ゆきぽよ「すごく恥ずかしい」不遇の時代を振り返る 新たな野望は「ハリウッド」<モデルプレスインタビュー>
現在、バラエティ番組を席巻中のカリスマギャルモデル“ゆきぽよ”(22)のモデルプレスインタビュー。初の本格グラビア撮影に挑戦した写真集『Yukipoyogram ゆきぽよ写真集』について聞いた前編に続き、後編では、恋愛リアリティ番組「バチェラー・ジャパン」(Amazon Prime Video)に出演してからの急激なブレイクや将来の夢について聞いた。
ゆきぽよ、ブレイクを実感する瞬間
― ここからは他のお仕事に関してもお伺いしたいです。2017年、恋愛リアリティ番組「バチェラー・ジャパン」(Amazon Prime Video)に出演して以来、勢いが止まりませんね。ゆきぽよ:完全に「バチェラー」様のおかげです。「バチェラー」は参加するために2ヶ月まるまるスケジュールを空けなきゃいけないんですけど、携帯もいじれないし、仕事も何もできない状況で。始まる前は「2ヶ月も預けなきゃいけない」と思っていました。でも「バチェラー」に出て、アメリカに行くことになって、日本に帰ってきたらたくさんお仕事が決まっていて。本当にシンデレラストーリーだと思います。たった2ヶ月でこんなに環境が変わるとは想像もしていませんでした。雲の上の人だと思っていた方々と、隣に座って仕事をさせて頂けるとかすごい。ゆきも雲の上に登ろうとしてるんだって思っちゃって感動です。前と比べて暇な時間が本当になくなった!でも、もっと来てほしいです。
― ブレイクを実感しているんですね。
ゆきぽよ:原宿や渋谷で声をかけて頂くと、写真を一緒に撮るじゃないですか。そしたら列ができちゃって。ありがたいことだから本当はなるべく断りたくないけど、次の仕事に遅れちゃうと困るから、一応、気付かれないように顔を隠すようになったんです。それでサングラスだと嫌らしいから伊達メガネをしているんですけど、鼻あての部分のファンデーションが落ちる!その化粧直しをしている時にブレイクを感じます。
― なるほど(笑)。とてもリアルな声ですね。
ゆきぽよ:本当に本当に!昔のゆきじゃ全く考えられなかったから。メガネやマスクをするって、ゆきにとってはすっぴん隠しなんですよ。それが化粧をしている時にするようになったから「あ、変装するようになったんだ」って思います。
― 渋谷にはまだ行くんですね。
ゆきぽよ:全然行きますよ。でも109に行くことは減ったかな。お仕事が増えたから渋谷でぶらぶらしたり遊んだりすることはなくなっちゃった。今は地元の駅でカラオケに行ったり、居酒屋に行ったりしています。あ、そういえばこの間、変装しないで竹下通りを歩いたら「芸能事務所、入っていますか?入りませんか?」ってスカウトされました(笑)。その時に、もう声をかけられなくなるくらい、ビッグになろうと思いました。
― そんなことがあったんですね。でも、この数年でいきなり知名度が上がりましたが、どうしてここまでブレイクしたんだと思いますか?
ゆきぽよ:本当に分かんないんですよ~。それが分かったら仕事もやりやすいでしょうけど、分かんないから教えてほしい(笑)。いまだに緊張するし…カメラの前に立つと緊張して猫かぶっちゃうんですよ。やっぱり大御所の方がいると、自分も人間なんで失礼なことを言ってはいけないと思っちゃうんです。
― 緊張しているんですね。わりとズバズバ言っているイメージだったので意外です。
ゆきぽよ:それは本当に言葉の綾ですね。本当に日本語を知らないから、たまに失礼なことを言っちゃうんです。1番、自分の中でやらかしてしまったなと思うのは、明石家さんまさんから「吉田沙保里さんのこと知ってる?」と聞かれて吉田さんに「人間界の獣」って言っちゃったんですよ。霊長類最強と本当に間違えちゃって…。
ゆきぽよ、不遇の時代経てブレイク
― 今では大ブレイクですが「バチェラー」で火がつくまでは正直、売れない時期も長かったですよね。ゆきぽよ:本っ当にここまでくるのは長かったです。モデルプレスさんには2017年にもヒット予測に選んで頂いたこともありましたが、なかなか花が咲かなくて…。やっと、やっと太陽を浴びることができました。
― お仕事がない時期には辛い思いもありましたか?
