丸山礼、芸人とYouTuber両立で若者から支持 幼少期のコンプレックス、デビュー当時の苦悩乗り越え独自路線へ<モデルプレスインタビュー>
2019.03.23 12:00
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ものまねタレント・丸山礼(まるやま・れい/21)。養成所卒業と同時に芸歴0ヶ月で『PON!』の曜日レギュラーに起用され、ロバート・秋山竜次のネタで一躍人気者となった彼女。しかし、もともと自分が芸人になるとは思っていなかったのだという。インタビュー中、女子らしからぬ振り切ったものまねを繰り出しつつ、「目標はファッションショーに出ること」とオシャレで流行りに敏感な一面も覗かせる。彼女が芸人になった深い理由、そしてこれから目指すものとは?
ロバート秋山に似ているというインパクト大の芸風で、人々に知られるようになった丸山。最近ではYouTube動画に力を入れており、韓国のモッパン(食べ物を食べる動画)を真似した動画や、女優・土屋太鳳のものまねも好評だ。また絶妙な表現力で繰り広げる「バイトあるある」は、コマーシャルにもなり大きな話題に。
根っからのお笑い気質なのかと思いきや、彼女のInstagramを見ると分かるように、交友関係はファッション業界の人物やモデル・女優が多い。そして夢を尋ねると、ファッションの祭典「東京ガールズコレクション(TGC)に出たい」と話す。
「あそこの場に立って大声援を浴びたい。ランウェイを歩きたいんですよ。もともとファッションイベントが大好きで、取材で行けた時は1人で叫んでます(笑)。裏でケータリング食べながら『お腹出ちゃうよ~こんなの食べたら~』って言いたい(笑)。まだそれに見合うまでの売れ方をしてないと思うけど、憧れですね」。
なぜ彼女は、“芸人“の道を選んだのか?
丸山:私はもともと芸人になりたかったわけではないんです。保健室の先生になりたくて。
― 保健室の先生?
丸山:小さい頃、小学生くらいの時は、家計がすごく苦しくて、ズドーンと落ち込むことが何度もあったんです。貧乏コンプレックスが強くて、周りの子とかともすごく比べちゃうんですよね。このにぎやかな性格を良く思わない人も多くて「うるさい」とよく言われたり、クラスの子とも馴染めなくて「学校行きたくない」と思っていた時があって、そういう時はいつも保健室に行っていました。「私はなんでこんな普通じゃないんだろう」と思っていたけど、そこで先生が「そんなに落ち込む必要ない。自分のいいところをどんどん伸ばして行きなさい」と言ってくれて、その言葉にとても救われたんですね。自分が小さい時に助けてくれた存在にすごく憧れて、「私もそうなりたいな」と思っていました。元気のない子たちを、私のおしゃべりで笑顔にさせてあげたいな、と。辛い時って、おしゃべりするだけでも変わると思うんです。
― それでなぜ、芸人に?
丸山:目立ちたがり屋だったので、高校2年生の時にものまねの番組のオーディションを受けてみたんです。でも音沙汰がなかったので「いいや」と諦めて「教育大に行こうかな」と、普通に進学を考えていました。そうしたら高3の夏になっていきなり電話がかかってきたんですよ。身に覚えがなくて「何の電話?」と思ったんですけど、高2の時に今の事務所にも応募していたんですよね(笑)。それで女性芸人のオーディション『オモ女グランプリ』を受けてみないかと声をかけてもらって、最優秀賞を頂いたんです。それをきっかけに事務所のコメディースクールに入学することになりました。突然の展開に自分でも驚いて「どうしよう…」と思ったんですが、親が「いろいろあなたには我慢させてたから、やりたいことやっていいよ」と言ってくれて。
― お笑いの道と先生の道、どちらを取るか悩みませんでしたか?
