山崎夕貴アナ“5つの法則”ヘアメイク・ファッション…おばたのお兄さんと結婚後の生活&変化も語る「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載<女子アナの“素”っぴん>
2018.06.01 17:00
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「フジテレビ×モデルプレス」女性アナウンサー連載『女子アナの“素”っぴん』―――― Vol.13~14は2010年入社の山崎夕貴(やまさき ゆき・30※「崎」は正式には「たつさき」)アナウンサー。
「才色兼備」と呼ばれる彼女たちも1人の女性。テレビ画面から離れたところでは、失敗して泣いていたり、悔しくて眠れなかったり、自分の居場所に悩んでいたり…。それでも気持ちを落ち着かせて、どうしたら視聴者に楽しんでもらえるのか、不快感を与えないのか、きちんと物事を伝えられるのか、そんなことを考えながら必死に努力をしている。本連載ではテレビには映らない女性アナの“素”(=等身大の姿)を2本のインタビューで見せていく。前編はこれまでのアナウンサー人生を振り返りながらターニングポイントに迫るもの、後編は彼女たちが大切にする「5つの法則」をメイク・ファッション・体調管理といったキーワードから問う。
お仕事について語った前編(Vol.13)に引き続き、後編(Vol.14)では私生活も含めた山崎アナの“素”っぴんをお届けする。
またプライベートでは今年3月29日にお笑いタレントのおばたのお兄さんと結婚した。
山崎アナ:あまりメイクは得意ではありませんが…。最近、テレビと普段のメイクは変えた方が良いのだと学びました。休日にテレビ用のメイクをしていたのですが「濃い」と言われることが多くて(苦笑い)。なので最近、普段用のメイクではリップを薄くするなど工夫しています。
― テレビ用のメイクでこだわっていることはありますか?
山崎アナ:リップの色です。本当はもう少しヌーディーなカラーが好きなんです。ただテレビを通して見たときに、ピンクやベージュ、オレンジといったカラーのリップを付けると、顔がくすんで見えてしまって。なので肌色をよく見せるために濃い赤のリップをつけるようにしています。それでも薄いカラーが好きなので、たまにチャレンジすることもあるんです(笑)。そうすると、すぐに母親から電話かかってきて「やめなさい。顔色が悪すぎる」とつっこまれてしまいます。
― アイメイクはいかがですか?
山崎アナ:目が一重と二重で左右バラバラなんです。それが小さい頃からすごく嫌で、高校から大学時代にたくさん研究をしました。“二重のり”なども試しましたが、コンタクトをしているので、目が乾いてしまって。今はアイラインの太さを左右で変え、ビューラーでまつげをグリグリグリと上げて二重を作っています(笑)。マツエクもしていないですし、アイシャドウもほぼ塗っていないので、アイラインとマスカラに頼っているんです。
― マツエクをしない理由は何かあるんですか?
山崎アナ:昔から自分のすっぴんが好きではないからです。本当はカラコンもしたいですし、まつエクもしたいし、いろいろやってみたいことはあるんです。でもそれを日常的にしてしまうと、ますます人前ですっぴんになる勇気が無くなる気がして…。それが怖いので、メイク時もあまりすっぴんと変わらないように心がけています。
― そうなんですね。メイク時間はどのくらいですか?
山崎アナ:いつもダラダラしてしまって、20分くらいかかります(笑)。
― アイテムはいろいろな物を試す派ですか?
山崎アナ:いえ。大体決まっています。でも最近は「このコスメ、もっと安い物でも代用できるんじゃないか」と思い、研究しています。それまでは、最初に買い始めたものをずっと買っていたんですけど、コスパを意識し口コミサイトや薬局などで探し始めました。
― 初期と比較して、メイクは変わりましたか?
山崎アナ:薄くなっていると思います。テレビ用のメイクに慣れていなかったときは、どうしたら良いのか分からず、ただ重ねていたので、入社当時の宣材写真なんて、めちゃくちゃ濃いです(苦笑い)。
― 長らくボブヘアですが、ヘアスタイルのポイントは何ですか?
