1000人動員できなければ解散…崖っぷちイケメンヲタクグループ「新世紀えぴっくすたぁネ申」を直撃<モデルプレスインタビュー>
東京を中心に活動中のアイドル系ヲタクグループ・新世紀えぴっくすたぁネ申(読み:しんせいきえぴっくすたぁごっど/通称:えぴすた)。メンバーそれぞれが個々にヲタク活動をしているというユニークなグループで、巷で話題を呼んでいる。しかし、来年1月23日、1000人動員できなければ解散というライブを予定している崖っぷちな状況…。そんな彼らの魅力を探るとともに、岐路に立たされた今の心境に迫った。
新世紀えぴっくすたぁネ申、ユニークな9人のメンバー
― 個性豊かなみなさんですが、自己紹介と好きな“オタクコンテンツ”を教えてください。HIЯO・チッチャ・エンペラー:レッド担当のリーダー、HIЯO・チッチャ・エンペラーです。僕はアニメが好きで、最初は「ドラゴンボール」から入りました。そこからいろんなアニメとマンガに触れ、今も空き時間はマンガを読むことが多いです。ライブの予定が多いので、あまりオタク活動できていないかもしれませんが…。あと、特技はかめはめ波です(笑)
アヤァ・オブ・ザワールド:水色担当のアヤァ・オブ・ザワールドです。小鳥遊綾という名前でも活動していてます。好きな作品は「機動戦士ガンダム」。シャアが大好きです。「新世紀エヴァンゲリオン」も好きで、リスペクトを込めて、グループ名に「新世紀」とつけさせていただきました!
けーと:パールホワイト担当、ケイティ・プリンス・イン・ザ・キングダム、けーとです。男性アイドルが大好きで、今一番ハマってるのはKing & Princeの岸優太くんです!ファンクラブにも入っています。グッズもいろいろ揃えています!
まぁくん!:イエロー担当・まぁくん!です。アイドルオタクで、オフの日は新宿ReNYに行っています。
たくぴー:たくぴーです。僕も、アイドルオタクだったんですが、今では多分、一番オタクじゃないかなと…。自分がアイドルをやってみて変化がありましたね。あと、異世界転生系のマンガを読み漁っています。
大我:紫担当・大我です。僕は小学生のときに引きこもっていて、その時に深夜アニメを見て、アニメにハマるようになりました。とくに好きなのは「CLANNAD」。もともとギャルゲーなのですが、ゲームのほうはプレイしていなくて、アニメから入りました。すごく影響を受けて、価値観が変わりました。
Daichi:黄緑担当のDaichiです。僕は最初、あまりアニメ好きではなかったのですが、ある日を境に見ようかなと思い、今はもうどっぷりハマっています。中でも「ラブライブ!」が大好きで、11月17日に自分たちのライブがあるのですがお休みをもらい、「ラブライブ!」のライブに行く予定です(笑)抽選、勝ち取ったので(笑)
池田:オレンジ担当の池田です。僕は筋肉オタクです。筋トレをしていて、ジムにも通っています。アクロバットも練習しています。
流星:青担当の流星です。3ヶ月くらい前に加入しました。僕もアニメをいろいろ見ているのですが、聖地巡礼をしています。舞台になった場所へ行き、そのシーンを再現して写真や動画を撮るのにハマってます。コスプレもしています。
えぴすたの魅力って?
― それぞれ好きなものが違い、ユニークなメンバーが集まったえぴすたですが、みなさんの強みやライブの特色は?まぁくん!:強みはとにかく仲がいいところです!
