<GENERATIONSインタビュー>デビュー6年目の“危機感”とは? なぜ2人は先に帰ったのか…ツアー先での「ただ寂しかった話」も
2018.06.13 19:00
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ボーカルの片寄涼太、数原龍友、パフォーマーの白濱亜嵐、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太からなるGENERATIONS from EXILE TRIBEが、モデルプレスのインタビューに応じた。シングル『F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS』を6月13日にリリースした彼ら。3月には初の中国ツアーを行い、5月からは初の単独ドームツアー「GENERATIONS LIVE TOUR 2018“UNITED JOURNEY”」が開幕。デビュー5周年となった“飛躍”の2017年を経て、新たな挑戦を続ける今。そんな2018年の第一弾シングルとなる今作は、世界中でトレンドとなっているダンスの動き“シュート(Shoot)”を取り入れ話題を集めるキャッチーな応援ソングとなっている。
目次
“シュートダンス”も話題 2018年第一弾シングル『F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS』
― 2018年第一弾シングル『F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS』がリリースとなりました。
片寄:ありがたいことに音楽番組にも出させていただいて、シングルは今年初かーという感覚があります。そういう意味では、皆さんにもGENERATIONSが活発的に活動しているような印象を受けていただいているんじゃないかなと。その勢いの中でリリースできるシングルなので、自分たちも期待している部分は大きいです。
― 楽曲もとても勢いのあるものに。メンバーの希望もありましたか?
片寄:色々な意見があったんですが、プロデューサーさんやHIROさんをはじめ、たくさんの方とお話させていただいて、「GENEにはこういう曲が合うんじゃないか」と『F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS』になりました。
― “シュートダンス”も話題を集めていますね。
白濱:シュートダンスをやっているドロップの音は、スタッフさんにも相談しながら、皆で試行錯誤しました。「もっとキャッチーな音のほうがいいと思います」と意見を言わせていただいて、今のドロップに決まりました。中国ツアーのライブの本番前に話し合ったので、すごく印象的に残っています。
片寄:北京でしたね。
数原:そういう時期でしたね。
白濱:色んな案が出たんですけど、今の形に着地しました。
― いつも皆さんで話し合って決めることが多いですか?
片寄:今回は特に話しました。
数原:GENEってこういう踊れる曲が多いじゃないですか?それが続いていたので、違いを出して飽きられないようにしたいよねって話を。一人ひとりが「こうがいい」「ああがいいんじゃない?」って、アイデアを出し合って、GENEをよくしようと考えました。ツアー中の忙しい時期ではあったんですけど、全く苦じゃなかったです。
佐野:シュートってライブとかで遊びでやってたんです。それに参加してくれたらいいなってところもあったので。自分たちが流行らせたというよりは、世界的なカルチャーなので「こういう遊びもあるんだよ」って提示したというイメージです。
デビュー6年目 危機感とは…
― 先程、中国ツアーのお話も出てきましたが、5月からは初のドームツアーも始まりましたね。小森:中国ツアー、ドームツアーはどちらも初めての経験ですし、二度とこないこの“初”という瞬間を色んな人に応援してもらって、僕らもパワーをもらいました。まだまだやれることがいっぱいあると思うので、ワクワクします。
― ドームツアー初日(ナゴヤドーム)はいかがでしたか?
メンディー:ステージに立つまでは実感がなかったです。毎回そうなんですけど、本当に人来るのかな?って。ステージに立って、4万人のお客さんが目の前にいて、その景色は一生忘れないだろうなと思います。武者修行で色んな公園で踊っていたときのこととか…そういうときの気持ちでやらないといけないなって、改めて思いました。
― 実際ステージに立って感じたことは?
中務:すごく、ステージが大きいなと感じました。本当盛り上がってるのかな?って心配になるぐらい広かったんですけど、逆にそれがパワーになりました。アリーナとは違う緊張感があって、もしかしたら来年は出来ないんじゃないかなって危機感を持ちながら、今日来ているお客さん全員ロックしてやるぐらいの気持ちでやっています。
― 危機感が。
中務:常にあります。
― 今は注目度も知名度も上がって勢いのあるタイミングだと思いますが、その波を感じることは?
片寄:危機感と両方を感じています。ありがたい時間もたくさんありますけど、その分大丈夫かな?って思う時間も。
佐野: 1個1個夢に挑戦できているので、次は何に挑戦するのがいいんだろうって危機感があります。まだ俺は22だし、上は48ぐらい…
メンディー:(自ら)おいおい!
