SNS時代のスター「けみお」の今とこれから…女子中高生の流行語を生み出し続ける人気の理由<モデルプレスインタビュー>
2018.08.12 12:00
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現在YouTubeで95万人を超えるフォロワーを誇り、女子中高生を中心に支持を獲得する“けみお”。22歳。高校生のときに動画アプリ・Vineで発信した投稿を気に一躍時の人となった彼はいま、アメリカで生活を送っている。拠点を海外に移しても衰えることのない人気を集め続ける“SNS時代のスター”のいまに迫った―――。
ハイテンションと変顔を駆使して、「女子高生のリアルな生態にツッコミを入れる」といったVine動画で人気が爆発したのは2013年頃。原宿を中心とした女子高生から「面白すぎる」「共感できる」と注目を集め、一気にブレイク街道を駆け上がった。
雑誌『HR』の専属モデルとなり、雑誌やバラエティ番組・朝ドラなどのテレビ出演、CDデビューまで成し遂げると、2016年9月頃から突如拠点をアメリカ・ロサンゼルスに移す。
国内でのメディア露出は減少したものの、彼の“クリエイター”としての姿勢は変わらない。テンションの高い軽快なトークで日常を発信し続けているYouTube動画は“けみおワールド”全開で、クセになる面白さと評判。いまも日本の若者たちへ与える影響力は大きいままだ。
現に、日本に一時帰国した際にイベント出演すれば、その歓声の大きさに驚かされるし、けみおが発する「あげみざわ」「泣いた~」「どこまで行っても渋谷は日本の東京」といった言葉はいま、女子高生たちの流行語。彼自身がトレンド発信源となっている。モデルプレスはけみおにインタビューを行い、留学生活やSNSでの反響について感じること、これからの活動についてなど、話を聞いた。
けみお:ちょこちょこ帰国してくるのでいつも訳わかんなくなるけど(笑)、日本を出て2年ほど経ちます。アメリカのロサンゼルスに住んでいて、学校では、文法、スピーキング、ライティングを中心に勉強をしています。アメリカに来てから合計で5回ほど引っ越しをしていて、現在は友達の家にシェアする形で住んでます。今の場所がいちばんお気に入りです。食事は、料理が一切できないので、大好きな豆腐をいろんな調味料をかけて食べてます。結構偏食な生活で肌の治安がとても悪いです(笑)。
― 留学をした頃は、日本での芸能活動で多忙な時期だったと思います。そもそもなぜ留学を決めたのでしょう?
けみお:17歳くらいの時にSNS上に動画を投稿したことをきっかけに、夢だった芸能界でのお仕事、CDデビューもして貴重な経験をたくさんさせていただきました。 デビューから3年経った20歳の頃、ふと自分の人生を振り返ったり、将来のことを想像したり、友達や家族と話し合ったりしました。そういう機会を通して、自分はまだまだ世間のことを知らない未熟者だなと思いました。そんなときに、小さい頃、英語を使う海外での生活を想像していたことを思い出し、夢を実現しようと行動したのがきっかけです。
― 留学を決めてからどんな準備をしていましたか?
けみお:留学を決めてから実際に留学するまで、大体1年くらいありました。その期間は自分で調べてお金を貯めていました。今はインターネットで調べれば基本的なことはなんでもわかるから本当に便利です。不安よりもワクワクした気持ちの方が大きかったので準備は特にしてなかったです(笑)。
― 最初は英語も話せなかったそうですね。
けみお:はい。英語はゼロと言ってもいいくらいにできませんでした。学校入学前にレベル分けのテストがあるのですが、結果はレベル1の英語のスペルから勉強するクラスになりました。
机に座って勉強するのが苦手な僕は、とにかく現地のネイティブスピーカーの方にどんどん突っ込んで行くスタイルで英語を使う環境を増やしました。引っ越した当時、友達は誰もいませんでしたが1人で週末バーなどに行ってカウンターの横に座った方と話したり、SNSを通してクールだなと思う同世代の子たちに片っ端からコンタクトを取っていました。あとは僕の場合、極端かもしれませんが同じ言葉を話す日本人の方と関わるのをなるべく避けました。もちろん寂しくなったりしましたが何のために自分が引っ越したのか、常に自分に言い聞かせてやるべきことをやったら、気がついた時には一緒に笑いあえる仲間ができました!