山崎アナ:髪のツヤにはこだわっています。アレンジが得意ではないので、「せめてツヤツヤの髪でいよう」と心がけているんです。毎朝アイロンをしていますが、髪に当てる適度なスピードと挟む毛量を日々研究しています。たまに「プロの方よりも自分の方が上手いんじゃないか」と思うこともあるほどです(笑)。
まっすぐにしたいと思うと、どうしても力を入れて髪を強く挟んでしまいますよね。でもそうすると毛先が傷んで枝毛ができてしまったり、静電気が起きやすくなってしまったり。結局まとまらないことが多いので、私のポイントは、ぎゅっと挟まず優しくふんわり挟んで、すーっと毛先に流す。最後まで「挟んでいませんよ」くらいの優しい感じが大切です。読者の方に伝わるかしら(笑)。そうすると、ツヤが出るんです。あとは温度も大切です。一見、高温だと髪を痛めそうですが、低温で何度もきゅっきゅっと当てる方が髪に悪いと思うので、高温に設定し一回で優しく当てるのがおすすめです。そして仕上げはツヤ出しスプレーをかけて完成です。
― 丁寧にありがとうございます。今のスタイルは「夕貴ボブ」という言葉でも人気ですが、髪型自体にこだわりはありますか?
山崎アナ:髪型にこだわりはなく、私の美容師さんの好みなんです。雑誌の切り抜きを持って「こういう髪型にしてください」とお願いすることってあるじゃないですか。私も昔はそうしていたんですけど、やっぱりカットモデルさんと自分の顔の形は違いますし、スタイリングも再現できないので、後々がっかりすることが多くて(苦笑い)。でもあるとき「イメージがあるからがっかりするんだ」と思い、「私に合う髪型にしてください」と言ってお願いするようになりました。ただ、くせ毛なので、たまにストレートパーマをかけて、まとめています。髪が広がることが昔からコンプレックスだったので、今はストレートのボブです。
山崎アナ:私はアナウンサーなので衣装で個性を出さなくて良いと思っています。個性的な服を着ていると視聴者の方も気が散ってしまうと思うので、なるべく特徴のない、シンプルなものを着るようにしています。
― では私服はどんなものがお好きですか?
山崎アナ:私服は仕事で着られないようなものを買っています。スニーカーやTシャツといったカジュアルなものが多いですね。無地でもすこし凝ったデザインが入っているような個性的なものが好きです。
― 旦那さんとのデートではどんな服を着ていますか?
山崎アナ:彼もわりとカジュアルな服が多いので、合わせてカジュアルにしています。昔はフリフリした服や女性らしい服も着ていましたが、徐々に仕事とプライベートのオンオフをすごくはっきりとつけるようになり、カジュアルなファッションばかりになりました。
― 服やメイクに関して旦那さんから何か言われますか?
山崎アナ:何も言わないです。言われたらイラッとしますしね(笑)。でもメイクがテレビ仕様だったときに「化粧濃い」とは言われました。
― 逆に旦那さんのファッションに山崎アナの意見は反映されているんですか?
山崎アナ:いいえ、彼は服が好きみたいなので、口は出しません(笑)。私、1店でしか買わない人なんです。
― 購入先を1店に絞っているんですか?
山崎アナ:はい。岡山にいた頃はショッピングモールにいろいろな洋服屋さんが入っていて、その全店舗を見て買う服を選ぶ、というスタイルだったので、東京でもその要領で服を探そうとしたら、キリがなくて(苦笑い)。なので1つのお店に絞ってそこだけで買うようにしています。でも夫は服が好きでいろいろなお店から買っていますし、私よりオシャレなんじゃないですか(笑)。
― そうなんですね。
山崎アナ:4月に「とくダネ!」が始まってから忙しくなりましたし、新しい環境に挑むため精神的な余裕がなくて服を買うこともなくなって(苦笑い)。今、週3日くらいのペースで同じ服を着ています。「いつも同じ服を着ているね」と思われていると思います。なので「これじゃいかん」と思って、この前久しぶりに買いました。
山崎アナ:本当に、本当に、男性サラリーマンのような食生活を送っていて…「安い!早い!旨い!」みたいな(笑)。気を抜くと、好きなお肉ばかり食べて、魚を全然食べなくなってしまうんです。なので気付いたら、母が冷凍して送ってくれた手料理を意識して食べるようにしています。
― それで、そのスタイルをキープできていてすごいですね。
山崎アナ:胃腸が弱くて、よくお腹を壊すので太りにくいんですよ。何の参考にもならないですが(笑)。なので油っぽいものをそれほど食べないですし、大好きな焼き肉を食べた翌日は大体、胃もたれし、お野菜だけにしているから太りにくいのかもしれないです。
― 自然と調整できているのかもしれないですね。お肌もきれいですが、それも特に何かしているわけではない?