佐野:(無視して続ける)例えば20代のメンバーがいる中、龍友くんとかメンさんが40代になるって考えたときに…
数原:腰がキツくて。
佐野:引退を考えるメンバーが出てきたら…
メンディー:ひでえ(笑)。
一同:(笑)。
佐野:(仕切り直して)世の中的にもまだまだ発展途上なグループなので、まだまだやらなきゃいけないこともありますし、流れ作業にならず、モアな姿勢で自分たちを見つけていくことが課題だとも思っています。もし来年もドームでツアーが出来て、10年20年って継続的にステージを踏んでいけるのならば、それに相応しい自分たちになるために磨いていかなくちゃいけないと感じています。エンターテインメントは時代の変化も激しいですし、その中で続けられるかな?っていう危機感を感じています。
― そういったお話を改めてメンバーですることはありますか?
白濱:毎日一緒にいることが多いので、パフォーマーはパフォーマー、ボーカルはボーカルで話すことはあります。それぞれが想像するGENERATIONSには違いがあるだろうし、僕らは性格もバラバラなので、ずっと一緒にいるってことも大事だと思っています。
― 今年デビュー6年目。今の目標は?
佐野:記録を作れるグループになりたいです。去年、三代目(J Soul Brothers from EXILE TRIBE)がドームの公演数で記録を作っていて(※全37公演開催)、そういう記録を作れるグループの仲間入りをしたいし、後に続かなきゃと思います。今年はドームを10公演やるんですけど、もっと公演数を増やしたいです。
なぜ2人は先に帰ったのか…ツアー先での「ただ寂しかった話」
― 最近はツアーで一緒にいる時間も特に長いと思いますが、印象に残っている思い出は何ですか?白濱:名古屋ライブの次の日、龍友くんと涼太は実家に帰ったんですけど、ほかのメンバーは一緒の新幹線で東京に帰る予定だったんです。でも、裕太くんとメンディーくんは1本早い時間に帰って…ちょっとムカつきました。
一同:(笑)
白濱:だったら、それで帰りたかった(笑)。
佐野:俺らは、言われた時間に帰ったのに。
メンディー:スタッフの方に言われたんだって!「どうしますか?」って。
佐野:2人いなくて、「先に帰りましたー」って。
小森:裕太くんはいつも絶対早めに来るから、ちょっと心配してたんですよ。マネージャーさんに「裕太くん疲れて寝坊してるかもしれないっすよ」って言ったら、「もういないです」って言われました。
一同:(笑)
小森:「昨日の夜、1本早く帰る」って言ってたよって言われて。年上2人が、そんなことやっていいの!?
― (笑)。お2人が先に帰った理由は…?
中務:前日の夜に新幹線の時間連絡が届いたんですけど、2グループに分かれていて、僕らは遅い方だったので、早い方に変えてくださいってお願いしたんです。
佐野:メンディーくんは家に荷物が届くっていう理由です。
メンディー:時間を指定していたので、家にいないと不在票入っちゃいますから。
一同:(笑)
片寄:宅配ボックスは?
メンディー:家具だから入らないんだよね。
― それは、家具の宅配を頼んだ時点で時間が分かっていたのでは…
メンディー:いやあ…
白濱:何が嫌って、たかが30分早いだけなんですよ!
メンディー:指定してた時間が、1時から3時とかの間だったから…
小森:12時50分くらいからスタンバイしておきたかったんだよね?
メンディー:そうそう、悔しいじゃん。
佐野:1時15分よりも12時45分に着きたい。その15分が命取りだぞっていうこと?
白濱:そのタイミングで不在票入ってたら嫌だもんね。
― 3人に言わなかったのは?
メンディー:特に何も理由はないです。
中務:新幹線の時間はメンバー全員に送られてきたので、別に言わなくてもいいかなって(笑)。
数原:要は隼の確認不足ってことやろ?
小森:…すみませんでした。
一同:(笑)
白濱:一緒に帰るかと思ってたらいなかったっていうね。
小森:寂しさを感じたんです。
中務:僕がスタッフさんに直接交渉の連絡をしたので、みんな「時間を変更したいかも」って聞いて、お願いすればよかったのかなと思います。
小森:ただ寂しかった話です(笑)。
2年前の“メンディーヨーグルト事件”
― ツアーでは各地に行かれていると思いますが、地方ならではのエピソードがあれば教えてください。片寄:名古屋の会場にひつまぶしを差し入れていただきました。すごく大きかったんです。
佐野:有名なのかな?テレビでも紹介されてました。
白濱:観た!