アヤァ・オブ・ザワールド:ヲタ芸は一つ特徴なのかな。僕たちもやりますし。僕たち自身、ライブが好きなので、まずはライブに来ていただき、体感してほしいですね。みんなで楽しめるようなライブ作りを心がけいてます。
HIЯO・チッチャ・エンペラー:曲も良いと思います。盛り上がる系もありますし、詞を伝えるものもけっこうあります。
アヤァ・オブ・ザワールド:ちなみに、僕が作詞している曲もけっこうあります!(笑)まぁ、えぴっくすたぁと言えばライブかと思いますね。本数もけっこうやっていますし。
― アニメやマンガ好きのメンバーが多いですが、ファンの方もアニメやマンガ好きな女性が多いのでしょうか。
アヤァ・オブ・ザワールド:そうですね。オタクな子は多いかもしれないです。
HIЯO・チッチャ・エンペラー:アニメ好きな人が多いですね。なので、コスプレをするとすごく盛り上がります。
池田:Daichiは(「進撃の巨人」の)リヴァイ兵長やっていたよね。めっちゃ似合ってた!
けーと:ハロウィンの時期はとくによくコスプレをしていました。その時期はめちゃめちゃウケますね。
型にはまらないえぴっくすたぁのライブ
― 担当のカラーがあるということで、ライブ中はファンの方がペンライトを振って盛り上がったりするのでしょうか?自分の色を見てしまうなどはありますか?HIЯO・チッチャ・エンペラー:自分の色しか見ないですね。やっぱり、ファンの方のペンライトを見るとテンションが上がります。
アヤァ・オブ・ザワールド:僕は全員見ますね。確かに自分の水色が多かったらテンション上がりますけど、水色の数に左右されるのではなく、来てくれている人全員を楽しませるつもりでライブをしています。
池田:そんなこと言っていますけど、ライブ中に帰ってしまったことがあるんですよ(笑)
アヤァ・オブ・ザワールド:頑張ったんですけど、ノリきらなくて…。
Daichi:型にはまらないライブが多く、毎回内容も表現の仕方も違います。あやぁが帰っちゃう日もあれば(笑)
アヤァ・オブ・ザワールド:いやいや!もう帰らない(笑)!
まぁくん!:MC中に「ちょっとトイレ行きたい」と言ってトイレに行ったこともあったよね。
― そういった自由なところも見ているファンの方にとっては楽しいのでは?
アヤァ・オブ・ザワールド:そうだと思います(笑)
HIЯO・チッチャ・エンペラー:本当、自由やな(笑)
たくぴー:でも、みんなずっと楽しそうだよね。歌もダンスもまだまだですが、みんなが楽しそうなところは魅力の一つかと思います。
大我:そうですね。楽しいことに一生懸命で、楽しいライブをしようと意識しています。
HIЯO・チッチャ・エンペラー:やっぱり、自分たちが楽しまないとお客さんにも楽しんでもらえないと思うので、まずは自分が楽しむ。自分をアゲて、お客さんもアゲていきます。
アヤァ・オブ・ザワールド:僕はお客さんのスイッチを入れることを心がけています。最初はお客さんにも緊張があると思うので「一緒に楽しもう!」とマイクパフォーマンスをしています。僕たちもお客さんも一緒に楽しめることが一番なので。
流星:僕は最近加入しましたが、圧が出ているところが魅力かと思います。一人ひとりの良いところを見つけてついていこうと思っています。
ジャパンエキスポにも参加
― 2017年、フランスでのジャパンエキスポにも参加されたみなさん。すごくピッタリなイベントですが、そこでどのようなことを感じました?けーと:本当ですか?あれは最高でしたね。
アヤァ・オブ・ザワールド:いや、お前いなかっただろ(笑)参加したのは、HIЯO、まぁくん!、たくぴー、大我と僕なのですが、フランスのお客さんはすごい!僕たちのことを知らないのにすごく温かかったです。
HIЯO・チッチャ・エンペラー:日本でもあのようなノリになればいいなと思いましたね。
アヤァ・オブ・ザワールド:テンションがすごく高く、こっちも負けてられないって思いました。パフォーマンス中、少し指を指しただけで、広範囲の人が大喜びで、ちょっとびっくりしてしまいました(笑)それくらい反応がよかったです。刺激をものすごく受けましたね。
えぴすたに解散の危機…
― パワフルに活動されているみなさんですが、来年1月に行うライブで1000人を動員しなければ解散。グループへの思いや運命をかけたライブへの意気込みをお聞かせください。HIЯO・チッチャ・エンペラー:1月23日に赤坂BLITZでライブをするのですが、グループ存続がかかっています。今はそのライブまでのことしか考えていなくて、その後のことは考えていません。厳しい戦いになりますが、自分は一つのことしかできないタイプなので、今できることをやるまでです。
アヤァ・オブ・ザワールド:1月23日に向けて、原宿をジャックするなど、いろんな取り組みをしています。少しでも、1人でも多くの人に来ていただきたいですし、1000人と言っていますが、1000人以上満員にするくらいの気持ちでやっています。できなければそれまでです。これが僕の覚悟です。
Daichi:二人が言ってくれたように、全員認識は一緒だと思います。
池田:今までいくつもライブをしてきましたが、今まで以上に、一番楽しいライブにしたいと思っています。何かをやりたい!
