去、ライバル社長や同級生、秘書など恋敵も出現し、2人の極甘生活に苦味を与えていく。

物語を支える3人に迫る

桜田通、福原遥、小越勇輝/「コーヒー&バニラ」第2話より(写真提供:MBS)
黒羽演じる阿久津は、女たらしで有名な飲食店オーナー。深見とは同級生で、今でもライバル関係。深見がリサを溺愛する姿を見て、リサに興味を持ち始める。小越演じる吉木はリサの大学の同級生。リサに長い間想いを寄せており、深見のライバルとなっていく。濱は、深見の秘書・雪。幼少期から深見の秘書になるべくして育てられ、公私共に深見を支えている。

今回はそんな物語のキーとなる3人を、クランクイン前に直撃。極甘な少女漫画原作ものに挑む意気込みを聞いた。

演じるキャラクターについて

黒羽麻璃央 (C)モデルプレス
― 阿久津、吉木、雪はどんなキャラクター?

黒羽:阿久津は俺様と言いますか(笑)。今までやったことないキャラクターですね。現実にいたらちょっと引いてしまうような人ですが、ドラマや漫画だから許されるような役であり、女性たちが理想とする男性像の1人だと思うので、ふっきってやれたらいいかなと思っています。役作りどうしましょう…という感じではあります(笑)。

小越:吉木はすごくフレンドリーで、明るい役なのですが、「なんでここで出てくるの」と個人的に思うことがあります(笑)。でも、自分の役だからかもしれないですが、台本を読んでいて憎めない感じがしたので、そこは大事にしたいなと思った部分です。可愛らしさじゃないですけど、人間らしさ、人懐っこい感じが出たらいいなと思っています。

濱:雪は深見社長思いで、全面サポートする中で、ときおりシュールな顔とかも見せるところが面白くて、演じる上での楽しみでもあります。これは想像なのですが、結構オタク気質なのかなとも。読書好きという裏設定もあったり、詳細な部分を見ると、うちに秘めている熱いものもあったりするんです。社長のリサに対する表情や行動を見て、雪が感じている部分を表現していきたいなと思います。

― 今回は“極甘”なラブストーリーですが、どんな心境ですか?

小越勇輝 (C)モデルプレス
小越:僕は少女漫画を読む機会がちょこちょこあったのですが、自分が関わるとなると、照れくささが…。

黒羽:そうだね。そもそも少女漫画ってこういうのが普通なの?「コーヒー&バニラ」って結構刺激強めですよね?

― かなりだと思います…(笑)。

黒羽:かなりですよね(笑)。

小越:読みながらキャってなっちゃう(笑)。

黒羽:刺激は凄く強い作品ですし、僕が演じる阿久津もそういう描写があるので、どこまでやりきるんだろうというのが今からちょっと楽しみでもあるかな。

― 台本を読んだときはどうでしたか?

小越:単純に照れくさかったのと、展開が凄く速かったので「わっ」と思わされました。こんなにすぐこうなって、そこまで行って…とか…。ちょっと女性の気持ちが分かったというか、普段は少年漫画とかを読むことが多いので、全然違った感覚で、完全には分からないけど、女性がこれを読む感覚を知れたような感覚でした。

― スイスイ読めましたか?

小越:少年漫画と比べると全然感覚は違いましたが、「コーヒー&バニラ」は案外さらっと読めたかもしれないです。ただやっぱり、見ながら手で顔を抑えてしまうような感じはありましたね。もう、どんだけキスするの!?そんなキスする!?というのは正直思いました(笑)。

黒羽:1話に1回くらいそういうシーンがあるもんね(笑)。

小越:でもこれはキュンキュンするよな~と思いましたね。

濱正悟 (C)モデルプレス
濱:僕も正直、少女漫画をあまり読んだことがなかったので、凄く新鮮な感覚で読めました。読んでいてニヤニヤしちゃいましたね。頬がゆるむというか、それこそ少年誌とかにはない、甘々な感じで、ドラマでどこまで見られるんだろうという楽しみがありました。雪をやらせていただくということでそれも意識しながら読んだのですが、あまり感情の起伏がないのでどうやって表現すればいいだろうというのは考えましたね。他のみなさんの役柄もかっこいいです。阿久津となつきの関係も結構好きですね。

黒羽:頑張ります(笑)。

濱:別冊の「コーヒー&バニラ black」も結構じっくり読んでしまって、少女漫画にハマってしまったのかな。楽しく読めました。

一同:(笑)。

― 阿久津も意外と一途な部分がありますよね。

黒羽:そうですね。ただ色んな女性に手を出して遊んでいるわけではないですよね。社長になれる力のある男ですからね。

― そういう意味では小越さん演じる学生の吉木は不利かも?

黒羽:そんなことないよねえ!

小越:僕が演じるのは20歳の学生ですけど、みなさんは30歳くらいの大人の男性なので、その年の差もありますもんね。大人の余裕には勝てないですよね(笑)。それ知っちゃったら、女の人ってなかなか同級生とかに行けなくない?

黒羽:やっぱり女性って、年上の男性に憧れる傾向ありますよね。

小越:それにお金持ってるだけじゃないですからね。人もよくってとなってくると…。

黒羽:全てを兼ね備えているしね。

濱:僕も歳上の男性は素敵だなと思います。余裕があるなと。

一同:(笑)。

“パーフェクト人間”深見について

黒羽麻璃央 (C)モデルプレス
― お3人は深見についてはどう感じていますか?

黒羽:パーフェクト人間ですよね。

― 正直、完璧すぎて同性として恨めしく思う部分とかはないですか?