山崎アナ:肌に関しては遺伝が大きいと思います。母と兄がつるっつるなんです。そのおかげか私も肌荒れしないので、寝る直前まで化粧を落とさないですし、スキンケアは化粧水と乳液だけです。あまりニキビができないので、そのストレスがないことも良いのかも。あとここ半年くらい続けているのが、洗顔料を使わずに洗顔すること。乾燥肌なので、なるべく水分を奪わないように、水だけで洗っています。メイクをしているときはオイルでクレンジングして水で洗って、何もしません。
― 運動もしていますか?
山崎アナ:運動はしないです。何回かジムに入ったこともありましたが、お金だけ払って続かなかったので、自分のことが信じられなくなって、もう挑戦しなくなりました(笑)。でも最近、肩こりなど体が痛くなることが多いので「運動しなきゃいけない」と思っています。ただどこかで、お風呂に入れば治るんじゃないかとも思っていて…。なのでマッサージも行かないですし(苦笑い)。すみません、本当に何もなくて。
― いえいえ。そんな飾らない姿も人気につながっているのだと思います。
山崎アナ:相手に不快感を与えないように気を付けています。一緒にいる時間をいかに気持ちよく過ごしてもらえるかを常に考えているかもしれません。普段から、人の良いところはもちろん学んで自分に活かしたいと思っていますし、一方ちょっと気になるところも、目を逸らすのではなくて、自分はそうしないように気を付けようと思っています。そうすると人から嫌なことを言われたときも「自分はこういう風にはしないようにしよう」と消化することもできますしね。
この考えは彼も同じなのかな、と思うところがあって。彼は喋っていて、本当に嫌味がない人なんです。でも、それはおそらく彼がすごく心がけているからだと思います。その点も気が合うと思いました。
― 家庭では、旦那さんに愚痴を言うこともありますか?
山崎アナ:愚痴はあまり言いません。仕事で嫌なことがあっても、家に帰って2人で喋ってると思い出さないんですよ。しかも彼は、会社の細かい仕事や人間関係のことなんて分からないので…。愚痴は会社で発散して、家には気持ちよく帰っています(笑)。
山崎:「キャラじゃない」とよく言われるのですが、紅茶オタクです(笑)。もともとコーヒーがあまり得意ではなかったので、紅茶をよく飲んでいて、常々どうしたらより美味しく淹れることができるのか疑問に抱いていました。そこで紅茶教室をやっていた上司の奥様の教室に通うようになって、それでますますハマってしまって。
淹れ方で全然味が変わるんですよ。今では家にものすごい数の茶葉があります。それに伴い、ティーカップも集めるようになりました。収集癖は全くありませんが、ティーカップだけは特別。ブランド物のカップは素敵ですが高価なので、毎年、誕生日に三宅(正治)さんと軽部(真一)さんに買ってもらっています(笑)。それで優雅に飲んでいます。後輩から「笑いをとるためにやっていますよね?」とよく言われますが、紅茶を本当に本気で愛してるんです!
― ちなみに1番好きな紅茶はなんですか?
山崎:1周回ってアールグレイです。
― …意外と王道ですね(笑)。
山崎:そうです(笑)。でも結局アールグレイが1番好きなんですよ。私、以前はアールグレイって茶葉の種類だと思っていたんです。でもそうではなく、ベルガモットという柑橘系の香りをつけたものをアールグレイと呼ぶそうで。そういうことも勉強した上で、やっぱりアールグレイが1番好きなんです!
― 紅茶に関して旦那さんは何か言っていますか?
山崎:めっちゃくちゃバカにしてきます(笑)。私がお茶を淹れていると「ねえ、それなんなの?」とイジってくる(笑)。それに食器棚の中で、どんどんティーカップを置くエリアが増えているので、そろそろ文句言われるかもしれないです。
― おひとりで飲むんですか?