佐野:食べた2日後とかに、美味しいって紹介されていたので有名なお店のなのかなって思って。
メンディー:食べ盛りだと思われてたのか、お米がすごい量でした。
片寄:残ったお米は、メンディーさんがタッパーに詰めて持って帰りました。
メンディー:おこメンディー。
― 現地の名物を食べられるのも地方ライブならではですよね。
片寄:ほかにも名古屋では、手羽先の差し入れがありました。それも美味しかったです。
メンディー:隼のうちからは、いつものヨーグルトが届いていたよね?
小森:1年に1回、僕のおじいさんが気合い入れて飲むヨーグルトをいっぱい持ってきてくれるんですよ。
片寄:いつも人気だよね。あれ?牛乳プリンあった?
小森:今回はなかった。その代わりに牛乳サブレがあった。
片寄:美味しかったよね。それ、持って帰ったよ。
佐野:差し入れ増えましたね。
片寄:関わる人が増えたから?
白濱:あと、ドームだから入る人数も増えたし。
― 小森さんのお祖父様は、名古屋公演で必ず飲むヨーグルトを差し入れされるんですか?
小森:そうですね。飲むヨーグルトがメインで、プラス1品とか。
佐野:飲むヨーグルトについては、昔一悶着ありましたね。
メンディー:僕の飲むヨーグルトがなくなったんですよ。
一同:(笑)
小森:もう2年前。初アリーナのとき。
メンディー:1日目の夜、名前書いて冷蔵庫に入れておいたら、2日目になくなってたんです。
佐野:絶対俺らのせいだって言うんです。でも、多分自分で飲んでる。
小森:僕もそう思う。
佐野:疲れて本番後に飲んだこと忘れてるんだって。
数原:大騒ぎしてたんすよ、俺のがないとか言って。
片寄:名前書いたって言って。
数原:本当に怒ってるときは、絶対言うんですよ。でも誰も言い出さないから、絶対僕らじゃないんです。絶対自分で飲んでると思います。
メンディー:絶対違う。
佐野:普段から忘れっぽいじゃん?認めた方がいいよ。
白濱:6人の中に心当たりがある人がいるなら、絶対言わないで遺書に書いてほしい(笑)。
佐野:もし飲んでたら言うって。
片寄:今更2年越しに言わないよね。
メンディー:いやあ…
― どうしても2日目に飲むヨーグルトを飲みたかった…と。
メンディー:僕、朝ごはんが好きなんですけど、そのルーティンが狂ったときに、モチベーションが下がるので。
小森:うるさいんですよ。
数原:そういうの本当にうるさい。
片寄:うるさいよね。
小森:「今日◯◯ないんだ」とか、ボソっと言うんですよ。「今日◯◯ないんですか?」って聞けばいいのに、聞こえる声で「今日ないんだ」ってわざと言う。(動きや表情を真似する)
メンディー:そんなことない!そんな目してないよ!
小森:するする!そのまま後ろ向いて、僕と目が合うときあるじゃん!
片寄:してるね。
佐野:あと、わざと探してる素振りする。絶対ないような場所を探して、「ないかー」とか言う。
メンディー:正直なんですよ。思ったことをそのまま言っちゃう。
― 意識なく、何でも?
メンディー:言った後に、やばいってなるんですよ。
片寄:最近特に言うよね。
佐野:昔、お世話になってるスタッフさんに自分が気に入ってるブランドのTシャツを「ほしいです」って言ってもらってたことがあったんですけど、もらった直後に「ありがとうございます!パジャマにします!」って言ったんですよ(笑)。
一同:(笑)。
メンディー:サイズがでかかったんですよね。
― 思ったことがそのままスッと出てきちゃうんですね(笑)。盛り上がっているところではありますが…お時間がきてしまいましたので、最後にモデルプレス読者に向け『F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS』のアピールをお願いします!
片寄:今回のシングルは『F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS』というタイトルの通り、男女問わずアガれる応援ソングになっていますし、若い方々の背中を押せるような曲にもなってると思います。歌詞も読んでいただき、ぜひたくさん聴いて、楽しんでもらえると嬉しいです。
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
GENERATIONS from EXILE TRIBEプロフィール
パフォーマー白濱亜嵐、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、ボーカル片寄涼太、数原龍友の7人により結成されたダンス&ボーカルグループ。2012年11月に「BRAVE IT OUT」でデビュー。2018年は1月1日には初のベストアルバム「BEST GENERATION」をリリース。2月28日には昨年のアリーナツアーの模様が収録された「GENERATIONS LIVE TOUR 2017 MAD CYCLONE」LIVE DVD&Blu-rayが発売された。5月からは初の単独ドームツアー「GENERATIONS LIVE TOUR 2018“UNITED JOURNEY”」がスタートした。
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