「半分、青い。」永野芽郁と佐藤健、脚本・北川悦吏子の目にはどう映っていたのか<インタビュー【2】>
北川悦吏子氏が脚本を手掛け、女優の永野芽郁がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK総合/月曜~土曜あさ8時)。放送開始前、北川氏自身が語っていたように「明らかに異端」であった物語は、9月29日、ついに最終回を迎える。「1話につき与えられた時間は3日」という執筆活動を終えた今、北川氏は何を思うのか――最終回目前、モデルプレスのインタビューに応じた。<2>
永野芽郁と佐藤健、北川悦吏子の目にはどう映っていたのか
「“朝ドラ”ってヒロインと作家が大変と聞いていた」という北川氏。ともに走り抜けたヒロイン・楡野鈴愛役の永野について「(クランクアップ後の)パーティーのスピーチでは、『笑えなくなった日もあったし、眠れなくなった日もあったし、泣いている日もあったし』と正直におっしゃっていて、苦しんでいる人がもう1人いたんだなと思いました」とエピソードを明かす。現場では寝ている姿も目撃したそうだが、それはプレッシャーから。「インタビューで『家に帰っても鈴愛が抜けない、夜不安で眠れなくなる』って言っていて、タフなだけじゃ、あの感受性豊かなお芝居はできないんだなと。彼女がどれだけ辛かったのだろうと思うと、年齢は離れてますけど、同志だったなと思っています」と大役を全うした彼女を労った。
そして、放送開始前のインタビューにて「ラブストーリーの相手役として、集大成になるんじゃないか」と語っていた鈴愛の幼馴染・律を演じる佐藤健については「律は分かりづらくて、そういうところが魅力であったと思うんです。ちょっとユラユラしたまま進んでいた。佐藤健くんはとてもお芝居ができてニュアンスも出る人なので、私のユラユラを彼がグイッグイッとリアルに立体に起こして画鋲のように止めていったのかなと。結局『律ってこういう人』っていうのは焦点を結ばないまま終わらせたいなという気持ちになったのは、佐藤健くんありき」と振り返る。
結果、「どこか天使のような妖精のような、それでいて“弱っちい男の子”みたいなイメージを行ったり来たりしながら書いていたような気がします」とはっきりとした輪郭を持つ鈴愛とは対極的な存在に。「理想というわけではないんですけど、『律がいたらいいな』って全女子が思ってくれるといいなと感じていた」という願いは視聴者に届き、物語中盤、一時律の出演がなかった時期には“律ロス現象”を巻き起こした。
「半分、青い。」で刺激を受けたキャストは?本人の魅力を投影させた若手俳優たち
また、個性豊かなキャラクターが多数登場したが、その中でも特に刺激を受けたキャストには鈴愛の同級生“梟会”の1人・西園寺龍之介(ブッチャー)を演じた矢本悠馬を挙げた。先に子役が決まり、あとから本役が矢本に決定したという今回の配役。「ブッチャーがあんなに愛されると思ってなかった」と想定外の反応を喜び、「当て書きではなかったんですが、一緒に育っていった感じ」と矢本が演じたからこそのブッチャーができあがった。
このほか、“マアくん”こと朝井正人役の中村倫也からも刺激を受けたようで、「私はテレビを観ないので彼のことは知らなくて、いただいた資料を見てその第一印象だけでゆるふわの掴みどころのないモテる男の子にしました」。
さらに、鈴愛の元夫・森山涼次役の間宮祥太朗についても、撮影前に直接会う機会を設けたといい、実際会った印象から、役を広げたと言う。
「りょうちゃんの欠片が見つかって、とにかく声がいいことに気づき、『僕は。』という詩を読むシーンを作った」と明かすなど、愛すべきキャラクターたちは本人の魅力を投影させ作り上げられていったようだった。
北川悦吏子の「◯◯したい!」は?
