西山喜久恵アナ“5つの法則”ヘアメイク・ファッション・会話術…【「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載】
2019.05.01 17:00
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「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載『女子アナの“素”っぴん』―――― Vol.35~36は1992年入社の西山喜久恵(にしやまきくえ・49)アナウンサー。
「才色兼備」と呼ばれる彼女たちも1人の女性。テレビ画面から離れたところでは、失敗して泣いていたり、悔しくて眠れなかったり、自分の居場所に悩んでいたり…。それでも気持ちを落ち着かせて、どうしたら視聴者に楽しんでもらえるのか、不快感を与えないのか、きちんと物事を伝えられるのか、そんなことを考えながら必死に努力をしている。本連載ではテレビには映らない女性アナの“素”(=等身大の姿)を2本のインタビューで見せていく。
――――お仕事について語った前編(Vol.35)に引き続き、後編(Vol.36)では私生活も含めた西山アナの“素”っぴんをお届けする。
西山アナ:かれこれ28年前に新人研修のメイク講座をやっていただいた時に、講師の方から「失礼のないようにできる限り薄く付けていきなさい」と言われたことを今も守っています。
アナウンス室でメイクが早い順番で言うと、佐々木恭子アナ、島田彩夏アナ、次に私。「塗った!はい、終わり!」みたいな感じなので、「え、喜久さんそれでいいんですか?」とよくメイク室で言われています(笑)。多分必要最小限しかやっていないのでしょうね。
― それはやはり元のお肌がキレイだからこそだと思うんですが、スキンケアで何か気をつけていることはありますか?
西山アナ:これがまた、あんまりやってないんですよ。
― そんなふうには見えません!
西山アナ:メイクさんにも本当によく怒られるのですが、仕事のある時は会社でメイクするので、まず会社にメイクはしていかないんですね。その時に私、日焼け止めも塗らないんですよ。するとメイクさんに「喜久さん日焼け止めも塗ってないの?信じられない!」ってすごく怒られるんですが「ごめんねー」とか言いながらごまかしています(笑)。
最近はやっぱりシミも増えてきちゃって、ああこういうことかと。本当にズボラなんです。これは直りませんね。あとは保湿でしょうか。お風呂上がりに、化粧水をたっぷり塗るぐらいはしています。
― 肌トラブルも少ないタイプですか?
西山アナ:あんまりないですけど、やっぱり冬場は乾燥するので、その時はちょっと頑張ってペタペタとやっています(笑)。
― 髪型についてもお聞きしたいです。ショートカットの印象が強いんですが、何か理由があるんでしょうか。
西山アナ:長い時も何度かあったんですが、もうシンプルに時間がない(笑)。1日が終わって自分がお風呂に入る時にはもう疲れ切っていて、そこで長い髪をシャンプーするというのはもう無理ですね。
― (笑)。短いと乾かすのも楽ですよね。
西山アナ:すごい楽です。
― 今のショートカットのこだわりがあれば教えて下さい。
西山アナ:そんなにはないですけど、髪の毛が多いので重たくならないようには気をつけています。
― 先ほどズボラというお話がありましたが、ヘアケアもあんまりされないですか?
西山アナ:そうですね。シャンプーをした後にオイルを付けてドライヤーをした方がいいよと言われたのですが、オイルが置いたままになっています(笑)。これもまた怒られちゃうでしょうね。
西山アナ:20年以上前からもうずっと同じスタイリストさんにお願いしています。私は結構シンプルなものが好きなのですが、それも理解してくださっているので、持ってきてもらったものを着る感じですね。
― 何パターンから選ぶとかでもなく?
西山アナ:ほとんどないですね。私の好みやサイズもすごく理解してくれているので、本当に信頼しています。
― アクセサリーに関して気をつけていることはありますか?
西山アナ:シンプルなものがいいですね。やっぱりマイクを付けるので、あんまり胸元にジャラジャラ付いていると気になってしまって。
― オフはどんなスタイルが多いですか?
西山アナ:オフはもうジーパンにTシャツとかカジュアルな格好が多いです。今は自分の服を買う時間もないですけど、欲求もないんですよ。
― 自分のものよりお子さんのものへ?
西山アナ:やっぱりそうなっちゃいますね。最近は娘も私の背丈と同じぐらいになってきたので、「もうちょっと大きくなったらママのお洋服と同じところを見に行こうかなー」なんて言っていました。
― 可愛いですね。
西山アナ:そんなことを言われてちょっとドキドキしちゃいましたよ。勉強しないと(笑)。
西山アナ:子どもがスイミングをやっている影響で、私も週2回ほど泳いでいます。泳ぐようになってから結構体調が良いです。
― 以前から水泳は得意だったんですか?
