吉沢亮が恋のお悩みに真剣回答!(C)モデルプレス

~吉沢亮さん、恋の相談のってください~ 悩める男女に贈る“5つの格言” <映画「ママレード・ボーイ」公開記念>

2018.04.17 18:01

吉住渉氏の人気少女漫画を実写化した映画『ママレード・ボーイ』(4月27日公開)にて、頭脳明晰&スポーツ万能なパーフェクトボーイ“松浦遊”を演じた吉沢亮(よしざわ・りょう/24)。その美しいビジュアルを100%発揮しただけでなく、遊の心に秘められた陰の部分――どこかつかみどころのないミステリアスな魅力は、吉沢の繊細な演技で表現され、劇場に足を運んだすべての女性を虜にする威力すら感じさせる。モデルプレスは“甘くて苦い”ラブストーリーにちなみ、恋のお悩み相談を企画。この日に合わせて恋愛マスターのスイッチを入れて来てくれた…かどうかはわからないが、真剣に、時に笑いを交えつつ、悩める男女にアドバイスを送ってくれた。キレのある“吉沢亮の格言”とともにお届け。

  
― 今回は“甘くて苦い、恋のお悩み相談”企画となります。「吉沢亮さんに相談したいこと」を募集したところ、寄せられたお便りは実に1500件超。最も多かったのは「吉沢さんのことが好きすぎて、恋ができません!」というものでした。

吉沢:いやあ…罪な男ですよ。

一同:(笑)

罪な横顔!
― では早速、お悩みにお答えいただければと思います!

Chapter1:好きな人に彼女がいることを知ってしまい…

「久しぶりに好きな人が出来たので頑張ってご飯に誘ってみたらOKが貰えたので、とても楽しみにしていたのですが、ご飯に行く前に彼に彼女がいることを知ってしまいました…。彼女がいるなら正直に断って欲しかったのですが、怖くてそんなことも言えず結局2人で食事に行きました。その時ももちろん彼女がいるような発言は一切ありませんでした。現在はご飯に行ってからかなり時間が経ってるんですが、まだ少し諦めきれていない自分がいます。私は中学から今の大学までずっと女子校でアドバイスを貰えるような男友達がいないので、亮くんぜひ何かアドバイスお願いします!!!」(ありさん・20代・女)

吉沢:なるほど。

― 「好きな人に彼女がいるんです…」というお悩みはとても多かったです。

吉沢:奪っちゃえ奪っちゃえ。

一同:(笑)

吉沢:奪っちゃえばいいんだよ。

― 吉沢さんだったらどうしますか?

吉沢:僕はもう…行かないですけどね。

一同:(笑)

吉沢:「なんだ、彼氏いるんだ」と思ったら、それはもうサッと引きますけど。

― 逆に潔く諦められるということですか?

吉沢:僕も小学校の時にありましたからね、そういうことが。小学3年ぐらいから高校ぐらいまでずっと好きだった女の子が、僕の親友と付き合っちゃって。7年ぐらい付き合ってたから、その間ずっと「好きだ」っていう気持ちを隠して生きてきたわけですけど。それはキツイので。いいんすよ、言っちゃえばいいんですよ。

― 彼女がいるのに2人でご飯に行ったりとか、思わせぶりなことをする男の子がよくわからない…という女子も多いようです。

吉沢:ご飯くらいはいいでしょう。2人きりの場合はちょっと危なっかしいかもしれないですけどね。俺も(彼女がいるなら)行かないですね、2人きりはさすがに。行くにしても言うと思います。「女の子と2人でご飯行ってきます」っていうのは。

― 女の子目線だと、彼女がいてもご飯に行ってくれたってことは、ちょっと可能性があるかも?みたいな。

吉沢:それはあるんじゃないですか?だからやっぱり言ってしまったほうがいいと思います。他の人を好きになるかしない限り、どうせ諦めきれないんだから。当たって砕けろっていう。あわよくば砕けずに付き合えるかもしんないぞ!

― 「ありさん」さんが次にアクションを起こすとしたら、もう一回ご飯に誘うとか?