ゆきぽよ:いや。能天気なんで、そんなに辛くなかったです(笑)。仕事は今に比べるとなかったですけど、実家暮らしだったし、それなりに食べていけてたから(笑)。「他の子より遊べる日数が多くてラッキー」「いつでも暇だから、いつでもお誘いカモーン」くらいにしか思ってなかったです。でも今、思うとそれってすごく恥ずかしい。
― 恥ずかしい?
ゆきぽよ:あの頃のゆきは仕事がない女なわけです。それをラッキーだと本当に思っていたから、馬鹿だなって思います。仕事が増えてから分かったことですけど。
― 仕事に対する臨み方も変わったんですね。
ゆきぽよ:全く変わりました。今は本当に仕事が最優先。友達もすごく先の予定を聞いてくるようになりました。今までは友達と遊ぶ日は事務所に「NGです」って言えば遊べていたけど、今は誘われても「今の所は空いているけど、仕事が入ったら仕事優先だから」と言うようになりました。
― 大きな成長ですね。
ゆきぽよ:はい。22歳にしてやっと社会人になれました。今まではちゃらんぽらんしていたけど、やっと社会人になれたなって気がしています。
― 少し大人になった今、感じる悩みはあります?
ゆきぽよ:自分の個性が分からないこと。この職業をしていく上で、自分をどう見せたら良いのか分からないんです。
― 外から見ると個性を貫いているように思えますが…。
ゆきぽよ:今はギャルで若いから個性的だと思われているだけなんです。でも今のままだったら30歳になった時「ゆきぽよじゃなくても19歳の若いギャルなら誰でも別に良いや」ってなっちゃう。今と同じように「ゆきぽよでーす!うぇーい」じゃ通らなくなる時がくる。だから自分にしかない立ち位置を確立したいです。そのために自分の武器を探していますが、なかなか分からなくて…悩んでいます。
― なるほど。そんな悩みがあるんですね。
ゆきぽよ:でもこの前、デヴィ夫人に「そのままでいて」と言われたんです。番組でデヴィ夫人と討論する企画があったんですが、結構ズバズバ言っちゃったんで終わった後に「すいません」と謝ったら「素で良いのよ。面白かったわ。どんなひどいことでも盛り上げるために言ったことだと、みんな分かるから、素でいれば良いのよ」と言って下さって!すごく自信をもらった言葉でした。
ゆきぽよ、2年前の夢を叶える 今の夢は「ハリウッドに行って女優になりたい」
― 2年前に取材させて頂いた時は、テレビのバラエティ番組に出ることが夢だとおっしゃっていたので、夢が叶いましたね。ゆきぽよ:は~…。2年前の自分を抱きしめてあげたいです!「テレビに出られるよー!」って(笑)。このまま続いてくれると良いなあ。
― ひとつ夢を叶えた今、目指すものは何ですか?
ゆきぽよ:まだ叶っていない夢があるんです。ゆきは「世界の果てまでイッテQ!」に出て、出川(哲朗)さんとイモト(アヤコ)さんと共演して、体を張りたいんです。これはずっと変わってない夢。そして、それができたら、ハリウッドに行って女優になりたいです。
― ハリウッド?それはどうしてですか?
ゆきぽよ:「バチェラー」に出るまで、人生でアメリカに行くことになるなんて思ってもいませんでした。でも、いざ飛び込んでみたら本当に世界が広がったんです。アメリカに行って、ハリウッド夢見ちゃいました~。ハリウッドでレッドカーペットをいつか歩きたいです。
― アメリカで何か感じたんですか?