西山アナ:習っていたわけではないですけど、学校の水泳教室はすごく好きでした。本格的にやり始めたのが45歳くらいからなんですが、今はバタフライもいけます。
― すごいですね!食事面で気をつけていることはありますか?
西山アナ:お野菜やビタミンはしっかり取るようにしています。あとはやっぱりタンパク質やミネラルも必要ですし、バランスは心がけていますね。子どもにバランス良く全部を食べさせたいと思うと、自ずと自分の食事も整うようになりました。
― お子さんが生まれる前から身体は強い方だったんですか?
西山アナ:いえ。昔の方が忙しかったのもありますし、そんなに体を動かす時間もなかったので、昔の方が体力なかったかな。「もう無理!」という時はよく熱を出したりしていましたね。今は風邪を引いてもわりとすぐ治りますし、多分ここ最近の方が元気だと思います。
西山アナ:あまり無理をしないということでしょうか。あとは、どうせその話をするんだったら面白くした方がいいな、というのはあったりしますよね。バラエティな性格が出てきてしまって、「お、今これをこう言ったら面白いかも」とか、そういうのがちょっと頭をよぎるんです(笑)。
― それはアナウンサーになる前から?
西山アナ:いえ。私が新人の頃、福井謙二さんと城ヶ崎祐子さんという大先輩の会話をよくアナウンス室で聞いていたんですが、まあ面白いんですよ。私もそうなりたいと漠然と思っていましたし、それが今できているかどうかはわからないですけど、例えばアナウンス室内で皆と喋る時に、こう言った方が面白いだろうなとか、この子はこういうふうにいじった方が面白いだろうなと考えて話していますね。
― 西山さんはタモリさんなど大御所の方と共演されることも多かったと思いますが、そういった緊張する場面はどう乗り越えていますか?
西山アナ:緊張はするんですけど、必ず素敵だなと感じる部分があるので、それを見逃さないようにしようと思っています。タモリさんもいい加減にやっているように見えますが(笑)、場を変える上手さを持っている方。そんなすごい人が自分の目の前というか横にいるので、ちょっとでも見逃すまい!みたいな。貴重な時間ですね。
西山アナ:柴犬オタクですかね。飼っていたというのもあるんですけど、「きょうのわんこ」もやっているので。
― 今も飼っているんですか?
西山アナ:16年ほどいたんですが、ちょうど去年の11月に亡くなってしまいました。
― そうだったんですね。なかなかすぐ新しい子を迎えるというのも心情的に難しいですよね。
西山アナ:そうですね。そう思っていたのですが、もう1匹飼ってもいいのかなとやっと思えるようになってきました。
― 「きょうのわんこ」も長く続けられていますが、振り返ってみて印象的だった回はありますか?
西山アナ:何回か話したことがあるんですが、石鹸を勢いよく背中にこすりつけて、床にその石鹸を置くと臭いを嗅いで恍惚の表情を浮かべた犬がいたんです。それがあまりに面白くて、何回やっても笑ってしまって録音できなかったんですよ。これは無理だと思ったので、最後はもう見ないで録音しました(笑)。
― 「きょうのわんこ」を続けていて良かったと思うことはありますか?
西山アナ:こんなに長く続けさせていただくとは思ってもいませんでした。今ももっとナレーションが上手くなりたいと思えるきっかけになっているし、出会いに感謝ですね。スタッフさんもディレクターさんもずっと変わらず同じ方とやっているので、3人で「死ぬまでやろうね」と言っています(笑)。この間も「俺たちがよぼよぼになっても、喜久ちゃんがよぼよぼになってもやろう」と言われて、「わかりました!」と答えました。一生のお仕事に出会うことができたことはすごくありがたいですね。
西山アナ:めざましどようび新コーナー「今週の久慈さん!」楽しみにしています。普段見せない格好良い久慈アナの写真も期待していますね!
(modelpress編集部)
<担当番組>
めざましどようび
めざましテレビ「きょうのわんこ」(月~金)ナレーション
入社8年目の竹内友佳と三田友梨佳アナウンサーを筆頭に、後輩アナウンサー全員が参加し、総勢17人が登場。フジテレビアナウンサーをより身近に感じられる内容になった。
仕様:A3変型判(縦425mm×横300mm)/縦型・壁掛けタイプ/オールカラー13ページ
販売場所:全国書店、「フジテレビショップ」ほかで2018年10月1日より販売中。
――――お仕事について語った前編(Vol.35)に引き続き、後編(Vol.36)では私生活も含めた西山アナの“素”っぴんをお届けする。
<1>西山喜久恵アナ“ヘアメイク”
― まずはメイクで心がけていることから教えてください。西山アナ:かれこれ28年前に新人研修のメイク講座をやっていただいた時に、講師の方から「失礼のないようにできる限り薄く付けていきなさい」と言われたことを今も守っています。
アナウンス室でメイクが早い順番で言うと、佐々木恭子アナ、島田彩夏アナ、次に私。「塗った!はい、終わり!」みたいな感じなので、「え、喜久さんそれでいいんですか?」とよくメイク室で言われています(笑)。多分必要最小限しかやっていないのでしょうね。
― それはやはり元のお肌がキレイだからこそだと思うんですが、スキンケアで何か気をつけていることはありますか?