吉沢:ご飯誘えばいいと思う。20代ですよね?お酒飲めば、なんかスイッチ入ってボロが出るかもしれないじゃないですか。彼女の愚痴とか言われるようになるかもしれない。そしたら「私にしちゃえよ」と。「私にしちゃえばいいだろ」と(笑)。

― 虎視眈々とタイミングを狙うべし!ですね。

吉沢:僕自身もお酒の力がないと、ちょっと何もできないから(笑)。

― 思いは伝えないと後悔しますか?

吉沢:経験上、そんな気はします。自分から行ったほうがいいなと思う瞬間はいっぱいある。

♡吉沢亮から「ありさん」に贈る格言
~砕けたっていいじゃねえか~


「奪っちゃえよ」

Chapter2:駅のホームでしか会えない彼に思いを伝えたくて…

「中学の時から片思いをしている男の子がいます。お互い通っている学校は高校から別々で、今は地元の駅のホームでしか会うことができません。ふと目が合う時があるのですが、恥ずかしくて自分から逸らしてしまいます。目が合うだけでどきどきしてしまうんです。この気持ちを伝えた所で、相手の反応がどうなるのか怖いです。思いは伝えた方がいいでしょうか?」(林檎飴・20代・女)

吉沢:ほう。

― あまり面識のない人に思いを伝えるというのは勇気がいりますよね。

吉沢:これはもう、「よく会いますね」でいいんじゃないですか?

― 一言目が?

吉沢:一言目。会話してないのにしょっちゅう目が合うわけでしょ?お辞儀から入ればいいんですよ。お辞儀してニコッ。“お辞儀ニコッ”から入れば絶対相手も返してくるから、そこで「よく会いますね」。

― 緊張しますねぇ。

吉沢:「家、このへんなんですか?私、このへんなんですよ。何されてるんですか?」

2問目にして「ウィ~↑」という感じのテンションになってきた吉沢さん
…いきなり気持ちは伝えない方がいいかもしれないですけどね。

― 最初から行きすぎないのが大切。

吉沢:そう、怖がられちゃう。だからちょっとそういう何気ない部分…当たり障りないものを投げ続けて、引っかかったものを掘り下げていくっていう。

― コミュ力ですね。吉沢さんもカフェの店員さんに片思いして、密かに通いつめて…というエピソードがあったじゃないですか。

吉沢:ありましたね。はい、僕は何もできなかったので。そういう自分の経験も含めた上で言えますよね。何もできない代表として(笑)。

― 女子から積極的にアタックするのはアリだと。

吉沢:超アリですよ。男子はもう、待ち望んでいます。女子から来たらもう最強。「この子もしかしたら俺のこと…」って思ったらすぐ好きになっちゃいますからね、男は。単純ですから。

― やっぱりきっかけを自分から作っていかないことには。

吉沢:そうですよ。待ってたってしょうがないんだから!しかもこの方の場合、中学までは一緒だったっていう共通点はあるわけですよね。これは「よっ、久しぶり!今何してるの?」でいける!

― 手紙とかじゃなくて直接?

吉沢:直接のほうがいい。手紙とかになっちゃうと逆に重いから。

― いきなりラブレターは怖い。

吉沢:危なっかしい!サラッといったほうがいいです、これ絶対。

♡吉沢亮から「林檎飴」に贈る格言
~黄色い線からはみ出さないように気をつけろ~


「男は単純ですから」

Chapter3:友達と同じ人を好きになってしまい…

友達の好きな人の話を聞いているうちにわたしも好きになってしまいました(泣)そして彼から告白をされ実は付き合ってます(泣)なんて友達に伝えればいいと思いますか!?」(りんご・10代・女)

吉沢:付き合ってるんだ!

― 付き合ってるんですね、もう。

吉沢:いいじゃん、言えよ。言え言え!「ごめん、付き合ってる」って。えっ、言わないんですか?

― それをどうやって言い出せばいいかわからないという。

吉沢:ああそっか、女子はそうですよね。…っていうか何なんですかこの方は。ムカつきますよ!(笑)

一同:(笑)

吉沢:なんかいいとこ取りみたいな。しかも「彼から告白をされ実は付き合ってます(泣)」って何、ムカつく!「調子乗んじゃねえぞ!」と言いたい(笑)。

― 付き合う前に言っておいたほうがよかったんでしょうね。「好きになっちゃった」っていうのは。

吉沢:それはそうですね。告白された時点で言ったほうがよかったかもしれない。「実は付き合ってます」じゃなくて、「実は告白されました」の段階で。

― 「実は付き合ってます」は…。

吉沢:それちょっとヤバイっす。これはもうその人と別れるか、(友達と)絶交するかの二択かもしれない。

究極の二択…
― とは言え、何かないでしょうか?救済措置は…。

吉沢:これムズいな。付き合ってるんだもんなあ…。じゃあもういっそのこと、「サプラ~イズ!」みたいな?