丸山:すごく悩みました。でも、保健室の先生の道はあとからでも勉強して目指せる道。お笑いの道はきっと今しかできないし、まだ分別のつかない“17歳の勢い”で行けるのかも、と思ったんですよね。それにテレビに出た方が、もっと多くの子供たちを笑わせられるじゃないですか。本当に悩んで、親や身内にも泣きながら話したんですが、分かってくれて、それで上京することになりました。
丸山:養成所の在学中からテレビに出させてもらったり、秋山さんとも共演させて頂いて。卒業してすぐレギュラー番組も決まりました。お笑いの「お」の字も分からないまま飛び込んでいかないといけなかったので、大変ではありましたね。
― 10代のうちから厳しい環境で鍛えられたんですね。
丸山:正直に言うと「19歳でなんでこんなに辛い事をしなきゃいけないんだろう」って、本当に葛藤していました。でも今になって思うのは、私のことをちゃんと1人のプロの人間として扱ってくれていたのだな、と。だからこそ求められるものが大きいのは当たり前で、それに応えきれなくて怒られたこともあったけれど、やっぱり見捨てないでくださった。そこでノウハウを教わって、基礎ができたと言うか、お笑いという面だけじゃなく、人と会話をして楽しませるという方法をすごく教えてもらったので、とてもありがたかったです。
- これまでを振り返って一番刺さった言葉はなんですか?
丸山:「チャンス掴みきれてないよね」と言われたことですかね。いいポジションを与えてもらっているのに、うまく売りきれてないと。その時はもう固まってしまって、トイレで泣きました。私はこうなる運命を考えてなかったし、「ああ、どうしよう」と思いましたね。でも、悔しいから頑張ろうという反動になりました。今でもその一言はすごく残っています。
― かなり過酷だったんですね。
丸山:正直、以前は事あるごとに母親に「実家に帰りたい」と連絡していました。それくらい本当にしんどかったですね。
― 落ち込んだ時は、どうやって立ち直っていましたか?
丸山:沢山ご飯食べて、沢山寝て、母親にLINEして「大丈夫、ちょっとずつ進んでるよ」と言ってもらって、やっとそこで元気が出ます(笑)。あと、お友達のぺこりん(りゅうちぇるの妻でタレントのぺこ)にはすごく支えてもらいました。
ぺこりんって本当に天使みたいな人なんです。すごくポジティブで、不安とか、悔しさを怒りに変える人なので「なんでそんなことあんたが言われないとあかんの?」って、私のために怒ってくれるんですよ。前向きな気持ちにしてくれるし、励ましてくれるし、「まるこはめっちゃ面白いから気にせんでええで」と言ってくれるので、ネガティブだった時期はかなり助けられていました。叱られた時も、「それはまるこに期待してるからだよ」って言ってくれたりとか。ぺこりんとりゅうちぇる君の家に行くと、本当にハッピーな気持ちで帰れるんです。
― 友情が支えになったのですね。
丸山:そうですね、2人だけじゃなくていろんな職業や年上の知り合いに相談するのですが、みんな「まだ21だから大丈夫。何でもできるよ、やり直しきくよ」と言ってくれる。だからもう恐れないで、思い切りやって「怒られたらごめんなさい!」っていうくらいの心持ちでいいんだと思うようにしています。恐縮しすぎてしまう人をよく見るんですけど、それだと面白くないし、結果や爪痕を残せないんですよね。
丸山:もともとモデルさんのことがすごく好きでSNSをフォローしているので、向こうもフォローを返してくださったりすると「ありがとうございます!」ってDMして、その流れで「ご飯行きましょう」となったりしますね。
ぺこりんとりゅうちぇる君は、もともと私がりゅうちぇる君のものまねをしていて、目の前でネタをやったらすごく気に入ってくれて「今度お家遊びにきなよ~」と言われて仲良くなりました。ほかにはこの間、飯豊まりえちゃんがフォローしてくださって、「花晴れの現場で見てます」って言われたんですよ。びっくりしました。杉咲花ちゃんにはなぜかばったり会うことが多くて、渋谷のマルキューの前で会ったりして(笑)。連絡先を交換して「今度ご飯行きましょう」となりましたね。私、ヒキが強くて、会いたいと思った人にはだいたい会えるんですよ。ありがたいですね。
- 本当に仲良くなるのがうまいですよね。特にコミュニーケーション法など意識しているわけではないですか?