ゆきぽよ:向こうのテレビに出させてもらった時に、スタジオ収録があったんですけど、スケールが本当にデカくて!日本だとテレビ局のスタジオで収録するじゃないですか。でもアメリカはコンテナがドンドンドンドンってたくさんあるんです。楽屋用のコンテナ、スタジオ撮影用のコンテナ、インタビュー撮影用のコンテナ、ニュース撮影用のコンテナ…みたいな感じで建っていて、その間をゴルフカートで移動します。とりあえず敷地がすっごいでかい(笑)。でもあの経験をしたことがある日本人って限られると思うんです。そんな限られた中の1人として、もっと上に行きたいなって思いました。
― 「上」というのがハリウッドなわけですね?
ゆきぽよ:はい。だってハリウッドより上となると大統領ですよね。大統領は無理だからな~(笑)。
― 向こうで女優となると、英語も必要そうですが…。
ゆきぽよ:いや、勉強する気はないです。向こうで2週間ぐらい生活すれば、なんとなく通じ合えるから習わなくて良いと思います(笑)。
― きっとその度胸が良いんだと思います。
ゆきぽよ:怖いもの知らずなんですよ。本当に昔から何も恐れないタイプ。
ゆきぽよ、夢を叶える秘訣
― では最後の質問です。ずばり、ゆきぽよさんの夢を叶える秘訣は何でしょうか。ちなみに2年前には「何事も続けること」と教えて下さいました。ゆきぽよ:すごーい!偉いぞ、昔のゆき(笑)。本当に今でもその思いは変わらないです。頂いたお仕事は全部大事に受けて、大事にやる。失敗しても凹まないで、次に行くぞって思って、続けることが大事だと思います。
― これまで諦めそうになったことはありますか?
ゆきぽよ:何度もあります。収録で何も面白いこと言えずに爪痕を残せなかった時なんて、家に帰って1日しょんぼりしていたこともありました。でも、終わったことでめそめそしても意味がないんで「次の収録では面白いことを言うぞ」と思って頑張ります。失敗は成功への近道なんで、諦めかけた時こそ次を見ます!
― 素敵なお話ありがとうございました。
(modelpress編集部)
ゆきぽよ(木村有希/きむら・ゆき)プロフィール
生年月日:1996年10月23日出身地:神奈川県
血液型:O型
身長:158cm
趣味:犬と遊ぶ
特技:歌うこと
2012年に雑誌「egg」の読者モデルとしてデビュー。動画配信サービスVineにて6000万回という驚異の再生回数を記録するなど、カリスマ動画クイーンとして人気を集める。2017年「バチェラー・ジャパン」に参加すると、派手な見た目と裏表ないストレートな性格が、幅広い視聴者に受け、好感度ランキングで1位に輝く。
2018年、本家アメリカの「The Bachelor」スピンオフ企画「The Bachelor Winter Games(バチェラー・ウィンターゲームス)」に出演。そのキャラクターは現地でも話題を呼び、ニューヨーク・タイムズをはじめ複数のメディアに取り上げられた。そこでも反響は大きく「Bachelor in Paradise(バチェラー・イン・パラダイス)」にも日本人唯一の出演を果たす。
現在、日本でモデルのみならず、タレントとして「モデルプレスナイト」 (ひかりTV) レギュラーや様々なバラエティ番組に出演。さらには歌手活動とマルチな活躍を見せている。
「Yukipoyogram ゆきぽよ写真集」
発売日:2019年1月18日ページ数:カラー128P
撮影:舞山秀一
ゆきぽよ初の写真集となる同作は可愛さ、カッコよさ、セクシーさに加えて、誰からも愛されるキャラクターの魅力を全128ページの大ボリュームで展開。タイトル『Yukipoyogram』は若者にとって生活の一部であるInstagramとかけ、馴染みやすいようにと思いを込めた。
また2月17日に発売するDVD『YukipoyoTube』は写真集と同時にグアムで撮影。様々なファッションに身を包んだ彼女が何人もの男性に迫られていくというストーリーで、“逆バチェラー”ともいうべき展開に。いつもと違う大人でセクシーなゆきぽよがファンの視線を釘付けにする。
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