山崎:はい。夫は私が飲んでいる横でニヤニヤしています。
山崎アナ:安心感がすごくあるので精神面でプラスの影響を受けています。たとえば「今日は会えるのかな?会えないのかな?」といったことを考える時間がなくなり、仕事に100%全力投球できる環境になりました。今までは恋人だったので別れるかもしれない不安もあって、仕事も恋愛もどちらも頑張んなきゃいけない、と思っていたんです。でも結婚して、住んでいる家が一緒なだけで、こんなにも外に向かって前向きになるんだ、という感じです。
― なるほど。喧嘩はするんですか?
山崎:喧嘩は付き合った当初はありましたけど、もう最近はないです。
― お忙しい日々かと思いますが、ご家庭での家事分担はどうなっていますか?
山崎アナ:掃除も洗濯もかなり夫がやってくれています。彼は家事が好きで、私は苦手なんで(笑)。よくご飯も作ってくれるのですごく助かっています。
山崎アナ:森本先輩はズバリ、かっこいい姉御です。4月からとくダネでお世話になっているのですが、新参者の私を優しく引っ張ってくれる先輩です。
皆さんが気になるのは、やっぱりスタイル維持の秘訣じゃないでしょうか?森本さんの立ち姿に惚れ惚れしながら、いつも先輩のプレゼンを聞いています。私は運動が苦手なので、運動以外の方法も教えてもらえると嬉しいです(笑)。
――――森本アナの前編(Vol.15)は6月16日に配信予定。
(modelpress編集部)
<担当番組>
とくダネ!(月~金)
モノシリー(金)
ワイドナショー(日)
ものまね紅白歌合戦
出演アナウンサー:内田嶺衣奈、海老原優香、小澤陽子、久慈暁子、久代萌美、鈴木唯、竹内友佳、堤礼実、椿原慶子、永尾亜子、永島優美、新美有加、松村未央、三上真奈、三田友梨佳、宮澤智、宮司愛海、山崎夕貴、山中章子(五十音順)
仕様:A3変型判(縦425mm×横30mm)
発売日:2017年9月29日
お仕事について語った前編(Vol.13)に引き続き、後編(Vol.14)では私生活も含めた山崎アナの“素”っぴんをお届けする。
バラエティから情報まで広く活躍
山崎アナは2010年に入社後、人気番組“パン”シリーズの6代目『ヤマサキパン』に起用された。その後、2013年4月からスタートの『ノンストップ!』では、バナナマンの設楽統とともにMCを務め、人気番組に育てる。ほかバラエティ番組でも多数活躍し、今年4月からは『情報プレゼンター とくダネ!』番組MCを担当する。またプライベートでは今年3月29日にお笑いタレントのおばたのお兄さんと結婚した。
<1>山崎アナ“ヘアメイク”
― アナウンサーとして意識しているメイクはありますか?山崎アナ:あまりメイクは得意ではありませんが…。最近、テレビと普段のメイクは変えた方が良いのだと学びました。休日にテレビ用のメイクをしていたのですが「濃い」と言われることが多くて(苦笑い)。なので最近、普段用のメイクではリップを薄くするなど工夫しています。
― テレビ用のメイクでこだわっていることはありますか?
山崎アナ:リップの色です。本当はもう少しヌーディーなカラーが好きなんです。ただテレビを通して見たときに、ピンクやベージュ、オレンジといったカラーのリップを付けると、顔がくすんで見えてしまって。なので肌色をよく見せるために濃い赤のリップをつけるようにしています。それでも薄いカラーが好きなので、たまにチャレンジすることもあるんです(笑)。そうすると、すぐに母親から電話かかってきて「やめなさい。顔色が悪すぎる」とつっこまれてしまいます。
― アイメイクはいかがですか?
山崎アナ:目が一重と二重で左右バラバラなんです。それが小さい頃からすごく嫌で、高校から大学時代にたくさん研究をしました。“二重のり”なども試しましたが、コンタクトをしているので、目が乾いてしまって。今はアイラインの太さを左右で変え、ビューラーでまつげをグリグリグリと上げて二重を作っています(笑)。マツエクもしていないですし、アイシャドウもほぼ塗っていないので、アイラインとマスカラに頼っているんです。
― マツエクをしない理由は何かあるんですか?
山崎アナ:昔から自分のすっぴんが好きではないからです。本当はカラコンもしたいですし、まつエクもしたいし、いろいろやってみたいことはあるんです。でもそれを日常的にしてしまうと、ますます人前ですっぴんになる勇気が無くなる気がして…。それが怖いので、メイク時もあまりすっぴんと変わらないように心がけています。
― そうなんですね。メイク時間はどのくらいですか?