語学は慣れです。勉強しても実際に使わないと上達しないと思います。語学はコミュニケーションツールです。間違っても伝わればいいんです。日本で生まれて20年間日本語を話してきた人間が数ヶ月でベラベラになんてありえないと思います。できなくて当たり前で間違えてもコツコツ続ければ気がついたら上手くなってると思います!
― YouTubeでは日常生活でのトラブルなども包み隠さず発信しています。海外生活で困難にぶつかったとき、どのように乗り越えてきましたか?
けみお:やっぱり異国で生活するって当たり前ですが大変です。覚悟がいります。 言葉も、環境も、文化もすべてが違うので。数え切れないほどトラブルにぶち当たりました(笑) 。アパートに泥棒が入って大切な洋服が盗まれてしまったり、人間関係での衝突は心にきました。ミスコミュニケーションや捉え方の違いで喧嘩もあったり、どこまでかジョークなんだろうかと思うことが多々あります(笑)。
生々しいですが金銭面や嘘で衝突した友人から討論の末に警察を呼ぶって言われた時はショックだったのと、間違っていることを間違っていると英語で訂正できず、自分がおかしな嘘をついていると流された時は悔しさにも涙が出て、夜に泣きながら日本に帰ろうかと思ったのを覚えてます。でもその時、こんなことで私の夢が壊されてたまるかって思いました。初めての経験だったので驚きましたが、人生の歴史に1ページ追加されただけだから、まぁいいやって今は思います。
― 留学してよかったと思うのはどんなときですか?
けみお:全てです!僕は20才の時にこの異国への移住を決意してなかったら一生後悔してたってハッキリ言えます。この国で出会う方達の考え方にとても刺激を受けます。アメリカは移民の国なので様々な人種の方がいます。僕も日本からの移民です。アメリカにきた頃が大統領選挙の時期で、僕と同世代の現地の子たちが政治などにきちんと自分の考えを持ち発言する姿にとても驚いて恥ずかしくなりました。
正直日本にいた時、政治や選挙、そんなことに興味や関心なんてゼロでした。正直政治って面白くないですもん。ニュースで聞こえてくるのは誰が悪さしたとか、居眠りとか(笑)。政治の話なんて友達としたことありません。恋愛話とか流行ってるものとかセール品がどうだこうだとかそんな話ばっかりで。でもそれって危険ですよね。だって今の若い子たちがこれからの将来を変えていくのに、それに関心を向けず議論しないなんて。恥ずかしくなったと同時に怖くなってこれは変わらなきゃいけない大きな部分だなって強く気付かされました。
― 留学当初と現在を比べて、成長を感じることはありますか?
けみお:ハプニングが起きても動じなくなりました。沢山のドラマやアクシデントが日々の生活で起きるのでその一つ一つに感情全部注いでたらスカスカに枯れちゃうって思いました。人生意味わかんないことがたくさんあるので、自分も 意味わかんない人間でいいと思いました。
― 海外でのYouTuberとしての活動についても聞かせてください。
けみお:自分自身YouTuberという意識はないです。どちらかというとクリエーターだと思っています。YouTubeは日記のような感覚で投稿しています。日々自分がこっちで気になった物や自分に起きた出来事、友達と再会した時のことなど楽しいと思ったことを友達にシェアするような感覚でアップロードしています。その日記に対して視聴してくださるみんなが友達みたいにコメントでアドバイスや感想を書き込んでくれて一つの思い出ができるようでとても楽しいです。
― けみおさんが発信した「あげみざわ」「泣いた~」「どこまで行っても渋谷は日本の東京」などが女子高生を中心に流行語となっています。
けみお:僕が発したワードが流行語として記事で取り上げられているのを目にして驚きました。正直アメリカに引っ越してからはテレビなどのお仕事もないので、インターネットの影響力の凄さを改めてを感じました。他にも日本に住んでるお友達から「今日バイト先でどこまで行っても~って歌ってたお客さんいたよ」と連絡をくれて、素直に嬉しくてみんなに感謝です。
― 反響を実感することはありますか?
