“イケメン女子”ザ・フーパーズ(THE HOOPERS)、パワーアップした“世界に通じる個性”とは?さらなる進化に向けて挑戦を語り合う<モデルプレスインタビュー>
2018.11.26 17:00
イケメン女子グループ“ザ・フーパーズ(THE HOOPERS)”がモデルプレスのインタビューに応じた。2月にグループを支え続けたリーダー・麻琴が卒業するなど、2018年は大きな転機が訪れたが、i☆Risの澁谷梓希の期間限定加入もあり、11月には初の海外ワンマンとなる台湾公演を成功させた。今回のインタビューでは、2ndアルバム「FANTASIC SHOW」を11月28日にリリースするメンバーに、2019年に向けた野望を語ってもらった。
“NEW WORLD”を経てたどり着いた“今”
未来:1stアルバムよりも世界観が強く反映されたアルバムになりました。
― 1stアルバムよりも、進化しているんですね!
陽稀:表現力が変わって、今までやってきたことがさらにパワーアップしているので、私たちの新しい一面を見ることができます。1stアルバムのときにはいなかったメンバーもいますし、「ザ・フーパーズ -4 roses-※未来・星波・陽稀・千知」というユニットや、未来のソロ曲など、個々の新しい面も見られると思います。
― 今回のアルバムで、思い入れのある楽曲はありますか?
星波:「Believer」という楽曲には、今までリリースしたフーパーズの楽曲タイトルや、振り付けが織り交ぜられていて、ライブではみんなで盛り上がれる曲です。「Believer」の中には、『拙い この未完成な地図に書き足していく/想像超える NEW WORLD 思い描くまま』という歌詞があるのですが、『未完成な地図』がちょうど“初期メンバーの時代”、『NEW WORLD』が“第2期のフーパーズ”で、今の私たちに繋がります。今までの自分たちの物語を歌った楽曲になっていますので、こんな時代があったなと思い出しながら歌っています。卒業していった仲間たちも含めて、色々なメンバーをイメージしながら聞いて頂けると嬉しいです。
― 1stアルバムとはまた違った実感があると思いますが、2ndアルバムをリリースする心境は?
つばさ:メンバーも変わっていて、時の流れを感じます。みんな表現力が付いて、歌も上手になっているので、ザ・フーパーズというグループとして成長しているなと感じています。
乃愛、スカイダイビングに意欲
― ここからはちょっと話題を変えて…年末ということで、2019年にやってみたいことを教えてください。乃愛:“体を張る系”のことをやりたいです(笑)。
― いきなり面白そうですね(笑)。具体的にどんなこと?
乃愛:高い所が好きなので、スカイダイビングとか!落下している人の目線で撮った動画を観るのですが、私がチャレンジすれば私も楽しいし観てくれるみなさんも楽しいと思いますので、WIN-WIN!
― どんなファッションで飛びますか?
乃愛:飛んでいるときは、顔が崩れると思うのでは化粧は濃い目(笑)。髪の毛はなびかせたいのでサラサラに。あと、カラフルな服がいいですね。外国の空に映えるような…。
6人:外国なんだ(笑)。
― 外国の空で、どんなことを叫びますか?
乃愛:「ごはんを食べたい!」って叫ぶと思います。ちょうど、白米が恋しいころだと思いますので(笑)。
6人:旅の行程まで考えているのがすごい(笑)!
― いきなりヘビーな企画が出ましたが、ほかのメンバーは?
千知:ワンマンライブでも寸劇をやることがあるのですが、このメンバーで物語の登場人物をガッツリ演じて「ロミオ&ジュリエット」みたいな演劇をやってみたいです。
― 演技に興味があるんですね?
千知:はい!宝塚も大好きですし、挑戦できる機会ができたらいいなと思います。ジェンダーレスの役もやってみたいです。
つばさが鍛えようとしているのは…
― Leeさんはどうですか?Lee:ダンスリーダーとして活動させて頂いているのですが、個人的には表現の幅を広げるために歌をもっと頑張りたいと思っています。グループとしては、ファンクラブの方と、もっと交流できるイベントをやりたいなと思っています。例えば遊園地!
― お化け屋敷では“男気”を発揮してファンの方を…?
Lee:守りたいですけど、私の方が先に逃げちゃうかも(笑)。でも、そういう交流の機会を増やしたいなと思います。
― つばささんは?
つばさ:未来などから『もっと歌い方の表現を変えたら?』とアドバイスをもらうこともあるので、歌い方や表現の幅を課題として取り組んでいきたいなと思っています。あと、先日ある企画の罰ゲームで未来がカラシの入ったものを食べていたのですが、私はまだそういう罰ゲームを受けたことがないので、そういうときのために辛いものに慣れておきたいです。
陽稀:ああいうのは、慣れというよりリアクションだろ!