山崎アナ:いつもダラダラしてしまって、20分くらいかかります(笑)。
― アイテムはいろいろな物を試す派ですか?
山崎アナ:いえ。大体決まっています。でも最近は「このコスメ、もっと安い物でも代用できるんじゃないか」と思い、研究しています。それまでは、最初に買い始めたものをずっと買っていたんですけど、コスパを意識し口コミサイトや薬局などで探し始めました。
― 初期と比較して、メイクは変わりましたか?
山崎アナ:薄くなっていると思います。テレビ用のメイクに慣れていなかったときは、どうしたら良いのか分からず、ただ重ねていたので、入社当時の宣材写真なんて、めちゃくちゃ濃いです(苦笑い)。
― 長らくボブヘアですが、ヘアスタイルのポイントは何ですか?
山崎アナ:髪のツヤにはこだわっています。アレンジが得意ではないので、「せめてツヤツヤの髪でいよう」と心がけているんです。毎朝アイロンをしていますが、髪に当てる適度なスピードと挟む毛量を日々研究しています。たまに「プロの方よりも自分の方が上手いんじゃないか」と思うこともあるほどです(笑)。
まっすぐにしたいと思うと、どうしても力を入れて髪を強く挟んでしまいますよね。でもそうすると毛先が傷んで枝毛ができてしまったり、静電気が起きやすくなってしまったり。結局まとまらないことが多いので、私のポイントは、ぎゅっと挟まず優しくふんわり挟んで、すーっと毛先に流す。最後まで「挟んでいませんよ」くらいの優しい感じが大切です。読者の方に伝わるかしら(笑)。そうすると、ツヤが出るんです。あとは温度も大切です。一見、高温だと髪を痛めそうですが、低温で何度もきゅっきゅっと当てる方が髪に悪いと思うので、高温に設定し一回で優しく当てるのがおすすめです。そして仕上げはツヤ出しスプレーをかけて完成です。
― 丁寧にありがとうございます。今のスタイルは「夕貴ボブ」という言葉でも人気ですが、髪型自体にこだわりはありますか?
山崎アナ:髪型にこだわりはなく、私の美容師さんの好みなんです。雑誌の切り抜きを持って「こういう髪型にしてください」とお願いすることってあるじゃないですか。私も昔はそうしていたんですけど、やっぱりカットモデルさんと自分の顔の形は違いますし、スタイリングも再現できないので、後々がっかりすることが多くて(苦笑い)。でもあるとき「イメージがあるからがっかりするんだ」と思い、「私に合う髪型にしてください」と言ってお願いするようになりました。ただ、くせ毛なので、たまにストレートパーマをかけて、まとめています。髪が広がることが昔からコンプレックスだったので、今はストレートのボブです。
<2>山崎アナ“ファッション”
― 衣装はどうやって決めていますか?山崎アナ:私はアナウンサーなので衣装で個性を出さなくて良いと思っています。個性的な服を着ていると視聴者の方も気が散ってしまうと思うので、なるべく特徴のない、シンプルなものを着るようにしています。
― では私服はどんなものがお好きですか?
山崎アナ:私服は仕事で着られないようなものを買っています。スニーカーやTシャツといったカジュアルなものが多いですね。無地でもすこし凝ったデザインが入っているような個性的なものが好きです。
― 旦那さんとのデートではどんな服を着ていますか?
山崎アナ:彼もわりとカジュアルな服が多いので、合わせてカジュアルにしています。昔はフリフリした服や女性らしい服も着ていましたが、徐々に仕事とプライベートのオンオフをすごくはっきりとつけるようになり、カジュアルなファッションばかりになりました。
― 服やメイクに関して旦那さんから何か言われますか?
山崎アナ:何も言わないです。言われたらイラッとしますしね(笑)。でもメイクがテレビ仕様だったときに「化粧濃い」とは言われました。
― 逆に旦那さんのファッションに山崎アナの意見は反映されているんですか?
山崎アナ:いいえ、彼は服が好きみたいなので、口は出しません(笑)。私、1店でしか買わない人なんです。
― 購入先を1店に絞っているんですか?
