モデルプレスのインタビューに応じた堀未央奈 (C)モデルプレス

乃木坂46堀未央奈、先輩メンバーの卒業に本音「独特な立ち位置」“2期生”としての覚悟・グループの未来への思い<「今が思い出になるまで」インタビュー>

2019.04.10 17:00

乃木坂46が4月17日に4thアルバム「今が思い出になるまで」をリリース。TYPE-Bに収録されるユニット曲「ゴルゴンゾーラ」を歌う堀未央奈(ほり・みおな/22)が、モデルプレスのインタビューに応じた。先輩の卒業が続く中で感じるグループへの思いとは―――。「乃木坂46 真夏の全国ツアー 2018」裏話や恋愛観、人付き合いの極意まで、たっぷりお届け。

  

堀未央奈、ユニット曲「ゴルゴンゾーラ」の恋愛観に共感

― 4枚目のアルバム「今が思い出になるまで」が発売されますが、特に思い入れが強い曲はありますか?

堀:今回新しく収録される「ゴルゴンゾーラ」という曲です。私と、(北野)日奈子と、(渡辺)みり愛の2期生3人で歌っています。3人で歌うのも初めてですし、歌詞がすごく面白くて!「私はみんなの人気者よりも、ちょっとクセのある変わった人が好きだよ。そういう恋愛じゃないとつまらないでしょ?」という、あまり王道の恋愛曲ではない歌詞ですが、歌詞と違って爽やかな曲調になっていたので、曲自体は王道。“アイドルっぽい”パフォーマンスになるんじゃないかなと思うので、3人で「今後ツアーとかで披露するのが楽しみだね」と話しています。

― 北野日奈子さんと渡辺みり愛さんとの初ユニットは、いかがですか?

堀:日奈子とは同い年で、みり愛とはプライベートでも仲が良くて、楽屋でも3人で一緒にいることが多いので、嬉しかったです!パフォーマンスも、3人でこだわってやっていきたいと思います。歌詞が個性的だから、クセがありつつも、爽やかで夏っぽい曲にしたいですね。

― 堀さんは、歌詞に出てくるようなクセのある人について、どう思いますか?

堀:みんなが好きな普通のチーズじゃなくて、ゴルゴンゾーラみたいな人ということですよね。占いでは、私のタイプはかっこいいと可愛いが共存している人と出てきました(笑)。男らしいところもあるけれど、お茶目なところもあるというギャップや、少し変わった趣味を持っていたり、ド天然だったり…そういうクセがあったほうが、面白みがあるんじゃないかなと思います。私も、ファンの方に「クセがあっても好きだよ」と思ってもらえたら嬉しいです。

― アルバムの中で、1番お気に入りの曲は何ですか?

堀:日奈子がセンターの「日常」は、ダンスもめちゃくちゃかっこよくて、歌詞も「流されるのは嫌だ」「レールの上はつまらない」など、少し反抗的でもあるけれど、力強い歌詞で好きです。私も、やりたいと思ったことはやるし、自分の意見もしっかりと持っていたいタイプなので、自分から何かを探していきたいと思うような歌詞に共感できる。可愛い世界観の曲も大好きですが、ライブではダンスもがっつり踊りたいので、「一緒に踊りたい!いつか歌ってみたい!」と思う曲ですね。

堀未央奈 (C)モデルプレス

堀未央奈「実はこの時高熱が…」“ジコチュープロデュース”裏話明かす

― 特典には「乃木坂46 真夏の全国ツアー 2018」で披露されたメンバープロデュースの「ジコチューユニットコーナー」が収録されていますね。

堀:そうなんです。私がプロデュースさせていただいた福岡公演の「シークレットグラフィティー」は、この楽曲をプロデュースしたいという単純な理由と、レトロな格好がしたいということでコンセプトを決めました。「ポニーテール」という歌詞があるので、福岡公演のためだけにエクステをつけて、ロングヘアにしました。

― そうなんですか!すごい!

堀:愛知公演の「空気感」では、大園桃子、佐藤楓、山崎怜奈の4人で私服衣装を着て、ハートの風船を持ったオリジナルパフォーマンスを披露しました。デートをしている気分になれるパフォーマンスにしたかったので、私が全員に似合う服を提案して、モニターには、メンバーのプロフィールが出るように作っていただいたんです。本当に私がやりたいプロデュースを詰め込んだのですが、実はこの時高熱が出てしまって…。パフォーマンスの瞬間をあまり覚えていないんですよね(苦笑い)。でもすごく楽しかったし、やってくれたメンバーにも「本当に嬉しかったです」と言ってもらえたので、こういうプロデュースを、これからもどんどんやっていきたいなと思いました。

― こだわりが詰まったステージだったんですね。ほかのメンバーのプロデュースで、好きなパフォーマンスはありましたか?

堀:どれも好きだな~!大阪公演で、鈴木絢音ちゃんがセンターの「Against」に参加させていただきましたが、ダンスが難しかったので、印象に残っています。先輩方も「ダンスが大変」と言っていた曲なのに、振り入れの練習時間もあまりなかったので、1人で残って練習するくらい苦戦しました。でも「Against」は1期生の曲なので、2期生の私が披露する機会があって嬉しかったです。

― 可愛らしい堀さんも、かっこいい堀さんも、両方堪能できるのですね!

堀:はい!大きいスクリーンで見て、楽しんでもらいたいです。

堀未央奈、先輩の卒業は「寂しい」今後のグループへの思いは?

― アルバムには、西野七瀬さんの「つづく」や衛藤美彩さんの「もし君がいなければ」と、卒業されたメンバーのソロ曲も入っていますね。

堀:秋元(康)さんが、卒業する西野さんや衛藤さんに向けて書いたような、素敵な詞ですよね。ライブで、その歌詞を噛み締めて、涙をこらえながら歌っている姿を見ると、“卒業”ということを覚悟してステージに立っている人にしかわからない感情があるんだろうなと思いました。

― 先輩の卒業は寂しいですか?