けみお:日本に帰国するたびに街中で優しい声をかけて頂いたりすると本当に嬉しくなり自分に自信がつきました。僕も昔は人の顔色を伺って、あんまり自分に自信がなかったんです。だけど「けみおの動画で元気出た」って優しい言葉を送ってくれる皆さんのおかげで自分に自信が出ました。そしてやっててよかったと思えます。
― けみおさんにとってYouTubeをはじめとするSNSとはどんな場所ですか?
けみお:僕にとっては日常をシェアハピするツールです!今の時代は自分のことをインターネットを使って簡単に世界にシェアできる手段がたくさんあってすごいですよね。
― 今の10代、20代に発信したいことはありますか?
けみお:僕は今20代なのですが、SNSの発達で考えなくてもいいことにたくさんの時間やエナジーを注ぐことが増えすぎているかなと感じる部分があります。SNSはたくさんの夢が詰まっていると思います。僕もそこを通して夢に近づけた一人です。もちろんいい部分もあります。だけど私たちのメンタルヘルスを攻撃してしまう部分もたくさんあります。それから、SNSでたまに攻撃的なことを他者に送っている人を見かけるのですが、簡単に発信できる時代だからこそ、発信前にもう一度きちんと考えるべきだと思います。僕の元にもヘイトコメントが送られてくるのですが、インターネットなんて宇宙みたいなもんだから、そこで広がるネガティブなことにエネルギーを注ぐのはもったいないので、宇宙からヘイトコメントが送られてきても感情は一生安定。そのほうが毎日ハッピーです!
けみお:幸せなことに、アメリカに引っ越してから、今まで経験したことがあまりなかったファッションや他にも様々なところからお仕事を頂いていているので、そういったお仕事を頑張りたいです。あとは音楽やイラストなどももう一度やりたいなと思っています。
けみお:自分自身が一番の味方でいてください。あとは夢をたくさん口に出した方がいいです!口に出すと、気がついたら自分がその方向に行くように行動してたりします。アメリカに越すときにおじいちゃんが「人生は真剣に戦うと知恵が出て、中途半端だと口が出る、いい加減だと言い訳ばかり出る」と言われていました。本当にその通りで、目の前のことを丁寧にコツコツやることが大事だと思いました。
― では、けみおさんの今の夢は?
けみお:けみおになりたいです。けみおという人間を突き詰めていく。きっとゴールはないと思いますが、自分の言葉やスタイルで色んなものをシェアハピしていきたいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
雑誌『HR』の専属モデルとなり、雑誌やバラエティ番組・朝ドラなどのテレビ出演、CDデビューまで成し遂げると、2016年9月頃から突如拠点をアメリカ・ロサンゼルスに移す。
国内でのメディア露出は減少したものの、彼の“クリエイター”としての姿勢は変わらない。テンションの高い軽快なトークで日常を発信し続けているYouTube動画は“けみおワールド”全開で、クセになる面白さと評判。いまも日本の若者たちへ与える影響力は大きいままだ。
現に、日本に一時帰国した際にイベント出演すれば、その歓声の大きさに驚かされるし、けみおが発する「あげみざわ」「泣いた~」「どこまで行っても渋谷は日本の東京」といった言葉はいま、女子高生たちの流行語。彼自身がトレンド発信源となっている。モデルプレスはけみおにインタビューを行い、留学生活やSNSでの反響について感じること、これからの活動についてなど、話を聞いた。
けみお、アメリカ留学の理由と夢への思い
― まずはアメリカでの生活からお聞きしたいと思います。留学先ではどんなことを勉強しているんですが?けみお:ちょこちょこ帰国してくるのでいつも訳わかんなくなるけど(笑)、日本を出て2年ほど経ちます。アメリカのロサンゼルスに住んでいて、学校では、文法、スピーキング、ライティングを中心に勉強をしています。アメリカに来てから合計で5回ほど引っ越しをしていて、現在は友達の家にシェアする形で住んでます。今の場所がいちばんお気に入りです。食事は、料理が一切できないので、大好きな豆腐をいろんな調味料をかけて食べてます。結構偏食な生活で肌の治安がとても悪いです(笑)。
― 留学をした頃は、日本での芸能活動で多忙な時期だったと思います。そもそもなぜ留学を決めたのでしょう?