丸山:私、本当に意識してないんですよ。ただ、会う相手のことが大好きでよく知ってるので、「これに出てましたよね、あれ見ました!」っていう会話ができるんですよね。
- そういう情報に敏感なんですね。
丸山:ずっとネットで情報を得ながら生きてます(笑)。なんとなく流し見しているわけではなく「この人は今度どういう作品に出るんだろう」「予告見てみよう」「映画観に行ってみよう」とか、そうやって色々リサーチしています。ピンで活動していると基本的に1人行動が多いので、自分の好きなお笑いをやって、自分の好きな人に自分で会いに行くんですよ。例えばモデルの友達が、ファッション系のプレスの人とか、イベントをやってる人とつないでくれたりして、そういう人たちに飲みに誘ってもらったり。そこでまた新しい人に出会って、その人達がまた新たな人たちを紹介してくれたりするんですよね。
- フットワークは軽い方ですか?
丸山:軽いですね。楽しそうなところにはどこでもすぐ行っちゃいます(笑)。ブランドの展示会とかも、2週間に1回くらいは行ってる気がする。服がすごく好きなので「こういうの流行るんだ」って見るのも楽しいし、ブランドのスタッフの人が仲良くしてくれたり、飲み友達になったりして、みんなも面白がってくれて、遊んでるっていう感じです。
― 最近はKemioさんとのコラボ動画も話題になっていましたね。
丸山:TwitterのDMで「良かったら今度コラボしませんか?」って言われたんですよ。同世代だし、Kemioくんが出ていた雑誌「HR」も、歌手活動をしていたのも見ていたので畏れ多かったです。ご飯に行くことになって、待ち合わせ場所が「渋谷のメトロプラザの『和幸』でいいですか」って言われて(笑)。さすがのセンスだな~と。それで2人でとんかつを食べて、原宿でタピオカ飲んで、その次の週くらいにうちに来てくれて、焼き肉の動画を撮りました。かなり反響ありましたね。
- Kemioさんとはどんな感じなんですか?
丸山:Kemio君はすごく好いてくれるんですけど、まだKemioの波みたいなのがつかめない部分はあります(笑)。常に探り探りなんですよ(笑)。
- 第二弾はありますか?
丸山:「また日本来た時に撮りましょう~」という話をしたので、あると思います!
丸山:母親に以前「お茶の間のアイドルになりなさいよ」って言われたんです。テレビでも、YouTubeでも、画面を通してお茶の間に映った私を見て、安心したりほっこりしたり…そういう風に思ってもらえる存在ってすごく尊いし、まさにそうなりたいと思っています。
演技もやりたいので、自分の演技力を見せるという意味でも、コントネタの動画をSNSにアップしてアピールは続けていきたいですね。それがCMにつながったというのもあるので、間違ってはいないのかな、と。
そしてTGCに出たいです。R1優勝じゃなくて、TGCに出たい(笑)。ちょっとずれてるんですよね(笑)。ファッション関係の知り合いが多いから憧れるのかもしれないですけど、やっぱりあそこに出られたらお茶の間のアイドルじゃないですか。面白くて可愛い子になりたい。渡辺直美さんはもう”殿堂入り”ですけど、私の年代でそういう新たなアイコンになれたら嬉しいですね。
― そんな丸山礼さんが考える『夢を叶える秘訣』を教えてください。
丸山:毎日笑顔で、感謝しながら生きることですね。小さい頃から母親に「なにかいいことがあったら、神様ありがとうございます。またよろしくお願いしますって言ってごらん」って言われていて。やっぱり感謝することが大切だと思います。
後日配信のインタビュー後編では、丸山礼が”土屋太鳳ものまね”の変身メイクをその場で実践!さらにファッションや恋愛事情まで…丸山礼のリアルに迫る。(modelpress編集部)
出 身 地:北海道
身 長:158cm
趣味:カラオケ、人間観察、イケメン発掘、インテリア研究、ファッション研究、SNS 美女、プリン食べ比べ
特技:ものまね、歌、チアダンス(1年)、水泳(9年)
ワタナベコメディースクール卒業。2016年4月より日本テレビ「PON!」に月曜レギュラーとして出演した。声マネは、篠原涼子、滝川クリステル、歌マネはMISIA、吉田美和、顔マネは土屋太鳳、ロバート秋山、木村多江など。
「あそこの場に立って大声援を浴びたい。ランウェイを歩きたいんですよ。もともとファッションイベントが大好きで、取材で行けた時は1人で叫んでます(笑)。裏でケータリング食べながら『お腹出ちゃうよ~こんなの食べたら~』って言いたい(笑)。まだそれに見合うまでの売れ方をしてないと思うけど、憧れですね」。
なぜ彼女は、“芸人“の道を選んだのか?