堀:寂しいです。ずっと乃木坂46をテレビで見てきて、「入りたい!」と思ってグループに加入して、先輩の背中を見ながら自分も必死になって活動しているので、目標としていた憧れの人がいなくなってしまうのは、寂しいし、不安もありますね。これからは、自分が影響を与える立場になって、「乃木坂46に入りたいな」というきっかけになれるように頑張らなくちゃいけない時なんだなと、感じています。

― 西野さんや衛藤さんが卒業されて、堀さんが次世代の乃木坂46を引っ張る存在になっていくと思います。「真夏の全国ツアー2019」も控えていますが、意気込みや、これまでとは違った想いはありますか?

堀:そうですね。先輩方を見ていると、パフォーマンスもすごく揃っているし、曲にかける想いがすごく伝わってくるんです。なので、1期生の方が卒業しても、パフォーマンスの質を落としたくない。「卒業メンバーのほうが良かった」と思う方もたくさんいると思いますが、やはり悔しいし、ファンの方に披露するからには「頑張っていたね」「新しい乃木坂46も素敵だよ」と言っていただきたいので、全員で協力して質を上げていきたいですね。さらに「乃木坂46良いな」と言ってもらえるように、工夫をしていかなくてはならないと思います。

― 「これからの乃木坂46を引っ張っていく」という気持ちは強いですか?

堀:私は、先輩も後輩もいる“2期生”という、両者の気持ちがわかる独特な立ち位置なので、引っ張っていくというよりは、そっと誰かの手助けができたら良いかな。中間がしっかりしていたら、グループとしてずっとまとまっていられるんじゃないかなと思います。

堀未央奈 (C)モデルプレス

堀未央奈「壁を作らないように」人付き合いの極意明かす

― 堀さんは、坂道グループ以外にも、AKB48グループの方とも交流が深い印象です。

堀:そうですね。歌番組などで共演した時に、「ずっと見ていました」とか「ファンです」と言っていただいたり、共通の話題があって仲良くなったりします。人見知りなので、あまり自分からは話しかけられませんが、「仲良くなりたい」と話しかけてくれる方には、グループ関係なく、壁を作らないようにしています。

― 堀さんは、すごくコミュニケーション能力のある方だと思っていたのですが、人見知りなんですね!

堀:そうなんです(笑)。自分から話しかけたのは、松井玲奈さんくらい。人に対して、警戒心を必要以上に持ちすぎないということを心がけているので、話しかけてくだされば、誰とでも仲良くできると思います!

― 最近どなたかと頻繁に連絡をとっていたり、遊んだりしましたか?

堀:乃木坂46のメンバーの中では、特に2期生がすごく仲良しですね。寺田蘭世、渡辺みり愛、鈴木絢音とかと「みんなでカラオケに行って、たくさん乃木坂46の曲を歌おう」という話や、「予定が合えば旅行に行きたいね」と約束しています!

堀未央奈の夢を叶える秘訣

堀未央奈 (C)モデルプレス
― 堀さんが今思う、夢を叶える秘訣を教えてください。

堀:私は、自分の意思で乃木坂46に入って、活動をする中でいろんな夢を見つけて、実現させていただいているので、大変だなと思うことがあっても、自分が本当にやりたいことだから頑張れます。あとは、根拠がなくても「自分は大丈夫。できる!」と思って取り組むと、自信がないまま取り組むよりも、次に繋がると思うので、謎の自信を持つことを大事にしていますね。

恐れずに、自分を信じる。何か目標があって、毎日の生活でも意識すれば、自然と身になることをしようという気持ちになるはずなので、まずは自分を信じて自信を持つことが大事だと思います。

― ありがとうございました。

美しさの秘訣や、メイクのこだわりなどに迫ったインタビューは後日配信予定。お楽しみに!(modelpress編集部)

堀未央奈(ほり・みおな)プロフィール

1996年10月15日、岐阜県生まれ。身長160cm。O型。乃木坂46の2期生。加入後8ヵ月という驚異的なスピードで7thシングル「バレッタ」で初選抜・初センターを務めた。2017年には、女性ファッション誌「ar」のレギュラーモデルに抜てき。同年1stソロ写真集「君らしさ」(主婦と生活社)を発売した。2019年は、映画初出演にして初主演を務める「ホットギミック」(6月28日公開)の公開も控える。愛称は堀ちゃん、みおな。

乃木坂46 4thアルバム「今が思い出になるまで」

乃木坂46(提供写真)
乃木坂46の4thアルバム「今が思い出になるまで」は、全4形態。選抜メンバーのアルバム共通リード曲「ありがちな恋愛」のほか、堀も所属するユニットの「ゴルゴンゾーラ」、ドラマ「ザンビ」で話題となった「もうすぐ~ザンビ伝説~」、収録初参加となった4期生楽曲「キスの手裏剣」などがそれぞれ収録される。

初回生産限定盤は豪華三方背デジパック仕様で、CDに加えて2018年から2019年にかけてグループを卒業していったメンバーの、乃木坂46として最後にパフォーマンスをした楽曲を集めたライブ特選集「Last Songs」を収録したBlu-rayと、豪華フォトブックレットが特典に。初回仕様限定盤Type-A・Bには、メンバー自身が企画と構成を考えた「真夏の全国ツアー2018」の人気コーナー「ジコチュープロデュース」を収録したBlu-rayが同封。また、初回生産限定盤、初回仕様限定盤には、乃木坂46のアルバムの特典としては初めてとなる、生写真が封入される。
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