けみお:17歳くらいの時にSNS上に動画を投稿したことをきっかけに、夢だった芸能界でのお仕事、CDデビューもして貴重な経験をたくさんさせていただきました。 デビューから3年経った20歳の頃、ふと自分の人生を振り返ったり、将来のことを想像したり、友達や家族と話し合ったりしました。そういう機会を通して、自分はまだまだ世間のことを知らない未熟者だなと思いました。そんなときに、小さい頃、英語を使う海外での生活を想像していたことを思い出し、夢を実現しようと行動したのがきっかけです。
― 留学を決めてからどんな準備をしていましたか?
けみお:留学を決めてから実際に留学するまで、大体1年くらいありました。その期間は自分で調べてお金を貯めていました。今はインターネットで調べれば基本的なことはなんでもわかるから本当に便利です。不安よりもワクワクした気持ちの方が大きかったので準備は特にしてなかったです(笑)。
― 最初は英語も話せなかったそうですね。
けみお:はい。英語はゼロと言ってもいいくらいにできませんでした。学校入学前にレベル分けのテストがあるのですが、結果はレベル1の英語のスペルから勉強するクラスになりました。
机に座って勉強するのが苦手な僕は、とにかく現地のネイティブスピーカーの方にどんどん突っ込んで行くスタイルで英語を使う環境を増やしました。引っ越した当時、友達は誰もいませんでしたが1人で週末バーなどに行ってカウンターの横に座った方と話したり、SNSを通してクールだなと思う同世代の子たちに片っ端からコンタクトを取っていました。あとは僕の場合、極端かもしれませんが同じ言葉を話す日本人の方と関わるのをなるべく避けました。もちろん寂しくなったりしましたが何のために自分が引っ越したのか、常に自分に言い聞かせてやるべきことをやったら、気がついた時には一緒に笑いあえる仲間ができました!
語学は慣れです。勉強しても実際に使わないと上達しないと思います。語学はコミュニケーションツールです。間違っても伝わればいいんです。日本で生まれて20年間日本語を話してきた人間が数ヶ月でベラベラになんてありえないと思います。できなくて当たり前で間違えてもコツコツ続ければ気がついたら上手くなってると思います!
― YouTubeでは日常生活でのトラブルなども包み隠さず発信しています。海外生活で困難にぶつかったとき、どのように乗り越えてきましたか?
けみお:やっぱり異国で生活するって当たり前ですが大変です。覚悟がいります。 言葉も、環境も、文化もすべてが違うので。数え切れないほどトラブルにぶち当たりました(笑) 。アパートに泥棒が入って大切な洋服が盗まれてしまったり、人間関係での衝突は心にきました。ミスコミュニケーションや捉え方の違いで喧嘩もあったり、どこまでかジョークなんだろうかと思うことが多々あります(笑)。
生々しいですが金銭面や嘘で衝突した友人から討論の末に警察を呼ぶって言われた時はショックだったのと、間違っていることを間違っていると英語で訂正できず、自分がおかしな嘘をついていると流された時は悔しさにも涙が出て、夜に泣きながら日本に帰ろうかと思ったのを覚えてます。でもその時、こんなことで私の夢が壊されてたまるかって思いました。初めての経験だったので驚きましたが、人生の歴史に1ページ追加されただけだから、まぁいいやって今は思います。
― 留学してよかったと思うのはどんなときですか?
けみお:全てです!僕は20才の時にこの異国への移住を決意してなかったら一生後悔してたってハッキリ言えます。この国で出会う方達の考え方にとても刺激を受けます。アメリカは移民の国なので様々な人種の方がいます。僕も日本からの移民です。アメリカにきた頃が大統領選挙の時期で、僕と同世代の現地の子たちが政治などにきちんと自分の考えを持ち発言する姿にとても驚いて恥ずかしくなりました。
正直日本にいた時、政治や選挙、そんなことに興味や関心なんてゼロでした。正直政治って面白くないですもん。ニュースで聞こえてくるのは誰が悪さしたとか、居眠りとか(笑)。政治の話なんて友達としたことありません。恋愛話とか流行ってるものとかセール品がどうだこうだとかそんな話ばっかりで。でもそれって危険ですよね。だって今の若い子たちがこれからの将来を変えていくのに、それに関心を向けず議論しないなんて。恥ずかしくなったと同時に怖くなってこれは変わらなきゃいけない大きな部分だなって強く気付かされました。
― 留学当初と現在を比べて、成長を感じることはありますか?