山崎アナ:はい。岡山にいた頃はショッピングモールにいろいろな洋服屋さんが入っていて、その全店舗を見て買う服を選ぶ、というスタイルだったので、東京でもその要領で服を探そうとしたら、キリがなくて(苦笑い)。なので1つのお店に絞ってそこだけで買うようにしています。でも夫は服が好きでいろいろなお店から買っていますし、私よりオシャレなんじゃないですか(笑)。
― そうなんですね。
山崎アナ:4月に「とくダネ!」が始まってから忙しくなりましたし、新しい環境に挑むため精神的な余裕がなくて服を買うこともなくなって(苦笑い)。今、週3日くらいのペースで同じ服を着ています。「いつも同じ服を着ているね」と思われていると思います。なので「これじゃいかん」と思って、この前久しぶりに買いました。
<3>山崎アナ“体調管理”
― 不規則な生活になりがちだと思うのですが、どのように体調を管理していますか?山崎アナ:本当に、本当に、男性サラリーマンのような食生活を送っていて…「安い!早い!旨い!」みたいな(笑)。気を抜くと、好きなお肉ばかり食べて、魚を全然食べなくなってしまうんです。なので気付いたら、母が冷凍して送ってくれた手料理を意識して食べるようにしています。
― それで、そのスタイルをキープできていてすごいですね。
山崎アナ:胃腸が弱くて、よくお腹を壊すので太りにくいんですよ。何の参考にもならないですが(笑)。なので油っぽいものをそれほど食べないですし、大好きな焼き肉を食べた翌日は大体、胃もたれし、お野菜だけにしているから太りにくいのかもしれないです。
― 自然と調整できているのかもしれないですね。お肌もきれいですが、それも特に何かしているわけではない?
山崎アナ:肌に関しては遺伝が大きいと思います。母と兄がつるっつるなんです。そのおかげか私も肌荒れしないので、寝る直前まで化粧を落とさないですし、スキンケアは化粧水と乳液だけです。あまりニキビができないので、そのストレスがないことも良いのかも。あとここ半年くらい続けているのが、洗顔料を使わずに洗顔すること。乾燥肌なので、なるべく水分を奪わないように、水だけで洗っています。メイクをしているときはオイルでクレンジングして水で洗って、何もしません。
― 運動もしていますか?
山崎アナ:運動はしないです。何回かジムに入ったこともありましたが、お金だけ払って続かなかったので、自分のことが信じられなくなって、もう挑戦しなくなりました(笑)。でも最近、肩こりなど体が痛くなることが多いので「運動しなきゃいけない」と思っています。ただどこかで、お風呂に入れば治るんじゃないかとも思っていて…。なのでマッサージも行かないですし(苦笑い)。すみません、本当に何もなくて。
― いえいえ。そんな飾らない姿も人気につながっているのだと思います。
<4>山崎アナ“会話術”
― 芸能人やスポーツ選手など、インタビューをすることも多いですが、人と話すとき、どのようなことを大切にしていますか?山崎アナ:相手に不快感を与えないように気を付けています。一緒にいる時間をいかに気持ちよく過ごしてもらえるかを常に考えているかもしれません。普段から、人の良いところはもちろん学んで自分に活かしたいと思っていますし、一方ちょっと気になるところも、目を逸らすのではなくて、自分はそうしないように気を付けようと思っています。そうすると人から嫌なことを言われたときも「自分はこういう風にはしないようにしよう」と消化することもできますしね。
この考えは彼も同じなのかな、と思うところがあって。彼は喋っていて、本当に嫌味がない人なんです。でも、それはおそらく彼がすごく心がけているからだと思います。その点も気が合うと思いました。
― 家庭では、旦那さんに愚痴を言うこともありますか?
山崎アナ:愚痴はあまり言いません。仕事で嫌なことがあっても、家に帰って2人で喋ってると思い出さないんですよ。しかも彼は、会社の細かい仕事や人間関係のことなんて分からないので…。愚痴は会社で発散して、家には気持ちよく帰っています(笑)。
<5>山崎アナ“○○オタク”
― 山崎さんはズバリ、なにオタクですか?山崎:「キャラじゃない」とよく言われるのですが、紅茶オタクです(笑)。もともとコーヒーがあまり得意ではなかったので、紅茶をよく飲んでいて、常々どうしたらより美味しく淹れることができるのか疑問に抱いていました。そこで紅茶教室をやっていた上司の奥様の教室に通うようになって、それでますますハマってしまって。
淹れ方で全然味が変わるんですよ。今では家にものすごい数の茶葉があります。それに伴い、ティーカップも集めるようになりました。収集癖は全くありませんが、ティーカップだけは特別。ブランド物のカップは素敵ですが高価なので、毎年、誕生日に三宅(正治)さんと軽部(真一)さんに買ってもらっています(笑)。それで優雅に飲んでいます。後輩から「笑いをとるためにやっていますよね?」とよく言われますが、紅茶を本当に本気で愛してるんです!