丸山礼が芸人になった理由
― 小さい頃から芸人になるのが夢だったのですか?丸山:私はもともと芸人になりたかったわけではないんです。保健室の先生になりたくて。
― 保健室の先生?
丸山:小さい頃、小学生くらいの時は、家計がすごく苦しくて、ズドーンと落ち込むことが何度もあったんです。貧乏コンプレックスが強くて、周りの子とかともすごく比べちゃうんですよね。このにぎやかな性格を良く思わない人も多くて「うるさい」とよく言われたり、クラスの子とも馴染めなくて「学校行きたくない」と思っていた時があって、そういう時はいつも保健室に行っていました。「私はなんでこんな普通じゃないんだろう」と思っていたけど、そこで先生が「そんなに落ち込む必要ない。自分のいいところをどんどん伸ばして行きなさい」と言ってくれて、その言葉にとても救われたんですね。自分が小さい時に助けてくれた存在にすごく憧れて、「私もそうなりたいな」と思っていました。元気のない子たちを、私のおしゃべりで笑顔にさせてあげたいな、と。辛い時って、おしゃべりするだけでも変わると思うんです。
― それでなぜ、芸人に?
丸山:目立ちたがり屋だったので、高校2年生の時にものまねの番組のオーディションを受けてみたんです。でも音沙汰がなかったので「いいや」と諦めて「教育大に行こうかな」と、普通に進学を考えていました。そうしたら高3の夏になっていきなり電話がかかってきたんですよ。身に覚えがなくて「何の電話?」と思ったんですけど、高2の時に今の事務所にも応募していたんですよね(笑)。それで女性芸人のオーディション『オモ女グランプリ』を受けてみないかと声をかけてもらって、最優秀賞を頂いたんです。それをきっかけに事務所のコメディースクールに入学することになりました。突然の展開に自分でも驚いて「どうしよう…」と思ったんですが、親が「いろいろあなたには我慢させてたから、やりたいことやっていいよ」と言ってくれて。
― お笑いの道と先生の道、どちらを取るか悩みませんでしたか?
丸山:すごく悩みました。でも、保健室の先生の道はあとからでも勉強して目指せる道。お笑いの道はきっと今しかできないし、まだ分別のつかない“17歳の勢い”で行けるのかも、と思ったんですよね。それにテレビに出た方が、もっと多くの子供たちを笑わせられるじゃないですか。本当に悩んで、親や身内にも泣きながら話したんですが、分かってくれて、それで上京することになりました。
丸山礼、エリート街道を進んだ苦悩
― 養成所に所属してからは、トントン拍子でテレビにも出演しましたよね。丸山:養成所の在学中からテレビに出させてもらったり、秋山さんとも共演させて頂いて。卒業してすぐレギュラー番組も決まりました。お笑いの「お」の字も分からないまま飛び込んでいかないといけなかったので、大変ではありましたね。
― 10代のうちから厳しい環境で鍛えられたんですね。
丸山:正直に言うと「19歳でなんでこんなに辛い事をしなきゃいけないんだろう」って、本当に葛藤していました。でも今になって思うのは、私のことをちゃんと1人のプロの人間として扱ってくれていたのだな、と。だからこそ求められるものが大きいのは当たり前で、それに応えきれなくて怒られたこともあったけれど、やっぱり見捨てないでくださった。そこでノウハウを教わって、基礎ができたと言うか、お笑いという面だけじゃなく、人と会話をして楽しませるという方法をすごく教えてもらったので、とてもありがたかったです。
- これまでを振り返って一番刺さった言葉はなんですか?