― 付き合ってることをサプライズ発表!?

吉沢:逆に。(手を大きく広げて)「はいごめんなさい、実は付き合ってま~す!」みたいな。バカになる!

― 新しい(笑)。

吉沢:ここまで来たらバカを演じ切る。いい人風にやるのは逆にダメ。「ごめんなさい、ジャジャーン!付き合ってました~!」ってやる(笑)。

― 相手も思わず笑っちゃうっていうやつですね?

吉沢:うん。そしたら「あ、この子に相談した私が間違いだった!」で終わるかもしれないですよ、もしかしたら。「おい、ふざけんなよバカヤロー(笑)」で済むかもしんない。もう力技!

♡吉沢亮から「りんご」に贈る格言
~(泣)とか書いてるけど、ほんとは(笑)なんだろ?~


愛のムチ!

Chapter4:『ママレード・ボーイ』と少し似ています…

「8年間片想いしてる方がいます。その方の母と私の父が再婚をしてしまい今同じ家に住んでいます。『ママレード・ボーイ』と少し似ています。ずっと気持ちを伝えられずにいたのですが余計に伝えられなくなりました。どうしたらいいでしょうか?」(鈴音・10代・女)

吉沢:マジですか?これ、すごいですね。『ママレード・ボーイ』にも似てるし、ちょっと『ドメスティックな彼女』的な感じですね。片思いしている人と一緒に…。キツイっすね。両方10代なのかな?

「一人暮らししたい」って言うしかないかな。家から一回出るっていうのが一番、距離的には楽ですよね。

― 吉沢さんだったら、遊くんみたいにクールに反応できると思いますか?

吉沢:クールに反応できるかどうかわからないですね、正直。ずっと好きだったわけですから、嫌ですよね。最初はいいかもしれないけど。見たくない部分まで見るようになるわけじゃないですか。変な生活感みたいな。僕だったら「引っ越したい」って言いますね。

遊はある日突然、別の家族と一緒に暮らすことになっても動じないが… (C)吉住渉/集英社 (C)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
― 遊くんと同じように。

吉沢:そんな年頃の人といきなり一緒に住むってなったら、さすがに親も配慮してくれることを願いますね。いきなり家族になるって言われても無理だろっていう。「年頃だぞバカヤロー!」って。「一人暮らしさせてください!」って言って、ちょっと彼と距離を置く。

― 『ママレード・ボーイ』の遊と光希と違う所は、既に家族になっているというところですね。

吉沢:そうですよね。これはキツイっすね。これがリアルなんだとしたらもう、王手かもしれないですね。チェックメイトかもしれない、これは…。

♡吉沢亮から「鈴音」に贈る格言
~とりあえず『ママレード・ボーイ』を見ろ~


「彼らのことを見ろ!」と吉沢さん

Chapter5:吉沢さんのようにオーラもイケメンになるには?

「吉沢さん、こんにちは!僕は周りから地味だと言われます。見た目のことかと思っていたのですが、どうやらオーラも地味なようです。個室トイレで籠っていると、後からきた人にトイレの電気を消されて行かれることが2~3回ありました。僕がいるのに、トイレのドアが閉まってるのに、まさか消されるとは思っていなかったのでいきなり真っ暗になりパニックになりました。やっぱり、地味だからなのでしょうか。吉沢さんのようにオーラもイケメンになるには、僕はどうすればよいのでしょうか。結構、真剣に悩んでます。よろしくお願いします」(まるお・20代・男)

― ちょっと恋愛相談ではないのですが、男性からの相談です。ちなみに彼を含め、「彼女が吉沢さんの大ファン」という男性からのお便りも多く。

吉沢:なるほど。

― 影が薄いのがお悩み。存在感を出したいっていうことだと思います。

吉沢:一回全裸になってみればいいんじゃないですか?

― !?