― ちなみに1番好きな紅茶はなんですか?
山崎:1周回ってアールグレイです。
― …意外と王道ですね(笑)。
山崎:そうです(笑)。でも結局アールグレイが1番好きなんですよ。私、以前はアールグレイって茶葉の種類だと思っていたんです。でもそうではなく、ベルガモットという柑橘系の香りをつけたものをアールグレイと呼ぶそうで。そういうことも勉強した上で、やっぱりアールグレイが1番好きなんです!
― 紅茶に関して旦那さんは何か言っていますか?
山崎:めっちゃくちゃバカにしてきます(笑)。私がお茶を淹れていると「ねえ、それなんなの?」とイジってくる(笑)。それに食器棚の中で、どんどんティーカップを置くエリアが増えているので、そろそろ文句言われるかもしれないです。
― おひとりで飲むんですか?
山崎:はい。夫は私が飲んでいる横でニヤニヤしています。
山崎アナ、結婚後の変化
― 結婚してどんな変化がありましたか?山崎アナ:安心感がすごくあるので精神面でプラスの影響を受けています。たとえば「今日は会えるのかな?会えないのかな?」といったことを考える時間がなくなり、仕事に100%全力投球できる環境になりました。今までは恋人だったので別れるかもしれない不安もあって、仕事も恋愛もどちらも頑張んなきゃいけない、と思っていたんです。でも結婚して、住んでいる家が一緒なだけで、こんなにも外に向かって前向きになるんだ、という感じです。
― なるほど。喧嘩はするんですか?
山崎:喧嘩は付き合った当初はありましたけど、もう最近はないです。
― お忙しい日々かと思いますが、ご家庭での家事分担はどうなっていますか?
山崎アナ:掃除も洗濯もかなり夫がやってくれています。彼は家事が好きで、私は苦手なんで(笑)。よくご飯も作ってくれるのですごく助かっています。
山崎アナが明かす森本アナの“素”っぴん
― 山崎さんから連載のバトンを引き継ぐ8人目のアナウンサーは2001年入社の森本さやか(もりもとさやか・40)アナです。山崎アナ:森本先輩はズバリ、かっこいい姉御です。4月からとくダネでお世話になっているのですが、新参者の私を優しく引っ張ってくれる先輩です。
皆さんが気になるのは、やっぱりスタイル維持の秘訣じゃないでしょうか?森本さんの立ち姿に惚れ惚れしながら、いつも先輩のプレゼンを聞いています。私は運動が苦手なので、運動以外の方法も教えてもらえると嬉しいです(笑)。
――――森本アナの前編(Vol.15)は6月16日に配信予定。
(modelpress編集部)
山崎夕貴(やまさき・ゆき)プロフィール
生年月日:1987年8月4日/出身地:岡山県/出身大学:岡山大学/血液型:O型/入社年:2010年/趣味:映画鑑賞、旅行、カラオケ、ピアノ<担当番組>
とくダネ!(月~金)
モノシリー(金)
ワイドナショー(日)
ものまね紅白歌合戦
「フジテレビ女性アナウンサーカレンダー2018 Colorfuldays」概要
月ごとに「色」を設定した彩り豊かな作品。新美有加アナや若手男性アナたちが完全プロデュースし、普段見ることができない表情や衣装に身を包んだ19人の女性アナウンサーたちが登場する。出演アナウンサー:内田嶺衣奈、海老原優香、小澤陽子、久慈暁子、久代萌美、鈴木唯、竹内友佳、堤礼実、椿原慶子、永尾亜子、永島優美、新美有加、松村未央、三上真奈、三田友梨佳、宮澤智、宮司愛海、山崎夕貴、山中章子(五十音順)
仕様:A3変型判(縦425mm×横30mm)
発売日:2017年9月29日
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