丸山:「チャンス掴みきれてないよね」と言われたことですかね。いいポジションを与えてもらっているのに、うまく売りきれてないと。その時はもう固まってしまって、トイレで泣きました。私はこうなる運命を考えてなかったし、「ああ、どうしよう」と思いましたね。でも、悔しいから頑張ろうという反動になりました。今でもその一言はすごく残っています。
― かなり過酷だったんですね。
丸山:正直、以前は事あるごとに母親に「実家に帰りたい」と連絡していました。それくらい本当にしんどかったですね。
― 落ち込んだ時は、どうやって立ち直っていましたか?
丸山:沢山ご飯食べて、沢山寝て、母親にLINEして「大丈夫、ちょっとずつ進んでるよ」と言ってもらって、やっとそこで元気が出ます(笑)。あと、お友達のぺこりん(りゅうちぇるの妻でタレントのぺこ)にはすごく支えてもらいました。
ぺこりんって本当に天使みたいな人なんです。すごくポジティブで、不安とか、悔しさを怒りに変える人なので「なんでそんなことあんたが言われないとあかんの?」って、私のために怒ってくれるんですよ。前向きな気持ちにしてくれるし、励ましてくれるし、「まるこはめっちゃ面白いから気にせんでええで」と言ってくれるので、ネガティブだった時期はかなり助けられていました。叱られた時も、「それはまるこに期待してるからだよ」って言ってくれたりとか。ぺこりんとりゅうちぇる君の家に行くと、本当にハッピーな気持ちで帰れるんです。
― 友情が支えになったのですね。
丸山:そうですね、2人だけじゃなくていろんな職業や年上の知り合いに相談するのですが、みんな「まだ21だから大丈夫。何でもできるよ、やり直しきくよ」と言ってくれる。だからもう恐れないで、思い切りやって「怒られたらごめんなさい!」っていうくらいの心持ちでいいんだと思うようにしています。恐縮しすぎてしまう人をよく見るんですけど、それだと面白くないし、結果や爪痕を残せないんですよね。
丸山礼、幅広い交友関係の秘訣は?
― ファッション関係や女優さんのお友達が多いですよね。そういった方々と仲良くなるきっかけはなんだったのですか?丸山:もともとモデルさんのことがすごく好きでSNSをフォローしているので、向こうもフォローを返してくださったりすると「ありがとうございます!」ってDMして、その流れで「ご飯行きましょう」となったりしますね。
ぺこりんとりゅうちぇる君は、もともと私がりゅうちぇる君のものまねをしていて、目の前でネタをやったらすごく気に入ってくれて「今度お家遊びにきなよ~」と言われて仲良くなりました。ほかにはこの間、飯豊まりえちゃんがフォローしてくださって、「花晴れの現場で見てます」って言われたんですよ。びっくりしました。杉咲花ちゃんにはなぜかばったり会うことが多くて、渋谷のマルキューの前で会ったりして(笑)。連絡先を交換して「今度ご飯行きましょう」となりましたね。私、ヒキが強くて、会いたいと思った人にはだいたい会えるんですよ。ありがたいですね。
- 本当に仲良くなるのがうまいですよね。特にコミュニーケーション法など意識しているわけではないですか?
丸山:私、本当に意識してないんですよ。ただ、会う相手のことが大好きでよく知ってるので、「これに出てましたよね、あれ見ました!」っていう会話ができるんですよね。
- そういう情報に敏感なんですね。
丸山:ずっとネットで情報を得ながら生きてます(笑)。なんとなく流し見しているわけではなく「この人は今度どういう作品に出るんだろう」「予告見てみよう」「映画観に行ってみよう」とか、そうやって色々リサーチしています。ピンで活動していると基本的に1人行動が多いので、自分の好きなお笑いをやって、自分の好きな人に自分で会いに行くんですよ。例えばモデルの友達が、ファッション系のプレスの人とか、イベントをやってる人とつないでくれたりして、そういう人たちに飲みに誘ってもらったり。そこでまた新しい人に出会って、その人達がまた新たな人たちを紹介してくれたりするんですよね。
- フットワークは軽い方ですか?