全156回。「1時間の連ドラや映画とは全然違うノウハウで作っていく。1年半書き続け、自分でも新しい技を編み出していく楽しみがありました」と、北川氏にとっても新たな発見が多かったという“朝ドラ”。最後に、第1週「生まれたい!」に始まり最終回が放送される第26週「幸せになりたい!」まで、鈴愛の感情や欲望を表現しているサブタイトルにかけ、幻の第27週として北川氏自身のサブタイトルを聞くと「『もう書きたくない!』(笑)」と即答。「初めて否定的なサブタイトルです(笑)。また書きたいを思うまでにどれだけ時間がかかるのか、でもまた書きたいと思う日が来るのを信じて待っている。なので、『また書きたい!』でもあるかな」と、1年半駆け抜けた今だからこその答えだった。(modelpress編集部)
あらすじ
そよ風の扇風機を作るために実験を重ねる鈴愛(永野芽郁)と律(佐藤健)。しかし、扇風機の風特有の「渦」を消す方法は見つからない。ある時、鈴愛は100円ショップ大納言で働いていた頃に田辺(嶋田久作)から聞いた話を思い出し、渦を消す方法をひらめく。それを受けて律が扇風機の羽根の改良を試みる。鈴愛は資金集めに奔走。二人三脚でようやく、そよ風の扇風機の試作機第一号が完成する。しかし、喜んだのもつかの間、試作機、試験データ、設計図など全ての資料が盗まれる。盗んだのは津曲(有田哲平)だった。あわせて読みたい
-
「半分、青い。」衝撃の最終週「それを書かないと物語が終われない」 脚本・北川悦吏子の思い<インタビュー【1】>
モデルプレス
-
「半分、青い。」地震速報で放送休止 今後の対応を発表
モデルプレス
-
律(佐藤健)、突然の離婚で視聴者騒然「ナレ離婚」トレンド入り<半分、青い。>
モデルプレス
-
永野芽郁「しんどいです」お母ちゃん(松雪泰子)に抱きつき涙していた<半分、青い。>
モデルプレス
-
視聴総合ランキング
2026年03月02日 09:30時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。
-
01リブート
第6話 終幕
3月1日(日)放送分
TVerで見る -
02おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-
最終章!埋蔵金11億円を巡る最後の戦い
2月26日(木)放送分
TVerで見る -
03元科捜研の主婦
7話「白骨語る誘拐の真相に涙」
2月27日(金)放送分
TVerで見る -
04アメトーーク!
センスある後輩に緊張しちゃう芸人
2月26日(木)放送分
TVerで見る -
05笑神様は突然に…
7年ぶり復活!千鳥の島シリーズ石垣島 M1戦士&朝ドラ俳優
2月27日(金)放送分
TVerで見る
最新ランキングはこちらPowered by -
-
“年頃になるとイケメンを与えないと死ぬ”ひめっちに反響 「半分、青い。」でたまごっちのパロディ
モデルプレス
-
松雪泰子&永野芽郁、中村雅俊の舞台へ「半分、青い。」ファン胸熱の母娘ショットに反響
モデルプレス
おすすめ特集
-
業界初! 全プラットフォーム横断の大規模読者参加型アワード
特集
-
「2026年ヒット予測完全版」発表!モデルプレス独自調査
特集
-
SNS影響力トレンド俳優・女優を特集「モデルプレスカウントダウン」
特集
-
モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」
特集
-
モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!
特集
-
FODでは放送中の最新作はもちろん、オリジナルの独占作品も見放題配信中!
特集
-
ニュース・恋リア・アニメ・スポーツなど多彩な番組を24時間無料で楽しめる!
特集
-
国内作品見放題数2位!アニメ・お笑い・ドラマ・映画が充実!オリジナル作品も!
特集
-
SM ENTERTAINMENT JAPANが手がける『GPP』の情報をお届け!
特集
-
"史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介
特集
-
【投票受付中】K-1&Krushラウンドガールを募集
特集
おすすめ記事
SPECIAL NEWS
記事ランキング
RANKING
-
01
京都大学大学院在学中・冨田キアナ、英語成績下位からケンブリッジ合格「塾に通っていたわけではなく」約1年でIELTS 8.0取得した勉強法【モデルプレスインタビュー】
モデルプレス
-
02
菅原茉椰「SKE48という名前に助けられていた」タレント転身後の率直な心境・現状に葛藤 アイドル時代の経験糧に挑戦続ける日々語る【モデルプレスインタビュー】
モデルプレス
-
03
Snow Man佐久間大介「もっと演技が上手くなりたい」ひたむきな向上心から明かした本音 グループ活動と重なる座長像とは【「スペシャルズ」インタビュー前編】
モデルプレス
-
04
【独占】元レペゼンGINTA(DJ銀太)、3年前に結婚していた「奇跡です」お相手との出会いは?プロポーズ秘話・DJ社長らの反応…全貌に迫る
モデルプレス
-
05
FANTASTICS八木勇征&中島颯太、相方だから知る互いの素顔――溢れ出す“ゆせそた”の絆【Welcome to Sunshine インタビュー】
モデルプレス