黒羽:そんな風に思えるスキも無いですね。スマートだし、余裕があるし、何をさせても絵になるというか、いいな~っていう。憧れのボーダーラインを完全に超えている感じです。

小越:ずるいですよね。勝てないですよ。吉木が深見に「勝てねーな」みたいに言うセリフがあって、本当にその通りですよね。何とか、どうにかしようとしても、そのスキがないというか。余裕もあるし、恨めしくも思えないですね。

黒羽:嫌な部分が無いからね。

小越:そうですね。なんか気に触るな、みたいな部分が無いですよね。

黒羽:もうめちゃくちゃ息が臭いとかそういうことでもないとね…そういう設定で行きます?

一同:爆笑。

濱:僕にとっては本当に神のような存在ですね。秘書の雪という立場からもそうですが、最後に何かが起こるんじゃないかという時に、必ず深見さんが何かやってくれるんですよね。そういう部分で信頼感がありますし、あとはセクシーさが凄いなって。男性として憧れますね。

― 小越さんは桜田さんと舞台「サイケデリック・ペイン」で一度共演されていますが、深見を桜田さんが演じることはどうですか?

小越勇輝 (C)モデルプレス
小越:凄く楽しみです。前に一緒にやらせていただいたのはもう4年位前ですし、「サイケデリック・ペイン」では仲が良い役だったので、また絡めるのがとても楽しみですね。

やっぱりリサは理想の女性?

― リサについてはどう思いますか?

黒羽:見ている方はやっぱりリサに感情移入するのかな?この作品が凄くスピード感が速いということもありますが、逆に肝が座っているなというのは思います。突然現れた人とすぐ恋に落ちて…みたいなのは、決断力がありますよね。でも、衝撃の恋ってそういうことなんでしょうね。

濱:僕は「こんなにいい人がいるのか」という感じです。深見がリサを助けた時とかに「ほんとお前ってやつは」みたいに言うのですが、たまに抜けている部分も含めて、周りに愛されるというか。あまり周囲にはいないタイプだなと思います。

小越勇輝、福原遥/「コーヒー&バニラ」第2話より(写真提供:MBS)
小越:すごく真っ直ぐなところ、そして内側では不安になっちゃったりするところは凄く可愛らしいなと思います。みんなそうですけど、特に女性が内でどう思っているかというのはなかなか想像しても想像しきれないです。それが現実的かどうかはわからないですけど、リサのそういう感情を見た時に、愛おしいというか守ってあげたいなという感情になりました。

― ああいう女の子は惹かれますか?

黒羽:守ってあげなきゃいけないというのは、本能的に働くんでしょうね。小動物系女子!

黒羽麻璃央&小越勇輝&濱正悟、撮影に意気込み

福原遥、小越勇輝/「コーヒー&バニラ」第2話より(写真提供:MBS)
― 今後作品に対して期待してることを教えてください。

黒羽:もちろん深見がかっこいい場面が凄く多いですけど、阿久津みたいな男性もいいと思ってもらえたら嬉しいなと思っています。俺様な感じとか、ちょっと癖になる感じというか、一癖も二癖もあって中毒性のあるような人間を演じて、ドラマはドラマ版で楽しんでもらえるように頑張ります。

― 黒羽さん自身の中に俺様感はあるんですか?

黒羽:無いです!無いです無いです!無縁で生きてきました。

一同:(笑)

小越:どんな風にこの作品がドラマになって作品として届くのかというのがまだ想像しきれていないのですが、ただ、原作を読んだときに自分もそうだったように、わくわくドキドキするような感覚が凄くあると思うので、ドラマでもそれが伝わればと思います。時間帯も深夜ですし、見てくださる皆さんの疲れが吹っ飛ぶような、忘れていたようなドキドキ感を思い起こさせられる作品になればいいですね。

― 逆に興奮してしまいそうですが(笑)。

小越:興奮して寝られなくなっちゃうかな(笑)。

黒羽:じゃあ昼間に改めて見ましょう(笑)。

濱:僕はガッツリ原作のあるものを自分がやるのは初めてなので、原作も大切にしつつ、ドラマならではの良さというものも出せるように一生懸命頑張りたいなという所存です。漫画があるからそれに頼れる部分もあるけど、良くできるかなという不安もあります。頑張りたいですね。

濱正悟 (C)モデルプレス
― 最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

黒羽:深見さんに負けません!

一同:(笑)。

小越:また違うやつ出てきたな、また面白いやつ出てきたなと思ってもらえるように頑張りたいと思います。

濱:社長サポートしつつ、雪の良いところを出していけたらなと思います。

(modelpress編集部)

黒羽麻璃央(くろば・まりお)プロフィール

生年月日:1993年7月6日
出身地:宮城県
身長:180cm
第23回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにて準グランプリを受賞。ミュージカル『テニスの王子様 2nd』では青学・菊丸英二役、ミュージカル『刀剣乱舞』では三日月宗近役として活躍。ミュージカルのみならず、映画、ドラマ、バラエティ番組でも活躍している。

小越勇輝(おごえ・ゆうき)プロフィール

生年月日:1994年4月8日
出身地:東京都
身長:身長168cm
2011年から2014年まで、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン全公演で主人公・越前リョーマ役を演じた。近年はドラマ・映画にも多数出演。

濱正悟(はま・しょうご)プロフィール

生年月日:1994年8月22日
出身地:東京都
身長:180cm
2015年、オーディションBoys Award Auditionで特別賞を受賞しデビュー。同年、TBSドラマ「下町ロケット」や舞台「ダルマ」で活躍し、雑誌「smart」ではモデルを務めた。
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