丸山:軽いですね。楽しそうなところにはどこでもすぐ行っちゃいます(笑)。ブランドの展示会とかも、2週間に1回くらいは行ってる気がする。服がすごく好きなので「こういうの流行るんだ」って見るのも楽しいし、ブランドのスタッフの人が仲良くしてくれたり、飲み友達になったりして、みんなも面白がってくれて、遊んでるっていう感じです。
― 最近はKemioさんとのコラボ動画も話題になっていましたね。
丸山:TwitterのDMで「良かったら今度コラボしませんか?」って言われたんですよ。同世代だし、Kemioくんが出ていた雑誌「HR」も、歌手活動をしていたのも見ていたので畏れ多かったです。ご飯に行くことになって、待ち合わせ場所が「渋谷のメトロプラザの『和幸』でいいですか」って言われて(笑)。さすがのセンスだな~と。それで2人でとんかつを食べて、原宿でタピオカ飲んで、その次の週くらいにうちに来てくれて、焼き肉の動画を撮りました。かなり反響ありましたね。
- Kemioさんとはどんな感じなんですか?
丸山:Kemio君はすごく好いてくれるんですけど、まだKemioの波みたいなのがつかめない部分はあります(笑)。常に探り探りなんですよ(笑)。
- 第二弾はありますか?
丸山:「また日本来た時に撮りましょう~」という話をしたので、あると思います!
丸山礼のこれからの夢は?
― 今後はどういった活動をしていきたいですか?丸山:母親に以前「お茶の間のアイドルになりなさいよ」って言われたんです。テレビでも、YouTubeでも、画面を通してお茶の間に映った私を見て、安心したりほっこりしたり…そういう風に思ってもらえる存在ってすごく尊いし、まさにそうなりたいと思っています。
演技もやりたいので、自分の演技力を見せるという意味でも、コントネタの動画をSNSにアップしてアピールは続けていきたいですね。それがCMにつながったというのもあるので、間違ってはいないのかな、と。
そしてTGCに出たいです。R1優勝じゃなくて、TGCに出たい(笑)。ちょっとずれてるんですよね(笑)。ファッション関係の知り合いが多いから憧れるのかもしれないですけど、やっぱりあそこに出られたらお茶の間のアイドルじゃないですか。面白くて可愛い子になりたい。渡辺直美さんはもう”殿堂入り”ですけど、私の年代でそういう新たなアイコンになれたら嬉しいですね。
― そんな丸山礼さんが考える『夢を叶える秘訣』を教えてください。
丸山:毎日笑顔で、感謝しながら生きることですね。小さい頃から母親に「なにかいいことがあったら、神様ありがとうございます。またよろしくお願いしますって言ってごらん」って言われていて。やっぱり感謝することが大切だと思います。
後日配信のインタビュー後編では、丸山礼が”土屋太鳳ものまね”の変身メイクをその場で実践!さらにファッションや恋愛事情まで…丸山礼のリアルに迫る。(modelpress編集部)
丸山礼(まるやま・れい)プロフィール
生年月日:1997年4月1日出 身 地:北海道
身 長:158cm
趣味:カラオケ、人間観察、イケメン発掘、インテリア研究、ファッション研究、SNS 美女、プリン食べ比べ
特技:ものまね、歌、チアダンス(1年)、水泳(9年)
ワタナベコメディースクール卒業。2016年4月より日本テレビ「PON!」に月曜レギュラーとして出演した。声マネは、篠原涼子、滝川クリステル、歌マネはMISIA、吉田美和、顔マネは土屋太鳳、ロバート秋山、木村多江など。
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