けみお:ハプニングが起きても動じなくなりました。沢山のドラマやアクシデントが日々の生活で起きるのでその一つ一つに感情全部注いでたらスカスカに枯れちゃうって思いました。人生意味わかんないことがたくさんあるので、自分も 意味わかんない人間でいいと思いました。
“けみお語”が女子中高生の流行語に 日本での反響に思うこと
― 海外でのYouTuberとしての活動についても聞かせてください。
けみお:自分自身YouTuberという意識はないです。どちらかというとクリエーターだと思っています。YouTubeは日記のような感覚で投稿しています。日々自分がこっちで気になった物や自分に起きた出来事、友達と再会した時のことなど楽しいと思ったことを友達にシェアするような感覚でアップロードしています。その日記に対して視聴してくださるみんなが友達みたいにコメントでアドバイスや感想を書き込んでくれて一つの思い出ができるようでとても楽しいです。
― けみおさんが発信した「あげみざわ」「泣いた~」「どこまで行っても渋谷は日本の東京」などが女子高生を中心に流行語となっています。
けみお:僕が発したワードが流行語として記事で取り上げられているのを目にして驚きました。正直アメリカに引っ越してからはテレビなどのお仕事もないので、インターネットの影響力の凄さを改めてを感じました。他にも日本に住んでるお友達から「今日バイト先でどこまで行っても~って歌ってたお客さんいたよ」と連絡をくれて、素直に嬉しくてみんなに感謝です。
― 反響を実感することはありますか?
けみお:日本に帰国するたびに街中で優しい声をかけて頂いたりすると本当に嬉しくなり自分に自信がつきました。僕も昔は人の顔色を伺って、あんまり自分に自信がなかったんです。だけど「けみおの動画で元気出た」って優しい言葉を送ってくれる皆さんのおかげで自分に自信が出ました。そしてやっててよかったと思えます。
― けみおさんにとってYouTubeをはじめとするSNSとはどんな場所ですか?
けみお:僕にとっては日常をシェアハピするツールです!今の時代は自分のことをインターネットを使って簡単に世界にシェアできる手段がたくさんあってすごいですよね。
― 今の10代、20代に発信したいことはありますか?
けみお:僕は今20代なのですが、SNSの発達で考えなくてもいいことにたくさんの時間やエナジーを注ぐことが増えすぎているかなと感じる部分があります。SNSはたくさんの夢が詰まっていると思います。僕もそこを通して夢に近づけた一人です。もちろんいい部分もあります。だけど私たちのメンタルヘルスを攻撃してしまう部分もたくさんあります。それから、SNSでたまに攻撃的なことを他者に送っている人を見かけるのですが、簡単に発信できる時代だからこそ、発信前にもう一度きちんと考えるべきだと思います。僕の元にもヘイトコメントが送られてくるのですが、インターネットなんて宇宙みたいなもんだから、そこで広がるネガティブなことにエネルギーを注ぐのはもったいないので、宇宙からヘイトコメントが送られてきても感情は一生安定。そのほうが毎日ハッピーです!
けみおのこれから
― 今後の活動についてどのように考えていますか?けみお:幸せなことに、アメリカに引っ越してから、今まで経験したことがあまりなかったファッションや他にも様々なところからお仕事を頂いていているので、そういったお仕事を頑張りたいです。あとは音楽やイラストなどももう一度やりたいなと思っています。
けみおの“夢を叶える秘訣”
― それでは最後に、けみおさんが思う“夢を叶えるための秘訣”を教えてください。けみお:自分自身が一番の味方でいてください。あとは夢をたくさん口に出した方がいいです!口に出すと、気がついたら自分がその方向に行くように行動してたりします。アメリカに越すときにおじいちゃんが「人生は真剣に戦うと知恵が出て、中途半端だと口が出る、いい加減だと言い訳ばかり出る」と言われていました。本当にその通りで、目の前のことを丁寧にコツコツやることが大事だと思いました。
― では、けみおさんの今の夢は?
けみお:けみおになりたいです。けみおという人間を突き詰めていく。きっとゴールはないと思いますが、自分の言葉やスタイルで色んなものをシェアハピしていきたいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
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