アヤァ・オブ・ザワールド:演出など、いろいろ考えているところです。今までを超えると言っても大丈夫かな(笑)?それから、僕たちのことを知ってくれている方も、知らない方も楽しめるライブにしたいと思っています。チケットも安めなので、気軽に来ていただけるといいな。前に僕たちを推してくれていた方にも、1月23日は空けていただき、僕たちに会いに来てもらえたら嬉しいです。
― グループ存続をかけたライブを控えるみなさんから、夢を叶える秘訣をお一人ずつお願いします。
HIЯO・チッチャ・エンペラー:まず楽しむことを考えています。夢を叶える近道はないので、まずは楽しむ。ある程度の計画もありますが、楽しむことを全力でやっています。
アヤァ・オブ・ザワール:僕は言霊というものをすごく信じていて、とにかく言葉に出す。やりたいことを言葉に出すことが力になると思っています。言葉の力ってすごく強いと思うので、とにかく口に出しています。努力も大切ですが、僕は実際、言葉に出していろいろ目標を叶えてきたので、これからもそうしていきたいなと思っています。
けーと:夢の見方と追い方を間違えないこと。自分の夢に対しての自分の中での幸福論、欲、本当に自分に求めているものか、全部を考えます。それをどう見て、どう追うか。本当に幸せかどうか考えることが大切かと思います。
まぁくん!:とりあえず、何かやれることをがむしゃらに!そんな感じでこれまでやってきました。
たくぴー:実際に思うことが、1人よりも、一緒に支え合う仲間、戦える仲間がいることが大切だということ。仲間がいるのが大事だと思います。
大我:感謝ですかね。自分がここにいられることにも感謝していますし、ファンの方やスタッフの方への感謝を忘れず、毎日ライブをしていければいいですね。
Daichi:僕は憧れることをやめないことだと思います。常に憧れている人などを作って、その人に近づこうと、何が自分と違うのかなどを考えて、自分の足りないところを補おうとする。その行為、行動が夢に繋がると思います。
池田:僕も感謝ですね。やっぱり感謝をすることって大切だと思うので、みんなに感謝をしながら活動していければと思います。
流星:僕の夢は、宇宙旅行と人体冷凍保存なんですけど(笑)莫大なお金がかかるわけで。でも、それを叶えるために、自分の行動を考えて、自分が今していることはズレていないかなと確認しながら生きています。
― では最後に、大切なライブを控えるえぴすたからメッセージをお願いします。
アヤァ・オブ・ザワールド:1月23日は演出にもこだわりますし、今までの中で最高のライブにしたいと思っています。後悔させないのでぜひ来てください!
― ありがとうございました。
和気あいあいと自身のことを語ってくれたえぴすたのメンバー。しかし、グループ存続をかけたライブの話題になると表情が一変。その力強い9人の眼差しはグループ愛を感じさせ、みな同じ方向を向いていた。覚悟を持って臨む1月23日。彼らの命運はいかに…?(modelpress編集部)
新世紀えぴっくすたぁネ申 プロフィール
東京中心に活動中のアイドル系ヲタクグループ。通称、えぴすた。メンバーそれぞれが個々にヲタク活動をしており、アイドル、アニメなどを中心に幅広く知識を持っており、各々得意分野がある異色グループ。あわせて読みたい
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