吉沢:教室で。そしたら「こいつやべえやつだな!」ってなりますから。

!?
― 彼はイケメンに見られたいんですけどね。

吉沢:そっか(笑)。イケメンに見られたいわけですからね。なんですかね。オーラを磨くってどうしたらいいんですかね?

― 例えば吉沢さんは大勢の人の前に出る時など、オン・オフを切り替える時に意識していることってありますか?

吉沢:オンとオフ?ないなあ特に。

― やはり元々持ち合わせているオーラが…。

吉沢:こういうのは結果、自信を持つことだと思うんですよ。ありきたりな答えになっちゃいますけど。自信がないと何事もダメ。芝居とかもそうだし。自分に自信を持つ。じゃあ何をするのか?

……(考え込んで)………ヨガとか通ってみればいいじゃん!

一同:(笑)

― まず見た目を磨くことは、目に見える変化としては有効ですね。

吉沢:大事。それこそ服装とかもそうですけど。最初は真似事でいいんじゃないですか?憧れてる人の真似事。

― じゃあ吉沢さんの真似ですね。

吉沢:吉沢亮の真似をしろと。俺の背中を見て歩けと。

― カッコいい。

吉沢:(笑)。それこそ努力ですよ。何がカッコよくて何がダサいのかっていうのをちゃんと判断できる目を持つっていうのは、やっぱりそういうものを見まくるしかないですから。心を養うことが大事です。作品を見たり、おいしいものを食べたり、人と会ったり、服を買ったり。

― 吉沢さんはこの世界に入る前も、いるだけで目立っていた感じですね?

吉沢:はい。僕はもうしょうがないです(笑)。

ただ…イケメンオーラっていうのはね、いきなり出そうと思って出るもんじゃないんですよ。

― なるほど。何事も積み重ねですね。

吉沢:普段からの行いが大切だよっていう。これだ!(指パチン)

♡吉沢亮から「まるお」に贈る格言
~イケメンオーラ…それはすなわち、心です~


努力ありきのオーラである

吉沢亮が語る…映画『ママレード・ボーイ』の見どころ

お酒なし(笑)、時間も限られた中での緊張企画にも快く応じてくれた吉沢。いつものインタビューは落ち着いたテンションだが、今回は文字だけで伝えるのがもったいないと思うくらい表情や身振り手振りがつき、熱弁とともに迷うことなく名言が飛び出していた。

モデルプレス読者の皆様、たくさんのお便りありがとうございました!
ただドキドキして楽しいだけじゃない、胸がキュッと締め付けられるようなどうしようもない切なさがあってこその「恋」。そんな揺れ動く感情を丁寧に描いた映画『ママレード・ボーイ』。

吉沢:すごくキュンキュンします。そしてそれだけではない、家族の愛の話や、主人公たちの成長の話があり、すごく人間的で感動できる物語になっています。是非、たくさんの方に観ていただきたいなと思っております!

(modelpress編集部)

映画『ママレード・ボーイ』(2018年4月27日公開)

きっと恋がしたくなる!(C)吉住渉/集英社 (C)2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
<ストーリー>
本気の恋は 甘いだけじゃない
ある日突然、両親から離婚することを告げられた高校生・光希。旅先で出会った松浦夫妻と気が合い、母親がその夫と、父親がその妻と恋に落ちたためお互いパートナーを交換して再婚すると言いだして!?更には松浦夫妻の1人息子で光希と同い年の遊も含めてみんなで一緒に暮らすことに…。一度自分をフったはずの初恋相手の銀太からの告白、親友の茗子のある事件など思いがけない出来事が起こる日々のなかで、光希は次第に遊に惹かれていく。甘いけれどクールな遊に翻弄されながら、ひとつ屋根の下に住む毎日はトキメキの連続。でも、ある日、遊は光希と自分の間にある秘密を知ってしまう。二人の恋の行方は…?

出演:桜井日奈子 吉沢 亮 佐藤大樹 優希美青 藤原季節 遠藤新菜 竹財輝之助 / 寺脇康文 筒井道隆 谷原章介 檀 れい 中山美穂
原作:「ママレード・ボーイ」吉住 渉
監督:廣木隆一
脚本:浅野妙子 廣木隆一
音楽:世武裕子
【Not Sponsored 記事】

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