つばさ:リアクションだけど…けっこう辛そうで。辛いものは苦手なので、勝手に鍛えようと思っています(笑)。
― 星波さんはいかがですか?
星波:昨年から個人的に2.5次元の舞台を何作かやらせてもらっています。今後も舞台に出演する機会があれば、舞台を通して星波を知ってくれた人がもっとフーパーズのライブにも遊びに来てくれるようになればいいなと思います。
― 千知さんからも演技のお話が出ていましたね。
星波:麻琴の卒業ライブのときや、ハロウィンライブのときに寸劇をやったのですが、そのときに脚本を書かせていただきました。フーパーズでは、未来が歌割りを考えてくれたり、Leeと陽稀がフォーメーションを考えてくれたりしますので、一度メンバープロデュースで舞台ができたら楽しいなと思います。
イケメン女子は海外でも人気
― 陽稀さんは、どんなことに取り組んでいますか?陽稀:世界の言葉を知ろうと思って、韓国語と中国語の勉強を始めました。始めたばかりで、まだ全然覚えられていないのですが、2019年には韓国語を覚えて、後半に中国語を覚えたいです。海外の公演では、始まる前に現地の言葉を使ったSEを流すのですが、自分はそういうのをやったことがないので、できたらいいなと思います。
― 海外でのステージも多いザ・フーパーズのみなさんですが、現地のお客さんのイケメン女子に対する反応はどんな感じなんですか?
陽稀:女の子がカッコよくなったり、逆に男の子が可愛くなったりするのは、海外では馴染みがなく日本独自の文化だと思います。なので、以前フランスに行ったときは、たくさんの方が興味を持って観に来てくれました。「あのときに観てハマりました」と言ってわざわざ海外から日本まで観に来てくれる方もいらっしゃるぐらいです。
― やはり人気なんですね!最後に未来さんもお願いします。
未来:2ndアルバムがこういう形になっているのは、2年前にリリースした1stアルバムとそれ以降の自分たちの活動が表れているからこそだと思います。次に出す3rdアルバムに向けて自分たちの世界観をもっと突き詰めていくことが大事ですし、3rdアルバムをファンの方に届けるには、全員がもっと、もっとスキルアップしないといけないです。夢だけを描いていても付いていてくれる人はいないので、歌も、ダンスもスキルアップして、2019年は、胸を張って頑張ったといえる年にしたいなと思います。
― 具体的に表現力が進化したなと感じるのは?
未来:ダンスの振付師さんがずっと1人の方だったのですが、8thシングルの「ヴァンパイアキス」(2018年1月)から、色んな振付師さんに習うようになりました。なので、色々な魅せ方などが身に付いてきたと思います。
ザ・フーパーズ、写真集にも意欲!カメラマンは?
― 次に、グループとしてやってみたいことをお聞きしたいです!乃愛:みんな綺麗な顔をしているので写真集を出したいです。
6人:いいね!
乃愛:いつも素敵な衣装を着させて頂いているので、逆にラフな格好とかもみんなに見てほしいです。色んな表情を収めたものが作れたらいいなと思います。
― いいですね?メンバーの中に“カメライケメン女子”はいるんですか?
未来:一眼レフで人を撮るのが好きです。
― じゃあ写真集の撮影は未来さんですね。
未来:やりたいです。でも、私を撮ってくれる人は?
メンバーたち:千知が撮ります!
千知:え~、未来からクレームが来そう(笑)。
― (笑)。他にチャレンジしたみたことがある方はいますか?
未来:メンバー全員でCMに出たいです。今年、ハウステンボスさんのCMに「ジュエルの鼓動が聴こえるか?」を起用して頂いたんですが、私たち自身はCMに出演していないので是非!
ザ・フーパーズ、2019年への意気込み
― 写真集にCM、お芝居のお話もありましたし、ファンの方が喜んでくれそうなことばかりですね。陽稀:ワールドツアーもやりたいです。ロンドン、フランス、台湾は行ったのですが、まだアメリカに行ったことがないし、韓国にも日本の音楽を伝えたいです。特に今回のアルバムはどんなところでも「いいな」と思ってもらえるような世界観になっているので、海外でも。
― ライブしたい国を1つあげるとしたら?
陽稀:アメリカですかね。アメリカでも土地ごとに色々と違ってくると思うので、アメリカツアーができたら嬉しいです。
未来:めっちゃ楽しそう!