西山アナ:これがまた、あんまりやってないんですよ。
― そんなふうには見えません!
西山アナ:メイクさんにも本当によく怒られるのですが、仕事のある時は会社でメイクするので、まず会社にメイクはしていかないんですね。その時に私、日焼け止めも塗らないんですよ。するとメイクさんに「喜久さん日焼け止めも塗ってないの?信じられない!」ってすごく怒られるんですが「ごめんねー」とか言いながらごまかしています(笑)。
最近はやっぱりシミも増えてきちゃって、ああこういうことかと。本当にズボラなんです。これは直りませんね。あとは保湿でしょうか。お風呂上がりに、化粧水をたっぷり塗るぐらいはしています。
― 肌トラブルも少ないタイプですか?
西山アナ:あんまりないですけど、やっぱり冬場は乾燥するので、その時はちょっと頑張ってペタペタとやっています(笑)。
― 髪型についてもお聞きしたいです。ショートカットの印象が強いんですが、何か理由があるんでしょうか。
西山アナ:長い時も何度かあったんですが、もうシンプルに時間がない(笑)。1日が終わって自分がお風呂に入る時にはもう疲れ切っていて、そこで長い髪をシャンプーするというのはもう無理ですね。
― (笑)。短いと乾かすのも楽ですよね。
西山アナ:すごい楽です。
― 今のショートカットのこだわりがあれば教えて下さい。
西山アナ:そんなにはないですけど、髪の毛が多いので重たくならないようには気をつけています。
― 先ほどズボラというお話がありましたが、ヘアケアもあんまりされないですか?
西山アナ:そうですね。シャンプーをした後にオイルを付けてドライヤーをした方がいいよと言われたのですが、オイルが置いたままになっています(笑)。これもまた怒られちゃうでしょうね。
<2>西山アナ“ファッション”
― お仕事の時のファッションのこだわりを教えて下さい。西山アナ:20年以上前からもうずっと同じスタイリストさんにお願いしています。私は結構シンプルなものが好きなのですが、それも理解してくださっているので、持ってきてもらったものを着る感じですね。
― 何パターンから選ぶとかでもなく?
西山アナ:ほとんどないですね。私の好みやサイズもすごく理解してくれているので、本当に信頼しています。
― アクセサリーに関して気をつけていることはありますか?
西山アナ:シンプルなものがいいですね。やっぱりマイクを付けるので、あんまり胸元にジャラジャラ付いていると気になってしまって。
― オフはどんなスタイルが多いですか?
西山アナ:オフはもうジーパンにTシャツとかカジュアルな格好が多いです。今は自分の服を買う時間もないですけど、欲求もないんですよ。
― 自分のものよりお子さんのものへ?
西山アナ:やっぱりそうなっちゃいますね。最近は娘も私の背丈と同じぐらいになってきたので、「もうちょっと大きくなったらママのお洋服と同じところを見に行こうかなー」なんて言っていました。
― 可愛いですね。
西山アナ:そんなことを言われてちょっとドキドキしちゃいましたよ。勉強しないと(笑)。
<3>西山アナ“体調管理”
― 続いては体調管理について伺いたいと思います。西山さんが心がけている健康法があれば教えて下さい。西山アナ:子どもがスイミングをやっている影響で、私も週2回ほど泳いでいます。泳ぐようになってから結構体調が良いです。
― 以前から水泳は得意だったんですか?
西山アナ:習っていたわけではないですけど、学校の水泳教室はすごく好きでした。本格的にやり始めたのが45歳くらいからなんですが、今はバタフライもいけます。
― すごいですね!食事面で気をつけていることはありますか?
西山アナ:お野菜やビタミンはしっかり取るようにしています。あとはやっぱりタンパク質やミネラルも必要ですし、バランスは心がけていますね。子どもにバランス良く全部を食べさせたいと思うと、自ずと自分の食事も整うようになりました。
― お子さんが生まれる前から身体は強い方だったんですか?
