<超特急インタビュー>悲願の全国開通へ 夢の東京ドームへの手応えは?
2019.02.21 08:00
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メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急がモデルプレスのインタビューに応じた。2018年の年末には、自身最大規模となるさいたまスーパーアリーナでの初単独公演を含むアリーナツアー「GOLDEN EPOCH」を成功に収め、4月からは全33公演10万人動員のホールツアーを開催する。ここでは、2018年の目標だったというさいたまスーパーアリーナでのライブを振り返ってもらいつつ、次回のツアーの意気込みに迫った。
初のさいたまスーパーアリーナ!超特急メンバーが感想語る
― 2018年の年末にはアリーナツアー「GOLDEN EPOCH」を完遂。同ツアーでは、自身最大規模、単独公演では初となるさいたまスーパーアリーナでの公演もありましたが、振り返ってみていかがですか?カイ:本当に楽しかったなと印象に残っています。セットリストもすごく良かったと思います。それから火花の特効も豪華でびっくりして、あのような感じになるとは思っていませんでした。映像で見てもすごくキレイで、超特急の新しい時代の幕開けに相応しいライブになりました。
タカシ:1日だけというのも、その分力が入りますし、全力でやりきることができました。超特急らしい全力なところも、ちょっとクールに見せるとこもあり、いろいろな姿を見せられたライブでした。あの大きな会場でライブをできたことは、僕たちにとっても計り知れないほどの経験値になりました。
ユースケ:これまでのカラーガードやトランポリンといった挑戦といえるパフォーマンスはありませんでしたが、だからこそ程よい緊張感で本番を迎えることができたと思います。心配なことは多少ありましたが、ダンスに特化できたライブになりました。それと同時に、もっとダンスを強化したいと思った自分もいましたね。すごく良いセットリストでしたし、最高のライブでさいたまに立てて嬉しかったです。
タクヤ:すごく楽しく、とくに中盤から後半にかけてより解放的になれる自分がいました。個人的に、セットリストのまとまりもとても好きで、感情移入のしやすいバランスの取れた流れでめちゃくちゃ楽しかったです。キャパも最大規模だったので、景色も最高を更新して、あの景色は今でもしっかり覚えています。
ユーキ:打ち合わせの時からセットリストを一生懸命考えてきましたが、すごくキレイにまとまったなと感じています。演出を含めて、やりたいことがキレイに、バランス良くハマったセットリストになり、自信にも繋がりましたね。本番も「しっかりやるのみ」という気持ちで臨めましたし、「もっとこうしたらよかった」という変な欲が生まれることもなく、スッキリしています。本当に楽しかったと思えるライブでした。
リョウガ:さいたまスーパーアリーナといえばアニソンの聖地。そんな聖なる場所に立つ者として、恥じない姿をきっと見せられたと思います。今までの最大キャパということで、8号車で埋めることができるのかと、本当に直前まで思っていたのですが、ステージに立って客席全体を見渡したとき、8号車のペンライトで埋め尽くされた会場が目に入り安心しました。もっともっと大きなステージに立ちたいとも思いましたね。終演後の関係者挨拶もたくさんの方がいて、それにもすごく驚きました。一人ひとりのお力添えというのも改めて実感しましたし、9号車ももっと増やしていきたいと思いました。
― 自身最大規模を更新したということで、夢の東京ドームへの手応えにもなったのでは?
リョウガ:近づいたかもしれませんが、まだまだ遠いです。
カイ:これはこれ、それはそれですね。
リョウガ:もう次は東京ドーム!って感じは正直全くありません。
カイ:まだ全然で、さいたまと大阪城ホールが終わってとりあえず安心したって感じです。今年は今年でまた違う目標をみんなで作って、そこに向かって進んでいけたらと思います。
超特急、ついに全国開通
― 春からはホールツアーが始まりますね。カイ:このツアーでついに全国開通が叶います!
ユーキ:念願達成です。
カイ:やっとですよ!
リョウガ:やりましたよ!!
カイ:4ヶ月と長いツアーになりますが、がんばります!
ユーキ:ホールツアーは久しぶりだよね。
カイ:2年ぶりかな?
ユーキ:みんなとの距離が近いのも嬉しいよね。
リョウガ:ちょっと怖いところもあるけれど、1公演1公演その日しかないライブになるので、超特急らしく全力で臨みたい。
カイ:結成8年目にして全国開通が叶うってことのほうが嬉しいので、がんばります!
― いよいよずっと目標にしてきた全国開通を目の前に控える超特急。そんなみなさんの夢を叶える秘訣を教えてください。
ユーキ:「できないことをやる」が夢を叶える秘訣だったり、夢に繋がるんじゃないかなと思っています。やりたいことをやるだけでは道は限られてると思うんです。キャパシティを広げるためにも、できないと思っていることや、やりたくないと思っていることもやる。それって強いことだなって。そういうふうにやっていくと、自分の世界が広がりますし、自然と夢に繋がるかと思います。
― ありがとうございました。
2018年の目標だったさいたまスーパーアリーナでの単独公演で、最高の景色を見せてくれた超特急。このライブを振り返るメンバーの表情は達成感に満ちあふれていた。
夢の東京ドームについては「まだまだ」と驕ることなく自分たちを見つめるが、一つの夢だった47都道府県でライブをするという“全国開通”達成には、あっと一歩というところにまでやってきた。自身最大規模で10万人を動員、4ヶ月にも及ぶツアーを完走し、その夢を叶える日はそう遠くない。2019年もグループ名通り“超特急”で駆け抜け、感動を全国に届けてくれることだろう。(modelpress編集部)
超特急 プロフィール
メインダンサーのカイ(2号車)、リョウガ(3号車)、 タクヤ(4号車)、ユーキ(5号車)、ユースケ(6号車)とバックボーカルのタカシ(7号車)からなる6人組。2011年12月25日に結成。2012年6月にデビューシングル「TRAIN」を発表。その後も立て続けにシングルやアルバムをリリース。エンタテイメント性の高いパフォーマンスと、8号車と呼ばれるファンとの一体感ある参加型ライブが話題を呼び、ライブチケットは毎回秒速完売。超特急「ソレイユ」
2月20日にアナログ盤・配信でリリース。テレビ東京系ドラマ24「フルーツ宅配便」エンディングテーマ。
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