― 国内外問わず、イケメン女子の輪を広げる秘策はあるんでしょうか?
千知:前に女子限定ライブをやったことがあるのですが、最近、男性ファンである“勇者”が本当に増えているんです。これまではライブの観客は女性が9.9割だったのですが、最近急に増えて、女性の割合が9割になりました。なので、“勇者限定ライブ”をやりたいです。
陽稀:普通のライブでも“勇者エリア”を作りたいです。“勇者”の方は、「背の高い男が前にいると後ろの女の子がステージを観ることができないのでは」と気を遣って、会場の後方にいてくださる紳士の方が多いので、“勇者エリア”を作ったほうがいいかも。
― アイデアがどんどん出てくるので、2019年もみなさんの活躍が楽しみですね。最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。
星波:今回の2ndアルバムは、フーパーズで4年間やってきたことが確立されたうえでのリリースとなります。なので、「フーパーズが気になっているけど、ライブに行くのが恥ずかしい」と思っている方は、このアルバムを聴いて頂けたら、フーパーズがどんなことをやっているのかすぐに分かります。このところ、女性ファンの“プリンセス”だけではなく、男性ファンの“勇者”のみなさんも本当に増えてきています。なので、男性の方も、女性の方も、ライブに来て頂ければ、すぐに溶け込めると思います。“ファンタジア”に来るには、まず扉を開けなければいけません!2ndアルバムのリリースイベントもやっているので是非来てください。そして、来年は“勇者エリア”を作れたらと思っているので、男性の方は、後ろの方だけではなく、ぜひ、前の方でも観てください。きっと楽しいと思います!
― “勇者エリア”の今後にも注目ですね(笑)。ありがとうございました。
(modelpress編集部)
ザ・フーパーズ(THE HOOPERS)プロフィール
2014年に結成。全員ショートカットの7人組ボーイッシュ・ガールズ・グループ。少女コミックから飛び出してきた王子様のような、女子も恋するルックスから“イケメン女子”とも呼ばれ、日常では味わえないFANTASIA(夢の世界)を創ることをコンセプトとしている。“イケメン女子”ならではの、際どいセクシーさのあるパフォーマンスは、一目で観る者を魅了する。2018年2月にグループを支え続けたリーダー・麻琴が卒業。7人体制となったが、6月27日にリリースした「ジュエルの鼓動が聴こえるか?」で、メンバーからのオファーを受け、i☆Ris・澁谷梓希が期間限定で加入した
ザ・フーパーズ 2nd Album「FANTASIC SHOW」(11月28日リリース)概要
・初回限定LIVE盤(CD+DVD)
【CD】
01. トロイメライ
02. Cheers!
03. ユラメクホノオ
04. Interlude 1
05. ヴァンパイアキス
06. シロツメクサ
07. ジュエルの鼓動が聴こえるか?
08. コイゴコロ/ザ・フーパーズ -4 roses- ※参加メンバー:未来・星波・陽稀・千知
09. TOMOSHIBI/未来(ザ・フーパーズ)
10. Interlude 2
11. SHAMROCK
12. Don’t know why?
13. Believer
14. Life is beautiful
15. クリアスカイ(New Ver.)
【DVD】
『TOUR FANTASIA 2018 -夢のトビラ-』アンコール公演・ダイジェスト
・Prologue
・クリアスカイ
・GO!GO!ダンスが止まらナイ
・ラブハンター
・乙女乱舞ブギ
・離さないよ
・ユラメクホノオ
・永遠のプリズナー/ザ・フーパーズ -4 roses-
・Epilogue
・ジュエルの鼓動が聴こえるか?
・Hoop a Go Go!
・NEW WORLD
・Ending
・初回限定MV盤(CD+DVD)
【CD】
全形態共通
【DVD】
・ジュエルの鼓動が聴こえるか?(Music Video)
・クリアスカイ(Music Video)
・ヴァンパイアキス(Music Video)
・SHAMROCK(Music Video)
・シロツメクサ(Music Video)
・Cheers!(Making of FANTASIC SHOW)
・通常盤(CD)
【CD】
全形態共通
「FANTASIC SHOW」発売記念イベント
11月27日(火) 18:30~ HMV & BOOKS TOKYO ※陽稀生誕祭11月28日(水) 18:30~ ニコニコ本社
11月29日(木) 18:30~ タワーレコード新宿店
11月30日(金) 18:30~ サンシャインサカエ(愛知県)
12月1日(土) 14:00~/17:00~ 阪急西宮ガーデンズ(兵庫県)
12月2日(日) 13:30~/16:00~ ニコニコ本社
※観覧フリー
【Not Sponsored 記事】