西山アナ:いえ。昔の方が忙しかったのもありますし、そんなに体を動かす時間もなかったので、昔の方が体力なかったかな。「もう無理!」という時はよく熱を出したりしていましたね。今は風邪を引いてもわりとすぐ治りますし、多分ここ最近の方が元気だと思います。
<4>西山アナ“会話術”
― 人と話す時はどのようなことを大切にしていますか?西山アナ:あまり無理をしないということでしょうか。あとは、どうせその話をするんだったら面白くした方がいいな、というのはあったりしますよね。バラエティな性格が出てきてしまって、「お、今これをこう言ったら面白いかも」とか、そういうのがちょっと頭をよぎるんです(笑)。
― それはアナウンサーになる前から?
西山アナ:いえ。私が新人の頃、福井謙二さんと城ヶ崎祐子さんという大先輩の会話をよくアナウンス室で聞いていたんですが、まあ面白いんですよ。私もそうなりたいと漠然と思っていましたし、それが今できているかどうかはわからないですけど、例えばアナウンス室内で皆と喋る時に、こう言った方が面白いだろうなとか、この子はこういうふうにいじった方が面白いだろうなと考えて話していますね。
― 西山さんはタモリさんなど大御所の方と共演されることも多かったと思いますが、そういった緊張する場面はどう乗り越えていますか?
西山アナ:緊張はするんですけど、必ず素敵だなと感じる部分があるので、それを見逃さないようにしようと思っています。タモリさんもいい加減にやっているように見えますが(笑)、場を変える上手さを持っている方。そんなすごい人が自分の目の前というか横にいるので、ちょっとでも見逃すまい!みたいな。貴重な時間ですね。
<5>西山アナ“○○オタク”
― では最後の質問です。西山アナは何オタクですか?西山アナ:柴犬オタクですかね。飼っていたというのもあるんですけど、「きょうのわんこ」もやっているので。
― 今も飼っているんですか?
西山アナ:16年ほどいたんですが、ちょうど去年の11月に亡くなってしまいました。
― そうだったんですね。なかなかすぐ新しい子を迎えるというのも心情的に難しいですよね。
西山アナ:そうですね。そう思っていたのですが、もう1匹飼ってもいいのかなとやっと思えるようになってきました。
― 「きょうのわんこ」も長く続けられていますが、振り返ってみて印象的だった回はありますか?
西山アナ:何回か話したことがあるんですが、石鹸を勢いよく背中にこすりつけて、床にその石鹸を置くと臭いを嗅いで恍惚の表情を浮かべた犬がいたんです。それがあまりに面白くて、何回やっても笑ってしまって録音できなかったんですよ。これは無理だと思ったので、最後はもう見ないで録音しました(笑)。
― 「きょうのわんこ」を続けていて良かったと思うことはありますか?
西山アナ:こんなに長く続けさせていただくとは思ってもいませんでした。今ももっとナレーションが上手くなりたいと思えるきっかけになっているし、出会いに感謝ですね。スタッフさんもディレクターさんもずっと変わらず同じ方とやっているので、3人で「死ぬまでやろうね」と言っています(笑)。この間も「俺たちがよぼよぼになっても、喜久ちゃんがよぼよぼになってもやろう」と言われて、「わかりました!」と答えました。一生のお仕事に出会うことができたことはすごくありがたいですね。
西山アナが明かす久慈アナの“素”っぴん
― 西山さんから連載のバトンを引き継ぐ20人目のアナウンサーは、2017年入社の久慈暁子(くじあきこ・24)アナです。西山アナ:めざましどようび新コーナー「今週の久慈さん!」楽しみにしています。普段見せない格好良い久慈アナの写真も期待していますね!
(modelpress編集部)
西山喜久恵(にしやま・きくえ)プロフィール
生年月日:1969年6月22日/出身地:広島県/出身大学:上智大学/血液型:AB型/入社年:1992年<担当番組>
めざましどようび
めざましテレビ「きょうのわんこ」(月~金)ナレーション
「フジテレビ女性アナウンサーカレンダー2019-OUR SEASONS-」
昨年に続き、新美有加アナを中心としたフジテレビアナウンサー室が完全プロデュースし、各月の季節感を色濃く反映しながら日常生活の一場面を切り取った写真は、普段テレビには映らないアナウンサーの素顔が盛りだくさん。入社8年目の竹内友佳と三田友梨佳アナウンサーを筆頭に、後輩アナウンサー全員が参加し、総勢17人が登場。フジテレビアナウンサーをより身近に感じられる内容になった。
仕様:A3変型判(縦425mm×横300mm)/縦型・壁掛けタイプ/オールカラー13ページ
販売場所:全国書店、「フジテレビショップ」ほかで2018年10月1日より販売中。
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